RWS 8.12 ラジャダムナン:2階級制覇からわずか1か月、吉成名高がタイでラジャ王座の初防衛戦
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ラジャダムナン・ワールド・シリーズ(RWS)8月12日(土)タイ・バンコク・ラジャダムナンスタジアム大会のメインイベントで、名高・エイワスポーツジム[吉成名高](エイワスポーツジム)がラジャダムナンスタジアム認定フライ級王座の初防衛戦を行うことになった。ルンウィタヤー・ルージャオメーサイトーン(タイ)が挑戦する。
名高は7月9日のBOM東京渋谷O-EAST大会で王者のウェウワー・ウォークリンパトゥムに判定勝ちし、ラジャダムナンスタジアムのフライ級王者となる。名高はミニフライ級に続く王座獲得で、タイ人以外初のラジャダムナン2階級制覇を達成した。3階級制覇を目標に掲げており、試合後の談話でもタイでの防衛戦やスーパーフライ級王座戦に意欲を示しており、早速実現した流れだ。これまでにラジャダムナンナンスタジアムで防衛戦を行った日本の選手の中で防衛に成功したのは16年10月のスーパーウェルター級王者・T-98の1人だけだ。
RWSは昨年からスタートした、ムエタイの世界配信を目的とした新シリーズ。派手な舞台演出が特徴で、タイ人と他国の選手の交流戦が主体で、アグレッシブな攻防の推奨される3R制が基本ルールだが、これまでにも従来通りの5R制のラジャダムナンのタイトルマッチも組み込まれてきた。名高は今年2月のRWSに参戦経験があり、パタックシン(元オームノーイ認定フライ級王者)を最終3Rに左ハイキックでKOしインパクトを残しており(上動画)、RWSでの防衛戦は興行的にも自然な流れともいえよう。対世界を意識し2月のRWSから取り入れた、相手を刀で切るジェスチャーを織り交ぜたワイクルー(戦いの師匠に捧げる踊り)は、日本に帰ってからの試合でも継続している。
名高は8月7日のX(旧Twitter)で「現地での防衛戦、自分にとって試練になると思いますが、全力で戦い必ずベルトを守りきりたいと思います。日本からの応援よろしくお願いいたします。魅せるを試合します」と綴った。既に試合まで1週間を切っているが、前回の7月9日の試合直後の段階からオファーがあり、名高は初防衛戦に向けての練習を続けており、既にバンコクのロンポージムで調整に入っている。
なお、名高の所属先のBOMプロモーション(エイワスポーツジム)からの情報によると、名高の同僚も近いタイミングでタイでの試合を控えている。8月14日(月)タイ・ゴンタップアカドンムアンスタジアムで行われる「スック・パランマイ」には竜哉・エイワスポーツジム[奥脇竜哉]と士門・エイワスポーツジム[吉成士門]がプロムエタイ協会のタイトルに挑むことが決定。竜哉はパンチを得意とするスーパーチャンプ・ウッティーチョンブリーパッリーシン(タイ)と対戦。士門は首相撲を得意とするワッチャラポン・シンマーウィン(タイ)と対戦する。