武林風 5.2 中国河北省:K-1スーパー・フェザー王座決定T準優勝の朝久裕貴、武尊と戦ったヤン・ミン相手に武林風王座2度目の防衛戦。KNOCK OUTの17歳の王者・久井大夢が初の海外遠征
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WLF武林風 in 唐山(5月2日(火)中国河北省唐山市・唐山新スポーツセンター)に、昨年9月のK-1スーパー・フェザー級王座決定トーナメント準優勝者・朝久裕貴と、KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王者の久井大夢が参戦することになった。朝久兄弟の兄・裕貴はWLF武林風 -60kg級王座の2度目の防衛戦を行う。既報の通り4月22日の同会場での大会では日中対抗戦7試合が組まれており、コロナ禍が一段落したことで両国の格闘技界の交流が活気を取り戻している。
WLF武林風 -60kg級タイトルマッチ 3分5R
朝久裕貴(朝久道場/王者)※2度目の防衛戦
ヤン・ミン(中国/唐山文旅奥宇光辉/CFP/挑戦者)
裕貴は26歳。18年の武林風でのワンデートーナメントを制して同王座を獲得。19年にワン・ジュンユーを4R KOし初防衛戦を果たした。20年1月の武林風でのジュー・シュアイとのノンタイトル戦では判定負けした。その後、コロナの感染拡大による渡航規制の影響で武林風に参戦できず、K-1での戦いが続いた。大岩龍矢に判定勝ちし、MOMOTARO、村越優汰といったベテラン勢をKOすると。昨年9月のK-1スーパー・フェザー級王座決定トーナメントではナックロップ・フェアテックスと横山朋哉を下して決勝に進んだ。レオナ・ペタスに判定負けしたが、強さを十分に印象付けた。
挑戦者のヤンは15年大晦日のRIZINで武尊に敗れたが、当時はまだ20歳で現在は28歳とファイターとして脂がのり切った時期。2020年には武林風のスーパールーキー-60kg級王者となり、21年からの中国人選手による王座挑戦者決定トーナメントで優勝し、しっかり結果を残して挑戦権を獲得している。
60kg契約 3分3R
ホァン・チールイ[Huang Qilui](中国/黄麒瑞/図曼ファイティングジム/CFP/格闘者フェザー級トーナメント優勝)
久井大夢[たいむ](TEAM TAIMU/KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王者)
久井はKNOCK OUTアマチュア大会で史上初の3階級を制覇し、昨年4月に16歳でプロデビュー。3戦目の12月、新田宗一朗に2R TKO勝ちし、KNOCK OUT-RED(肘有りルール)スーパーフェザー級王者となる。3月の代々木大会では23戦のキャリアを持つベテランの元山祐希と肘無しのBLACKルールで対戦し判定勝ちした。プロ5戦目・17歳にして初の海外遠征試合となる。武林風のルールも肘無しだ。
ホァンも18歳と若く、既にプロ12戦11勝(4KO)1敗と経験豊富。武林風での初戦ではKO勝ちし今回が2戦目となる。KNOCK OUTからのプレスリリースによると「176cmの長い手足から繰り出す攻撃はパンチ、キックともにバランスに優れ、“毒蛇”の異名を取っています」とのこと。ホァンはオーソドックス。久井はサウスポーだが身長では6cm低いため、どう“毒蛇”を攻略・対応するか。