K-1 2.27 東京体育館(一夜明け会見):金子晃大、6月の他団体勢との戦いは「K-1を優先したいがオファーがあれば出たい」。武尊「6月に向け、軍司選手の応援を拳でもらえた」
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
中野トイカツ道場
中野駅徒歩3分。平日7~23時、年中無休営業。入会金&月謝2ヶ月分無料!
K-1 2月27日 東京体育館大会の一夜明け記者会見が28日、東京で行われ、勝利選手およびエキシビションマッチを行った武尊と軍司泰斗が登場した。そのレポートがK-1 JAPAN GROUPから届いている。(会見写真:(C)K-1)
K-1 2.27 東京体育館(レポ/スーパー・バンタム級王座決定トーナメント):金子晃大、玖村将史との壮絶な打ち合い制してリベンジし王者に
K-1 2.27 東京体育館(レポ/ワンマッチ):武尊、軍司泰斗とのエキシ終え那須川天心戦必勝宣言。元極真会館世界王者・与座優貴、K-1王者・朝久泰央とのロー合戦制す
新スーパー・バンタム級王者・金子晃大、トーナメント優勝のカギは“自分と向き合う強さ”!理想のチャンピオン像は「1試合1試合見ている人の記憶に残るチャンピオン」
昨日のトーナメントで全3試合を勝ち抜き、念願の王者となった第3代スーパー・バンタム級王者・金子晃大が出席した。金子は一回戦で黒田勇斗を3Rにパンチで沈め、準決勝ではKrush王者・璃明武を左フック、右カーフキックで寄せ付けずKO。決勝では2年前に敗れている玖村将史との一騎打ちに挑み、2Rにダウンを奪って判定勝ち。決勝でリベンジを達成し、念願のK-1王座を戴冠した。
金子は「昨日は日本人の強い4人が揃ったトーナメントだったんですけど、僕の優勝を信じてくれた人、期待してくれた人のためにしっかり優勝できて良かった」と優勝を喜んだ。今回のトーナメントでは、公開練習で話していた「見えるけど見えないもの」を見せることがテーマだった。それは金子にとって「自分としっかり向き合う強さ」だった。決勝で撃破した将史は、以前に敗れていた因縁の相手。その相手に勝つべく、己と向き合ってきたと明かす。
武尊・武居由樹に続いてK-1スーパー・バンタム級王者となった金子。これでK-1を代表する1人となり、団体を背負って立つ男となる。「しっかりKOで倒して、激闘じゃなくても1試合1試合見ている人の記憶に残るチャンピオンになっていきたい」と王者としての理想を掲げる。記者から「王者として戦い以外でも注目されるようになる。自分のどこをアピールしたい? 趣味などがあれば」と尋ねられると「趣味は漫画を読むこと。(好きな漫画は?)闇金ウシジマくんです」と意外な一面も(?)。これからK-1を背負う男となった金子がどのような景色を見せてくれるのか。ますます進化する”ゴールデンボーイ”の戦いに、更なる注目が集まる。
◆金子晃大
「昨日は日本人で強い4人が揃ってやったトーナメントだったんですけど、僕の優勝を信じてくれた人、期待してくれた人のためにしっかり優勝できてよかったです。(昨日は大会が終わってどのように過ごしてきたか?)試合終わったのが遅かったので、帰ってすぐ寝ちゃいましたね。(3試合通して良かったところ?)1・2試合目をKOで勝てたのは良かったと思います。(公開練習のテーマで『見えるけど見えない』と話していたが、どんな意図があったのか)見えるんだけど見えないものです。僕のイメージとしては、自分としっかり向き合う強さが見えるけど見えないものだと思っていました。
(特にどのあたりがトーナメントを優勝して強くなった?)もちろん技術面だったりパワーだったりはわかりやすく見える。やっぱりトーナメント決勝、疲労やダメージの中でも気合いでやり抜く強さはあったかなと思います。(どんなチャンピオンになっていきたいか?)しっかりKOで倒して、激闘じゃなくても1試合1試合見ている人の記憶に残るチャンピオンになっていきたいです。(チャンピオンになるために練習漬けだったと思う。何かやりたいことは?)何だろう。ないっすね、特に(笑)。
(次の防衛戦はいつ頃やりたいか?)今が3月なので6月あたりに試合ができればいいかなと思います。(武尊vs那須川天心戦が行われる大会も意識している?)僕はK-1が1番盛り上がる試合をしたいので、K-1を優先したいです。もしオファーが来るなら、出たいと思います。(他団体チャンピオンへの意識はあるか?)もちろん僕も同階級のチャンピオンとやる機会があればやりたいです。
(朝起きて手元にベルトがあった時の心境は?)手元にはなかったす(笑)。すぐ寝ちゃったので、起きて『獲ったわ』そんな感じでした。(昨日のダメージは?)昨日終わった後はなかったけど、アドレナリンが切れたら痛いとみんなが言うので、痛いのかなと思ったけど、起きたら痛くなかったっす。でもさすがに明日は休みます。(笑)。(チャンピオンになって試合以外でも注目されるようになるが、趣味などがあれば教えてください)趣味を言えばいいんですか?趣味は漫画を見ることです。(好きな漫画は?)(闇金)ウシジマくんです」
武尊、6月の那須川天心戦に向けて最終調整へ「昨日K-1のリングに上がったことはすごく大きいものだったので、“K-1最高”と言わせてもらいました。6月も“K-1最高”と言おうと思ってます」
スペシャルエキシビションマッチとして、6月に那須川天心との世紀の一戦を控える武尊が、フェザー級王者・軍司泰斗と対峙。両者は実戦さながらの動きを見せ、2Rには火の出るような打ち合いを敢行。白熱のエキシビションを終えた武尊は、試合後に「K-1は僕に夢を与えてくれた舞台。もし僕がK-1からいなくなったとしても、最高の舞台をみんなで盛り上げて応援してくれたら」と軍司をはじめ若きファイターへエール。そして天心戦に向け「二人で最高の試合をして、僕が勝って“K-1最高” をみんなで叫んでもらえたらうれしいです。K-1最高!」と高らかに咆哮した。
一夜明け、武尊はこれからのK-1を担う軍司とのエキシビションマッチについて「打ち合いにも応じてくれたし、気持ちでつながりあえたなっていう部分はすごい感じられた、軍司選手のパワーっていうか、応援のメッセージじゃないけど、拳でそれをもらえた」と感慨深げにコメント。
今回は6月の試合に向け、実戦同様の身体作りを行なったが、「減量の修正点みたいなのはすごいいろいろ気づけた、一回試してよかった。6月は最高に仕上げたい」と手応えを感じた模様。昨日のスーパー・バンタム級のトーナメントに関しては「僕がスーパー・バンタム級で戦ってたときと同じようなものも感じた。これからの選手がもっともっと輝いていくことが必要だと思うし、それを観れたのはうれしかった」と、頼もしい後輩たちに思いを馳せるように語った武尊。
このあと、天心は4月に一試合はさみ、6月の決戦を迎えるが、武尊は「本当にケガだけしないでほしい、おもいっきりお互い万全の状態でやり合いたいんで。6月待ってますって言いたい」とメッセージを送った。いよいよ世紀の一戦まで待ったなし。武尊はキャリアの集大成として、K-1ファイヤーやファンの思いを背負って、天心との決戦の舞台に立つ。
◆武尊
(試合の感想は?)ひさしぶりにK-1のリングに上がって。去年の3月以来のK-1のリングで、リングの感覚とか会場の雰囲気とかひさしぶりに味わえたのもよかったですし。あと軍司選手っていう、これからのK-1を代表する選手と拳交えられたっていうのは僕の中でもいい経験になったし、パワーをもらいましたね。(試合前に軍司選手と拳で会話したいと発言していたが、実際にやってみて感じたことは?)軍司選手もエキシだけど打ち合いにも応じてくれたし、気持ちでつながりあえたなっていう部分はすごい感じられたんで、すごい楽しかったです。6月に向けて、調整試合ではないんですけど、自分の中で身体作りも含め、いろいろ試す部分もあったんで。そういう部分で軍司選手のパワーっていうか、応援のメッセージじゃないけど、拳でそれをもらえたのかなって思いました。
(昨日のスーパー・バンタム級のトーナメントの感想は?)もともと、僕はスーパー・バンタムから上げていったんで、最初に獲ったベルトを懸けてのトーナメントだったんで、僕が出てたときのこととかいろいろ考えたりとかして。若い世代のパワーっていうか、軽量級でもKO生まれるんだぞっていうのを出そうとしてる気持ちとか、僕が55kgで戦ってたときと同じようなものも感じたし。実際KOも多くて、衝撃的な試合も多かったんで、すごいインパクトがあって、すごいよかったなと思いましたね。
(一昨日の段階で水抜きなし62kg、水抜きして59ちょっと、あらためてリカバリーして61.75ということでやってみて、課題点や修正点があったということだが、6月はかなりいいコンディションで上がれそうな感覚は?)今回で気づけてよかったなっていう部分がすごいあって。体重って落とすだけだったら、食べることをやめれば落ちるんで簡単なんですけど、やっぱりアスリート、格闘家って、落としてその状態で戦わないといけないんで。とくに次の試合はリカバリー制限もあったりして、ちょっと難しい部分はいろいろあるんで。今回ので、こういう落としかたするとこうなるんだとか、リカバリーもこうしないといけないなとか、減量の部分での修正点みたいなのはすごいいろいろ気づけたんで、一回試してよかったなと思いましたね。
(その上で、ここ数年の前日60kgと比べて、前日58kg、当日戻しの自分の自分っていうのは、どんな強さになりそう?)スピードはすごい上がってるのは自分でも感じるし、動いていてもスピードプラスで手数とかもすごい出るようになって。その部分は体重を落とすことで強化されてってるのを感じるし。あとは筋力を持続させることと、パワーを落とさないことと。いろいろ課題は見つかったかなと思うので。体重を落とすのが一番大事なんですけど、一番身体が動ける状態に、その体重を持っていくっていう作業が一番たいへんかなって思うんで、あと3カ月ちょっとあるんで、6月は最高に仕上げたいと思います。
(昨日の試合後に『K-1最高』という言葉が出たが、去年の3月とその前の3月は『格闘技最高』を使っていた。ひさびさの『K-1最高』という言葉だったが、天心戦が決まってK-1を背負う気持ちを再確認できた?)そうですね。格闘技最高と言ってたときって、格闘技がまだ一つになれてなかったというか。格闘技界は一つなんだよっていうのを伝えたくて格闘技最高っていうのを言ってたんですけど。いま実際、6月に格闘技界が一つになる大会を決めることができて、あらためてK-1に戻ってきて。その状態でのK-1でのリングだったし、僕の中では昨日のK-1のリングに上がったことっていうのはすごい大きいものだったんで、昨日はK-1最高と言わせてもらいました。6月もK-1最高って言おうと思ってます。
(昨日のスーパー・バンタムのトーナメントを観て、自分が留守にするK-1は大丈夫だという確信はあった?)僕が本当に上から言いたくないなっていう感じなんですけど、僕はK-1を背負ってきた自負はあるんですけど、実際に55kgで新しいチャンピオンが生まれたり、軍司くんも出てきたり。本当、僕以外に輝く選手ってたくさんいるし、だから頼もしいな、任せたって上から言うつもりはまったくなくて。それぞれのK-1をみんながやっていってくれたらいいかなって思うので。でも、ふつうにうれしいですね。僕はK-1の灯は消したくないし。僕はこれから先10年、20年試合ができるわけじゃないんで、僕が格闘技界からいなくなったあともK-1が盛り上がっていってほしい。そのためには若い選手とか、これからの選手がもっともっと輝いていくことが必要だと思うし。それを観られたのはうれしかったですね。
(6月にもし敗れたら引退すると発言しているが、もしかしたらこれが最後のK-1のリングになるかなっていう思いはあった?)僕、本当に試合やるときは毎回それを思って出てるんですよ。K-1デビュー戦からもそうだし、K-1で一回でも負けたら引退すると思って、それはずっと変わらないんで。毎回その気持ちで、昨日もその気持ちでリングに上がりました。(天心選手は4月に一試合はさむが、何か言いたいことは?)いや、本当にケガだけしないでほしいなっていう。6月、おもいっきりお互い万全の状態でやり合いたいんで。6月、待ってますって言いたいですね。
軍司泰斗、K-1新時代のエースになる!大一番を控える武尊にメッセージ「新時代のK-1を引っ張るのは僕。武尊選手にK-1最強を見せてもらいたいので、6月の試合には勝ってほしい」
K-1新時代を自身が先頭を切って引っ張ると宣言した軍司泰斗が、6月に那須川天心との一戦を控える武尊と激突。エキシビジョンとは思えぬ激しい打ち合いを繰り広げ「試合中もすごく楽しくて、いい試合ができた」と振り返る。
実際に武尊と拳を合わせた感想として、フェザー級(57.5kg)でも通用するスピード、見えづらい攻撃があったことに加え「やはり打ち合いは相当強かったです」と語る軍司。エキシ後のリングに続いて、一夜明けでも4.3「K’FESTA.5」への出場をアピールする。大会までの期間は短いが、エキシビジョンマッチに向けて試合同様の調整・追い込みができたことで、今回の試合以上のクオリティ・KOを狙うと宣言。「次は新時代のK-1になっていくと思うので、それを引っ張る」と、改めてK-1のエースになることを誓った。
◆軍司泰斗
昨日は会見でも言ったとおり打ち合いができたらといいなと思ってたんですけど、形的にいい打ち合いができて本当に試合中もすごく楽しくて、すごくいい試合ができたと思いますね。(武尊の印象は?)率直な感想は強いなっていうのと、打ち合いは相当強かったですね。(この経験をどう活かしたい?)今回の試合で学んだことも多いので、次の試合からそれを含めてKOっていう形で全ての試合を終わりたいなっていうのは感じましたね。
(実際の武尊のスピードを体感して)スピードは僕の階級、57.5kgでも通用するというか、それ以上のジャブとかのスピードも早かったなっていうのと、見えづらいっていうのは感じました。(同じチャンピオンとして6月の那須川戦は頑張ってほしい気持ち?)K-1最強を武尊選手に見せてほしいので、それを含めて勝ってほしいなっていうのが率直な感想ですね。
(自身の防衛戦は?)会場でも言ったとおり4月「K’FESTA.5」は出る予定なので、それに向けてしっかり、残り少ないですけどしっかり追い込んでしっかりKOしたいなって思ってます。(試合のように追い込んだことが短い間隔で活きる?)今回、追い込みも試合と同じようにやってたので、その部分では4月でも全然追い込みもいい感じでできると思うので、そういった形で次はすごくいい試合はもっと、今回の試合より見せられるかなと思いますね。
(4月はどんな相手と試合したい?)次は新時代のK-1になっていくと思うので、それを引っ張るのが僕だと思っています。そういった部分でもメインを張れるようにどんどん試合していきたいので、メインになるかどうかわからないですけど、次の試合はしっかりチャンピオンとしての試合になるだろうなって思ってますね。
与座優貴、朝久泰央とのベルトをかけたリマッチをアピール「昨日の勝利で自分には挑戦する権利があると思う。朝久選手をしっかり超えてベルトを獲りたい」
第18試合では、K-1ライト級王者の朝久泰央と極真世界王者の与座優貴がスーパーファイトで対戦。 空手家vs空手家の一戦は、1Rから互いに技術を駆使した接戦となり、与座が要所でローを効果的に放って朝久を追い込む。本戦判定はジャッジ1名が2ポイント差で与座を支持するも、残り2名が30-30でドローとなり延長戦へ。延長も一進一退の攻防となったが、判定はジャッジ3者が与座を支持し、現役K-1王者を下す金星を挙げた。
一夜明け会見では「格闘技人生でターニングポイントになると思っていたので、勝利をつかみとることができてうれしい」と喜びを表した与座。王者とのベルトを懸けたダイレクトリマッチの実現に注目が集まるが、「その権利はあるんじゃないかと思ってる」と意気込みを見せた。
また、昨日の試合後に朝久がベストな体調じゃなかったと発言したことに対しては、「みんな色々あると思うし、それは別に言うことじゃないと思う。ベストじゃないなら、次しっかり万全に仕上げてもらって、その万全な朝久選手からベルトを獲りたい」と力強く宣言。見事チャンスをものにし、ベルトに王手を懸けた与座。両者のベルトを懸けた再戦の舞台は果たして?
◆与座優貴
(試合の感想は?)まず昨日は応援ありがとうございました。格闘技人生において、ターニングポイントになる試合だなと思っていたので、しっかり勝利をつかみとることができてうれしく思ってます。(試合後の周りの反響は?)自分の周りのかたは喜んでくれてて。勝った実感はなかったんですけど、喜んでる姿を観て自分もうれしくなったんで、あきらめずによかったなと思いましたね。
(空手の仲間からのメッセージも?)試合前から昔戦った戦友というか、選手たちからメッセージはもらってたので。試合が終わったあとも連絡いただきました。(ダイレクトリマッチではタイトルを懸けたい?)はい。僕にその権利はあるんじゃないかと思ってます。(ローキック主体の戦いかたは作戦どおり?)セコンドにつく予定だった野杁正明さんにアドバイスをいただいて、練習でずっとやってたんですけど、それがうまくハマったような感じですね。
(朝久選手が試合後にベストじゃなかったという発言をしていたが、そういうものは試合で感じた?)まあ……、なんていうんですかね。その試合に上がるまで、いろいろあるのは朝久選手だけじゃないと思いますし。自分もいろいろ、自分もっていうか、みんないろいろあると思うんですけど、それは別に言うことじゃないかなと思うんで。ベストじゃなかったなら、次しっかり万全に仕上げてもらって、その万全な朝久選手をしっかり自分が超えて、ベルトを獲りたいなって思ってますね。
(延長戦になったが、動揺はしなかった?)いや、正直心折れて『マジか』って思ったんですけど、雅和さんが喝を入れてくれて。そこで気持ちをしっかり入れ替えることができて。その途中でも気持ち折れそうになったんですけど(苦笑)、最後まで戦えましたね。
KANA、約1年3カ月ぶりの復帰戦で勝利!K-1女子を更なるステージへ「壽美選手とは万全の状態でベルトを懸けてリベンジしたい。K-1女子をもっと価値ある舞台にしていきたい」
K-1女子を引っ張ってきたKANAが2020年11月以来の出場。当初はタイトルマッチの予定だったが挑戦者の壽美が負傷欠場となり、代打のRANとのスーパーファイトに臨んだ。KANAは持ち前の圧力と連打で攻勢を掛け、RANのカウンターを浴びる場面もあったものの、2Rに右ストレートでダウンを奪い、試合終盤にはダウン寸前まで追い込んで判定勝利。1年3か月ぶりの復帰戦を勝利で飾った。
KANAは「ダウンも取って、最低限の勝ちを掴んで、K-1に戻ってこれたのは嬉しく思います。この(ブランクの)間にやってきたことも出せたし」と振り返る。もし、予定通りに壽美とのタイトルマッチだったら、という質問には「21戦やってきて一番調整が上手くいった。壽美選手が相手なら対策をして挑んで、同じ結果だったと思う。壽美選手とはノンタイトル戦で負けているので、お互いに万全の状態でこのベルトを懸けてリベンジして、またベルトを巻きたい」と手応えを掴んだ様子。
KANAの悲願は「K-1女子を価値のある舞台にすること」。「48kg、45kgと選手が増えてきて、アマチュアも『K-1女子に出たい』という選手が増えている。まだベルトはこの階級(自身の持つフライ級)しかないですけど、もっともっと盛り上がるには、もっともっと選手が増えて、覚悟を持った選手がこのリングに上がってほしいと思うんで。本気で、このリングを目指してる選手で、K-1をもっと大きくしたい」という。第一人者の復活でK-1女子はもっともっと盛り上がる。
佐々木大蔵、満身創痍もトファネリを下して9連勝!同門の先輩・山崎秀晃への挑戦に関しては「時に任せて、運に任せて、皆さんに任せたい」
第16試合でヴィトー・トファネリとスーパー・ライト級スーパーファイトを戦った佐々木大蔵は、1Rに右ボディから左フックをカウンターでヒットさせてダウンを先制。その後は頑丈なトファネリの圧力に押される場面もあったがクリーンヒットを許さず。3Rを戦い抜いて、判定勝利を飾った。
会見には、「見ての通り足を負傷して、久々というか凄くダメージを負った試合になりました」という言葉の通り、足を引きずりながら現われた佐々木。「トファネリ選手が出してくるカーフキックに対して、その対策としてスネでカットしてたんですけど、そのスネさえもやられてしまったなという部分が1R目から結構あったので」と、ダウンを奪ったものの1R目からその頑丈さに苦しめられた試合だった。
3R終盤にはパンチを連続でヒットさせたものの「どうしても自分の意識が狭まってしまって、本来であれば最後詰めきれる場面をちょっと逃してしまったのは反省と、トファネリ選手の強さだったなと振り返って思いますね」と、トファネリを仕留めるに至らなかったことを反省していた。
しかし、久しぶりの国際戦での勝利。「この1勝は凄く大きな1勝だと思うんですけど、実際に相対してみて、外国人選手のフィジカルの強さだったりっていうのは感じましたね。だからこそ、今後、凄く自分自身にも楽しみな想いがあります」と、日本人選手とは違う外国人選手の強さを体感したことで、次のステップへの手応えも掴めていたようだった。
そうなると気になるのは、K-1スーパー・ライト級王座への挑戦だ。現在、佐々木は9連勝中で、Krushスーパー・ライト級王者ということもあり挑戦資格は十分だが、問題はK-1王者が同門の先輩である山崎秀晃であることだ。「常に秀さん(山崎秀晃)の背中を追ってます、僕は」と、改めて山崎が自身の目標の一つであると語った佐々木。しかし、「それがどういう形でなっていくかっていうのは時に任せて、運に任せてっていうか、皆さんに任せていきたいなと思います」と流れに身を委ねて、その機会を待つ考えだ。
アビラル・ヒマラヤン・チーター、松下大紀を沈めて狙うは和島大海の首一つ!「いまは和島選手にリベンジするためにしか練習していない。年内にはネパール人初のK-1王者になる」
昨年7月のK-1福岡大会以来の参戦となるアビラル・ヒマラヤン・チーターは、アグレッシブファイターの松下大紀と対戦。試合がアビラルが1R開始早々に左フックをヒットさせると、松下もロープに追い込んで右ストレートで反撃。乱打戦が予想されるなか、アビラルが鋭い左ジャブ、さらに右ストレートと連続でダウンを奪い、最後はパンチをまとめたところでレフェリーが試合をストップ。怒涛のたたみかけでアビラルが勝利をものにした。
K-1での久々の快勝について「今回は左のパンチで倒そうと練習してた。練習どおりって感じです」と振り返ったアビラル。試合後にスーパー・ウェルター級王者・和島大海へのリベンジをアピールしたことについては「また、絶対にやる相手として見てる。いまは和島選手と戦うためにしか練習してない」と強い決意を示した。
「スーパー・ウェルター級の一人一人を、誰が来ても昨日みたいにブッ倒して、今年以内にはネパール初のK-1チャンピオンになりたい」と語ったアビラルが、この勢いでベルトまで到達するか? 今後の試合にさらなる注目が集まる。
芦澤竜誠、自分を信じる力で西元也史に逆転KO勝利!「俺は絶対に自分自身を裏切らない。最後まで諦めない。そう心のなかで誓っていたので巻き返すことができた」
第14試合で西元也史を相手に大逆転KOで会場を盛り上げた芦澤竜誠。試合は2Rにダウンを喫した芦澤だったが、打ち合いの展開から最後は西元のボディを執拗に攻めてダウンを奪い返しての逆転劇だった。普段であれば「10発打った5発ぐらいしかクリーンヒットできないぐらい」というボディへのパンチも「1発でクリーンヒットしたので良かった。本番に強いんですよ、俺」と、試合に向けて研ぎ澄ました感覚を武器に「絶対に自分自身を裏切らない」という強い覚悟が大逆転に向けた要因だったと振り返る。
今後の展望を聞かれると「いまを頑張ってれば自分が考えていた以上の結果が出る。俺はいまを頑張り続ける」と、その破天荒さからは想像できない堅実な一面を覗かせつつ、最後は「世界で通用しているマジで強いやつを連れてこい」と、強豪外国人との対戦を熱望した。
◆芦澤竜誠
言ったとおり以上の結果になって本当に嬉しいって思ってますね。どでかい花火、K-1にあげてやりましたね。(試合の反響は?)自分でもびっくりするぐらいの反響でしたね。それって全部俺が巻き込んでやったことなんです。俺の思いどおりになった。今回、ABEMAの喧嘩旅のこともあって格闘技を見たことがないファンがABEMAで格闘技を見たりとか、芦澤竜誠に興味を持って格闘技を見てくれる人がいると思ってたから入場曲もぶちかましたし、トランクスもおもしろいのはいたし。普通の格闘家を見せたらみんな興味持たなくなるけど、絶対俺ぶちかましてやるって思ってたし、全部思った以上のリターンが帰って来てるっすね。
(選手として成長を感じた?)まだまだですよ。まだまだできてないですね。まだまだできてないですけど普通に全体的にレベルは上がっているし、やることやってるので。まだまだできる。だから今回の試合は普通に負ける覚悟もあったんですよ。もちろん勝つ覚悟でやったけど、ワンチャン一発もらったらやられるなって。でももしやられても俺は今上にのぼってる最中だからしょうがないなって普通に思えて。だから思い切りいったっていうところもありますね。
(逆転KOの要因は?)歌でも言ったんですけど、絶対、自分自身を裏切らない。俺がやってきた練習、1分、1秒の努力は絶対裏切らないって。俺、毎日1時間しか練習してないですけど、その中で俺は24時間格闘技のことを考えているぐらい、体を休めている。そういうものを全部裏切らないためにここで巻き返すって。だから俺は最後まで絶対に諦めない、自分を絶対に信じるって心の中で誓ってたので、ダウン取られても全然効いてないし、今から巻き返すっていう気でずっといましたね。(自分が思っていた練習の成果が出た?)矢口(哲雄)トレーナーにも言ったんですけど、今練習できている以上のことができますって。結果そうなったっすね。ボディ打ちとかも10発打った5発ぐらいしかクリーンヒットできないぐらいの感じなんですけど、1発でクリーンヒットしたので良かったですね。本番に強いんですよ、俺。研ぎ澄ましていくので。
(今後の展望)普通に、確実に一勝、一勝していくっす。俺は下の人間とやるつもりないし、上の人間とやっていくので、どんどん階段を登っていくので、その先には何があるか知らないですけど、とりあえず登っていくっす、ずっと。だから確実に一勝、一勝していくっすね。でもその一勝するためだけの練習はしないです。その上を見てるので。今回の一勝もそうですよ。この一勝をするためだけに俺はやってないですね。もっと上を見てます。
(最終的な目標は?)いくらでも言えるんですけど、自分でも考えればいくらでもあるんですけど思いたくないんですよ。いまを頑張ってれば自分が考えていた予想以上の結果が出るっていうのがわかったので。だから考えなくても、俺はいまを頑張り続けようと思ってますね。(世界に目を向ける?)俺がK-1の上の人に言って、世界の強いヤツを呼んでもらいますよ。メディアにもみんなにも騒いでもらって、マジで強いやつを金をかけてでも連れてこいって話です。俺はそうやるっす。
島野浩太朗、卜部弘嵩を倒した一撃は日々の鍛錬の賜物「毎朝、菅原会長とマンツーマンでやってきたコンビネーションが自然に出た」
卜部弘嵩との約7年ぶりの再戦でリベンジを達成した島野浩太朗が会見に出席した。1Rから迫力のある攻防が続く中、島野は弘嵩の左ジャブに右のクロスカウンターをクリーンヒットさせてのKO勝利。試合後には「夢が叶った」と感極まっていた。
島野は「自分にとって特別な試合でした。一夜明けた今もそれが変わることはないなと感じています」と率直な感想を語る。3Rにクロスカウンターで衝撃的なKOを見せた島野。「試合が決まってから1瞬でも気を抜くことがあれば、絶対に勝てていなかった。紙一重というか、セコンドから掛けられる声の重みだったり、その声が試合に対して与える影響を強く感じました」と話す。まさに紙一重の一撃で、勝利を手繰り寄せた。
解説席に座る魔裟斗は、不器用なイメージの島野のテクニックに驚いていた。それについては、まさに日々の鍛錬の賜物で「毎日毎日朝(菅原)会長とやるマンツーマンでやってきた、コンビネーションだったりとか、同じことの反復練習が体に自然に染み付いたものが出た結果」との認識だ。
島野は、一昨日の計量後のリカバリーでは、ゴーゴーカレーを食していた。「胃もたれは大丈夫でした?」との記者からの問いには「大丈夫でした。押忍。ゴーゴーリカバリーでした。普通盛りでした。押忍」とコメントした。7年越しのリベンジを達成した島野の今後の戦いに注目が集まる。
高梨Knuckle美穂、悔しい判定勝ちにも確かな手ごたえ「今、自分のやってることを突き詰めていけば、もっと強くなれるし、倒していける」
女子ミニマム級のスーパーファイトでYuka☆と対戦した高梨knuckle美穂。持ち前の剛腕でKOを狙い、アグレッシブに攻める高梨と、上手くカウンターを合わせるYuka☆。一進一退の攻防が続き、高梨が2-0の判定勝利。KOこそならなかったものの、これでデビュー以来10連勝をマークした。
高梨は「試合の直後はダウンも取れず、言っていたKOも出来ず、悔しい気持ちでいっぱい。でも今は『自分のやっていることを突き詰めていけば強くなれるし、倒していける』」とプラスな気持ちに変わったという。試合を振り返ると「落ち着いて、緊張もせずリングイン出来て、1ラウンド目まではよかった」という。「それをもっと2・3ラウンドとやっていけば絶対にいい形になる」と確かな手ごたえを掴んだ。
K-1女子ミニマム級は、まだK-1にベルトがないがアピールしないのかと聞かれると「本当はそう言いたいんですけど、まだ選手も集まってないですし、今はその時じゃないのかなって思います。組まれた試合をKOで倒せるように。これから仕上げていきたいと思います」とKOを見せることが、K-1女子のミニマム級ベルト新設に繋がる、と語った。
神保克哉、ダニロ・ザノリニを下して4連勝!75kg級の新設&トーナメント開催を希望「自分は気合いで結果を残している。75kgに主役も揃ってきているし、トーナメント期待してます」
第8試合でダニロ・ザノリニと-75kg契約スーパーファイトを戦った神保克哉は、序盤からザノリニに軽快な動きで攻め込み、3Rに入って右のストレートでダウンを奪う。これが決め手となって3-0で判定勝利を飾り、4連勝とした。
「昨日は本当はしっかりKOして、またアピールしたかったんですけど、ちょっと失敗っすね。また強くなって帰って来たいと思います」と一夜明けた感想を語った神保。昨年から-75kgの新階級設立を目指した戦いが続いており、派手な勝利でアピールしたいところだったが、KO出来なかったことを悔やんでいた。
ザノリニに関しては「あそこのジムの選手はみんな打たれ強いな、みたいな印象はありましたね」と戦ってみての印象を語ったが、その中で競り勝てたのも「気持ちは俺は誰にも負けないと思ってるんで、その気持ちが出たかなって思ってます」と気合いで乗り切ったことを告白していた。
納得のいく勝利ではなかったようだが、それでも神保は昨年から4連勝と結果を残し続けている。「自分は結果は残しているんで、そろそろタイトルが欲しいなと思ってるんで。ずっと勝ってるし、なんか欲しいっすね」と、やはりなんらかのご褒美が欲しい様子。「昨日他団体のチャンピオン(=松倉信太郎)が会場にいたみたいなんですけど、トーナメントとかやったら絶対盛り上がると思う。主役も揃ってきているし、俺は75kgでのトーナメントに期待します」と、-75kgの新階級でのトーナメント開催を希望する場面もあった。
最後に中村拓己プロデューサーに「新階級、よろしくお願いします」と改めてアピールした神保。「中村プロデューサーには言いたいことがあり過ぎて、ここじゃ言えないです」と、腹に一物ありそうな雰囲気を残して会見場を去っていったのだった。
玖村修平、2022年はリベンジロードを突き進んで“玖村兄弟の日”を実現させる!「このまま今年は負けなしで連勝で駆け上がっていきたい。いつか大阪で“玖村兄弟の日”にできるを迎えたい」
第7試合で小澤海斗との接戦を制した玖村修平が一夜明けに登壇。判定までもつれた接戦に競り勝ったことで「自信がつきました」という修平だが「上のレベルに行くためにはもっと練習して成長しないといけない」と気を引き締める。
前回の才賀紀左衛門戦に続いてネームバリューのある相手に連勝し、自身が掲げる“リベンジロード”を一歩前進。「今年は負けなしで連勝で駆け上がっていきたい」とKrush王者・新美貴士とK-1王者・軍司泰斗らへのリベンジを目指すと話した。スーパー・バンタム級王座決定トーナメントに出場した弟・将史は同大会で王座獲得はならなかったが「今年もK-1大阪大会があると思うんで、地元の大阪大会に一緒に出て“玖村兄弟の日”にできる日が来たらうれしい」と、気持ちを新たに兄弟揃った飛躍を誓った。
篠原悠人、Krush王者・瓦田脩二に勝利して3連勝!「内容には納得できていませんが、少しずつ成長できていると思う」
第6試合で、第6代Krushライト級王者・瓦田脩二と対戦、判定勝利を収めた篠原悠人が会見に出席。昨日の試合を振り返った。篠原は、ガードを固めて前進する瓦田に、序盤からボディ打ちや右ストレートなどをテンポ良くヒットさせ、勝利を掴んだ。遠い距離からのワンツーや距離の支配能力など、篠原の良さが垣間見えた試合となった。
昨年は悔しい連敗も経験した篠原。「今回Krushチャンピオンの瓦田選手と試合やったんですけど、結果でしっかり残してアピールしていかないといけないと思っていた。Krushチャンピオンの瓦田選手に勝てたのは少し挽回出来た」と安堵の表情を見せる。変則的なタイミングで攻める瓦田に対して、多少のやりにくさを感じたというが、判定で差を付けての勝利。「KOしたくて内容で納得できてはいませんが、少しずつ成長できていると思う」と進化の実感もある。
試合では歌手の美川憲一さんがスペシャルラウンドスターとして登場した。美川さんと篠原は、何と誕生日が同日の5月15日。「試合に勝ってぜひ一緒に写真撮りたいと思っていて撮れて良かった。有名ですごい方なので、やっぱりいつも以上に反響はありました」と満足げだ。今後の目標については「昨日(K-1ライト級王者の)朝久泰央選手、負けてしまったんですけど、僕個人的には朝久選手が持っているベルトに挑戦したいと思っている。さっき会って(朝久と)喋ったんですけど、タイトルマッチではやり返してくれると言っていたので、それを信じて朝久選手の持っているベルトまで駆け上がりたいと思います」と宣言した。
里見柚己、8連勝中の龍華に勝利も試合内容には反省の弁「判定までいっちゃって自分が情けない。気持ちを入れ替えて、すぐ練習しないといけないと思ってます」
里見はライト級スーパーファイトで8連勝中の龍華と激闘を展開。本戦では龍華がリードしていたものの、最終ラウンド終盤に里見がパンチ連打を浴びせてドローに持ち込み、延長でも終了間際の攻勢で2-1のスプリットデシジョンながら里見が勝利。K-1での初勝利を挙げた。
里見は「龍華選手、とても強くて」と対戦相手を讃え、競り勝てた要因は「本当にキツイ練習もしてきて、たくさんの人に支えて貰って、それが最後、背中を押してくれたかなって」と振り返った。しかし「気持ちを入れ替えて、すぐ練習しないと」と反省し、今後、インパクトを残すためには「最初からもっと突っ込まないといけない」という。今後の目標は「負けてる選手もやり返さないといけないし、外国人選手が入ってこられるようになったら外国人選手とも戦ってみたい」と語った。