RISE 4.21 後楽園ホール:ライト級王座戦公開練習、直樹「一度でも計量オーバーしている人間はチャンピオンになるべきではない」×中村寛「直樹選手はもう過去の人間」
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RISE 167(4月21日(金)後楽園ホール)のメインイベント、メインイベント RISEライト級(63kg)タイトルマッチで対戦する直樹(BRING IT ONパラエストラAKK/王者)と中村寛[かん](BK GYM/3位)が公開練習を行った。その際のコメントと動画がRISEクリエーションから届いている。
中村寛『やっとベルトを巻く日が決まった』
――練習の動きを見る限り減量も上手くいっているようですが調子はいかがですか?
中村 減量はあまりないので、普通に食べながら考えて節制しています。
――タイトルマッチについてお聞きしたいのですが、試合が決まった時はどんな気持ちになりましたか?
中村 「やっと来たか」と思いました。やっとベルトを巻く日が決まったって感じなので、そのタイミングが来たんだなと感じています。
――タイトルマッチという事でいつもとモチベーションは違いますか?
中村 何も変わらないですね。去年のELDORADOで、1RKO勝ちした時もTHE MATCHまでにさらに進化しようと思いましたし、一戦一戦自分の成長や生き様っていうものを試合でしか格闘家は見てもらうところがないので、どれだけ努力してメンタル調整をしても、その日のその瞬間に決まる職業だから毎試合成長しようっていう気持ち以外ないです。ベルトが懸かっていようがいまいが前の試合より完成している姿を見せるという感じですね。今回も成長できています。僕からしたらベルトは勝ったら付属品として付いてくる、KO賞の代わりみたいな物ですね(笑)。
――中村選手にとってチャンピオンの直樹選手はどんな存在ですか?
中村 次の対戦相手というだけですね(笑)。1年半くらい前にめっちゃウザかった奴っていうくらい。もう過去の人間みたいな感じですね(笑)。4月21日に僕の方が上だという事が分かると思うので、結果として証明するだけでもう同じ領域にはいないですね。頑張ってるとは思いますけど、僕の相手ではないです。
――この試合に向けて何か取り組んでいる課題や練習はありますか?
中村 2つあります。1つは以前よりメンタルを強くすること。メンタルの調整や気持ちのリフレッシュだったり自分の感覚を研ぎ澄ます練習をしています。もう1つは色々なパターンで自分をどうやって崩してくるのかっていうのを直樹選手側の目線で考えてます。10月の試合が終わってから僕とやるためにダメージを抜いて猛特訓していると思うんですよね。半年間試合が無かった中で僕と試合をするということを予想して対策をしていると思うので、そこをどういう風に組み立ててくるんだろうなって考えています。それ以外は特にしてないです。普通にやりたい練習して普通に暮らしてます。
――例えばパターンを考えたり気持ちを研ぎ澄ますというのは、ご自身1人で日常生活の中でされているんですか?
中村 朝起きてストレッチをする時とか練習行く前とかにイメージを具体的にして練習に取り組んだりしています。
――試合中の閃きとかはそういうところから来ているんですか?
中村 そうですね! 全部日常の伏線回収みたいな感じですね。
――体の動きは意識してないんですか?
中村 試合中は意識してないです。でも練習する時は意識して、強くなるために色んな練習をしています。
――直樹選手の独特な距離感はどう思いますか?
中村 僕も独特な距離感なので、向かい合って距離に違和感を感じたら気を付けようと思います。直樹選手の映像を見て、自分が負ける要素があったとしても5Rを経験しているかくらいで、他は全く負ける要素がないので当日見て貰えたら分かると思います。それくらい自信があります。
――最後にファンの皆様へメッセージをお願いします。
中村 皆さんこんにちは。みんな知ってると思いますがベルトを巻く日が決まりました。4月21日に俺がベルトを巻いている姿を楽しみにしていてください。これからも応援よろしくお願いします。
直樹『王者と王者以外の違いを見せつける』
――良い感じに仕上がっていますね。
直樹 仕上がりは完璧です。
――体重はあと何kgぐらいですか?
直樹 あと6kgくらいです。(※公開練習は4月6日)
――余裕ですか?
直樹 余裕ではないですけど何とかします。
――初の防衛戦ですがいかがですか?
直樹 RISEで63kgのベルトの防衛戦っていうのを最近のチャンピオンはやっていなかったので、何年ぶりかの防衛戦で王者と王者以外ってやつの違いを見せつけてやりたいと思っています。
――今回初防衛という事で追われる立場のプレッシャーは感じていますか?
直樹 防衛戦だからどうこうっていうのは正直感じていないですね。
――2022年の3戦3敗という経験はどのように糧にしていますか?
直樹 2022年の負けは良い経験になりました。正直今回の相手は去年やってきた相手より弱いと思っているので、必ず負けないようにしたいです。
――挑戦者の中村選手からは強気のコメントが出ていますが、そのコメントを聞いてどうでしょうか?
直樹 思っていることは同じですね。僕も王者と挑戦者で実力差があるんじゃないかと思っています。
――試合のクライマックスは何ラウンドくらいに訪れそうですか?
直樹 1Rじゃないですかね? お互い打たれ強いタイプじゃないけど攻撃力はあるので、どっちが勝つにしろすぐ終わると思います。
――いっさい目が離せない攻防が続きますね。
直樹 間違いなくそうなると思いますよ。オープンスコアリングシステムとか5Rだからとかそんなのは正直関係ないと思ってます。
――RISEと直樹ファンにはこの1戦、どんなところに注目をしてほしいですか?
直樹 試合は一瞬で終わると思います。どちらが勝つにしろドロドロの殴り合いみたいにはならなくて、相手も僕も瞬発力タイプの選手なので、パッと当ててどっちかが倒れるみたいな展開になると思うので注目していてください。
――中村選手との一戦は、中村選手に椅子を投げつけられたとこから始まっていると思うのですが、あの時のわだかまりはまだありますか?
中村 あれをやられたからどうこうっていう気持ちはないけど、人間的に好きじゃないです。
――それを詳しく聞いても良いですか?
直樹 品がないじゃないですか。RISEという日本一の団体のチャンピオンになる品格じゃないし、一度でも計量オーバーしている人間はチャンピオンになるべきではないと思っているので、そういう所が人間的に好きじゃないなと思います。
――「ライト級で君まだ勝ってないじゃないか」と中村選手に発言して実際に挑戦者まできたことについては認めていますか?
直樹 もちろん。「やっとか、待ってたよ」って思っています。
――その時からいずれ戦うことになると思っていたわけですね。
直樹 必ず防衛戦は中村選手とやると思っていました。タイミングがYA-MAN選手に勝ったらとかチャンヒョン選手に勝ったらとかあったけど、ことごとくそういう所で彼がこけちゃって長引いていたので、やっと試合が組まれたという気持ちです。
――その時からある程度意識して対策とかも考えていたんですか?
直樹 意識はしてましたけどその時から対策をしていたかと言われたら別にそうではないです。
――先ほど1Rっていう話がありましたが、相手のスタミナ面などを考えると、いなして5Rフルに戦う方が直樹選手の距離感も活かして勝ちやすいと思いますがいかがでしょうか?
直樹 俺も打たれ強くはないので、5Rも彼の攻撃力に耐えられないと思うので、その戦い方が勝ちやすいとも限らないんじゃないですかね。
――それはRISEのチャンピオンとしてKOで勝たなければいけない使命感もありますか?
直樹 それは勿論ありますし、必然的にKOになっちゃう試合ですよね。
――去年経験した沢山の試練について、その後に活きている部分はどんなところになりますか?
直樹 大きな一発をもらわないとか、ガードをしっかりするというのを見直してやってます。
――目の前の試合はありますが、この試合に勝って防衛したらまたGLORYに挑戦したい気持ちはありますか?
直樹 もうその気持ちしかないぐらいあります。
――中村選手がTHE MATCHのメンバーに選ばれたことに対してジェラシーはなかったですか?
直樹 ありまくりですよ。中村選手が選ばれて、白鳥選手が選ばれて俺が出ないってどういう事だよって思ってましたし、周りからも「何で出ないの?」って耳にタコができるくらい聞かれました。
――その時の悔しさを今回ぶつけると。
直樹 そうですね。本当にそういう気持ちもあります。
――最後にファンの皆様にメッセージをお願いします。
直樹 今回のタイトルマッチは王者と王者じゃないやつの違いを見せつける試合をします。必ず熱い試合になると思うので、目を離さず応援よろしくお願いします。
対戦カード
第9試合 メインイベント RISEライト級(63kg)タイトルマッチ 3分5R(無制限延長R)
直樹(BRING IT ONパラエストラAKK/王者、元スック・ワンキントーン・スーパーライト級王者)※初防衛戦
中村 寛[かん](BK GYM/3位、元DEEP☆KICK -60kg王者)
第8試合 セミファイナル ISKAオリエンタルルール世界フライ級(53.5kg)王者決定戦 3分5R
大﨑一貴(OISHI GYM/RISEスーパーフライ級(53kg)王者、元WMC日本&LPNJフライ級王者)
ニコラス・リヴァース[Nicolas Rivas](フランス/ファイトセンターワン/RING OUT -54kg級王者)
※肘無し、つかんでからの攻撃も可能
第7試合 スーパーライト級(65kg) 3分3R延長1R
KENTA(HAYATO GYM/RISEライト級(62.5kg)7位、DEEP☆KICK -63kg王者)
山畑雄摩(心将塾/RISEスーパーライト級5位、元DEEP☆KICK -63kg王者)
第6試合 オープンフィンガーグローブマッチ 女子46kg契約 3分3R
平岡 琴(TRY HARD GYM/RISE QUEENアトム級(46kg)2位)
菊地美乃里(GONG-GYM坂戸)
第5試合 スーパーフェザー級(60kg)3分3R(延長1R)
小野幹晃(IGGY HANDS GYM/RISEスーパーフェザー級4位)
澤谷大樹(HAWK GYM/RISEフェザー級4位、DEEP☆KICK -60kg王者、CKC 2022 -57.5kgトーナメント優勝)
第4試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
戸井田大輝(戸井田ジム/RISEフェザー級11位、MA日本スーパーバンタム王者)
濱田祐生(フリー/DEEP☆KICK −57.5kg 3位)
第3試合 61.5kg契約 3分3R
藤橋 光(フリー)
小出龍哉(TEAM TEPPEN/新空手K-2 GRAND PRIX 2018中量級準優勝)
第2試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R
叶和[とわ](チームドラゴン/JAPAN CUP 2022 -60kgトーナメント優勝)
簗 丈一(TEAM Aimhigh/KNOCK OUTアマチュア アダルト60kgトーナメント優勝)
第1試合 オープンフィンガーグローブマッチ 53kg契約 3分3R
鳩[あつむ](TSK Japan/WMCインターコンチネンタル・バンタム級王者、元WMC日本・Bigbang同級王者、元ムエタイオープン・スーパーバンタム級王者、元蹴拳スーパーフライ級王者)
Novo(TARGET SHIBUYA)
オープニングファイト RISEチャレンジマッチ 女子フライ級(52kg) 3分2R
宮原華音[かのん](TARGET SHIBUYA/FIRST ORDER AGENT)
金子久美子(NEXT LEVEL渋谷)
概要
大会名 RISE 167(ライズ ハンドレッドシックスティセブン)
日時 2023年4月21日(金)開場・17:00 オープニングファイト開始・17:45 本戦開始・18:00
会場 後楽園ホール
中継 ABEMA
チケット料金 SRS席 15,000円 RS席 10,000円 S席 6,000円 小中高生シート 2,000円(当日販売のみ) ※当日は500円プラス ※未就学児は保護者膝上に限り無料
チケット販売 イープラス チケットぴあ 出場選手・所属ジム
お問い合わせ RISEクリエーション 03-5980-7409 https://www.rise-rc.com