パンクラス 4.30 立川ステージガーデン：元修斗環太平洋バンタム級王者・石井逸人が3年半ぶり参戦、パンクラス同級1位の井村塁と対戦。仕切り直しの粕谷優介×葛西和希、秋葉太樹×谷村泰嘉も追加

　PANCRASE 333（4月30日(日) 東京・立川ステージガーデン）に石井逸人（TRIBE TOKYO MMA／修斗バンタム級世界2位・元環太平洋王者）が参戦し、パンクラス同級1位の井村塁（Nexusense）と対戦することになった。

　石井は19年11月、修斗代表として1度だけパンクラスに参戦したことがあり、瀧澤謙太と対戦し3Rに飛び膝蹴りをもらってKO負けしている。その後の石井は修斗でコンスタントに試合を重ね9戦5勝2敗2分の成績を残している。昨年5月には小野島恒太に判定勝ちし修斗環太平洋バンタム級王者となったが、10月の藤井伸樹との初防衛戦では死闘の末判定負けしている。修斗では上位勢と一通り対戦済なこともあってか、パンクラスが再起の場となった。なお、今大会ではパンクラス・バンタム級王者の中島太一と暫定王者の田嶋椋による王座統一戦が組まれているため、石井が勝てば次期挑戦者として急浮上することになる。

石井逸人

井村塁（背後）

　対する井村はネオブラッドトーナメント2020同級優勝・MVPと活躍し、同年末の暫定王者決定戦では中島に2R TKO負け。続く昨年4月のTSUNE戦でも判定負けしベテラン相手に連敗を喫した。だが9月大会で平田丈二に、12月大会で佐久間健太に勝利している。

　ほかにもライト級・粕谷優介（CROWN／3位）vs. 葛西和希（マッハ道場／4位）、フライ級・秋葉太樹（パンクラス大阪稲垣組／4位）vs. 谷村泰嘉（パラエストラ八王子／6位）の2試合も追加された。どちらも昨年12月の横浜武道館大会で組まれていたが、葛西と秋場の欠場で中止となっていた。

　12月大会では葛西と同門の先輩・岡野裕城が急きょ代役を務めたが、粕谷が1R終盤に裸絞めを極め一本勝ちしており、葛西にとっては敵討ちを目指す構図となる。

　秋葉は小川徹、鶴屋怜ら相手に3連敗中で、12月大会の前に大阪の稲垣組に移籍し、環境を整えて再浮上を図る。谷村はフライ級王者となった鶴屋と同じ20歳。5戦4勝1敗で唯一の黒星は20年のネオブラッドトーナメント決勝での現ストロー級王者・山北渓人との一戦だった。最近2試合では井島裕彰、大塚智貴を撃破し、ランキング上位入りを狙う。

対戦カード

パンクラス・ライト級王座統一戦　5分5R
久米鷹介（ALIVE／王者）※4度目の防衛戦
アキラ（武蔵村山さいとうクリニック／暫定王者）

パンクラス・バンタム級王座統一戦　5分5R
中島太一（ロータス世田谷／王者、ネオブラッドトーナメント2012同級優勝）※初防衛戦
田嶋　椋（OOTA DOJO／暫定王者、ネオブラッドトーナメント2022同級優勝＆MVP）

パンクラス女子ストロー級チャンピオンシップ　5分5R
KAREN（PRAVAJRA／王者）※初防衛戦
ソルト（マルスジム／1位）

パンクラス女子フライ級チャンピオンシップ　5分5R
端　貴代（和術慧舟會AKZA／王者）※初防衛戦
NØRI（PRAVAJRA／1位）

バンタム級　5分3R
井村　塁（Nexusense／1位、ネオブラッドトーナメント2020同級優勝・MVP）
石井逸人（TRIBE TOKYO MMA／修斗世界2位・元環太平洋王者）

フェザー級　5分3R
亀井晨佑［しんすけ］（パラエストラ八王子／2位、ネオブラ2018同級優勝）
パン・ジェヒョク（韓国／コリアン・トップチーム）

ライト級　5分3R
粕谷優介（CROWN／3位）
葛西和希（マッハ道場／4位）

ライト級　5分3R
松岡嵩志 (パンクラスイズム横浜／5位)
岡野裕城 (マッハ道場／HEAT王者）

フライ級　5分3R
秋葉太樹（パンクラス大阪稲垣組／4位）
谷村泰嘉（パラエストラ八王子／6位）

概要

大会名　PANCRASE 333
日時　2023年4月30日(日) 開場・14:00　開始・14:30（予定）
会場　立川ステージガーデン　https://www.t-sg.jp/access/
チケット料金　VIP￥50,000-　SS￥30,000-　A￥15,000-　B￥9,000-　※未就学児は膝上観戦に限り無料、着席の場合有料　※チケット発売日：4月1日(土)
チケット販売　パンクラス ストア　イープラス　出場選手・所属ジム
お問い合わせ　パンクラス実行委員会　03-5339-9198　https://pancrase.co.jp/