ONE Championship 11.16 北京:竹中大地、サーデュラエフに惜敗
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ONE Championship「ONE: AGE OF DRAGONS」
2019年11月16日(土) 中国・北京:キャデラック・アリーナ
レポート:井原芳徳 写真:ONE Championship
第3試合 MMA バンタム級(65.8kg) 5分3R
○ユサップ・サーデュラエフ(ロシア)
×竹中大地(パラエストラ和泉/元修斗バンタム級(61.2kg)環太平洋王者)
判定2-1
竹中は昨年2月にONE初参戦したが反則勝ち。その後、2度試合が直前に中止になった。今年2月の試合では、優位に試合を進めるも、マーク・フェアテックス・アベラードの下からの肘で唇を切り逆転のTKO負けと、不運が続いた。だが8月のマニラ大会ではレアンドロ・イッサに3R、左フックで倒してからのパウンドでTKO勝ちし、ようやく華々しく勝ち名乗りを受けた。
対するサーデュラエフはONEの常連選手で、ここ4年の7試合は、昨年5月にタン・リーに敗れた以外は6勝。昨年1月には今成正和に判定勝ち。最近では8月にキム・デファンに判定勝ちしている。
試合場はリング。両者サウスポーに構え、竹中は左のカーフキック、左ミドル、左フックを当て、サーデュラエフも左右のフック、膝蹴り、前蹴りをお返し。何度か押し込む状態が繰り返される。2Rまで僅差だが、正味の与えているダメージでは竹中がやや上か。
すると3R、サーデュラエフが最初から前に出て、左右のパンチを積極的に振るうと、打ち合いで被弾した竹中が左眉尻をカットし、ドクターチェックを受ける。再開後、サーデュラエフは押し込みテイクダウンを狙い、細かく膝も当てる。竹中は耐えるが、出血の影響も相まってか息が荒く、防戦一方になってしまう。中盤過ぎに離れると、竹中が左ハイ、ロー、肘を当てて挽回するが、サーデュラエフは下がらない。接戦のまま終わると判定へ。ジャッジは割れ、サーデュラエフが勝ち名乗りを受けると、竹中は膝から崩れ落ちて悔しさを露わにした。
\竹中がサーデュラエフに惜敗!/⠀
<第3試合>バンタム級
○ユサップ・サーデュラエフvs×竹中 大地(判定2-1)
竹中が強豪のサーデュラエフに僅差の判定負け。視聴はこちらhttps://t.co/pcX3HGsbZl #WeAreONE #ONEChampionship #北京 #武術 pic.twitter.com/7Dwq2IVyoo
— ONECHAMPJP (@ONECHAMPJP) November 16, 2019
メインイベント ONEキックボクシング・フライ級(61.2kg)チャンピオンシップ 3分5R
○イリアス・エナッシ(王者)
×ワン・ウェンフェン(挑戦者)
判定2-1
※エナッシが防衛
コー・メインイベント ONEキックボクシング・ライトヘビー級(102.1kg)初代王座決定戦 3分5R
×タリック・ケバベス[Tarik Khbabez]
○ローマン・クリークリャ[Roman Kryklia]
2R 0’43” TKO
※クリークリャが王者に
ムエタイ 73kg契約 3分3R
×ヨードセングライ・IWEフェアテックス
○ジャマル・ユスポフ[Jamal Yusupov]
2R 0’39” TKO