修斗 7.4 メルパルクホールOSAKA(第1部):マックス・ザ・ボディ、環太平洋ライト級王者のキャプテン☆アフリカに判定勝ち
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プロフェッショナル修斗公式戦 PROFESSIONAL SHOOTO 2021 Vol.4 in OSAKA Supported by ONE Championship 第1部
2021年7月4日(日)メルパルクホールOSAKA
レポート:井原芳徳 写真:(C)SUSTAIN/SUSUMU NAGAO
第8試合 メインイベント 72kg契約 5分3R
×キャプテン☆アフリカ(総合格闘技道場コブラ会/ライト級環太平洋王者、世界2位)
○マックス・ザ・ボディ(カメルーン/BRAVE)
判定0-3 (片岡28-29/豊島28-29/山本28-29)
1R、開始すぐからキャプテンが組み付きテイクダウンを奪うと、金網際で袈裟固めで押さえる。パウンドを当てると、マックスの左手を両足ではさんで極めようとするが、まだ力のあるマックスは脱出し、立ち上がって押し込む。だがキャプテンはまたも足をかけて再び上に。金網際で押さえ、マックスが動いてもコントロールを続ける。記者採点はキャプテン。
だが2R、序盤からマックスの右ストレートがクリーンヒットし、キャプテンはダウン。マックスは上になりパウンドの追撃を狙うが、キャプテンは下から腕を抱えて防御しつつ回復する。中盤、スタンドに戻すと、マックスはパンチを振るい、下になってもギロチンを狙うが、極まりは浅い。キャプテンは外し、サイドで押さえ、鉄槌を連打して反撃する。最後、スタンドに戻り、キャプテンはパンチを当てるが、終了間際にマックスも右ストレートを当て返す。記者採点はダウンを奪ったマックス。
3R、キャプテンは序盤からタックルを仕掛けて押し込みテイクダウンを奪い、上から押さえ、パウンドを当てる。マックスに立たれようとすると、なんとか押さえていたが、アームロックを狙うと失敗。マックスに上を取られ、鉄槌を浴びてしまう。キャプテンは下からしがみつき防御するが、押さえこまれたまま脱することができず。マックスも攻めあぐねるが、ボディに時折パンチを当て印象を残す。記者採点はマックス。合計28-29でマックス。ジャッジ3者も同様で、マックスが逆転勝ちで環太平洋王者から勝利をもぎ取った。
キャプテンは裁定が告げられると、ガックリとうなだれた。72kg契約のためノーランカーのマックスのランキング上の扱いはどうなるかは気になるところだが、キャプテンが環太平洋ベルトを懸けての再戦を受ける可能性も高まって来た。
第7試合 セミファイナル フェザー級 5分3R
○山本ケントデリカット(総合格闘技道場コブラ会/世界9位、環太平洋3位)※山本健斗デリカット 改め
×高橋孝徳(リバーサルジム新宿Me,We/環太平洋9位)
判定3-0 (岡田29-28/豊島29-28/安芸30-27)
1R、山本がサウスポー、髙橋はオーソドックスに構え、髙橋から組み付くが、山本が首相撲から崩す。そこから山本が髙橋の頭に膝を軽く当てるが、レフェリーは流す。スタンドに戻り、今度は髙橋がテイクダウンを奪うと、すぐさま背後に回って押さえる。山本は向き直し、スタンドに戻すが、終盤、またも高橋が押し込み、抱えてまたもテイクダウンを奪う。終了間際、山本が右テンカオを当てるが、すぐ髙橋が倒して終える。記者採点は髙橋。打撃で若干優位な山本につく可能性もある。
2R、髙橋が右目を気にし始めると、中盤に山本が左ストレートを当てて髙橋をひるませる。髙橋はすぐ組み付くが、山本はスタンドに戻す。終盤にも山本が左ストレートで髙橋をのけぞらせ好印象を残す。記者採点は山本。
3R、髙橋が組み付き、右膝をボディに連打する。離れると、中盤には髙橋がタックルでテイクダウンに成功するが、山本はスタンドに戻す。山本は左インロー、左ストレート、髙橋は右ミドルを当てるが、どちらも印象的な攻めが乏しく終える。記者採点はテイクダウンを奪った髙橋としたが、打撃で若干優位な山本についても不思議ではない。合計28-29で髙橋で、ジャッジは3者とも山本を支持したが、これもありうる採点だろう。
第6試合 バンタム級 5分2R
○ダイキライトイヤー(修斗ジム神戸)
×高岡宏気(トイカツ道場香川支部)
判定3-0 (安芸20-18/片岡20-18/山本20-17)
第5試合 バンタム級 5分2R
○青柳洸志(修斗ジム神戸)
×キシシ(MIBURO)
判定3-0 (安芸20-18/岡田20-18/山本20-18)
※第1~4試合はCKC (CAGE KICK CHAMPIONSHIP) 2021 -54kgトーナメント一回戦
修斗 7.4 メルパルクホールOSAKA(CKC 2021 -54kgトーナメント):TEAM TEPPENの17歳・寺山遼冴、1日10R戦い抜き優勝