Road to ONE 2/22(月)17時~ABEMA生中継:「5年後の主役」を探せ(1):4戦全勝、ストロー級期待の19歳、第1試合登場の田上こゆる「早く修斗のチャンピオンになって、すぐONEに行きたいです」【PR】
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「日本格闘界、5年後の主役たち」をテーマに、コロナ禍で試合機会の減った若手主体のラインナップでONE Championshipが開催する「CLASTY Presents Road to ONE:4th Young Guns」(2月22日(月)渋谷TSUTAYA O-EAST/ABEMA格闘チャンネルで生中継)。BOUTREVIEWでは何人かの出場選手や関係者をピックアップして、大会まで残り1週間、4回に分けてインタビュー記事をお届けする。
第1弾は大会の第1試合に登場する、プロ修斗4戦全勝の期待の19歳・田上こゆる(BLOWS/修斗世界ストロー級7位)だ。(聞き手:井原芳徳)【広告記事】
◆田上こゆる(たのうえ・こゆる)
所属:BLOWS
出身:大阪府
生年月日:2002年2月5日(19歳)
修斗公式プロフィール・戦績データ
SNS:Twitter @MMA_koyuru/Instagram @mma_koyuru
「有井渚海とは中学校が終わってから一緒に遊んで一緒に練習に行っていました」
――2月5日で19歳の誕生日を迎えたそうで、おめでごうございます。
こゆる「ありがとうございます。」
――試合が近いですけど、誕生日は何かしましたか?
こゆる「今回の試合は(ONE Championship形式の水抜き減量禁止の)1階級上の体重なんで、僕、減量が無くて、いつもの感じで誕生日を祝ってもらってケーキ食べてって感じでしたね。」
――去年春に高校を出て、今は学校に通うか仕事をされるかしているんですか?
こゆる「仕事してます。お父さんが重量鳶(とび)の現場の仕事をしてて、高校を出てから、そこで一緒に働かせてもらっています。」
いつかは格闘技1本で大きくなれるように今は努力!努力!!#重量#鳶 pic.twitter.com/iygG9ZGMMf
— 田上こゆる (@MMA_koyuru) February 13, 2021
――元々、格闘技は及川道場で始めたんですよね?きっかけは?
こゆる「(大阪市此花区の)及川道場の近くにおばあちゃんが住んでて、おばあちゃんの家に遊びに行った時に、及川道場から保育園の友達が出て来るのが見えて。僕、その時サッカーやってたんですけど、サッカーがおもんなくて、保育園の友達がおるんやったら格闘技やってみたいと思って、及川道場で始めました。」
――サッカーは何が嫌やったんですか?
こゆる「日曜日の朝から練習があって、たぶん、僕、サッカー向いてなくて(苦笑)」
――実際に及川道場でシュートボクシングを始めてみて、どうでした?
こゆる「最初は普通に通っているだけで、めっちゃ楽しいってほどでも無かったんですけど、試合に出るうちに負けたら悔しいとか勝ったらうれしいとか思うようになって、もっと練習して、のめり込んだ感じです。」
――当時の実績はどうでしたか?
こゆる「アマチュアのジュニアのシュートボクシングで、35kg以下と40kg以下の全日本チャンピオンになって、キックボクシングのグリーンボーイファイトのスーパーウェルター級のチャンピオンになってます。」
――同世代で戦ったキックボクサーはいますか?
こゆる「有井渚海(ありい・しょあ)とは関西の予選の決勝で当たったりはしました。」
――有井選手とは同門対決ということになりますよね。今回同じ大会にキックルールで出ますけど。
こゆる「僕が及川道場を辞めてからも渚海はとはちょくちょく連絡を取ってて、渚海も恋愛バラエティ(ABEMAの「恋する♥週末ホームステイ」)とかに出て忙しくなってからはあんまり連絡を取らなくなったんですけど、12月の修斗の大阪大会で同じ大会に出てからはまた連絡を取って、遊ぶようになりましたね。」
――子供の時も有井選手と仲が良かったんですか?
こゆる「小学校が隣で、中学校は一緒で、1年生はクラスが一緒でした。学校が終わってから一緒に遊んでから一緒に及川道場に行って練習してましたね。」
――無茶苦茶仲がいいですね。当時はRENA選手やMIO選手にも教わっていましたか?
こゆる「そうですね。教えてもらっていました。」
KIDでMMAにハマり、理想は堀口恭司
――そんな環境で育ちながら、立ち技じゃなくMMAをやろうと思った理由は?
こゆる「アマチュアのシュートボクシングは、パンチと蹴りと投げ技があって、僕は投げ技や組みのほうが得意やったんですよ。投げでポイントを稼いで勝つ試合も多かったです。でも及川道場がシュートボクシング(協会)を脱退して、シュートボクシングじゃなくキックボクシングの試合にずっと出ていて、組んだらすぐ離れるルールの試合ばっかりになって。組みたいなあって思って、その頃に総合格闘技に興味を持って、寝技もやってみたいなあって思って、総合をやることにしました。」
――MMAに興味を持ったのはなぜですか?
こゆる「YouTubeで(一昔前の)K-1 WORLD MAXとかHERO’Sの山本“KID”(徳郁)選手とかの試合を見ていて、総合格闘技おもろいなあって思って、どんどん興味を持った感じです。」
――MMAの所属先にBLOWS(大阪市中央区)を選んだのは?
こゆる「元々、及川(知浩)先生とBLOWSの(代表の)中蔵(隆志)さんが知り合いで、高校1年生の時に及川先生に最初に『総合やりたいです』と言った時に、及川先生の薦めもありましたし、ネットで調べた時にBLOWSが上のほうに出てきて、自分で見学した時もええなあって思って、今行かせてもらってます。」
――アマチュア修斗の全日本大会で史上最年少の16歳で優勝したのは、総合を始めてどれぐらいでしたか?
こゆる「1年ぐらいですね。」
――実際にMMAを始めてみて、立ち技との違いをどういうところに感じましたか?
こゆる「キックとの距離感の違い感じて、テイクダウンも入られるから、不用意に前にガツガツ前に行かれへんと感じましたね。」
――1年前のプロ3戦目の楳沢(うめざわ)智治戦(上動画)は、ひたすらタックルでテイクダウンを仕掛けて来る相手との試合でしたし、前回12月のプロ4戦目の永井美自戒戦は先にこゆる選手がダウンを取った後も、寝技で攻め込まれてマウントを奪われたりしました。どちらも最後はKOできましたけど、やはり組み技への対応が課題でしょうか。
こゆる「そうですね。」
――実戦で危ない場面を経験をすると学ぶことも多いと思います。
こゆる「前回は今までで一番課題の出た試合でしたね。今までは組まれたら切る、回って打撃、で行っていたんですけど、相手も僕のことを研究して、できなくなって来ていますし、僕自身も総合格闘技らしい試合をしたいと思っていて。中蔵先生からも寝技を練習するよう言われています。」
――寝技の練習の比率は上がりましたか?
こゆる「この前の試合の後は寝技を主にやっている感じです。今はレスリングを一番練習して、柔術のクラスにも出させてもらっています」
――今のところの自分の強味はどういうところにあると思いますか?
こゆる「まだ打撃が一番の強味ですけど、これから先は打撃だけじゃなく、寝技の上からの攻防を強味にしていきたいです。」
――理想とする選手はいますか?
こゆる「最初から堀口恭司選手が好きで、僕と同じように打撃がベースですけど、堀口選手は寝技でもしっかり一本を決めたり、寝技が強いからこそ打撃も活きる試合をしているんで、そこはホンマ尊敬していますし、真似して行きたいですね。」
――カーフキックも真似ていますか?
こゆる「この間の試合(=大晦日のRIZINの朝倉海戦)も見させてもらって。僕相手やと寝技狙いで構えが低い選手が多いんで、カーフキックも覚えていきたいなって思って、ちょくちょく練習で使っています。」
――以前から使う選手は少しいましたけど、大晦日のあの試合を境に使う選手が増えて、しばらくカーフのブームは続くでしょうね。今度のRoad To ONEでも使う選手がどれだけ出て来るかも気になるところです。
「ONEでどこまで行けるかってのを自分でも試したい」
――今回の相手のリトル選手(GUTSMAN)の印象はいかがですか?
こゆる「試合を色々見させてもらったんですけど、打撃も寝技も壁際も、全体的にできる選手かなと思っていて。組み技寄りの選手との試合が続きましたけど、今回のほうがやりにくいかもしれないですね。」
――リトル選手は35歳で、修斗とパンクラスで20戦以上戦っていますから、経験は圧倒的に上ですよね。大会の第1試合になりましたが、どういう試合にしたいですか?
こゆる「何試合目でも盛り上がる試合をしないといけないですけど、1試合目らしく、一番盛り上がる試合にしたいですね。その分、気合は入っています。」
――両選手の実績を考えれば、もっと後ろの試合だと思っていたんですが、あえて第1試合に持ってきたということは、ABEMAの視聴者に対して「平日の17時からでちょっと早いけど、仕事早く終わらせて見てくれよ。損はさせないから」というメッセージが込められているのかなと思いましたね。
こゆる「その期待に応える試合をしたいです。」
――今回は先輩の長田拓也選手、岩本達彦選手も出場するので、こゆる選手が最初に勝ってつなげたいですよね。
こゆる「BLOWSとしても今年一発目なんで、いい勝ち方をして先輩につなげたいです。」
――まず今回勝ってからですが、その先の目標は?
こゆる「ストロー級の世界ランカーの僕より上の選手とやらせてもらって、いい勝ち方をして、早く修斗のチャンピオンになって、すぐONEに行きたいです。ONEでどこまで行けるかってのを自分でも試したいです。」
――ストロー級の世界7位ですけど、ランカーで戦いたい選手はいますか?
こゆる「5位の黒澤亮平選手ですね。元チャンピオンですし、黒澤選手に勝ったら自信がもっと付きますね。」
――去年も黒澤選手はワンパンチでKO勝ちしていましたし、ストライカー対決として見応えはありそうですね。
こゆる「ありがとうとざいます。まずは目の前の近い選手から勝って行きたいです。」
――最後にカジュアルな質問もして終わろうかなと思います。仕事や練習が無い時は、何をしていますか?
こゆる「僕も地元の友達と車の免許を取り始めていて、夜景を見に行ったり心霊スポットに行ったりですね。」
――どこに行くんですか?
こゆる「心霊スポットやと和歌山のほととぎす旅館に行きましたね。夜景やと五月山とか神戸とか、夕方のあべのハルカスとか。」
――デートとかに良さそうですね。
こゆる「いつも男だけで行ってるんですけど(苦笑)」
――これからも勝ち続けてメディア露出が増えてモテ期に入るといいですね(笑)。大阪やとバラエティ番組も豊富ですし。いつか会ってみたい芸能人とかはいますか?
こゆる「えー、ハードル高いと思いますけど、ダウンタウンさんとかずっと会ってみたいと思っていますね。お笑いが好きで、タカアンドトシさんの昔のネタとかをYouTubeで見るのも好きですね。」
――今後の活躍次第でそういう接点もできるかもしれませんね。最後に改めて、ファンに向けてアピールをお願いします。
こゆる「プロになってまだ4戦しかできていないですけど、これからもっと強い選手とやらせてもらって、いい勝ち方して、もっと名前売って行きたいんで、注目しといて欲しいですね。」◆◆◆
対戦カード
第9試合 メインイベント MMA 女子アトム級 5分3R
平田 樹(フリー)※K-Clannから所属変更
中村未来(マルスジム/修斗女子スーパーアトム級(50kg)6位)
第8試合 ライト級 5分3R
長田拓也(BLOWS/修斗世界4位)
葛西和希(マッハ道場/パンクラス9位)
第7試合 フライ級 5分3R
小川 徹(TRIBE TOKYO M.M.A/パンクラス2位)
山中憲次(FREEDOM@OZ/パンクラス11位、ネオブラッドトーナメント2020同級優勝)
第6試合 キックボクシング 54kg契約 3分3R
有井渚海(及川道場)
平松 侑(岡山ジム/INNOVATIONバンタム級王者)
第5試合 フライ級 5分3R
吉野 光(フリー)
野瀬翔平(マスタージャパン福岡)
第4試合 フェザー級 5分3R
岩本達彦(BLOWS/パンクラス15位、パンクラス・ネオブラッドトーナメント2020同級優勝)
中田大貴(和術慧舟會HEARTS)
第3試合 ストロー級 5分3R
安芸柊斗(MMA Zジム/修斗世界8位)
山北渓人(リバーサルジム新宿Me,We/パンクラス8位、ネオブラッドトーナメント2020同級優勝)
第2試合 バンタム級 5分3R
前田浩平(GRABAKA)
風間敏臣(和術慧舟會HEARTS)
第1試合 ストロー級 5分3R
田上こゆる(BLOWS/修斗世界7位)
リトル(GUTSMAN)
概要
大会名 CLASTY Presents Road to ONE:4th Young Guns
日時 2021年2月22日(月) 開場・16:30 開始・17:00
会場 渋谷TSUTAYA O-EAST
中継 ABEMA格闘チャンネル(生中継)
※会場観覧チケット完売
お問い合わせ サステイン 03-3788-3042
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