KICK BOXING WORLD CUP 5.14 大田区総合体育館：泰良拓也・麻原将平・山下力也が海外勢と対戦。小原俊之×稲井良弥も決定

　「第一回国際親善大会 KICK BOXING WORLD CUP in JAPAN/TOKYO」（5月14日（日）東京都大田区総合体育館）の概要と決定カードが発表された。当初は「WORLD KICKBOXING SUPER LEAGUE」の大会名での開催を予定していたが、「KICK BOXING WORLD CUP」の大会名に変わっている。

　「国際親善大会 KICK BOXING WORLD CUP」は以下の通りの運営組織で、プレスリリースによると「多くの実行委員会役員を政界、学会より迎え、今後、よりキックボクシングが興業としてではなく野球やサッカー、ボクシングのような競技として確立するよう目指していく」とのこと。放送日時は未発表だが、フジテレビでの放送が決まっているという。

主催　国際親善大会KICK BOXING WORLD CUP実行委員会
名誉会長　島村宜伸（衆議院 前国会議員会 会長/元日本プロスポーツ協会 会長）
会長　加藤勝信（衆議院議員 厚生労働大臣）
実行委員長　松浪健四郎（学校法人日本体育大学 理事長/元文部科学副大臣）、大澤貫寿（学校法人東京農業大学 理事長）
会長代行　川阪進治（アジア太平洋経済環境研究会 会長）、佐竹雅昭（K-1 WGP ’94準優勝/K-1JAPANGP ’97 “98優勝）
共催・認定　一般社団法人キックボクシング振興会

　共催・認定の「キックボクシング振興会」は名古屋のアーネストホーストジムJAPAN内に本部が置かれ、これまでアマキックの全日本大会等を開催してきた。ホーストジムは名古屋や京都でプロ大会のホーストカップを開催しており、今大会にもホーストカップでおなじみの顔ぶれが並ぶ。ルールもホーストカップと同じ肘無し・ワンキャッチワンアタックのルールが採用される。

対戦カード＋見所紹介（プレスリリースより引用）

泰良拓也（中央）(C)HOOST CUP

WORLD CUP（日本VS中国） 60kg契約　3分3R
泰良拓也（PFP／HOOST CUP日本ライト級王者）
ジン・フー（中国／CFP推薦／タイBangla Boxingジム61kg級王者）

　3月ホーストカップ京都大会で、HOOST CUP日本ライト級王座決定トーナメントを制し新王者となった、LEGEND武蔵率いるパウンド・フォー・パウンド所属、泰良拓也が、中国選抜の、ジン・フーと対戦。フィジカルの強さから来るアグレッシブな攻撃を信条とするジンフーだが、泰良拓也もたくましくなった精神力と技術でどうさばくか、日本VS中国の目の離せない一戦です。

麻原将平（中央）(C)HOOST CUP

WORLD CUP（日本VS米国） 60kg契約　3分3R
麻原将平（PFP／元HOOST CUP日本ライト級王者）
リー・コーベル［Lee Cobel］（米国／レイ・セフォー推薦／WFKKO世界ライト級王者）

　武蔵の愛弟子、麻原将平と、アメリカMMAトップリーグPFL代表のレイ・セフォーの愛弟子、リー・コーベル、LEGENDのDNAファイター同士の対戦カードが決定！
　麻原将平は元HOOST CUP日本スーパーライト級王者、今年RISE 20周年記念大会でKO勝利し好調をアピール、今回の勝利に意気込んでいる。
　対する、リー・コーベルはアメリカMMAトップリーグPFL代表のレイ・セフォーの愛弟子で、かつてラモンデッカーに師事していたこともあり、ファイトスタイルが酷似している。2019年HOOST CUP KINGS NAGOYA 6で日本初登場、前ISKA世界王者、大石駿介と対戦、序盤こそらしい動きを見せたが、ボディーブローで不覚をとって敗戦しているが、今回は適正体重に近い60kg契約となるからして本領発揮か。LEGEND同士のセコンドワークにも注目の一戦です！

山下力也 (C)HOOST CUP

WORLD CUP（日本VSセルビア）　ヘビー級　3分3R
山下力也（道真会館／MA日本ヘビー級王者）
ネナト・コージック（セルビア／ホースト＆SENSHI選抜／ドイツ・ヘビー級王者）

　HOOST CUPでも活躍のMA日本ヘビー級王者の山下力也が、アーネスト・ホースト氏がブルガリアの大会「戦士」で見出し推薦するドイツヘビー級王者、ネナト・コージックと国際戦で激突。
　山下は、昨年ホーストカップリングでブラジルの強豪、MAMUTIにリベンジマッチを果たし健在ぶりをアピールするものの、今年3月ホーストカップ京都大会で、K1で活躍する強豪、カルロス・ブディオに惜敗しているだけに勝利したいところ。
　ネナト・コージックは、セルビア国籍、ドイツムエタイスクールフランクフルトで練習をつみ、トータルバランスに優れたファイトスタイルでドイツ国内タイトルを獲得、Enfusionなどヨーロッパのリングで活躍、LEGENDアーネスト・ホースト氏がブルガリア「戦士」での活躍を認め、今大会の推薦を経ている実力者です。
　今後世界進出に力を入れていきたい迫力のヘビー級の試合に注目です。

WORLD CUP（日本VSブラジル） ヘビー級　3分3R
滝上正太（聖空会館／ACCELヘビー級王者）
MAMUTI（ブラジル／ブラジリアンタイ）

　日本VSブラジル、迫力のヘビー級の試合が実現！
　滝上は空手をバックボーンに持ち、鋭い蹴りを武器に、現HOOST CUPヘビー級王者、ジャイロ楠に勝利しアクセルヘビー級王者となった。
　対するMAMUTIは HOOST CUP常連選手、日本人選手をバッタバッタ倒し、元BIG BANG王者実方宏介にKO勝利し、MA王者山下力也とも1勝1敗の戦績を誇るハードパンチャーです。
　パンチVSキックのわかりやすい迫力のヘビー級の闘いに注目の一戦です！

小原俊之（中央）(C)HOOST CUP

JAPAN LEAGUE 70kg契約　3分3R
小原俊之（キング・ムエ／HOOST CUP日本EXミドル級王者）
稲井良弥（TARGET/DEEP☆KICK推薦／DEEP☆KICK -70kg王者）

　長らく無冠の帝王時代を経て昨年12月HOOST CUP名古屋大会でHOOST CUP日本EXミドル級王者となった、小原俊之が関西メジャーリーグ、DEEP☆KICK王者、稲井良弥と対戦。
　小原の本領は、ヒジヒザ攻撃ありのムエタイルールが本領であるが、ワンキャッチ・ワンアタックルールでも実力を発揮できる技巧派である。

稲井良弥 (C)DEEP☆KICK事務局

　対する稲井良弥は、那須川天心を輩出した名門TARGETの所属、関西の強豪をバッタバッタ倒し、DEEP☆KICKタイトルを獲得、RISEリングではNJKF王者 洋輔YAMATOに勝利している実力派王者。
　団体を背負う王者同士の熱い試合に注目です。

概要

大会名　第一回国際親善大会 KICK BOXING WORLD CUP in JAPAN/TOKYO
日時　2023年5月14日（日）　開場・13:30　開始・14:00　本戦開会式・15:00（いずれも予定）
会場　東京都大田区総合体育館　https://www.ota.esforta.jp/access/index.html
チケット料金　S-VIP 100,000円　VIP 50,000円　SRS 30,000円　アリーナRS 15,000円　スタンドS 10,000円　スタンドA 7,000円　スタンドB 5,000円　※未就学児童は保護者膝上に限り無料　
チケット販売　チケットぴあ　出場選手・所属ジム
お問い合わせ　
（実行委員会事務局）エム・ケイ・ツー　TEL:03-5637-7500　Mail:mk2@road.ocn.ne.jp
（チケット・対戦カードなど） キックボクシング振興会（アーネストホーストジムJAPAN内）　TEL:052-936-5908　Mail:info@kickboxingpa.org
HOOST CUP公式サイト　https://www.hoostcup.com/