K-1 2.27 東京体育館:スーパー・バンタム級王座決定トーナメント公開練習(4)/佐々木洵樹「今回は佐々木洵樹という人間を自信をもって背負いたい」×内田晶「東北からでもやれることを証明したい」
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K-1 2月27日(土)東京体育館大会での「K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級(55kg)王座決定トーナメント」一回戦第4試合で対戦する佐々木洵樹(POWER OF DREAM/元Krushバンタム級(53kg)王者)と内田晶[しょう](チーム・タイガーホーク)の公開練習のレポートがK-1 JAPAN GROUPから届いた。(写真提供:(C)K-1)
佐々木洵樹、幼い頃の夢=K-1チャンピオンになる夢を果たす!「佐々木洵樹という人間を自信をもって背負いたい」
都内・POWER OF DREAMにて、2月27日(日)東京体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~」の[第4試合/K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント・一回戦(4)/3分3R・延長1R]で内田晶と対戦する佐々木洵樹が公開練習を行なった。
昨年5月のK-1横浜武道館大会が不完全燃焼の試合に終わり、試合後には引退を示唆した佐々木。しかし学生時代の卒業文集に記された夢「K-1王者になる」に支えられ、再びリングに立つと決意した。過去の自分からのエールに「K-1という舞台に立つ気持ちをもう一度思い出して奮い立った」と、当時の自分に向けて「ちゃんとやってればこうやって戦えるんだよ、と伝えたいですね」と感謝のメッセージを送る。
再び戦うことを決意した佐々木にもたらされた[K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント]への出場オファー。佐々木は「辞めるといったタイミングでこんな話をもらって、自分で言うのもアレですが、持っているな」と強運を感じたという。横浜武道館大会後は、約1カ月もジムに顔を出さず「ふぬけになって何もしていませんでした」という時間を過ごした佐々木。
過去の自分と周囲からの支えを受け「また強くなった実感があります」と更なるレベルアップに手応えを感じ、その調子の良さを披露するかのように、佐々木は古川会長の持つミットへパンチと蹴りを多彩に織り交ぜたコンビネーションを叩き込んだ。
トーナメント1回戦の相手は内田晶。「幼少期からやっているんだろうなという格闘技のセンスを持っている」と、佐々木は内田を高く評価する。昨年8月のKrushスーパー・バンタム級王座決定トーナメントで内田は優勝候補の小倉尚也からダウンを奪い番狂わせを起こした。今回のトーナメントにおいてもダークホースとして注目を集めるが、佐々木は「自分もダークホースになっている感じがするので、特に気にしてはいません」という。
準決勝の相手は「鬼山(桃太朗)君が来る可能性もなくはないけど、順当に行くと準決勝は玖村選手」と、玖村将史を予想する佐々木。佐々木は「他の選手は眼中にない」という玖村の発言に怒りにも似た感情を抱いたというが「周りから見ても優勝候補だと思う」と、一歩抜きん出た注目度は素直に評価。その上で「まだ彼も20代前半。知らないことも多いと思うので、30歳の自分がそれを教えられたら」と、キャリアを活かした”大人の戦い”を見せるという。
決勝の予想は「金子(晃大)君が来るかもしれないし、璃明武選手はトーナメント向きだと思う」と、自身と玖村と並び「スーパー・バンタム級四天王」に数えられる両選手どちらかの決勝進出を予想。しかしそれも可能性としての予想に止め「(誰とでも戦えるよう)ひとりひとりちゃんと頭に入れています」と、全選手対策は万全だという。
今回争うスーパー・バンタム級のベルトは、現在プロボクシングで活躍中の元同門・武居由樹も巻いたベルトだ。再びPOWER OF DREAMにベルトを持ち帰るチャンスに、武居からは「頼みますよ」と発破をかけられた。それに対して佐々木は「(武居)由樹君はいい意味でプレッシャーをかけてくれる。PODにベルトを持って帰ってきてみんなに見せて、由樹君がどんな顔をするか見たいですね」といいモチベーションになっているという。
周囲・ジムからの期待を背負いトーナメントに臨む佐々木だが、明るい表情で「プレッシャーはない」と言い切る。佐々木が王者と同時に目指すのは「自分だけのストーリーを作る」という願い。「僕は今まで自分に自信がなかったので、今回は佐々木洵樹という人間を自信をもって背負いたい。(ベルトを獲って)自分のことをリスペクトしたいです」と、自らの価値の証明のために王座を狙うという。
最後に「自分を見に来てよかったとか、自分を見て勇気をもらえたといってもらえるとうれしいです。ベルトを獲ります。応援よろしくお願いします」とファンに呼びかけた佐々木。一度は失った自信を取り戻した拳豪は、盟友が腰に巻いたベルトを再びジムへもたらすことができるか?
内田晶、トーナメントの台風の目になる!「心技体すべてをMAXにする。出るからには一番を目指すし、下馬評をひっくり返したい」
宮城・鷹虎ジムにて、2月27日(日)東京体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~」の[第4試合/K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント・一回戦(4)/3分3R・延長1R]で佐々木洵樹と対戦する内田晶が公開練習を行なった。
今大会で第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメントに抜擢された内田。2018年のK-1 JAPAN GROUP初参戦から4戦3敗1分と思うような結果を残せなかったが、2021年は5月に三井大揮をKOし、第7代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメントでは1回戦で優勝候補の小倉尚也を撃破するなど飛躍の一年となった。
内田は「ずっと勝てなかった時期が続いたんですけど、去年結果を出せるようになって、やっとスタートを切れたかなって感じです。Krushのトーナメントでは一回戦を勝って、準決勝で鬼山桃太朗選手に負けちゃって。トーナメントなので一回戦負けも準決勝で負けるのも一緒なんですけど、身につくものがあったので収穫はありました」と2021年を振り返る。
今大会では外国人選手の来日困難の影響で第3代K-1スーパー・バンタム級王座決定トーナメント出場が決まり「外国人が来るか来ないかってところで自分に話が来たんですけど、チャンスが来たと思いました。全員強い選手が揃ったなと思います」と内田。過去に敗れている璃明武と鬼山もトーナメントに出場しているが「現役中にリベンジしたいと思うし、もしトーナメントで当たればリベンジしたいけど、それ以上に勝ちたいという想いが強いです」と結果にこだわっている。
一回戦で対戦する佐々木洵樹はプロボクサーとしても活躍し、Krushバンタム級王者にもなったプロ無敗の強豪。内田は「相手は元ボクサーなので蹴りメインで練習しています」と蹴りでの攻略をイメージし「今はまだ追い込んでいる段階なんで疲労は溜まっているんですけど、そのなかでも良い感じできています。あとは気を抜かずに調整するだけです」と準備を続けている。
内田のこのトーナメントでのテーマは“番狂わせ”だ。「K-1という大舞台で試合が決まって『おめでとう』と言ってくれる人は多いんですけど、僕が勝つと予想している人は少ないと思います。だから『見てろよ!』って気持ちで燃えています。客観的に見て、僕が勝つと予想する人は少ないと思いますが、自分自身はやれると思っているので、自信を持って戦います。下馬評をひっくり返せたらなという思いです」と燃える。
1日3試合のトーナメントに向けて「特別なことはしていない」という内田だが「心技体すべてをレベルアップできるように準備しています。気持ちだけで勝てるトーナメントではないし、技術だけという話しでもない。心技体すべてをMAXにして試合当日に臨めるように調整するだけです、出るからには一番を目指さないといけないと思います」とトーナメントにすべてをぶつけるつもりだ。
「(宮城は)僕が生まれ育った街で、ここからK-1チャンピオンになることを目標にしている。そこはぶれずにやっているし、周りから(上京せずに成功するのは)『無理』と言われてきたんで、なんとか『自分が』という気持ちがあります。自分が結果を残して東北からでもやれることを証明したい」と地元・宮城への想いを語る内田。最後も「自分が負けると思っている人が多いと思いますけど、それをひっくり返したいと思います」と番狂わせ宣言で公開練習を終えた。
対戦カード
第20試合 K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級(55kg)王座決定トーナメント・決勝 3分3R(延長1R)
準決勝(1)勝者
準決勝(2)勝者
第19試合 スペシャルエキシビションマッチ
武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者、元同フェザー級&スーパー・バンタム級王者、元Krushフェザー級王者)
軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス/K-1 WORLD GPフェザー級王者、元Krushバンタム級王者、K-1甲子園2016 -55kg優勝)
第18試合 ライト級(62.5kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
朝久泰央(朝久道場/K-1 WORLD GPライト級王者)
与座優貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/極真会館世界ウェイト制2017軽量級優勝)
第17試合 女子フライ級(52kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
KANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/K-1 WORLD GP女子フライ級王者、元Krush同級王者)
RAN(MONKEY☆MAGIC KICKBOXING STUDIO)
第16試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/Krush同級王者、元Krushライト級王者)
ヴィトー・トファネリ(ブラジル/ブラジリアンタイ/闘英館)
第15試合 スーパー・ウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
アビラル・ヒマラヤン・チーター(ネパール/志村道場/HEATミドル級王者)
松下大紀(BELIEVE MAN)
~休憩~
第14試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
芦澤竜誠(DRAGON FISH/元INNOVATIONフェザー級王座)
西元也史(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
第13試合 61kg契約 3分3R(延長1R)
卜部弘嵩(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元K-1 WORLD GP&Krushスーパー・フェザー級王者、元ISKA世界スーパーライト級王者)
島野浩太朗(菅原道場/元Krushスーパー・フェザー級王者、WMAF世界同級王者)
第12試合 K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級(55kg)王座決定トーナメント・準決勝(2) 3分3R(延長1R)
一回戦(3)勝者
一回戦(4)勝者
第11試合 K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級(55kg)王座決定トーナメント・準決勝(1) 3分3R(延長1R)
一回戦(1)勝者
一回戦(2)勝者
第10試合 女子ミニマム級(48kg) 3分3R(延長1R)
高梨knuckle美穂(Y’ZD GYM/元Krush女子アトム級(45kg)王者)
Yuka☆(SHINE沖縄)
第9試合 ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
山際和希(谷山ジム/元Krush&Bigbangウェルター級王者)
中野滉太(POWER OF DREAM)
第8試合 75kg契約 3分3R(延長1R)
神保克哉(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
ダニロ・ザノリニ(ブラジル/ブラジリアン・タイ/元RISEウェルター級王者、元ホーストカップ&HEATミドル級王者、元ISKA世界スーパーウェルター級王者)
~休憩~
第7試合 サイクリー Presents フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
小澤海斗(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/元Krushフェザー級王者)
玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス/元NJKFバンタム級王者)
第6試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス/Krushライト級王者)
篠原悠人(DURGA/元Krushスーパー・ライト級(65kg)王者、K-1甲子園2015 -65kg優勝)
第5試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
里見柚己(team NOVA)
龍華(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER/K-1甲子園2019&2020 -65kg優勝)
第4試合 K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級(55kg)王座決定トーナメント・一回戦(4) 3分3R(延長1R)
佐々木洵樹(POWER OF DREAM/元Krushバンタム級(53kg)王者)
内田 晶[しょう](チーム・タイガーホーク)
第3試合 K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級(55kg)王座決定トーナメント・一回戦(3) 3分3R(延長1R)
玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス/元Krush同級王者)
鬼山桃太朗(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/Bigbangスーパーバンタム級王者)
第2試合 K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級(55kg)王座決定トーナメント・一回戦(2) 3分3R(延長1R)
璃明武[りあむ](K-1ジム総本部チームペガサス/Krush同級王者)
一航(新興ムエタイジム/WBCムエタイ日本統一バンタム級王者、元NJKF&WMC日本同級王者)
第1試合 K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級(55kg)王座決定トーナメント・一回戦(1) 3分3R(延長1R)
金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/元Krushバンタム級(53kg)王者)
黒田勇斗(K-1ジム心斎橋チームレパード)
~開会式~
K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級(55kg)王座決定トーナメント・リザーブファイト 3分3R(延長1R)
倉田永輝(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
愛瑠斗[えると](健成會)
プレリミナリーファイト第4試合 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R
光佑(ウィラサクレック・フェアテックス三ノ輪)
“狂拳”迅(WIZARDキックボクシングジム)
プレリミナリーファイト第3試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R
古宮 晴(昇龍會/K-1甲子園2021 -65kg優勝)
下村泰平(TOP STAR GYM)
プレリミナリーファイト第2試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R
天野颯大[そうた](キング・ムエ/K-1甲子園2021 -60kg優勝)
田中 聡(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
プレリミナリーファイト第1試合 52kg契約 3分3R
大久保琉唯[るい](K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER/K-1甲子園2021 -55kg優勝)
西林翔平(K-1ジム福岡チームbeginning/九州プロキックボクシングバンタム級王者)
概要
大会名 K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~
日時 2022年2月27日(土)開場・11:30 プレリミナリーファイト開始・12:00 本戦開始・13:00
会場 東京体育館(JR総武線「千駄ケ谷」または都営地下鉄大江戸線「国立競技場」徒歩1分)
チケット料金 ロイヤル100,000円 アリーナSRS 60,000円 アリーナRS 35,000円 アリーナS 15,000円(完売) 2階スタンドS 15,000円 3階スタンドA 10,000円 ※当日500円増し。11時より販売 ※小学生からチケットが必要
チケット料金 ロイヤル100,000円 アリーナSRS 60,000円 アリーナRS 35,000円 アリーナS 15,000円 2階スタンドS 15,000円 3階スタンドA 10,000円(完売) ※当日500円増し ※小学生からチケットが必要
チケット販売 チケットぴあ ローソンチケット イープラス K-1.SHOP グッドルーザー K-1ジム各店舗 出場選手・所属ジム
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