修斗 5.25 大阪 ゴリラホール(レポ):TRIBEの20歳 永井奏多、ダイキ・ライトイヤーを1Rで粉砕し9戦無敗で世界バンタム級暫定王者に。宇藤彰貴、韓国の選手に1R KO負け。杉本静弥、2戦連続30秒以内KO勝ち

GYM VILLAGE [→おすすめジム一覧]
浅草 シープラスジム
つくばエクスプレス「浅草」徒歩1分!MMA・キック・パーソナルトレーニングを気軽にどなたでも楽しめます!

GYM VILLAGE [→おすすめジム一覧]
センチャイムエタイジム蒲田
3号店25年7月オープン!入会キャンペーン実施中!初心者の方、女性の方、大歓迎!
サステイン主催「プロフェッショナル修斗公式戦 PROFESSIONAL SHOOTO 2025 Vol.5 in OSAKA」
2025年5月25日(日)大阪・GORILLA HALL OSAKA
レポート:井原芳徳 写真提供:サステイン
中継:ツイキャス(4,500円)
TRIBEの20歳・永井奏多、ダイキ・ライトイヤーを1Rで粉砕し9戦無敗で世界バンタム級暫定王者に
第9試合 修斗世界バンタム級暫定王者決定戦 5分5R
×ダイキ・ライトイヤー(修斗GYM神戸/世界1位、環太平洋王者)
○永井奏多[かなた](TRIBE TOKYO MMA/世界2位、環太平洋1位)
1R 4’52” KO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
※永井が暫定王者に
昨年7月、第13代世界バンタム級チャンピオン決定戦で齋藤奨司が藤井伸樹に判定勝ちして王者となり、1年以内に防衛戦を行わないといけないが、今大会主催のサステインによると「防衛戦延期」となり、今回、暫定王者決定戦が組まれた。
ダイキは36歳。13年にプロデビューし、長年修斗に上がりつつ、RIZINにも上がり、昨年3月のRIZINでは金太郎に判定負け。齋藤が世界王者になったため返上した環太平洋王座を懸け、9月の後楽園大会から4選手参加の王座決定トーナメントが始まり、ダイキは初戦の相手の川北晏生が皮膚疾患でドクターストップがかかり試合中止となる。ダイキは戦わずして12月の大阪大会での決勝に進むと、野瀬翔平に判定勝ちして優勝しベルトを獲得した。
永井は4月に20歳になったばかり。フルコンタクト空手の月心会出身で、中学3年生からMMAを習う。23年4月のプロデビュー戦は引き分けたが、以降は7連勝し8戦無敗。昨年10月には一條貴洋に1R KO勝ち。今年3月の後楽園大会では藤井伸樹の相手に抜てきされると、スタンドでもグラウンドでも優位に進めて判定勝ちした。試合後のマイクで「今日の試合を見てもらって、現王者の齋藤選手と僕のどっちが強いかというと、絶対僕だと思うんで。すぐチャンピオンとやらせて下さいとは言えないので、藤井選手が元々持っていた環太平洋のチャンピオンベルトを懸けて、ダイキライトイヤー選手、戦ってください」とアピールしていたが、世界暫定王者決定戦という形で対戦が実現した。
環太平洋王座戦と違い世界王座戦は5R制だが、試合は1Rで決まる。1R、永井がプレッシャーをかけ、右ローを随所で当てつつ、詰めれば左ボディや右フックを当てる。ダイキは首相撲からの膝蹴りや左右のテンカオで応戦し、右ストレートや肘にもつなげ、ムエタイ寄りの打撃を見せる。終盤、永井が右ストレートを放つと、ダイキはタックルを合わせて倒すが、すぐに永井はスタンドに戻す。
すると永井は引き続き前に出て、左ボディを立て続けに2発ヒットする。ダイキは少し苦しそうにし、タックルに行くが、永井は押し倒す。永井は金網際で上になり、パウンドを落とす。ダイキは下から蹴り上げを狙って抵抗するが、永井はかわしてパウンドを当て続け、残り10秒を切り、ダイキが抵抗できなくなったところで、片岡レフェリーがストップした。
世界バンタム級暫定王者のベルトを巻いた永井は「戦ってくださったダイキ選手、とてもいい選手で、この会場もダイキ選手のお客さんのおかげで、凄く盛り上がって、対戦くださりありがとうございました。今日、遠くから応援に来てくれた人たち、特に今日が誕生日のお母さんにベルトをプレゼントできて良かったです。でも、ここまでのベルトじゃ物足りないと言われちゃうんで、世界のトップ、UFCのベルト目指して、これからも頑張り、力を付けて格闘技界の頂点に立ちます。ありがとうございました」とアピールした。
宇藤彰貴は韓国の選手に1R KO負け
第8試合 フェザー級 5分3R
×宇藤彰貴[あきたか](ゴンズジム/世界6位)
○パク・ジョンジュン[Park Jong Jun』(韓国/Team Geek MMA)
1R 2’41” KO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
宇藤は23歳。8戦7勝1敗で勝利は全てKO勝ち。地元大阪と沖縄で試合を重ね、3月に初めて後楽園ホール大会に登場すると、齋藤翼を右フックでわずか14秒でKOしインパクトを残した。宇藤の初の国際戦の相手となるジョンジュンは韓国のブラックコンバットで2戦1勝1敗の選手。
試合は宇藤が素質の片りんを見せつける場面もあったが、ジョンジュンが一枚上手だった。1R、宇藤がサウスポーで構え、開始早々左ハイを当てて効かせる。ジョンジュンはフラつき、蹴り足をつかんで宇藤を倒し、マウントポジションを奪う。だが宇藤は金網を蹴ってリバースして上になる。宇藤は最初パウンドを当てていたが、ジョンジュンは下からしがみつき、足を登らせ腕十字を狙う。宇藤は外し、パウンドを当てるが、その隙にジョンジュンは立ち、宇藤を金網に押し込む。するとジョンジュンは足を掛けて再び上に。ジョンジュンがハーフからパスガードを狙うと、またも宇藤は金網を蹴って返そうとしたが、ジョンジュンは宇藤の片腕を抱えながら押さえ続け、半分背中を向けた状態の宇藤の顔面に左のパウンドを連打する。これが的確に宇藤のアゴを捉え、宇藤の意識が飛んだところで鍋久保レフェリーがストップした。
杉本静弥、2戦連続30秒以内KO勝ち
第7試合 フライ級 5分3R
○杉本静弥(THE BLACKBELT JAPAN/世界7位)
×山本壮馬(パラエストラ和泉)
1R 0’25” KO (レフェリーストップ:左ストレート→グラウンドパンチ)
杉本は福岡出身で千葉のBLACKBELTに所属する32歳。30歳になる前に警察官を辞めプロデビュー。3月の後楽園大会で大竹陽を12秒でKOしたが、今回も短時間決着に。
1R、杉本がサウスポーで構えつつ、序盤から右ジャブ、ロー、左ストレートを的確に当てて先手を取る。山本は片足タックルを仕掛けて流れを変えようとしたが、杉本は体をひねりながら足を抜くと、立とうとした杉本に、すぐさま左ストレートをクリーンヒット。うつぶせで倒れた山本に、杉本がパウンドで追撃したところで鍋久保レフェリーがストップした。
マイクを持った杉本は「必ずフライ級のベルトを取りに行きます。今日この試合をしたので、上位陣とたぶん組んでくださると思うので、対策して待っとってもらえたらと思います。大阪と縁がないですけど、大阪めっちゃ好きです。ファンになってもらえるとうれしいです」とアピールした。
第6試合 フェザー級 5分3R
○轟轟[とどろき ごう](コブラ会)
×グ・ジユン(修斗GYM神戸)
1R 4’03” 裸絞め
前回12月の大阪大会で石原夜叉坊に50秒でKOされた轟が今回は1Rで勝利する。1R、金網際での組んだ攻防でテイクダウンにつながらず、打撃戦でもお互い攻撃が少なく、静かな展開が続いていたが、終盤、ジユンが詰めて来たところに、轟が右ストレートをクリーンヒット。ダウンしたジユンの背後から轟がすぐさま裸絞めを極め、足4の字ロックで捕獲しながら絞め落とした。
第5試合 新空手Stand up提供試合 キックルール ヘビー級 3分3R
×小池 翔(誠空会)
○伊藤叶人(吉塚道場)
判定0-3
(鍋久保27-30/豊島27-29/朝武27-29)
伊藤は福井工業大学3年生で、空手をベースとし、今年3月のStand up大森大会でプロデビューして2R TKO勝ちし、今回2戦目。2R、パンチの連打で追い詰めてから、右飛び膝でダウンを奪い、最後も右ストレートで再びダウンを奪う。3R終盤こそ挽回を許したものの耐えきり判定勝ちした。
第4試合 新空手Stand up提供試合 キックルール 58.5kg契約 3分3R
○THE ROCK MFC(タイ/MFC MUAY THAI FIGHTER CLUB)
×白鳥光希(正道会館KCIEL)
2R 2’24” TKO (レフェリーストップ:右ハイキック)
THE ROCKは所属先のMFCのInstagramによると、タイではペットノンサーンというリングネームで活動していたという。
試合はケージ中央付近で両者ガードしながらパンチ、ロー、膝を出す攻防が続く。その中で主導権を握るのはTHE ROCK。2R、右ロー、テンカオ、ガードの隙間に当てるパンチ等でじわじわと白鳥にダメージを与えると、終盤、左ボディを効かせ、さらにボディを連打してからの右ハイでダウンを奪う。白鳥は8カウントで立ったが、片岡レフェリーはダメージが大きいと判断した模様でストップし、THE ROCKのTKO勝ちとなった。THE ROCKはワンキャッチ・ワンアタックのルールにアジャストできており、今後色んなリングでの活躍が期待できる。
第3試合 新空手Stand up提供試合 OFGキックルール 67.5kg契約 3分3R
○有馬伶弍(龍生塾)
×井原浩之(ハーデスワークアウトジム)
判定3-0
(豊島30-28/安芸30-27/朝武30-27)
第2試合 フライ級 5分2R
○龍城(修斗GYMS直心会)
×南 裕人(Volcano柔術&MMA)
1R 1’03” アームロック
第1試合 バンタム級 5分2R
○中島 陸(ゴンズジム)
×松岡琉之介(マスタージャパン山口宇部)
1R 1’42” 裸絞め
2025年度新人王決定トーナメント バンタム級2回戦 5分2R
―中島 陸(ゴンズジム)
―山本敦章(THE BLACKBELT JAPAN)
中止 (山本の負傷欠場)
※中島がトーナメント準決勝進出







