ベラトール 7.12 オクラホマ:ストラッサー起一、ベラトール初戦は2R TKO負け
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Bellator 224 Budd VS. Rubin
2019年7月12日(土/現地時間) 米国オクラホマ州タッカービル:ウィンスター・ワールドカジノ&リゾート
レポート&写真:井原芳徳
メインカード第1試合 ウェルター級 5分3R
○エド・ルース[Ed Ruth](米国)
×ストラッサー起一(総合格闘技道場コブラ会/元HEATウェルター級王者)
2R 3’49” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
起一はパンクラスで活躍後、HEATでタイトル奪取し、14年からUFCに上がり3勝2敗。17年末にRIZINに初参戦し、1階級下の北岡悟に判定勝ち(上写真はその時の起一)。続く昨年8月のRIZIN名古屋大会では住村竜市朗に肩固めで一本勝ちし、DEEP王者に連勝した。現在38歳でベラトールは初参戦。米国では国本起一の名で呼ばれる。
対するルースは28歳。レスリングで世界選手権出場経験もある実力者で、15年にベラトールと契約しベラトールでプロデビューし6連勝。昨年12月、ベラトール・ウェルター級GPにエントリーしたが、一回戦でネイマン・グレイシーに4R裸絞めで敗れ、MMA初黒星を喫した。ベラトール・ウェルター級戦線での起一の力量を試すには絶好の相手だったが、その壁は高かった。
1R、起一が右ローをコツコツと当てていたが、ルースが左ジャブを合わせるようになる。起一はタックルを仕掛け、そのまま組みつくが、レスリングがベースのルースが押し返し、中盤にテイクダウンに成功して上になる。起一は数十秒で立ち、30秒ほどで離れ、打撃戦に戻る。終盤、起一の右ローに対し、ルースが右フックを合わせてから、起一の蹴り足をすくって倒す。ルースが上からパウンドを連打し、攻勢を印象付ける。ルースがポイントを先取する。
2Rも起一の右ローの後、ルースがパンチを当てて先手を取る。起一は片足タックルで倒しにかかるが、ルースは耐え、押し返してから突き放す。ルースは度々スイッチしつつ、左ストレート、左ミドル、左前蹴りをクリーンヒットし、じわじわ起一を追い詰める。そして終盤、ルースが左ミドルを放つと、組みに行こうとして前かがみになった起一のアゴにヒット。ダメージを負った起一はそのままルースの足にしがみつくが、ルースは足を引き抜くと、うつぶせになってしまった起一にパウンドを連打して試合を終わらせた。