RISE 5.25 後楽園ホール:19歳の新鋭・政所仁、瀧谷渉太からダウン奪い判定勝ち。直樹、幕張参戦熱望。有松朝・山田洸誓がKO勝ち
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RISE 124
2018年5月25日(金) 後楽園ホール
レポート&写真:井原芳徳
(中継・スカイA Part.1 6/8(金)23時~ Part.2 6/9(土)23時~)
第11試合 メインイベント ライト級(-63kg) 3分3R(延長1R)
○直樹(BRING IT ONパラエストラAKK/RISE 5位/63.0kg)
×ヴィトー・トファネリ(ブラジル/ブラジリアンタイ・闘英館/FIGHT DRAGON70kg優勝、闘英館世界選手権優勝/63.7kg→63.0kg)
判定3-0 (豊永30-29/長瀬30-29/佐藤30-28)
直樹は2月大会で北井智大に敗れて以来の試合。トファネリは元RISEウェルター級王者のダニロ・ザノリニが送り込む空手ベースの選手。ホーストカップでは大和侑也、小川翔には敗れているが、中野椋太には後ろ廻し蹴りでKO勝ちしている。
1R、直樹は左ジャブを突きつつ、右ローを着実にヒット。トファネリは時折スピードのある右フックを放つ。カカト落としも空振りするが織り交ぜ、危険なムードを漂わせる。記者採点は10-10。
2Rも直樹は右ローを主体にしつつ、右ミドル、左ボディをヒット。だがトファネリも右ローを返し、まだ大差をつけさせない。記者採点は10-10。
3Rになると、トファネリは少しローが効いてきたか?前日の減量苦の影響も重なったか?直樹の攻撃をもらう内に失速。直樹は飛び膝も絡めて手数で圧倒し、はっきり差をつける。記者採点は10-9で直樹。合計30-29で直樹。ジャッジ3者も直樹を支持した。
マイクを持った直樹は「KOできず、しょっぱい試合ですみません。でも3週間後、RISEの大きな大会(6.17 幕張イベントホール大会)があるので、僕の試合いらないですか?観たい人は拍手をお願いします」とアピールした。
第10試合 セミファイナル -53kg契約 3分3R
×瀧谷渉太(KSS健生館/元Krush -55kg王者/52.9kg)
○政所 仁(魁塾/DEEP☆KICK -53kg級2位/52.7kg)
判定0-3 (小川28-30/佐藤27-30/豊永27-30)
瀧谷は3月大会でRISEに初参戦したが、デビュー以来5連勝の新鋭・金子梓に判定負け。対する政所は19歳で10戦目の新鋭。関西のDEEP☆KICKで活躍し、昨年10月のRIZIN福岡大会で石井一成を下し、2月のRISEでは元REBELS-MUAYTHAIフライ級王者の奥脇一哉に勝利。KNOCK OUTのフライ級王座決定トーナメントにもエントリーしている。
1R、瀧谷はサウスポー、政所はオーソドックス主体で時折サウスポーにも切り替え、ミドル主体の蹴りの応酬。政所は組み付いて瀧谷を倒す場面も多く、パワー差を印象付ける。まだ大差は無く記者採点は10-10。
2Rになると、政所の右フック、右ボディフック、左膝蹴り等が効き目を発揮し、瀧谷は口が開いて力が入りきらなくなり、政所に組み倒される場面も増える。記者採点は9-10で政所。
3Rもその流れが続き、政所がパンチと膝を当て続けて圧倒し、残り1分、バックハンドブローでダウンを奪い、はっきりと差をつけ判定勝ちした。瀧谷は昨年9月の約2年ぶりの復帰後、1勝3敗で2連敗。Krushを離れた新天地で冴えない状況が続く。
第9試合 バンタム級(-55kg) 3分3R(延長1R)
○有松 朝(リアルディール/RISE 5位/55.0kg)
×村山智耶(HAYATO GYM/RISE 10位/55.0kg)
2R 1’26” KO (左ボディフック)
1R、ガードを低くしつつパンチを狙う有松に対し、村山が次第に右ミドルを当てるように。だが2R、有松が距離を詰めて顔面とボディへのパンチのヒットを増やし挽回。じわじわ村山を後退させると、左ボディをクリーンヒットし村山をKOした。マイクを持った有松は「7月(16日の後楽園)大会から始まるバンタム級王座決定トーナメントに出させてください」とアピールした。
第8試合 -66kg契約 3分3R(延長1R)
×森本一陽(レグルス池袋/元Bigbang&J-NETWORKスーパーウェルター級王者/65.8kg)
○山田洸誓(正道会館 高知/RISEスーパーライト級(-65kg)5位/65.8kg)
3R 0’35” KO (右ハイキック)
山田は正道会館の全日本選手権大会軽量級を連覇し、キックプロデビュー以来4戦4勝4KO。1R、山田はパンチ、ミドル、ローを当てるが、森本もパンチを返し、まだ差の乏しい状態。だが2R、重心を低く構える森本に、山田が右ローを当て続けると効き目を発揮。右ローで2度のダウンを奪うことに成功する。3R開始間もなく、右ローを効かせてじわじわコーナーに詰めると、二段蹴りの形で右ハイをクリーンヒットし、35戦目のベテラン森本をマットに沈めた。
第7試合 スーパーフェザー級(-60kg) 3分3R(延長1R)
○瑠夏(新潟誠道館/RISE 6位/59.8kg)
×SEIDO(Team ORCA/RISE 10位/59.9kg)
判定3-0 (佐藤29-27/長瀬29-27/豊永29-27)
瑠夏(るか)は昨年のRISING ROOKIES CUPで優勝した20歳。現在4連続KO勝ちの注目株。2Rに顔面への右のバックスピンキックで1ダウンを奪うと、SEIDOは口から大量の血を出し、さらに瑠夏が左フックで1ダウンを奪う。3Rにもつれ込むと、SEIDOがパンチの打ち合いで左フックを当てて瑠夏はぐらついたが、耐えきり判定勝ちした。
第6試合 スーパーフェザー級(-60kg) 3分3R
×平塚大士(チームドラゴン/2012全日本新空手G-2軽中量級王者/60kg)
○嶋田将典(Stay Gold/60kg)
1R 1’27” TKO (3ダウン:パンチ連打)
第5試合 -58.5kg契約 3分3R(延長1R)
○津田鉄平(新宿レフティージム/RISEバンタム級(-55kg)14位/58.5kg)
×洸杜 [ひろと](T’s KICKBOXING GYM/58.5kg)
3R 2’47” KO (右フック)
第4試合 -53kg契約 3分3R
×遠山翔太(MONSTAR GYM/52.8kg)
○田丸 辰(平井道場/53.0kg)
判定0-3 (26-30/27-30/26-30)
第3試合 RISING ROOKIES CUPフェザー級(-57.5kg)一回戦 3分3R(延長1R)
○YA-MAN(TARGET SHIBUYA/JAPAN CUP選抜トーナメント-57kg級優勝、第17回 J-NETWORK アマチュア全日本選手権大会ライト級優勝/57.5kg)
×知良(RBアカデミー/57.5kg)
1R 2’52” KO (右ストレート)
第2試合 RISING ROOKIES CUPライト級(-63kg)一回戦 3分3R(延長1R)
×北濱精悦(TARGET SHIBUYA/第2回極真連合杯世界空手道選手権大会 軽量級優勝/62.8kg)
○清水将海(リアルディール/2016年KAMINARIMON全日本大会 -65kg級準優勝/62.7kg)
判定0-2 (27-28/28-28/27-28)
第1試合 ヘビー級 3分3R
○学武(チームドラゴン/J-NETWORK 4位)
×杉ちゃん(PAL-GYM/2017年RISING ROOKIES CUPヘビー級準優勝)
2R 2’45” TKO (3ダウン:パンチ連打)
オープニングファイト3 ライト級(-63kg) 3分3R
×Delgermuru拳信王 [デリゲルムルン・ケンシンハン](モンゴル/FLAT-UP/62.9kg)※千葉剣士郎 改め
○KENTA(HAYATO GYM/JAPAN CUP 2016 -65kgトーナメント優勝/63.0kg)
判定0-3 (29-30/29-30/28-30)
オープニングファイト2 バンタム級(-55kg) 3分3R
○山田直樹(KSS健生館/JAPAN CUP 2016 -55kg級優勝/54.9kg)
×村主直也(HIDE GYM/54.9kg)
3R TKO
オープニングファイト1 女子-48.5kg契約 3分3R
×狂猫yokko [クレイジーキャット・ヨッコ](BRING IT ONパラエストラAKK/2017年KAMINARIMON Bクラストーナメント-50kg級優勝/48.3kg)
○樋田智子(リアルディール/48.2kg)
判定0-2