RISE 6.23 後楽園ホール:南原健太「王座戦につなげ極真会館の強さを証明したい」、加藤有吾「RISE来たのは王者になる事と大﨑孔稀選手に勝ちたいから」、那須川龍心「圧倒して勝つ事がテーマ」
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
神楽坂 江戸川橋 クラミツムエタイジム
立ち技最強、ムエタイを究める!16周年、選手コース開設。ジュニア、女子クラスも。今ならスタート月会費0円!
RISE 169(6月23日(金)後楽園ホール)の第2代RISEライトヘビー級王座決定トーナメント準決勝・南原健太 vs. 入田和樹、バンタム級・加藤有吾 vs. 鷹介、フライ級・那須川龍心 vs. 相沢晟の3試合6選手のインタビューがRISEクリエーションから届いた。
第11試合 メインイベント 第2代RISEライトヘビー級(90kg)王座決定トーナメント準決勝 3分3R(延長1R)
南原健太(極真会館/ヘビー級3位、極真会館・真正会全日本体重別2022男子軽重量級(90kg)優勝)
入田和樹(TEAM日高/ICO(国際チャクリキ協会)インターコンチネンタル・へビー級王者)
第9試合 バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
加藤有吾(RIKIX/5位、WMC日本スーパーバンタム級王者)
鷹介[ようすけ](魁塾/DEEP☆KICK −55kg1位)
第8試合 フライ級(51.5kg) 3分3R(延長1R)
那須川龍心[りゅうじん](TEAM TEPPEN/5位)
相沢 晟[じょう](TARGET)
南原健太『見てるお客さんがワッと驚くようなビリビリ来るようなKOを見せたい』
–公開練習ではいい動きをしてましたがもう仕上がってますね?
南原 そうですね、明日にでも試合できます。
–最後に見せてくれた上段の二段蹴りとか試合でも見せられそうですか?
南原 試合で出そうと思ってます。技の名前は「稲妻蹴りです」
–出そうと思ってる技をあえて公開練習で出した意図は?
南原 相手に出来ないものが僕の武器だと思うので、色々な技を出して警戒させようと思ってます。
–第2代ライトヘビー級トーナメント一回戦を争う入田選手は日本拳法出身ですが、日本拳法にはどういうイメージが有りますか?
南原 日本拳法の選手は踏み込みとか思い切りの強い選手だと思います。
–対策の方は?
南原 相手の技に対してのカウンターは何通りもパターンを用意しているので、どの技で相手を倒そうかなという感じです。
–一回戦勝って決勝で勝てばチャンピオンベルトを巻けるというシチュエーションですが、チャンピオンロードへの心境はいかがですか?
南原 こんなに凄いチャンスは二度とないので、最短で必ずベルトを巻きます。このメンバーを見て分かる通り、南原健太が巻かなくてはいけないベルトだと思っているので。ここで落とす奴はチャンスを物にできない選手ですし、獲るやつは絶対獲ると思うので、僕が必ずベルトを巻いてライトヘビー級の王者になります。
–自分の試合がメインイベントに組まれるのはいかがですか?
南原 びっくりしましたね。ベルトを巻く以外の自分の中の目標としては、後楽園でメインに出て試合をしたいと思っていたので、それがまず一つ叶うので。ただ自分がデビューした時のメインイベント(RISE151 RISEフェザー級タイトルマッチ 工藤政英vs竹内将生)で凄い試合を見せていただいていたので、それに匹敵するような、またそれを超えるような試合を見せれると思っています。
–かつてライバルだった那須川天心選手がボクシングで白星デビューを果たしましたがいい刺激になってますか?
南原 すごく刺激になりました。ボクシングのデビュー戦にも関わらず、すごく余裕のある那須川天心の動きを見せていてさすがだなと。
–もうバトンを渡されたような感じですね。
南原 勝手ながら思ってます。天心には天心にしか見せられない動きがあると思うので、さすがにあの動きを真似しようとしてもできないので、南原健太の良さを出して世に広めていきたいと思っています。
–先日6月9日にRISE Fight Partyで後輩の山科直史選手もKO勝ちで再起を果たしましたけど、その辺は如何ですか?
南原 あれは本当に力になりましたね。一緒に練習してる仲間ですし、あの最高の勝ち方をして山科直史本人も凄く喜んでいたので、僕もチームメイトとしてすごく嬉しいです。バトンを受け取ったので僕も必ず勝ちたいです。同じ日に極真会館のチームメイトの樋口知春も試合なので、全勝で行きたいです。
–今アメリカで武者修行中のベイノア選手からは何かバトンは渡されましたか?
南原 ビデオメッセージを貰って、後はちょこちょこ連絡もしてるので。ベイノア先輩も異国の地で本当に厳しいトレーニングを積んでいると見てわかるし聞いて分かったので、僕もそこに負けないように先輩の活躍に負けないように頑張ります。いつ日本に帰ってきても胸を張っていられるようにしたい。ベルトを持ってまた成田空港にお迎えに行きたいと思ってます。
–ちなみにベイノア選手からのビデオレターはどの様な内容でしたか?
南原 RISE Fight Partyの中で流れたのですが、メッセージでは「今頃“一撃雷帝”南原健太が会場をドカンと沸かしてくれているでしょう」といただいて、僕的にファンイベントは全然かませなくて。ちょっと置きにいっちゃって(笑)。そこの期待には応えられなかったですが、ただ格闘技の部分のメッセージでは「チャンスは絶対に物にしよう」って言われたので、必ずベルトを巻いて良い報告ができるようにしたいです。あと今週の土日に極真会館で体重別の全日本大会が行なわれまして、そこに僕の先輩や成増道場の後輩、チームメイトがたくさん出場するので、そこのウエイト制も必ずみんな頑張って欲しいと思ってます。ウエイト制のパワーをもらって、僕もRISEのライトヘビー級タイトルマッチに繋げて、極真会館の強さをこれからも証明していきたいです。
–ウエイト制の大会で去年初優勝したと思いますが、キックと並行して階級は違っても結果を出していて、例えばキックをすることで空手が活きたりとか逆があったりとかあれば教えてください。
南原 キックボクシングに転向してから極真会館の土台がなければ、技の大きさだったりタイミングだったり距離感というのはなかったと思うので、幼稚園生から今まで極真会館でずっと積み上げてきたものが活きているのかなと思います。
–間合いとかディフェンスも違うと思いますが、両立してるところで何を気を付けたりしているのでしょうか?
南原 まず距離は完全に違うので、キックボクシングを始めた時に別競技だなとすごく感じました。打つ場所、蹴る場所を変えればできるのかなというぐらいの感覚でいたので、キックボクシング始めた時に全然上手くいかなくて、すごく手こずったのを覚えてます。その中で自分の師匠である相見先生にたくさんボクシング技術を教えていただいて、そこから自信がつくようになってきましたね。
–対戦相手も日本拳法出身で凄いパンチでKOしていますが、例えば警戒するところだったり自分が明らかに勝ってるところだったり、入田選手個人について思うことを教えてください。
南原 まず日本拳法の選手ということで相手も日本拳法代表として出てきていると思うので、僕も極真会館を代表してそこの看板を懸けた闘いで僕は絶対負けられないと思っています。入田選手の倒すパンチは右ストレートですごくよく倒してるというのと、右ストレートが伸びのあるパンチですけど、相手の一番の得意技に僕はカウンターで合わせられるものをいくつも用意しているので、相手の得意技が出た瞬間に僕のカウンターが入れます。僕の階級ライトヘビー級では判定じゃ駄目なので、見てるお客さんがワッと驚くようなビリビリ来るようなKOを見せたいと思います。
–最後にファンの皆様にメッセージをお願いします。
南原 このライトヘビー級王座決定トーナメントで頂いたチャンスを掴んで、僕が必ずチャンピオンになりますので皆さん応援よろしくお願いします。またRISEのライトヘビー級をもっともっと盛り上げていきますのでたくさんの応援をよろしくお願いします。押忍。
入田和樹『気持ちだけは負けずにKO記録を更新したい』
–RISE初登場となりますが団体としてはどの様なイメージを持っていますか?
入田 国内最高峰の団体だと思っています。
–第2代ライトヘビー級王座決定トーナメントへのオファーが来たときはどの様な心境でしたか?
入田 5月7日に自分の復帰戦でタイトルマッチ(第3代ICO認定インターコンチネンタルへビー級タイトルマッチ)があり、それが終わって和歌山に帰って祝勝会等で久しぶりにお酒飲んで寝て、朝一の電話でのオファーだったので非常にびっくりしたのを覚えてます。
–入田選手は日本拳法出身と聞きましたがキャリアはどれくらいですか?
入田 小学校低学年の頃から警察官だった父の影響で始めました。
–お父さんが警察官で日本拳法をやっていたのですか?
入田 はい、父の影響で日本拳法と柔道を。
–最初はお父さんに習ったのですね?
入田 そうですね、厳しかった父に嫌々連れて行かれ徐々に好きになっていき今でも続けています。
–お父さんは相当厳しかったですか?
入田 厳しかったですね。今は歳をとったのでだいぶ丸くなりましたけど。
–日本拳法と柔道どちらの方が好きでしたか?
入田 今はどっちも好きで、今でも両方やっています。
–日本拳法出身のプロボクサーやキックボクサーの方も非常に多いですが、周りにやっている方はいますか?
入田 自分の周りにはいないですけど、日本拳法出身の方が世に出てきているのが大変嬉しく思います。
–例えば長島☆自演乙☆雄一郎選手とかは交流とか接点はありましたか?
入田 日本拳法時代にありましたが、そこまで面識はないです。ボクシングも出稽古に行くくらいでそこまで接点はないです。
–日本拳法の強みはどこにあると思いますか?
入田 日本の武道で空手は寸止めですが、日本拳法は唯一本気でぶつけ合う「直突き」という縦拳、正拳があるんですけど、一直線に走るパンチですかね。重たい鉄面をつけてど突き合いするので、強い武道だと思ってます。
–キックボクシングは面がないので視界も広いし動きやすいですか?
入田 それはありますね、非常に見やすいです。全ての防具をしてると7kgとかあるので、それを取るとかなり身体が軽くていつも錘をつけて練習しています。
–プロ格闘家としての活動は何歳から始めましたか?
入田 アマチュアで優勝してから26歳でプロに転向しました。
–キックボクシングはやり始めていかがですか?
入田 日本拳法はローキックもないですし防具に慣れていたので最初は打撃が痛くて怖くて「何でこんなことしてるんだろう?」って思いましたけど、今まで負けたことがないので勝ち進んでいくにつれて非常にやりがいを感じています。
–デビュー以来6連勝ということですが、勝ち続けている一番の要因を自分でどのように分析してますか?
入田 どんなしんどい時でも毎日のルーティン、練習を欠かさず日々の練習が自分を強くしてくれます。
–今、和歌山県在住ということですが和歌山県のどの辺りですか?
入田 和歌山県の中部、和歌山市と有名な白浜のちょうど真ん中に位置する日高川に在住してます。
–日高川の日高を取って「TEAM日高」?
入田 そうです。
–ご自分でやられてるのですか?
入田 師匠と二人三脚で始めて今はかなり生徒も増えています。
–師匠ってもしかしてお父さんですか?
入田 お父さんではないです(笑)。
–お父さんは息子のプロ活動については何か仰ってますか?
入田 私4人兄弟で上に姉が2人、下に弟が1人で長男なので警察官になって欲しかったんだと思いますけど、中高とヤンチャしてまして私は警察官にならなかったので、弟が継いでくれて警察官になってくれました。ちょっと悲しそうな親父を見て、親父に認めてもらいたくて今は格闘技を一生懸命頑張ってます。
–格闘技をやること=親孝行ということですね。
入田 親孝行になれば良いなと思ってます。
–今回の試合についてお父さんはどんなリアクションでしたか?
入田 「ほう」の一言でした(笑)。
–初戦の準決勝から優勝候補の南原健太選手との対戦になりましたが、南原選手の印象はいかがですか?
入田 イケメンで、長身で、両方とも負けているので気持ちだけは負けずにKO記録を更新したいと思います。
–南原選手の分析はしましたか?
入田 今までアマチュアも含め対戦相手をあまり見ないようにしてるので、当日を楽しみに本能のまま戦います。
–今回もあえて分析をせずに試合開始のゴングがなってから本能の赴くままに動くと?
入田 はい。かなり強敵でこれからの重量級の格闘技を担う選手だと思ってますので、そんな選手と戦えることを光栄だと思っています。
–5月に戴冠されてそんなに試合間隔が空いていませんがそれは問題ないですか?
入田 いつオファーが来ても良いようにコンディションを整えてましたので大丈夫です。
–今回ライトヘビー級(90kg)ということですが自分ではベスト体重は何kgくらいだと考えてますか?
入田 いつもは100kg前後、98から100kgの間だったので今回10kg近くの減量で、初めての減量なので減量する選手の気持ちがわかりました。非常に辛いですね。
–食事制限ですか?それとも運動量を増やしてますか?
入田 運動量はいつも通りで食事制限ですね。ビールをやめたらすぐに落ちました(笑)。
–ビールは結構飲みますか?
入田 お酒飲むために練習を頑張ってます。酒断ちするとこんなに身体が軽いんだなと世界が変わりました。
–今回KO勝ちして勝利の美酒に酔いたいですか?
入田 甘井会長と乾杯できたら良いなと思います。
–今までの6戦は基本的な舞台はどこですか?
入田 ドージョーチャクリキのリングです。小さい頃から夢の舞台だったのでそんなところで戦えて自分の夢が叶いました。
–前戦で1RKO勝利をした将軍岡本選手とはかなり体重差もあったと思いますが。
入田 約20kg差ですね。その前の試合も20kg差があって、いつも戦う前は不安で怖いんですが、日頃の練習は嘘つかないと思っています。
–毎日どれくらい練習してますか?
入田 基本は週3ですけど、試合が決まると週6で日曜日だけ休んでます。
–試合になったら一番頼るべきは自分の直突きですか?
入田 そうですね、小さい頃からずっとやってた日本拳法で磨いたパンチと蹴り。田舎なので川で泳いだり山道走ったり、坂道で軽トラックを押したり、近代的なトレーニングではなく野生的なトレーニングで体力をつけています。
–地方に住んでいるということをデメリットじゃなくて逆にメリットにしてますね?
入田 スポーツに限らず皆さん上京する方が多いですけど、田舎からでも戦えるという事を示します。
–TEAM日高には子供の会員さんがいると思いますが、皆さんどんな風に応援していますか?
入田 「おっちゃん頑張れ~」ってエールをくれました(笑)。
–TEAM日高の子供達にとっては希望の星になりますね。
入田 なれたら良いなと思います。
–今回RISE初登場ということで入田選手のことを初めて見るファンの方が多いと思いますが、自分のどこに注目して欲しいですか?
入田 今まで3R以内に全てKOで勝ってきたので、チケットを購入して来てくれるお客さんのためにも熱い燃えるような試合を見せたいです。
–今までのフィニッシュは右と左どちらが多いですか?
入田 右ですね、右で全てKOして来たので今回も当たったら倒れるかなと。
–最後にファンの皆様に熱いメッセージをお願いします。
入田 今回初参戦します入田と申します。熱い試合をしますので、皆さん少しでも応援してくれたら幸いです。よろしくお願いします。
加藤有吾『RISE来たのはチャンピオンになる事と大﨑孔稀選手に勝ちたいから』
–調整は順調に進んでいますか?
加藤 いつも通り順調にバッチリ調整できています。
–RISEでは3連勝していますが自信の手応えとしてはいかがですか?
加藤 肘無しのルールに慣れてきてRISEでの戦い方が分かってきているので自信は付いています。
–最初はルールの違いに戸惑いもありましたか?
加藤 近い距離のパンチはただパワーでやっていただけだったので、ボクシングの練習をやる様になってそれが活かせるようになってきています。
–対戦相手の鷹介選手の名前を聞いた時はどのような印象を受けましたか?
加藤 最初は知らなかったけど、相手の映像を見てパワーがある印象でした。ファイトスタイルが自分と噛み合いそうだったので試合をするのが楽しみになりました。
–パンチャー対決という見方もできますね。
加藤 僕もパンチが主体なので、油断はしてないですけど差を見せられる試合にします。
–Twitterなどで「進化している、圧倒している」などの発言がありますが、圧倒して勝つことは大前提ですか?
加藤 今は鷹介選手のことしか考えてないですけど、その先に向けてアピールできるように圧倒して勝ちたいです。
–先日のRISEで行われた大﨑孔稀vs寺山遼冴戦はどのように見ていましたか?
加藤 僕の階級で強い2人なのでちゃんと見ていました。特に大﨑選手には1回負けていて(2022年5月28日NO KICK NO LIFE)意識する部分があったので、刺激にもなりました。次は僕の番です。
–鷹介選手に勝った後は、大﨑選手との挑戦者決定戦という流れもあると思いますが気持ちはいかがですか?
加藤 チャンピオンになるっていうのがRISEに来た一つの目標ですが、もう一つは大﨑選手に勝ちたいからです。1回負けているし、同い年でアマチュアの時も同じ大会に出ていたので勝ちたい相手です。
–アマチュアの時も対戦経験はありますか?
加藤 戦ったことはないですが、大﨑選手が優勝したりしているところを見ていました。
–昔は雲の上のような存在だったのですね?
加藤 階級は違ったけど強かったので、同じ階級になってからはずっと意識している選手です。
–加藤選手の師匠である石井宏樹さんは今回の鷹介戦についてはどのように分析されていますか?
加藤 試合中に熱くなって打ち合うことが多かったけど、考えて冷静に戦えるようになってきたのでそこを意識しています。あとは相手のパンチが強いのは見ていて分かるので、パンチを警戒して戦います。
–ジムの小野寺代表は今回の試合についてどのように分析されていますか?
加藤 圧倒して勝つというのを目標に、この1戦をクリアしたいと考えています。
–試合に向けてはどのような最終調整をしていきますか?
加藤 鷹介選手対策をしていたものを最後まで詰めて良い仕上がりにします。
–今回、会場に来ていただく方や加藤選手のファンの方々にはどこを見て欲しいですか?
加藤 普通の選手とはレベルが違う所を見せます。そしてこの前は大﨑選手がインパクトを残して勝っていたので、挑戦者候補は僕もいるよというインパクトがある試合をします。
–最後にファンの皆様へ熱いメッセージをお願いします。
加藤 バンタム級は強い選手がいっぱいいるけど、その中でも頭ひとつ違うような圧倒的な試合にするので、試合を楽しみにしていてください。
鷹介『RISEでしっかり結果を残して、ベルトを取りに行きます。』
–お父さんになられたそうですね。おめでとうございます!
鷹介 ありがとうございます!
–いつ産まれたのでしょうか?
鷹介 去年(2022年)の11月に産まれました。
–毎日自宅に帰ったら寝顔を見るのが楽しみですね。
鷹介 顔を見るのが癒しでしかないです(笑)
–まだ赤ちゃんだと泣くことが多いから、調整期間は大変じゃなかったですか?
鷹介 夜は寝てくれる子なので睡眠は取れています。
–男の子ですか女の子ですか?
鷹介 男の子です。
–格闘技はやらせますか?
鷹介 やりたいと言われたらやらせます。
–物心をつく頃にはチャンピオンになってベルトを巻かせてみたいですか?
鷹介 巻かせてみたいですね。子供に自慢したいし、自慢されるお父さんになりたいです。
–父親になってファイターとしての変化はありますか?
鷹介 背負うものが増えたので気持ちがより一層強くなりました。
–RISEに参戦したのが昨年4月に開催された『RISE ELDORADO 2022』以来になりますが、今回のオファーが来たときはどの様な心境でしたか?
鷹介 ずっとDEEP KICKのトーナメントがあったので参戦できていませんでした。久しぶりに出るRISEのオファーの相手が加藤有吾選手だったのでビッグチャンスが来たと思って気合が入りました。
–加藤選手との対戦は「危険な遭遇」というイメージがあるのですがどの様なイメージをしていますか?
鷹介 加藤選手もパンチャーなので、打ち合いになるのではないかと予想しています。
–対策はバッチリですか?
鷹介 自分だけが当てて勝てる試合にしたいです。
–魁塾の林塾長は今回の試合についてどの様に考えていますか?
鷹介 「お前は当てたら倒せるから」と言ってもらっているので、自分の強みのパワーを前に出して倒しにいきます。
–鷹介選手自身は自分のパンチ力に自信はありますか?
鷹介 パンチに自信を持っています。
–他の選手と比べて自分のパンチは何が違うと思いますか?
鷹介 スパーリングの時に言われるのは、骨が堅く芯があると言われます。
–今回の試合は何ラウンドくらいに決着がつくと予想しますか?
鷹介 1,2ラウンドには決着つけたいです。
–久々のRISE参戦になりますが、今後はRISEへの定期参戦も視野に入れますか?
鷹介 狙います。
–前戦3月に行われたDEEP☆KICKのタイトルマッチは途中のアクシデント(ローブロー)で残念な結果に終わってしまいました。
鷹介 その悔しさも乗せて今回は勝ちます。
–もうローブローをもらうのは御免ですよね。
鷹介 あれだけは勘弁してほしいです(笑)
–この世の終わりみたいな痛みでしたか?
鷹介 例え用のない痛さでした。相手もわざとではないですけど辛かったです。
–タイトルマッチまでは4連勝でしたね。
鷹介 連勝のままチャンピオンになれていたら1番良かったです。
–DEEP KICKでチャンピオンになる前にRISEで結果を残すということになりますね。
鷹介 RISEでしっかり結果を残してまたベルトを取りに行きます。
–最近、同門の聖愛選手や憂也選手がRISEで成績を残していますが、それは刺激になっていますか?
鷹介 自分も負けてはいられないなと焦りを感じる一方で、気合も入ります。
–今練習は誰とやることが多いですか?
鷹介 みんなと回しながら練習しているので、特定の選手というのはいないです。
–憂也選手や政所選手とも練習していますか?
鷹介 練習します。やっぱり強いですし、先輩ってすごいなと思います。
–鷹介選手は魁塾でのキャリアは何年くらいになりますか?
鷹介 魁塾は4,5年くらいになります。
–キックボクシングのキャリアはどれくらいですか?
鷹介 小学校5年生で始めました。ジュニアからしっかり頑張ってきています。
–やっていてやり甲斐を感じるスポーツですか?
鷹介 やり甲斐しかないですね。ジムで練習をして、その後の試合で結果が出た時にやり甲斐を感じます。
–今回は後楽園ホールでその結果を出したいですね。
鷹介 結果を出したいです。
–最後にRISE、魁塾、鷹介選手のファンの方々に熱いメッセージをお願いします。
鷹介 相手の加藤選手も強くて今波に乗っている選手なので、その波を横取りするので応援をよろしくお願いします。
那須川龍心『圧倒して触れさせずに勝つ』
–5月16日に17歳を迎えましたが心境的な変化はありますか?
那須川 もう17歳かと感じましたけど、17歳になったからといって特に変わったことはないです。
–誕生日はどんな過ごし方をしましたか?
那須川 食べに行きました。減量もあったので、ほどほどでしたが。
–改めて17歳の目標などプランは立てましたか?
那須川 特に17歳だからというプランはないです。とにかく強くなりたいという気持ちが前からあったけどより具体的になってきました。
–前回の塚本戦を振り返ってみていかがですか?
那須川 手応えを感じた部分もありましたが、自分のダメなところも分かりました。良いところは自分で分かっているので、悪いところを直していきます。
–結果的には負けてしまったけど、周囲の評価としては成長しているという声も多々あったと思います。
那須川 負けているのでそれで評価されてもって感じです。勝って評価を上げていきたいです。
–前回の敗戦から4ヶ月経ちました。自分自身でどこが成長していると感じていますか?
那須川 天心がボクシングに行ったのでボクシングの打ち方を教えて貰ったり、実際にボクシングのトレーナーから教えて貰ったりしているので、パンチ力が上がっている実感があります。
–那須川天心選手のボクシングデビューはどのような刺激になりましたか?
那須川 刺激というか勝ってくれて安心しました。
–今回の試合について天心選手からはアドバイスを貰いましたか?
那須川 頑張れよと言われたくらいです。いつも通りです。
–対戦相手の相沢選手とはアマチュア時代に対戦経験があるようですね。
那須川 3回戦っています。勝ち越してはいるけどアマチュアとプロでは全然違うので、油断はしていないです。
–何歳くらいの時に戦いましたか?
那須川 小学生の時に初めて戦ってその時は負けました。2回目も小学生の時でそれは勝って、最後はアマチュアのトーナメンで戦って勝ちました。
–当時のことは印象に残っていますか?
那須川 デカいなと思ったくらいです。
–相沢選手と接点はありますか?
那須川 全然ないです。
–プロのリングで戦ったらどの様な試合になると予想しますか?
那須川 自分の中では圧倒しなければいけないと思っているので、KOを狙っています。
–今回の試合は龍心選手からしたら再起戦になると思いますが自分のどこを見てほしいですか?
那須川 前回と変わっていなければ今後上のランクの選手にも勝てないと思うので、前回との違いを見せていきたいです。
–勝負に向けて緊張はありますか?
那須川 今までプロのリングで緊張した事がないです。むしろアマチュアの試合の方が緊張していました。
–今回の試合で理想の勝ち方はありますか?
那須川 理想は当てさせずにKOで勝つ事です。そんなに上手くはいかないと思うのでキツイ試合を想定しています。圧倒して触れさせずに勝つことが今回のテーマです。
–初めて(龍心選手の)試合を見る人がいたらどの様な所を見て欲しいですか?
那須川 今回は圧倒して勝つ事がテーマなので、豪快に倒す所を見て欲しいです。
–前回の試合が終わってからトレーニング内容は変わりましたか?
那須川 TEPPENが大阪に支部ができて会長が大阪に行ったので、練習内容は変わってはいないけど自分で考えて練習する事が多くなりました。それこそボクシングの練習をしていました。
–ちなみにどの様な事を考えて練習してますか?
那須川 ディフェンスや位置取りを考えて練習しました。
–前回の負けは自分の中でどの様な位置付けになっていますか?
那須川 今までで1番のチャンスの試合でした。塚本選手にはアマチュアでも負けているのでこの一戦にかけていました。
–(優勝した)松本天志選手にはどのような思いがありますか?
那須川 試合が終わった後に1ヶ月くらいTEPPENに出稽古に来ていて、その時に松本選手の強さの部分を間近で見れたので学びになりました。
–スパーリングもしましたか?
那須川 試合でやるかもしれないのでお互い手の内は見せないようにやりました。
–スパーリングの感触としてはどれくらいで松本選手に追いつけそうですか?
那須川 自分の中では前回のトーナメントに出た4選手ともそこまで差があるわけではなく、一つの持っているものや運が勝敗を分けたと思うので差はそれほどないです。
–タイトルまではどれくらいで手が届くと思いますか?
那須川 できるならタイトルまで早く辿り着きたいです。中々そうはいかないので勝ち続けます。
–フライ級に階級を下げて試合をしていますがフライ級は適正ですか?
那須川 ちょうど良いですけど減量はキツイです。53kgに上げると皆の体がデカくなるので難しいところではあります。自分ではフライ級は年内が最後だと思っています。
–ご自身で筋量が上がっているのは感じますか?
那須川 フィジカルトレーニングもやっていて、大きくなったと言われるのでパワーもついてきています。
–体重の変動はありますか?
那須川 増えています。
–どれくらい増えていますか?
那須川 通常体重は58kgでしたが60kgになりました。
–まだ増えている感じはありますか?
那須川 増えていきそうです。
–それが年内でフライ級最後と言われる理由でしょうか?
那須川 そうですね。
–身長は伸びていますか?
那須川 2cm伸びていました! 162cmから164cmになっていました。
–お兄さん(天心選手)との比較はどうしてもされると思いますが慣れてきましたか?
那須川 慣れているといえば慣れています(笑)
–なんとも思わないですか?
那須川 負けた時には多くの声をもらうのでその時が1番きますけど、言ってるだけの人達なのでなんとも思わないです。それに潰されるという事はないです。
–ポジティブなのは自分でそうしようとしているんですか?
那須川 マイナスな人って得が無いなと思ってしまうので、ポジティブな方が面白くて良いじゃないですか。だから少しでもポジティブにしています。
–弱みは人前で見せたくないですか?
那須川 見せても良いとは思っていて全て曝け出しているつもりなのですが、悩みが無いのが悩みかもしれないです(笑)
–ご自身の戦績を振り返って、順調に進んでいると思いますか?
那須川 負けてしまったので順調ではないですね。自分の理想は無敗でいきたかったです。天心は天心のキャリアで自分は自分のキャリアを作っていきます。
–THE MATCHから1年が経ちます。この1年はどの様な1年でしたか?
那須川 あっという間でした。プロデビューしたりトーナメントに出たりと濃い1年になりました。
–振り返ってみて起点になる事はありましたか?
那須川 歴史的な1戦の前座をして良い経験になりました。またあの舞台を自分の手で実現したいです。
–最後にご自身とRISEファンの皆様にメッセージをお願いします。
那須川 ファンの皆様、今回の1戦で成長と実力の差を見せます。平日ですが来てくれる人は大きな声で応援してくれると嬉しいです。応援をよろしくお願いします。
相沢晟『無名なので自分の名前を知って貰いたい』
–初めてRISEでの試合が決まりましたが、話を聞いた時の心境はいかがでしたか?
相沢 3戦目でこの様な機会を貰えると思わなかったので、テンションとモチベーションが上がりました。
–自分がナンバーシリーズに出るのはもう少し時間がかかると思っていましたか?
相沢 前回微妙な試合をしてRISEが遠くなったと思っていたので、こんなに早くチャンスが来たのは凄い嬉しかったです。
–デビュー戦のStand upではMVPを貰えるぐらいの凄いKO勝ちで、DEEP☆KICKでは引き分けに終わってしまいました。このギャップの原因はどこにありましたか?
相沢 デビュー戦でKOをした事によって倒せるんだと思い込み、2戦目は1発を狙った戦い方で相手に上手く対処されてしまいました。
–今回の相手がアマチュアでも対戦経験のある那須川龍心選手になりました。
相沢 いつかプロでも戦うとは思っていたので、試合はちょくちょく見に行っていました。
–アマチュアはいつ頃戦ったんですか?
相沢 自分が中学3年くらいの時なので3,4年前くらいです。
–その当時の(龍心選手の)印象はどうでしたか?
相沢 カウンター待ちで上手いなとは思いましたが、2分1Rだったのであまり印象はなかったです。
–プロの舞台での試合になりますがどの様な戦いになりそうですか?
相沢 手数で戦います。倒しに行くとかは狙っていなくて、流れで倒せれば良いかなくらいに考えています。
–そもそもキックボクシングを始めるきっかけは?
相沢 自分の母親がダイエットでキックボクシングを始めて、その時に自分も付いて行ったのがきっかけです。それでハマって試合にも出るようになりました。
–それがTARGETだったということですか?
相沢 ずっとTARGETです。
–ちなみにお母さんは続けていますか?
相沢 だいぶ前に辞めちゃいました。
–プロになった息子を見てお母さんはどの様に思っていますか?
相沢 辞めて欲しいと言われるのですが、やるからには応援してくれています。
–キックを始める前は他のスポーツはやっていましたか?
相沢 格闘技しかやってないです。
–TARGETのジムが移転して新しい環境はいかがですか?
相沢 (前は)リングも無く練習スペースが狭かったので、今は広々と練習ができて最高の環境でやらせて貰っています。
–今は誰が教えてくれることが多いですか?
相沢 菅原さん(TARGET本部代表)が教えてくれて、ミットはタイ人トレーナーが持ってくれています。
作戦は菅原さんと練っています。
–菅原代表は今回の試合をどの様に見ていますか?
相沢 練習通りやれば絶対勝てると言ってくれているので、その期待に応えたいです。
–今回相沢選手を初めて知るRISEファンの方々には自分のどこを見て欲しいですか?
相沢 無名なので自分の名前を知って貰いたいです。
–技術的にはどんな所を見てほしいですか?
相沢 軽量級ですがスピードよりパワーがあるので力強さを見て欲しいです。
–最後にRISEファンの皆様に熱いメッセージをお願いします。
相沢 初めまして。相沢晟です。プロ3戦目で貰えたこのチャンスを必ず掴むので、沢山の応援をよろしくお願いします。
対戦カード
第11試合 メインイベント 第2代RISEライトヘビー級(90kg)王座決定トーナメント準決勝 3分3R(延長1R)
南原健太(極真会館/ヘビー級3位、極真会館・真正会全日本体重別2022男子軽重量級(90kg)優勝)
入田和樹(TEAM日高/ICO(国際チャクリキ協会)インターコンチネンタル・へビー級王者)
第10試合 セミファイナル 第2代RISEライトヘビー級(90kg)王座決定トーナメント準決勝 3分3R(延長1R)
コントゥアラーイ・JMボクシングジム[Kontualai JM boxinggym](タイ/JMボクシングジム/IMSA世界ヘビー級王者、MXムエエクストリーム94kg王者、ボクシング元WBCアジアクルーザー級王者&元ABFアジアウェルター級王者)
フェルナンド・アルメイダ[Fernando Almeida](ブラジル/ブラジリアン・タイ)
第9試合 バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
加藤有吾(RIKIX/5位、WMC日本スーパーバンタム級王者)
鷹介[ようすけ](魁塾/DEEP☆KICK −55kg1位)
第8試合 フライ級(51.5kg) 3分3R(延長1R)
那須川龍心[りゅうじん](TEAM TEPPEN/5位)
相沢 晟[じょう](TARGET)
第7試合 スーパーフェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
岩郷泰成(EX ARES/6位)
藤井重綺(Team +1/7位、King of Rookie 2021 -60kg級優勝)
第6試合 ライト級(63kg) 3分3R(延長1R)
樋口知春(極真会館/14位、極真会館全日本ウェイト制2018中量級(80kg)優勝)
塩川琉斗(TOP STAR GYM/スーパーフェザー級(60kg)12位、Stand Up King of Rookie 2022 -60kg優勝)
第5試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
都筑海杜[つづき かいと](TEAM 3K/10位)
松下竜之介(Team +1/12位、Stand Up King of Rookie 2022 -57.5kg優勝)
第4試合 バンタム級(55kg) 3分3R
松永 隆(新宿レフティージム)
若原 聖[つばさ](TEAM TEPPEN)
第3試合 バンタム級(55kg) 3分3R
福井萌矢[ともや](建武館/King of Rookie 2021 -55kg級優勝)
竹内龍馬(新宿レフティージム)
第2試合 ライト級(63kg) 3分3R
細野登弘[たかひろ](新潟誠道館)
TAKU(TARGET/JAPAN CUP 2022 -65kg級準優勝)
第1試合 女子ミニフライ級(49kg) 3分3R
登島優音[ゆん](NEXT LEVEL渋谷)
奥村琉奈(OISHI GYM)
概要
大会名 RISE 169(ライズ ハンドレッドシックスティナイン)
日時 2023年6月23日(金)開場・17:00 開始・17:45
会場 後楽園ホール
中継 ABEMA
チケット料金 SRS席 15,000円 RS席 10,000円 S席 6,000円 小中高生シート 2,000円(当日販売のみ) ※当日は500円プラス ※未就学児は保護者膝上に限り無料 ※5月14日(日)より一般発売
チケット販売 イープラス チケットぴあ 出場選手・所属ジム
お問い合わせ RISEクリエーション 03-5980-7409 https://www.rise-rc.com