ONE 2.24 ルンピニー:NJKF&WMC日本スーパーライト級王者・真吾YAMATO(柴田真吾)がONE初参戦「どこまでできるのか試してみたい」
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ONE Friday Fights 6(2月24日(金)タイ・バンコク・ルンピニースタジアム)に真吾YAMATO [柴田真吾](大和ジム/NJKF&WMC日本スーパーライト級王者)が出場することになった。
真吾は35戦24勝(13KO)9敗2分の27歳。最近では昨年9月のBOMでKJヒロシに4R TKO勝ちしWMC日本王座を獲得し、昨年11月のNJKFでのWBCムエタイ日本統一スーパーライト級王座決定戦で畠山隼人に1R TKO負けしている。真吾は17日にバンコク入りし、21日に収録されたインタビューがONEから届いた。
大会の模様はABEMAで2月24日(金)21:30より生中継される。
第2試合 ムエタイ バンタム級(65.8kg) 3分3R
ハーキュリス・ウォー・チャクラウット(タイ)
真吾YAMATO [柴田真吾](大和ジム/NJKF&WMC日本スーパーライト級王者)
―― タイにはいつ入りましたか
真吾「17日の金曜日にバンコクに入りました!」
―― オファーがあったのはいつですか
真吾「当初は3月10日の大会に出場ということで2月の初旬にオファーがあったのですが、この2月24日の大会にということを受けて予約していた飛行機も早めて来ました。」
―― 試合のオファーがあった時の気持ちは
真吾「すごい嬉しかったです。やっぱりONEチャンピオンシップは一番出たい大会だったので、それに向けて準備していたんですけど、早まったので練習も早めたりして。焦りもあったけど、とにかく嬉しかったです。」
―― 過去にタイで試合の経験がありますよね
真吾「ラジャダムナンと、MAXムエタイ、後はアマチュアに近い大会に出ました。」
―― 初めてルンピニースタジアムで戦いますが、どんな気持ちですか
真吾「ルンピニーって日本でも偉大な場所って知られているのは自分でも分かっているので、そこで試合をできるっていうのはキックボクシングの人間としても自慢できることですし、そういう神聖な場所に立てるということは偉大なことで嬉しいことだなと思います。」
―― 相手のことは知っていましたか
真吾「何も知らなかったです。動画を見て、高身長で僕とほとんど同じような体型だっていう印象を持ちました。身長が高い分、長さを意識した戦い方だなって思いますね。ただ、僕は身長が高い選手も低い選手とも戦って来ているので、問題ないかなと思います。」
―― 相手の強みや弱みはどう見ているか
真吾「弱みは、パンチとか肘に打たれ弱いこと。強みは長さですかね。遠い距離でミドルキックを打ったりとか前蹴りとか。急に肘で入って来たりとか、危ない選手ではあるけど、特に問題ないかなと思います。」
―― 相手はルンピニーとラジャダムナンでベルトを取っているが何か意識するか
真吾「そんなに意識するところではないかなと、そういう想いですね。」
―― 今回の試合で自分の武器になるのは
真吾「やっぱり日本でも肘打ちが得意で人を倒してきたし、タイでも肘打ちで倒していたので、今回も肘打ちには注目してほしいし、日本でボクシングジムにも通っているので、パンチと肘には注目してほしいですね。」
―― 初めてオープンフィンガーで戦うことについては
真吾「グローブをはめてみて、自分でポンポンって当ててみた感じ、めっちゃ痛かったんで、お互いに絶対に痛いし、怪我をするかなとは思う。打った感じは普通のグローブの方がやりやすいなって思いました。」
―― 改めて自分のファイトスタイルと説明すると
真吾「身長が高いので距離感は意識してやっている。入るところは入って、パンチや肘でガンガン倒していくっていうのがファイトスタイルだし、自分の強みだと思います。」
―― どんな試合になると思うか
真吾「ONEチャンピオンシップって気持ちのこもった、ガツガツの試合が多いと思うので、僕もそういう試合をして倒しに行きたいです。体力には心配ないので、フルラウンド戦っても問題はないけど、倒したいですね。」
―― 日本のファン、現地のムエタイファンにどんな自分を見せたいか
真吾「日本の皆さんには、僕の友達もそうなんですけど、柴田真吾っていう人間が世界で戦っているんだぞっていうのを見てもらって、何か人生のプラスになるかわからないですけど、元気を出してもらえればなと思います。会場の目の肥えた観客には、こんな強い選手がいたんだなって、思ってもらえるように頑張ります!」
―― ONEの立ち技をどう思うか
真吾「まず、メチャクチャ強い選手がいっぱいいるなと。もちろん世界の大会なので、当たり前なんですけど。やっと自分がそこに食い込んできたのかっていう気持ちと、不思議な気持ちと、倒し合いが多いので危ないなって。倒し合い、気持ちと気持ちのぶつかり合いなので、自分が下がることはないと思います。」
―― ONEバンタム級の立ち技で戦ってみたい選手は
真吾「もちろんチャンピオンのノンオーもそうですけど、ランキングに入っているリアム・ハリソン選手、ラマザノフ選手、セーマペッチ選手もいますし。みんな有名で強いので僕がどこまでできるのかっていうのは試してみたいですね。」
―― モデルでもと伺いました
真吾「日本では、ファッションの雑誌とか、地方のCMに出演したり、ファッションショーに出たり、モデルのようなことをやっているんですけど、知り合いを介してタイでもモデル活動をできるっていう話をされたので試合が終わってからタイの事務所に挨拶に行ってきます。」
―― 最後に、ファンへのメッセージを
真吾「日本からきた柴田真吾です。僕が世界で戦っている姿で皆さんに元気を与えられたらと思います。」