K-1 8.11 福岡国際センター:ゴンナパー、THE MATCHからの凱旋試合は6年ぶりK-1系復帰の岩崎悠斗と。江川優生×チャーチャイ、大沢文也×デンサヤームほか追加
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
OGUNI-GYM(オグニジム)
池袋の名門ジムでキックボクシングを始めよう!一般/上級/キッズ/シニア/レディースクラス
K-1 8月11日(木/祝)福岡国際センター大会の第2弾対戦カード発表記者会見が6月29日、東京で行われた。そのレポートがK-1 JAPAN GROUPから届いている。(写真:(C)K-1)
追加対戦カード
63kg契約 3分3R(延長1R)
ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/元K-1&Krushライト級王者、元WPMF世界スーパーライト級王者)
岩崎悠斗(PURGE TOKYO/元J-NETWORKスーパーライト級王者)
スーパー・フェザー級 3分3R(延長1R)
江川優生(POWER OF DREAM/元K-1&Krushフェザー級王者)
マキ・チャーチャイ(タイ/真樹ジムAICHI/ISKAムエタイ世界&WMOインターナショナル・スーパーライト級王者・スーパーライト級王者、元ラジャダムナン認定スーパーバンタム級3位)
ライト級 3分3R(延長1R)
大沢文也(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER/Krushライト級王者)
デンサヤーム・アユタヤファイトジム(タイ/Ayothaya Fight Gym/タイTrue4U CPトーナメント バンタム級2019優勝)
スーパー・ライト級 3分3R(延長1R)
鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス/元Krushスーパー・ライト級王者)
近藤魁成(大成会館/キックボクシングジム3K/K-1甲子園2017・2018 -65kg優勝)
バンタム級 3分3R(延長1R)
壬生狼一輝(力道場静岡/元Krushバンタム級王者)
峯 大樹(若獅子会館/RKSバンタム級王者)
クルーザー級 3分3R(延長1R)
ANIMAL☆KOJI(TEAM ANIMAL)
AKIRA Jr(フィリピン/若獅子会館 総本部/RKSクルーザー級王者、元蹴拳スーパーミドル級王者)
「THE MATCH 2022」で衝撃KOを収めたゴンナパーが参戦!ライト級の超実力者・岩崎悠斗と激突「福岡のみなさんが感動する試合をする」(ゴンナパー)vs「ライト級の勢力図をひっくり返すために来た」(岩崎)
昨年8月の福岡大会で朝久泰央に敗れてK-1ライト級王座を失ったゴンナパー・ウィラサクレックだが、その後はK-1の次世代を担う西京佑馬、NJKFの2階級王者・鈴木翔也に勝利。そして、6月19日「THE MATCH 2022」ではRISEの白鳥大珠をKOし、怒涛の3連勝。王座返り咲きに向け快進撃を見せるゴンナパーが、今回の福岡大会では約6年ぶりにK-1 JAPAN GROUPに参戦する岩崎悠斗と対戦する。
岩崎は2013~2016年にKrushに参戦し、安保瑠輝也と佐々木大蔵にも勝っている実力者。しばらく試合から遠ざかっていたが、PURGE TOKYO所属となり、今年5月にKPKB(九州プロキックボクシング)で復帰し、勝利を飾った。今回はK-1初出場でいきなり強豪ゴンナパーと対戦することになるが、番狂わせを起こす可能性も充分。
一番やりたい相手がゴンナパーだったという岩崎は、「今回、すごいチャンスをいただいて、メチャメチャ燃えてます。K-1もKrushもライト級の勢力図を本当に引っくりかえすために来た」と、興奮を隠さず強く意気込む。また、試合から遠ざかっていた時期は「いろんな人の試合を観ていて、俺だったら余裕だろと思ってた」と語り、それはゴンナパーに対しても同様だと言い切ると「自分だったら勝てると思ってる。イメージはできてます」と必勝を誓った。
対するゴンナパーは「今回もムエタイの強さを見せたい、ムエタイNo.1ということをみんなに、あらためて知ってもらいたい」と貫禄のコメント。そして、油断は禁物としつつも、自信満々の岩崎に対して「自分も大いに自信はある。今回も気合いを入れて試合をして、KO勝ちしたい。福岡のファンのみなさんが感動するような試合をお見せしたい」と期待が高まる言葉を残した。K-1初参戦の岩崎がライト級戦線に大きな風穴を開けるか? それともゴンナパーが返り討ちにし、ベルト奪還への道を突き進むか?
◆岩崎悠斗
「はじめましての人もいると思うので自己紹介から。PURGE TOKYOの岩崎悠斗です。今回、すごいチャンスをいただいて、メチャメチャ燃えてます。僕としてはK-1、初めてなんですけど、K-1もKrushもライト級の勢力図を本当に引っくりかえすために来たんで、楽しみにしててください。(いまのK-1のファンに一番観てほしいところは?)一番観てほしいところですか。全部、存在ですかね。ずっと、試合したくてもできなかったんで、いろんな人の試合を観ていて、俺だったら余裕だろと思ってたんで。今回、自分の存在を大いに見せつけてやろうと思ってます。
(対戦相手の印象は?)初めて見たときから本当に一番やりたい選手だなと思ってたんで。今回、話来たときも率直にうれしかったです。本当に強いし、知名度もあるし、試合がマジで楽しみですね。(『俺だったら余裕だろと思ってた』というのは、ゴンナパー選手の試合に関しても?)そうですね、思ってました。(その自信の根拠は?)もともと、すごい自信家なんで(笑)。あとはPURGE TOKYOで矢口トレーナーと仲間と築き上げたものがあるので。それ出したらなおさらいけるだろっていう感じです。(勝ちかたはイメージできてる?)そうですね、自分だったら勝てると思ってるんで、イメージはできてます」
◆ゴンナパー・ウィラサクレック
「また、こうして8月に試合ができる機会をいただけてうれしく思う。6月19日の試合に関しては、あのような勝ちかたができてうれしく思っているし、チームのみなさん、応援してくださったファンのみなさんに感謝申し上げたい。今後も全力でおもしろい試合をしていきたいと思う。(欠場しているチャンピオンの地元での試合になるが、チャンピオンにどんな姿を見せたい?)今回もムエタイの強さを見せたいと思うし、ムエタイNo.1ということをみんなに、改めて知ってもらいたい。次回の試合もムエタイのよさを出していきたいと思う。
(対戦相手の印象は?)今回初めて会ったが、これまでの岩崎選手の試合のビデオを観て研究してきた。自分では問題ないと思うが、いつものようにけっして油断してはいけないと思う。選手は自分が勝つために練習してるのは同じだと思うので、やはり油断は禁物。ただ、今回は自分の強さをあらためて見せつけてやりたいと思います。(岩崎選手は勝てると思ってるそうだが、それについては?)自分も大いに自信はある。今回も気合いを入れて試合をして、KO勝ちしたい。(東京ドームを超えるような試合のインパクトを見せる?)はい、待っててください。福岡のファンのみなさんが感動するような試合を絶対にお見せします」
大沢文也が“武居由樹を苦しめた男”デンサヤームと対戦「由樹からは『応援しているけど6:4で負ける』と言われちゃいました」(大沢)vs「同門・同級生のパヤ―フォンようにのように日本でスターになりたい」(デンサヤーム)
第7代Krushライト級王者・大沢文也の2年連続となるK-1福岡大会参戦が決定。かつてK-1のリングで武居由樹を苦しめたデンサヤーム・アユタヤファイトジムと対戦する。
大沢は今年4月に瓦田脩二に判定勝利してKrushライト級王座を獲得。デビューから足かけ10年の悲願を達成した。戴冠後の初戦は、昨年7月に卜部功也から判定負けを喫したK-1福岡大会のリングとなる。大沢は王者としての初戦で迎えるデンサヤームの印象を問われると「もともと55kgの選手と聞いていたので(身体が)小さいと思っていたら全然大きい」と困惑気味。デンサヤームとの対戦経験がある武居からは「文也君のことを応援しているけど、6:4で文也君が負けると思っている」と厳しい予想を通告された。前戦の試合後には「後輩の龍華を挑戦者に迎えるまでは弱い相手とやりたい」とリクエストしていた大沢だったが、目の前に現れた強豪との対戦に向けて「熱い試合とか面白い試合をするつもりはない。勝てればなんでもいい」と、勝利にこだわる構えを見せた。
対するデンサヤームはタイで100戦以上のキャリアを持つムエタイ戦士。2019年にはタイのテレビ局主催ムエタイイベント「True4U」のバンタム級トーナメントで優勝するといった実績を誇る。K-1への初参戦は2020年3月。当時のK-1スーパー・バンタム級で無敵を誇っていた武居由樹をリーチを活かした攻撃で苦しめて、最終ラウンドまで渡り合う勝負強さを見せた。また長い花道を踊りながら入場して、試合以外でもインパクトを残した。
あれから約3年、身体も大きくなりライト級選手として生まれ変わるデンサヤームは「Krushのチャンピオンと試合が出来ることがうれしい」と大沢に敬意を払う一方「見ている人に面白いと思ってもらえるように100%の力を出す」とK-1初勝利を予告。6月のK-1女子大会では同門で同い年のパヤーフォン・アユタヤファイトジムが外国人初のK-1女子王座を戴冠し。デンサヤームも「スーパースターになったパヤーフォン選手に続いて自分も日本で有名な選手のひとりになりたい」と、スターダムを駆け上がる青写真を描いた。
◆大沢文也
「このTANG TANG FIGHT CLUB/team JOKERで試合をするのは8月11日、福岡大会が最後です。意気込みは、最初55kgと聞いていたので、小さいのかなと思っていたんですけど、思ったよりも全然大きくて。ヘビー級の実方選手と会ったときに相手全然大きくないですよといわれたんですけど、全然大きいし、全然話が違うなという感じです。(Krush王者として初戦。どんな姿を見せたい?)別に熱い試合とか面白い試合をするつもりは全く無いので、勝てればなんでもいいかなという感じです。でもどういう試合……難しいですね。パンチですかね。でも最近蹴りまくってるんですけど。ちょっとわかんないです。どっちかは。いい試合ができたらと思います。
(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKERでの試合が最後という意図は)チームを抜けます。こういうと見ている人たちはどうしたのと思うかもしれませんが、喧嘩別れとかでは全く無くて。(寺島)輝とも龍華とも仲がいいんですけど、残りの格闘技人生どれくらいできるかわからないんですけど、残りは少ないかも知れないし、残りは自由にやっていきたいなと思って。だからこれは僕のわがまま。それでも輝や龍華とはこれからもバンバン練習していきますので、そういう(揉めている)のは無いんですけど。僕の自己中な感じです。
(所属をフリーにしてジムから解放される?)解放……。解放とはちょっと違いますけど、これからも輝や龍華とは練習していくんですけど、もっと先に、上に行きたいなと思って。ジムの関係者の方とは全員仲がいいので、快くいいよと言ってもらえたので。卒業という感じですね。TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER」今回で卒業という感じです。
(前回攻撃的なスタイルだった。今回も見せたいとは思わない?)前回はタイトルマッチだし、ガンガン前に出ないと勝てないかと思ってそうしました。福岡の大会も結構試合数が多いので、僕の試合が何試合目かわかりませんが、僕の試合がちょうど休憩、トイレタイム(苦笑)。休憩時間はトイレが混むので、僕の試合はつまらないのでトイレタイムになる感じになると思います。
(ジムを離れるのは龍華とのタイトルマッチを見据えてのこと?)それもあるかもしれませんね。ただもっともっと強く。今のジムで強くなれないというわけではないんですが、こうやって海外選手とやれるようになってもっともっと上に行くにはもっともっと強くならないといけないと思っているので。この試合が決まったときに(武居)由樹に連絡をしてどうだったかと聞いたんですけど、由樹に「僕は勝ってるので負けたら敬語使ってください」といわれて。負けられませんね。
(前回の試合後会見では「龍華と当たるまでは弱い選手を」といっていたが、今回はどう?)絶対強いでしょう。由樹に『左ミドルとか結構強いし、文也君苦手なタイプだと思います。僕は文也くんを応援しているけど、6:4で負けると思ってます』と言われちゃいました(苦笑)」
◆デンサヤーム・アユタヤファイトジム
「今回また日本ができることになってうれしいし、自分も日本で有名な選手のひとりになりたいという気持ちがある。先週仲のいい友だちでもあるパヤーフォン選手がスーパースターになって、日本でもとても有名な選手になったた。自分もそれに続きたいと思っています。現在はウィラサクレックジムで練習をしているんですが、K-1に精通している会長ですや他の選手のみんなと一緒に練習ができて準備をしているので、それはとてもうれしく思っています。
(大沢から大きいといわれたが、大沢に対する印象は)今回初めてお会いしたんですけど、純粋にKrushのチャンピオンと試合が出来ることをうれしく思う。(大沢はつまらない試合でもいいといっているが、どんな試合をしたい?)自分は見ている人に面白いなと思ってもらえる試合をしたいと思っていますし、そのために100%の力を出していきたいと思います」
江川優生が激動のスーパー・フェザー級でマキ・チャーチャイと対戦!「もう一度“江川優生”の存在価値を示す」(江川)vs「自分のスタイルを崩さずにいい勝ち方をしたい」(チャーチャイ)
先日、武尊が返上したことでベルトに向けた戦いが大きなテーマとなるK-1スーパー・フェザー級戦線で江川優生vsマキ・チャーチャイの注目の一戦が決定した。江川は今年4月の「K’FESTA.5」からスーパー・フェザー級に転向。そこで大岩龍矢に敗れ3連敗となったが、スーパーフェザー級でもタフな大岩と打ち合って可能性を見せた。江川は元K-1フェザー級王者で、2019年12月のK-1名古屋大会で武尊とエキシビションとも対戦。「K-1 AWARDS 2019」ではMVPにも選ばれ、武尊がいないK-1を担う世代の一人としても期待が集まる。会見では中村拓己プロデューサーから「K-1の中心に立つ江川選手の姿を期待しているファンも多いと思う」と言葉をかけられたが、江川自身は「自分はまだそういう器じゃないと思っています。自分がその地位まで来たら責任を持って、K-1を支えていける存在になれたら。ここでもう一度、“江川優生”の存在価値を示して、勝利したい」と静かに闘志を燃やした。
対戦相手のチャーチャイはムエタイの2大殿堂=ラジャダムナンスタジアムの元トップランカーで、ONE Championshipで活躍するロッタン・ジットムアンノンとも対戦しているムエタイの強豪。今回がK-1 2戦目となり、前回昨年12月のレオナ・ペタス戦では、驚異のタフさでレオナを苦しめた。レオナ戦を振り返り「あの時はK-1ルールやK-1の戦い方を理解していなかった」というチャーチャイは「今回はK-1ルールに合わせて凄くいい練習ができているので、自分のスタイルを見せながら必ず勝ちたい」と気合い十分のコメントを残している。激動のスーパー・フェザー級戦線で勝ち残るのはどちらだ?
◆江川優生
「2回連続凄くタフな選手が相手で、今後はそういう選手とばっかりになっていくと思うので、タフな選手をしっかりと倒してスーパー・フェザー級で上に上がっていけるように頑張ります。(対戦相手の印象)第一印象から顔が凄く打たれ強そうだなと。自分が顔面にクリーンヒットさせた時にどれぐらい揺らいでくれるのか、それで試合展開が変わると思います。(武尊が王座を返上したことを受けて中村Pから期待されていることについて)求められているのは嬉しいですが、自分はまだそういう器じゃないと思っています。自分がその地位まで来たら責任を持って、K-1を支えていける存在になれたらと思います。(今回はどういう勝ち方をしたいか)スーパーフェザー級一戦目が不甲斐ない結果になったので、ここでもう一度江川優生の存在価値を示して、勝利したいです。(現在3連敗中の心境)特に考えていないわけではないのですが、今は前を向いて勝つことに集中して練習に励んでいます。(脱出する光は見ているか?)練習内で手応えがあるのでいい試合を見せて、かつ福岡を盛り上げたいと思います」
◆マキ・チャーチャイ
「もう一度K-1に参戦できるチャンスをいただいて嬉しい。今回も面白い試合をお見せしたい。ただ今回の会見も前回と同じくかなり緊張してます(苦笑)。(対戦相手の印象)ビデオで研究したが、江川選手は凄くパンチが強くて強い選手だと感じた。今回初めてお会いしたが、ぜひ自分が勝ちたいと思う。(今回はどういう勝ち方をしたいか)ぜひこの階級でチャンピオンに挑戦する権利を得るためにも、自分のスタイルを崩さずにいい勝ち方をしたい。(前回の試合では自分のスタイルは崩れた?)前回はK-1初参戦で実際はあまりルールや戦い方を理解できていなかった部分もありました。今回はK-1ルールに合わせて凄くいい練習ができているので、必ず前回よりはいい試合をして、その中で自分のスタイルを見せながら必ず勝ちたい」
群雄割拠のスーパー・ライト級で鈴木勇斗と近藤魁成が約4年ぶりの再戦!「KO決着は絶対条件。勝つのは自分です」(鈴木)vs「30代・ベテラン選手をボコボコにしていく」(近藤)
4月「K’FESTA.5」で挑戦者・大和哲也が王者・山崎秀晃を下してタイトルが移動したスーパー・ライト級。6月のKrushではKrushスーパー・ライト級王座をKO防衛した佐々木大蔵が大和に挑戦表明し、大きな動きが起きる中で鈴木勇人vs近藤魁成の一戦が決定した。
鈴木は元Krushスーパー・ライト級王者で、一時期連敗が続いていたが「K’FESTA.5」で林健太と激しい打ち合いを繰り広げて林にKO勝利。K-1本戦初勝利を掴んで、福岡大会への出場が決まった。対する近藤は昨年末にウェルター級からスーパー・ライト級への転向を表明。その第一歩となった1月のKrush後楽園大会では66.5kg契約でアラン・ソアレスにKO勝利し、今回いよいよスーパー・ライト級での試合に臨む。この両者は2018年6月K-1さいたま大会のプレリミナリーファイトで対戦しており、この時はドローに終わっている。約4年の時を経て決着戦が決まった形だ。
会見で鈴木は「次は分かりやすくKO決着が絶対条件だと思うので、自分が倒しにいきます」と言えば、近藤は「この階級は30代とかベテラン選手が多くて、自分みたいな若い選手がいない。僕が30代をボコボコにします」と大胆不敵に宣言。群雄割拠のスーパー・ライト級戦線で頭一つ抜けるのはどちらか。
◆鈴木勇人
「近藤選手とは4年前にやってドローだったので、ここでしっかりと決着を付けたいと思います。(4年前と比べての今の印象)4年前の自分は弱かったですし、近藤選手もこの4年間で凄く成長していると思います。最近の試合を見ても強くなっていると率直に思いますが、この試合で勝つのは自分だと思います。(スーパー・ライト級で王座が移動するなどの流れの中、どういう勝ち方をしたいか)前回引き分けているので、次は分かりやすくKO決着が絶対条件だと思うので、自分が倒しにいきます」
◆近藤魁成
「僕もずっと決着を付けたいと思っていたので、やっと決まって凄くワクワクしています。(4年前と比べての今の印象)あの時の自分と今の自分は全然違いますが、鈴木選手も同じだと思います。どんな試合になるかは分かりませんが、僕が勝つことに変わりはないです。(スーパー・ライト級で王座が移動するなどの流れの中、どういう勝ち方をしたいか)この階級は30代とかベテラン選手が多くて、自分みたいな若い選手がいないので、僕が30代をボコボコにします」
壬生狼一輝が井脇ノブ子さんバージョンで登場「原点回帰!やる気、元気、一輝!」、峯大樹「こんなん、恥ずかしくてできない。ホンマにすごい」
昨年から本格的にスタートしたK-1バンタム級。今回の福岡大会からは日本の軽量級トップである石井一成も参戦。新しい選手が内外から出てきている中、今大会ではこの階級のキーパーソンの一人である壬生狼一輝が、K-1本戦初出場の峯大樹と対戦する。
壬生は昨年3月、プロ無敗のままKrushバンタム級王座を戴冠。その勢いを駆って5月のK-1横浜武道館大会で、Krush王者としてK-1バンタム級日本最強決定トーナメントに参戦するも、決勝で黒田斗真の左ストレートに沈みプロ初黒星。その後、12月のK-1大阪大会での黒田とのダイレクトリマッチに敗れると、今年3月にはKrushバンタム級の初防衛戦で池田幸司に敗れて王座陥落。今回は連敗からの脱出を懸け、地元・福岡からの再起を目指す。
対する峯は髙橋直輝やMOEが所属する若獅子会館の選手で、2019年からK-1 JAPAN GROUPに参戦。4月のKrush後楽園大会で「K-1バンタム級日本最強決定トーナメント」3位の大村修輝に勝利し、K-1本戦出場のチャンスをつかんだ。
いつもは“邪道”大仁田厚をモチーフとしたパフォーマンスを見せる壬生狼だが、今回の会見ではピンクのスーツに身を包み、メガネ、カツラ、さらにメイクを施し、政治活動家の井脇ノブ子さんを彷彿とさせる姿で登場。その意図について壬生狼は出身校、そして同じ九州出身(井脇さんは大分)であることを上げ、「ちょっとこのネタを使わずにはいられないと思って」と、ニカッとスマイル。そして、峯の印象を問われると、「元気がないようじゃから、ちょっとワシがここで気合いを入れてやろうと思う。はい、ガッツ! 根性! やる気!」と復唱を求め、さらに中村拓己K-1プロデューサーまで巻き込み、いつものようにマイペースに“壬生狼劇場”を繰り広げる。
対する峯は「さっき(大沢)文也くんに『会見、余裕でKO負けやん』って言われたので、試合でKO勝ちしようと思います」と苦笑いを浮かべながらも、勝利に向けて意気込む。そして壬生狼のパフォーマンスについて「すごいなと思いますよね。こんなん、恥ずかし
くてできない」とコメントしつつ、ファイターとしては「スピードもあってコンビネーションもうまいし、タフ」と警戒を強めた。
K-1を独特のアプローチで盛り上げる壬生狼が連敗脱出と共に故郷に錦を飾るか、それとも峯がK-1本戦初戦で大きな勝利をつかむか。注目度が高まっているK-1バンタム級戦線でインパクトを残すのは果たして?
◆峯大樹
「大阪から来ました、若獅子会館の峯大樹です。初めてのK-1本戦なんで、メッチャ楽しみなんですけど、さっき(大沢)文也くんに『会見、余裕でKO負けやん』って言われたので、試合でKO勝ちしようと思います。(今日の壬生狼選手を観ての感想は?)いや、すごいなと思いますよね。こんなん、恥ずかしくてできないので。ホンマにすごいなあって思います。(相手のファイターとしての印象は?)スピードもあってコンビネーションもうまいし、タフやなあと思います」
◆壬生狼一輝
「(立ち上がって)原点回帰! やる気、元気、一輝!(と、腕を突き上げて満面の笑み)。壬生狼一輝です!日の服装は井脇ノブ子先生寄りの壬生狼一輝です! 今日は日本の教育会に風穴を開ける! よろしくお願いします! 以上です。
(今日のパフォーマンスの意図は?)私の先生がね、国際海洋高校出身だからですね。それもつながっていてですね。また井脇ノブ子先生の出身が大分ということで、一緒の九州ということで、ちょっとこのネタを使わずにはいられないと思って、ちょっとお借りさせていただきました。以上です。
(相手のファイターとしての印象は?)そ峯選手、元気がないようじゃから、ちょっとワシがここで気合いを入れてやろうと思う。峯選手、一緒にご唱和ください。はい、ガッツ! 根性! やる気! (峯も困惑しつつ復唱)ガッツ! 根性! やる気! 中村さんも! (中村Pも加わり)ガッツ! 根性! やる気! どうですか、気合い入りましたか?(峯は『もらい事故です』と返答)。よろしくお願いします! 以上です。
(石井一成選手がK-1に乗り込んできたことについて思うことは?)そうじゃのう、今回、福岡、参戦ということで。まあ、一成くんにかぎらず、九州全員で団結して、全勝目指して! 今回がんばりたいと思います。これでいいですか? 以上です。
(大仁田さんのパフォーマンスは今回から使わない?)何を言うとる! 私は邪道魂を持ちつつ! これをやっとるから。そこはのちのち、やりたいと思います。一つだけじゃ、ちょっとねえ、ファンの人も飽きてくるから、だからちょっと、あの、七色の顔を持つ男に、私はなります。以上です。(大仁田さんも九州出身なのでやらないとまずいのでは?)そこは気にするな! 気合いでなんとかなる! 以上!」
クルーザー級で“野獣”ANIMAL☆KOJIと初参戦・AKIRA Jrが対戦!「お前もこうなるからな!」ANIMALがバット折りで挑発、AKIRA Jrは「逆に蹴りで倒してやる」
盛り上がりを見せるクルーザー級のワンマッチにANIMAL☆KOJIが登場。K-1 JAPAN GROUP初参戦のAKIRA Jr(アキラ・ジュニア)を迎え撃つ一戦が決定した。ANIMALは今年4月の「K’FESTA.5」で行われたK-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメントに出場。1回戦で後にトーナメント準優勝に輝いた谷川聖哉と対戦。一進一退の攻防を繰り広げるも、判定で涙を飲んだ。対するAKIRA Jrはフィリピンと日本のハーフで、関西を主戦場とする31歳。これまでRKSクルーザー級、蹴拳スーパー・ミドル級の2本のベルトを手にした。従来は70kg台で戦っていたが、より広い戦場を求め徐々に階級アップ。今回K-1 JAPAN GROUP初参戦のチャンスを得た。
会見では「AKIRA、お前カルシウム取ってるのか?」というANIMALがバットを蹴り折るパフォーマンスを披露。「おととし11月の福岡大会でのデビュー以来テクニックも野獣度も全て増したことがバットを折って証明できた。あとはしっかり試合で示すだけ」と”酸いも甘いも感じた”という自らの成長度をアピールした。対するAKIRAが「しっかり野獣狩りをして自分の存在価値をアピールしたい」と宣言すれば、ANIMALもまた「何で倒れるかわからないけれど、1Rで必ずKOします」と圧倒的な勝利を約束した。
所属を「TEAM ANIMAL」に変更したANIMALが新たなスタートを切るか、初参戦のAKIRA Jrがベールに隠された実力を発揮するか。K-1重量級を舞台に激しい戦いが幕を開ける。
◆AKIRA Jr
「今回K-1という舞台に出場できてうれしく思っています。対戦相手のANIMALは野獣という異名を持つので、しっかり野獣狩りをして倒して自分の存在価値をアピールしたいと思います。(ANIMALのパフォーマンスを含めての印象は?)変わらず。(ANIMALのパフォーマンスを見て)逆に蹴りで倒してやろうかな。(重量級に注目が集まるがどんなアピールをしたい?)重量級、色んな国内の団体あると思いますが、K-1といえば重量級というイメージは強いと思うので、昔のような面白い重量級の試合をしたいなと思います。(ファイターとしてのセールスポイント)全てですかね。試合を見てもらったら分かると思うので、楽しみに待っていてください。(ANIMALの荒々しいスタイルにどう対抗する?)変わらず。自分がやるべきことを遂行するだけです。(バナナは好きですか?何本食べます?)好きですね。1日2本くらい食べますよ」
◆ANIMAL☆KOJI
「俺のことを退治したい? AKIRA Jr、お前カルシウム取ってるのか?俺が見せてやるから。(バット折り失敗→バナナを2本食べる→雄叫びを上げてバットを蹴り折る)お前ちゃんと練習しないとこうなるから気をつけろよ! (蹴り倒してやろうというAKIRA Jrに対して)何で倒れるかわからないけれど、1Rで必ずKOします。(重量級に注目が集まるがどんなアピールをしたい?)K-1に来ておととし11月の福岡大会でデビューして、4戦やって酸いも甘いも感じているので、僕がK-1ファイターとしてテクニックも野獣度も全て増したことがバットを折って証明できたと思うので、あとは試合でしっかり示すだけです。(AKIRA Jrのバナナ1日2本を受けて)全然足りない!俺は毎日8~10本食べてるよ。あとカルシウム足りてない。もう顔見た瞬間にわかる。俺とやると絶対骨折れるから。絶対やってこいよ!」
対戦カード
K-1 WORLD GP 2022 K-1フェザー級(57.5kg)世界最強決定トーナメント・一回戦(1) 3分3R(延長1R)
玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス/Krushフェザー級王者、元NJKFバンタム級王者)
ジャオスアヤイ・ソーデッチャパン(タイ/ソーデッチャパンジム/タイ7ch(BBTV)フェザー級6位、K-1第3代フェザー級王座決定トーナメント2019準優勝)
K-1 WORLD GP 2022 K-1フェザー級(57.5kg)世界最強決定トーナメント・一回戦(2) 3分3R(延長1R)
軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス/K-1フェザー級王者、元Krushバンタム級王者、K-1甲子園2016 -55kg優勝)
ファク・スアレス[Facu Suarez](アルゼンチン/ピカンテ・ファイトクラブ/WGPキックボクシング-60kg級王者)
K-1 WORLD GP 2022 K-1フェザー級(57.5kg)世界最強決定トーナメント・一回戦(3) 3分3R(延長1R)
椿原龍矢(月心会チーム侍/元K-1フェザー級王者、K-1甲子園2017 -55kg優勝)
斗麗(WIZARDキックボクシングジム)
K-1 WORLD GP 2022 K-1フェザー級(57.5kg)世界最強決定トーナメント・一回戦(4) 3分3R(延長1R)
新美貴士(名古屋JKファクトリー/元Krushフェザー級王者)
ワン・ジュングァン(中国/天津阿福ファイトクラブ/CFP/元ENFUSION -57kg級王者)
K-1 WORLD GP 2022 K-1フェザー級(57.5kg)世界最強決定トーナメント・リザーブファイト 3分3R(延長1R)
寺田 匠(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
銀次(VAINQUEUR GYM/KPKB・TENKAICHIフェザー級王者、大和KICK -57.5kg王者)
K-1 WORLD GP 2022 K-1フェザー級(57.5kg)世界最強決定トーナメント・準決勝(1) 3分3R(延長1R)
一回戦(1)勝者
一回戦(2)勝者
K-1 WORLD GP 2022 K-1フェザー級(57.5kg)世界最強決定トーナメント・準決勝(2) 3分3R(延長1R)
一回戦(3)勝者
一回戦(4)勝者
K-1 WORLD GP 2022 K-1フェザー級(57.5kg)世界最強決定トーナメント・決勝 3分3R(延長1R)
準決勝(1)勝者
準決勝(2)勝者
63kg契約 3分3R(延長1R)
ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/元K-1&Krushライト級王者、元WPMF世界スーパーライト級王者)
岩崎悠斗(PURGE TOKYO/元J-NETWORKスーパーライト級王者)
スーパー・フェザー級 3分3R(延長1R)
江川優生(POWER OF DREAM/元K-1&Krushフェザー級王者)
マキ・チャーチャイ(タイ/真樹ジムAICHI/ISKAムエタイ世界&WMOインターナショナル・スーパーライト級王者・スーパーライト級王者、元ラジャダムナン認定スーパーバンタム級3位)
クルーザー級(90kg) 3分3R(延長1R)
K-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning/元K-1&Krushクルーザー級王者)
谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1無差別級トーナメント2022準優勝)
バンタム級(53kg) 3分3R(延長1R)
石井一成(ウォーワンチャイプロモーション/BOM&WPMF世界スーパーフライ級王者、IBFムエタイ世界フライ級王者、元WPMF世界・True4U・KNOCK OUT同級王者、元プンパンムアン・ミニフライ級王者)
藤田和希(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
篠原悠人(DURGA/元Krushスーパー・ライト級王者、K-1甲子園2015 -65kg優勝)
与座優貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/極真会館世界ウェイト制2017軽量級優勝)
ライト級 3分3R(延長1R)
大沢文也(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER/Krushライト級王者)
デンサヤーム・アユタヤファイトジム(タイ/Ayothaya Fight Gym/タイTrue4U CPトーナメント バンタム級2019優勝)
スーパー・ライト級 3分3R(延長1R)
鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス/元Krushスーパー・ライト級王者)
近藤魁成(大成会館/キックボクシングジム3K/K-1甲子園2017・2018 -65kg優勝)
バンタム級 3分3R(延長1R)
壬生狼一輝(力道場静岡/元Krushバンタム級王者)
峯 大樹(若獅子会館/RKSバンタム級王者)
クルーザー級 3分3R(延長1R)
ANIMAL☆KOJI(TEAM ANIMAL)
AKIRA Jr(フィリピン/若獅子会館 総本部/RKSクルーザー級王者、元蹴拳スーパーミドル級王者)
スーパー・ヘビー級(+100kg) 3分3R(延長1R)
坂本英則(修実館/元J-NETWORK&KROSS×OVERヘビー級王者)
丸山公豊(宮田ジム/KPKBヘビー級王者)
ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
海斗(LEGEND)
幸輝(インタージム/KPKBスーパーウェルター級王者)
概要
大会名 ECO信頼サービス株式会社 PRESENTS K-1 WORLD GP 2022 JAPAN
日時 2022年8月11日(木/祝) 開場・11:30 プレリミナリーファイト開始・未定 本戦開始・13:00
会場 福岡国際センター(福岡県福岡市博多区築港本町2−2)
中継 ABEMA(生放送)、GAORA(生放送)
チケット料金 ロイヤル100,000円 アリーナSRS 60,000円 アリーナRS 35,000円 アリーナS 18,000円 スタンドS 18,000円 スタンドA席 10,000円 ※当日500円増し ※小学生からチケットが必要
チケット販売 チケットぴあ ローソンチケット イープラス K-1.SHOP グッドルーザー K-1ジム各店舗 出場選手・所属ジム
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/contact/