RISE 5.28 後楽園ホール:小林愛三、昨年末に敗れた相手・テッサ・デ・コムとベルト懸け再戦「今年中に戦いたい日本人がいます」
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RISE 168(5月28日(日)後楽園ホール)でRISE QUEENフライ級タイトルマッチ・小林愛三(NEXT LEVEL渋谷/王者)vs. テッサ・デ・コム(オランダ/挑戦者)が行われることになった。両者は昨年12月の両国国技館大会でのノンタイトル戦で対戦し、テッサが1R終盤に右フックでダウンを奪い判定勝ちしている。
RISE QUEENフライ級(52kg)タイトルマッチ 3分5R(無制限延長R)
小林愛三[まなぞう](NEXT LEVEL渋谷/王者)※2度目の防衛戦
テッサ・デ・コム(オランダ/ファイトチーム・フラールディンゲン/挑戦者、Enfusion女子ストロー級(52kg)王者)
小林は20年9月、4選手参加の初代RISE QUEENフライ級王座決定トーナメント準決勝でKOKOZに判定勝ちし決勝へ進んだ。反対ブロックで勝った陣内まどかが12月大会の決勝を前に負傷欠場したため、小林は暫定王者と認定された。しかし小林のワンマッチの相手として緊急出場した田渕涼香に1R、右ストレートでダウンを奪われ、小林は判定負け。21年4月のタイトルマッチで再戦し、小林は判定勝ちでリベンジを果たし、正規王者に認定され初防衛扱いとなった。
ノンタイトル戦で負け、防衛戦でリベンジを目指す点で、田渕戦もテッサ戦も共通する。なお、小林は昨年3月のGLORYベルギー大会でGLORY女子スーパーバンタム級王者のティファニー・ヴァン・スースト(米国)に挑戦したが5R KO負けを喫しており、欧米勢相手に苦戦するイメージを払拭したい試合となる。
小林×テッサ2は、2月23日のRISE後楽園ホール大会で発表され、小林がリングイン。「前回はとにかく凄く悔しくて、数日、心がへんこんだんですけど、へこんでいる時間は自分にはないので、リマッチで勝って、愛三はやっぱり強かったと思わせる試合をします」とリベンジを誓った。さらに「今年中に戦いたい日本人がいます。対抗戦が決まって熱い時期なので、戦いたい選手の名前が言えるよう、この試合をしっかり勝ちたいです」と続けた。
小林は名前を伏せたが、戦いたい相手はK-1女子フライ級(52kg)王者のKANAのことだろう。同階級のKrush王者は小林と同門の壽美(ことみ)のため、RISEとK-1の対抗戦第2弾が3月の両団体のビッグイベントで3試合ずつ行われる状況を考えれば、おのずとターゲットはKANAに絞られる。昨年6月のTHE MATCH含め、RISEとK-1の対抗戦は男子だけで、女子はまだ行われていない。KANAは3月12日のK-1代々木第一体育館大会で世界3冠王・フンダ・アルカイエス(トルコ)相手にK-1王座の2度目の防衛戦を控えている。KANAも世界進出の意欲が強いが、小林に関してはどう思うか。KANAの今後の言動も注目される。