ONE Championship 11.12放送 シンガポール(レポ):手塚裕之、ピンチ乗り越えアギラン・ターニに3R TKO勝ち
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ONE Championship「ONE: NEXTGEN II」
2021年10月29日(金)収録 11月12日(金)放送 シンガポール・インドアスタジアム
レポート:井原芳徳 写真:(C)ONE Championship
第2試合 MMA 86kg契約 5分3R
×アギラン・ターニ(フィリピン)
○手塚裕之(ハイブリッドレスリング山田道場/TGFC/パンクラス・ウェルター級王者)
3R 3’45” TKO (レフェリーストップ:スタンドパンチ連打)
手塚は19年10月の両国国技館大会でONEに初参戦し、修斗ウェルター級世界王者のエルナニ・ペルペトゥオに判定勝ち。昨年9月のRoad to ONE渋谷大会でグンター・カルンダに1R KO勝ちしたが、昨年10月のシンガポールでの試合でロシア・ダゲスタン出身のムラド・ラマザノフに判定負けした。
ターニは15年のデビュー時からONEに上がり、19年に秋山成勲に判定勝ちし岡見勇信に判定負け。続く12月の試合では判定勝ちしたが、昨年12月にタイラー・マクガイアに判定負け。手塚もターニも約1年ぶりの試合だ。今回はONEウェルター級の83.9kgのリミットよりも2.1kg重い契約体重で争われる。
1R、蹴りの打ち合いの後、1分半過ぎに手塚が組み付いてテイクダウンに成功する。手塚は金網際でハーフで押さえ、マウント、バックと移るが、ターニはすぐに脱出する。だが中盤にも手塚はテイクダウンに成功。トップで押さえ、細かくパウンドを当て、またもパスしてバックを奪い、裸絞めを仕掛けるが、これもターニはすぐに脱出する。終盤、ターニはタックルで抱えて倒す場面を作るが、終了間際には手塚が左フックを当てて終える。
2R、今度はターニが両脇を差してからテイクダウンを先取する。だが手塚はすぐに脱出する。中盤以降、スタンドの展開が続き、手塚が圧力をかけ左ボディ、左フックを時折当てる。ターニは疲れが見えて来た。終盤、ターニがタックルを仕掛けるが、手塚は潰して上に。立たれそうになっても押さえ、最後は鉄槌を連打して終える。ここまで手塚がやや優位だ。
3R、手塚が圧力をかけ続け、時折左右のボディをヒット。右のローを当てると、ターニはサウスポーにスイッチし、ローを嫌がっているのがわかる。だが中盤、ターニのパンチのフェイントからの右ハイで、手塚はフラッシュダウンをしてしまう。しかし手塚はターニのパンチでの追撃に耐えつつ、右フックを当て返すと、ターニは金網際に後退。手塚がパンチを連打すると、ターニは次第に動きが無くなり、最後は棒立ちとなったところでレフェリーがストップした。
勝った手塚は勝利者インタヒューで「ハイキックでフラつきましたけど、米喰って自然でトレーニングしているんで回復できました」と話した。
第6試合 メインイベント ムエタイ バンタム級 3分3R
×セーマペッチ・フェアテックス
○リッテワダ・ペッティンディーアカデミー
2R 2’10” TKO (ドクターストップ:左肘打ちによる右まぶたのカット)
第5試合 MMA フェザー級 5分3R
○タン・カイ
×ユン・チャンミン
1R 4’03” TKO (レフェリーストップ:左フック→グラウンドパンチ)
第4試合 キックボクシング フェザー級GP交替試合 3分3R
×ジャン・チャンユ
○ドビダス・リムクス
判定0-2
第3試合 キックボクシング フェザー級GP交替試合 3分3R
○スモーキン・ジョー・ナタウット
×ユーリック・ダフティアン
1R 2’50” KO (右フック)
第1試合 ムエタイ バンタム級 3分3R
○ハン・ズーハオ
×ビクター・ピント
判定3-0