RIZIN 2023春3大会でフェザー級前王者 牛久絢太郎×朝倉未来、同級元王者 斎藤裕×平本蓮、元K-1対決 芦澤竜誠×皇治。パッキャオも夏以降登場
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RIZIN.40 2022年12月31日 さいたまスーパーアリーナ大会では、来年2023年の大会に向けての事前発表が次々と行われた。MMAフェザー級では前王者・牛久絢太郎 vs. 朝倉未来、元王者・斎藤裕 vs. 平本蓮の2試合が決まり、立ち技勢では皇治 vs. 芦澤竜誠の元K-1人気ヒール対決が実現する。RIZINの榊原信行CEOは大晦日大会後の総括記者会見で、この3試合は春の関東・関西での3大会に分けて行う計画であることを補足説明している。
平本蓮は第6試合の「RIZINスタンディングバウト特別ルール(ボクシング形式)」での梅野源治とのエキシビションを終えた後、マイクを持ち「社長、来年の一発目の試合を発表したいと思って。来年、一番頑張らないといけない年と思っていて」と話すと、榊原CEOは「リクエストのあった選手で一番ゴツい選手を呼んできました」と答え、元RIZINフェザー級王者の斎藤裕がリングイン。榊原氏は「来年23年春、4月ぐらいにやっちゃいます」と発表した。
斎藤は「24歳の若者との戦いで伝えられるものがあると思います。平本選手のことを認めているんで、全力で潰しに行きます」と宣言した。続けて平本は「会場に朝倉未来がいるのを見かけたんですけど、バファリン忘れず飲んでください」と客席の朝倉未来をイジった後、「最高の選手と盛り上げます。お楽しみに」とアピールした。
続けて榊原氏は、前フェザー級王者の牛久絢太郎と朝倉未来をリングに呼び寄せ、両者の対戦も来年春に行うことを発表した。大晦日大会を回避した未来は「来年帰ってきます。楽しみにしてください。お互い過去最高の状態で」と話した。牛久は未来に対し「うぃっす」と回答してから「2年前ぐらいから楽しみにしていて、未来選手と試合できるのを光栄に思います。フェザー級で最高の試合しましょう」と未来に呼び掛けた。
また、第3試合終了後、12月3日付でK-1との契約が満了したばかりの芦澤竜誠が花道に登場し、音頭調のオリジナルソング「ナマズ音頭」を歌いながらリングインした。「K-1辞めて2023年からRIZINで活躍したいと思います。RIZIN来たんでMMAやりたいっすね。でもキックでも終わってないんだよね。最後ケジメつけないといけない相手がRIZIN来たら現れるよね。皇治いないの?武尊にも那須川天心にもYA-MANにも倒されなかったけど、芦澤竜誠が全部いただきます」と話した。すると皇治もリングインし「こんにちわ、“世界の田中”です。おサカナ君、音楽会あかんでと思ったけど、ええ歌っすね。やりますか?」等と話し、芦澤戦に前向きな姿勢を示すと、「かかって来い、おサカナ君」と呼びかけ、芦澤とにらみ合いを繰り広げ、乱闘寸前となりスタッフに制止された。
さらに第8試合終了後には、以前からRIZINと交流のあるボクシング元世界6階級制覇王者のマニー・パッキャオがリングインし「来年RIZINで戦います」と発表し「榊原さん、素晴らしい日本人選手を選んでください」と呼びかけた。榊原氏は「来年の夏以降で日本人選手で70kgでパッキャオの前に立てる選手募集します」と付け加えた。
榊原氏は前日の公開計量の場で、大晦日大会で「5つのサプライズ」を予告していたが、上記の4つの発表に加え、大晦日の平本の相手X=梅野がその5つだった。