ONE Championship 2.19 シンガポール:ONE WARRIOR SERIESで工藤諒司と基山幹太が完勝。ANIMAL☆KOJI、敗れるもボーナス
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ONE Championship「ONE WARRIOR SERIES 10」
2020年2月19日(水) シンガポール
レポート:井原芳徳 Photos by ONE Championship
ONE Championshipのトライアウトマッチ「ONE WARRIOR SERIES(OWS)」で、今回は14試合が行われ、日本から工藤諒司、基山幹太、ANIMAL☆KOJIの3選手が出場した。試合動画はこちら(基山の試合から頭出しした状態で、その次に宿輪が登場し、1試合挟んで工藤が登場します)。
MMA フェザー級(70.3kg) 5分3R
×イ・ミンヒュク[Min Hyuk Lee](韓国)
○工藤諒司(TRIBE TOKYO M.M.A)
判定0-3
工藤は昨年10月のOWS渋谷大会で判定勝ちし、OWSに再登場。ミンヒュクはMMA 5勝1敗でOWS初参戦。
1Rから工藤が右アッパー、右ハイ等の打撃で再三追い詰め、テイクダウンも度々奪い圧倒する。ミンヒュクが打たれ強く、フィニッシュには持ち込めなかったものの、防御面でも成長を見せて危ない場面を作らず判定勝ちした。工藤は高いパフォーマンスが評価され、また、ミンヒュクも打たれ強さが評価され、ボーナスを獲得している。
MMA ウェルター級(83.9kg) 5分3R
○メフディ・バーゲリ[Mehdi Bagheri](イラン)
×ANIMAL☆KOJI[宿輪幸治](LEGION☆JAPAN TopTeam)
2R 終了時 TKO (ドクターストップ)
バーゲリはイラン出身でマレーシア在住の31歳でMMA 4勝2敗。OWSでは昨年6月に1敗している。ANIMALは昨年4月と8月にOWSに出ているが、いずれも判定負けしている。セコンドには練習先である名古屋のALIVEの鈴木陽一代表がつく。
試合はレスリング出身のバーゲリのタックルで、ANIMALが度々倒され、グラウンドで攻め込まれる展開が続く。途中、ANIMALは足を負傷。2Rにはマウントを取られてもブリッジで動けないような状態に陥る。パウンドを浴び続けても耐え抜いたが、インターバルにコーナーに戻る際には足を引きずりフラフラで、ドクターストップがかかった。
ANIMALは敗れたものの、OWSのリッチ・フランクリンCEOはANIMALの打たれ強さを評価し、ボーナスを授与している。今大会のボーナスは全5選手が獲得している。
キックボクシング 62kg契約 3分3R
×マイケル・ウォーカー[Michael Walker](米国)
○基山幹太(Kick Lab/新空手全日本K-2 GP 2019軽量級優勝)
判定0-3
基山は昨年10月のOWS渋谷大会で判定勝ちし、OWS 2戦目。対するウォーカーはMMAの選手で、OWSにこれまで5試合出場し、3勝2敗。今回はキックルールでの登場で、1Rはスピードのあるバックスピンキックやパンチで基山を脅かす。だが2R以降、基山が距離を潰してコーナーに詰め続け、サウスポーからの左ロー、テンカオを効かせつつ、終盤には左ミドルを連打し圧倒。3Rも蹴り主体でパンチも当てて主導権を維持し、判定勝ちした。英語の実況でも基山が18歳であることが度々紹介され、素質の高さが称えられていた。