DEEP 9.8 ニューピアホール(レポ):魚井フルスイング、梶本保希に判定勝ちしMMA連敗4でストップ。原虎徹、渋谷カズキを1R左フックKO
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SOUMEI Presents DEEP TOKYO IMPACT 2024 4th ROUND
2024年9月8日(日)東京・ニューピアホール
レポート:井原芳徳 写真提供:(C)DEEP事務局
魚井フルスイング、梶本保希に判定勝ちしMMA連敗4でストップ
第12試合 バンタム級 5分3R
○魚井フルスイング(和術慧舟會HEARTS)
×梶本保希(パラエストラ八王子)
判定3-0 (松宮30-27/石川30-27/福田30-27)
魚井は38歳。MMAはここ10試合2勝8敗で、21年11月にRIZINで獅庵にKO勝ちして以降は4連敗中。今年3月のDEEPでは平松翔にフロントチョークで敗れている。6月のRIZINでは梅野源治とキックルールで対戦し判定負けしたが、魚井の2度のダウンがバッティングか肘打ちかという評価で物議を醸していた。
梶本は8戦5勝(1KO)3敗の22歳。昨年9月に魚井の後輩の木下カラテに1R KO負けする等3連敗を喫していたが、今年5月のニューピア大会ではJAPAN TOP TEAM所属のブラジル人・フェルナンドに判定勝ちしている。
1R、梶本は魚井を押し込み、膠着ブレイクがかかったが、中盤のタックルではテイクダウンに成功する。だが魚井は金網を背にして立とうとしながら、肘や鉄槌を随所で当てると、梶本は左まぶたを切り出血する。すると終盤、魚井は潰して上で押さえ、パウンドと肘を当て続ける。
2R、サウスポーの魚井に対し、梶本は左のハイや飛び膝を当てるが、魚井はわずかにポイントをずらし対処する。中盤、梶本はパンチを振ってからタックルを仕掛けて倒すが、またも魚井が金網際で立って肘を連打し、今度は梶本はすぐに離れる。スタンドのお見合いが続き、終盤、またも梶本がタックルを仕掛けるが、魚井は金網を背にして中腰で耐え、時折パウンドを当てる。
3R、引き続き梶本はタックルを仕掛け、押さえつけるが、その先に持ち込めず離れる。その後も梶本はタックルを繰り返すが、魚井は切り続ける。魚井は右フックを当てる場面もあるが、お互い見合う状態が続き、レフェリーは両者に消極的だとして注意する。終盤、お互い手数はなかなか伸びないが、魚井は左ハイ、インロー、タックルのカウンターでの膝蹴りをヒットし、好印象を残して終える。ジャッジ3者とも魚井の打撃を評価し、魚井が判定勝ちとなり、MMAでの連敗を4でストップした。
原虎徹、渋谷カズキを1R左フックKO
第11試合 フライ級 5分3R
×渋谷カズキ(高本道場/FIGHTER’S FLOW)
○原 虎徹[こてつ](CAVE)
1R 2″29″ KO (左フック)
渋谷は22年のDEEPフライ級GP一回戦でビョン・ジェウンに敗れ、同年12月の松丸息吹戦で勝利。右膝の靭帯の手術を経て、4月のニューピア大会で1年4か月ぶりに復帰し、島袋チカラに判定勝ちしている。
原は昨年12月に三ツ塚勇介に1R TKO勝ちしたが、3月の韓国のDouble Gでのタイトルマッチでは韓国の選手に判定負けしている。
1R、渋谷がオーソドックス、原がサウスポーで構え、中央付近でお互いパンチを狙う攻防が続く。1分過ぎ、原が左ストレートと右フックを連打し、渋谷をフラつかせる。しばらく見合う状態に戻ると、中盤、原がまたも左ストレートを当てる。すると渋谷も前に出て右フックを2連続でを当て返したが、さらに前に出て、サウスポーにスイッチして左フックを振るったところで、原がカウンターの左フックを渋谷のアゴにクリーンヒット。渋谷が崩れ落ちるとすぐさまレフェリーがストップし、原が見事一撃でKO勝ちした。
第10試合 フライ級 5分2R
×マサト・ナカムラ(レンジャージム)
○濱口奏琉[そうる](パラエストラ和泉)
判定0-3 (18-20/18-20/18-20)
第9試合 フライ級 5分2R
○松岡疾人(NEX SPORTS)
×安永吏成[りせい](フリー)
判定2-1 (○19-19/19-19○/○19-19)
第8試合 フライ級 5分2R
×加藤瑠偉(フリー)
○渡邉龍太郎(SONIC SQUAD)
判定1-2 (○19-19/19-19○/19-19○)
第7試合 フェザー級 5分2R
○水野新太(フリー)
×石塚 一(神龍ワールドジム)
2R 0’56” TKO (レフェリーストップ:左ストレート→グラウンドパンチ)
第6試合 バンタム級 5分2R
×岩見 凌(KIBAマーシャルアーツ)
○湯浅帝蓮[たいらん](FIGHTER’S FLOW)
1R 0’59” 腕ひしぎ十字固め
第5試合 68kg契約 5分2R
○滝田J太郎(KINGCRAFT)
×宮本誠一(KATANA GYM)
1R 3’16” 腕ひしぎ脚固め
第4試合 バンタム級 5分2R
○山口コウタ(パラエストラ八王子)
×フェルナンド(JAPAN TOP TEAM)
2R 1’06” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
第3試合 フェザー級 5分2R
×アシルベック(フリー)
○雄大(リバーサルジム新宿ME,WE)
判定1-2 (○19-19/19-19○/19-19○)
第2試合 フライ級 5分2R
×武利侑都[たけ りゅうと](KRAZY BEE)
○濱口麗地[れいじ](K-Clann)
判定1-2 (19-19○/○19-19/19-19○)
第1試合 ライト級 5分2R
○宇良拳(KINGCRAFT)
×渡部智偉(KATANA GYM)
判定3-0 (○19-19/○19-19/○19-19)
【オープニングファイト】
第2試合 アマチュアSルール フライ級 3分2R
×竹見浩史郎(JAPAN TOP TEAM)
○松井優磨(KATANA GYM)
1R 2’18” アームバー
第1試合 アマチュアSルール ストロー級 3分2R
○Michael北見 (フリー)
×フェリペ・ハセヤマ(関谷柔術)
判定3-0