K-1 WORLD GP 11.24 横浜アリーナ:愛鷹亮、肩車ミット打ちで巨人カリミアン対策「日本人には無理だと言われた重量級の固定概念をぶっ壊す」
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11月14日(木)神奈川・K-1ジム相模大野KRESTにて、11月24日(日)神奈川・横浜アリーナで開催される“K-1冬のビッグマッチ 第1弾 横浜”「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~よこはまつり~」の[K-1 WORLD GPクルーザー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]で王者・シナ・カリミアンと対戦する挑戦者・愛鷹亮が公開練習を行った。(記事提供:K-1 JAPAN GROUP 写真:(C)M-1 Sports Media)
8月のK-1大阪大会で渾身の右フックでカリミアンをマットに沈め“ジャイアントキリング”を成し遂げた愛鷹。公開練習では同門の桝本翔也と山下和希が肩車で“仮想カリミアン”となり、山下に肩車された桝本のミットをめがけて右フックをフルスイング。8月のKO劇を再現すべく、カリミアン対策も順調のようだ。
8月の対戦では愛鷹のKO勝利に終わったものの、1・2Rはカリミアンが左ジャブと前蹴りで距離を取り、愛鷹を苦しめた。カリミアンにとってリベンジとベルトがかかった今回は、その戦い方を徹底してくることも考えられる。
それに対して愛鷹は「特別何かを変えて今回も戦うっていうわけじゃない。戦法的には前回の試合と同じ運びになると思います。そこを強引に入っていくための耐久性やフィジカルを高村塾で重点的に強化してきたので、そこがどれだけレベルアップ出来てるのかなって試せるのが楽しみですね」と鍛え上げたフィジカルでカリミアンの防壁を突破してみせると戦い方に迷いはない。
「前回は本当にイメージの掴めない大きな相手にぶつかってくっていうガムシャラな気持ちだったんですけど、今回は前回の試合でイメージもしっかり掴めてますし、自分のやってきたことは間違ってなかったんだなっていう自信も持てました。そういう自信が力にもつながってきているんじゃないかなと自分でも感じます」と未知の領域だった200cmのチャンピオンを倒しきったことで不安も克服し、更なる自信につながっている。
また「前回の試合では練習していて出せていない技もあった。ああいうスイングフック一辺倒にならないで次はもうちょっと技を散らしていけたらなと思ってます。自分的には右フックでKOしたいなって気持ちはあるんですけど、そこだけにこだわり過ぎないで戦おう、と。倒せる技は他にもあります」とカリミアンを倒す技・パターンは複数用意している。
前回の劇的なKOと試合後のカリミアンの激昂ぶりや会見での発言で、愛鷹を支持する声も大きくなっている今回のタイトルマッチ。愛鷹は「自分はどっちが悪者とかそういうのはないと思ってます。お互い一生懸命練習して試合に向かって努力してる選手同士ですから。そこに関してはあんまり気にしない。お互い全力をぶつけ合って、自分がベルト獲ることになると思うんですけど良い試合を見せれたらなと思います」と男気溢れるコメントを残した。
横浜アリーナといえば旧K-1のヘビー級のイメージが強い。愛鷹は「新しいK-1になって重量級はプレリミナリーファイトであったり1試合目であったりとか、まだレベルがそこまで高くないということもあったので注目度が低い階級だったと思う」と現在のK-1での重量級を振り返り「でもやっぱりK-1と言ったら重量級がバチバチにリングで殴り合ってお客さんがバーン!と盛り上がるもの。そんなK-1に自分も憧れてましたし、今のK-1もそんな舞台にしていきたいと思ってます。そして自分ならそれを体現出来るという自信もあります」と“K-1重量級の復権”を誓った。
「日本人には無理だと言われた重量級ですけど、その固定概念をぶっ壊すのが仕事だと思ってます。次の横浜アリーナ大会では必ずクルーザー級のベルトを獲ります。応援よろしくお願いします!」と力強いメッセージをファンに送った愛鷹。大阪での“ジャイアントキリング”を再現し、ベルトを手にしてK-1重量級の象徴となることが出来るか?
対戦カード
【本戦】
◆K-1 WORLD GP 第3代フェザー級(57.5kg)王座決定トーナメント
第1試合 リザーブファイト 3分3R(延長1R)
TETSU(月心会チーム侍)
斗麗(WIZARDキックボクシングジム)
第2試合 一回戦(1) 3分3R(延長1R)
卜部弘嵩(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級(60kg)王者)
ブランドン・スペイン[Brandon Spain](オーストラリア/スペインズ・ムエタイジム/ISKAムエタイ豪州ライト級王者)
第3試合 一回戦(2) 3分3R(延長1R)
安保璃紅(team ALL-WIN/元K-1 KRUSH Fightスーパー・フェザー級(60kg)王者)
ジャオスアヤイ・アユタヤファイトジム[Jawsuayai Ayothaya Fight Gym](タイ/アユタヤ・ファイトジム/タイBBTVフェザー級8位)
第4試合 一回戦(3) 3分3R(延長1R)
江川優生(POWER OF DREAM/K-1 KRUSH FIGHTフェザー級王者)
ホルヘ・バレラ(スペイン/ジーザス・カベーロ・チーム/K-1 WORLD GP第2代フェザー級王座決定トーナメント2018 3位)
第5試合 一回戦(4) 3分3R(延長1R)
西京春馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元K-1 KRUSH FIGHTフェザー級王者、K-1 WORLD GP第2代フェザー級王座決定トーナメント2018 2位)
アーサー・メイヤー[Arthur Meyer](フランス/シンパトン・プーケット)
第10試合 準決勝(1) 3分3R(延長1R)一回戦(1)勝者 vs. 一回戦(2)勝者
第11試合 準決勝(2) 3分3R(延長1R)一回戦(3)勝者 vs. 一回戦(4)勝者
第18試合 決勝 3分3R(延長1R)
◆ワンマッチ
第17試合 スーパー・フェザー級(60kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1 WORLD GP王者)
村越優汰(湘南格闘クラブ/元K-1 WORLD GPフェザー級(57.5kg)王者、元RISEバンタム級(55kg)王者)
第16試合 ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/K-1ジム五反田チームキングス/K-1 KRUSH FIGHT王者)
ジョーダン・バルディノッチ[Jordan Valdinocci](イタリア/ファイト・ハウス・ペサロ/チーム・ファイト・パワー/WTKAイタリア71kg級王者)
第15試合 ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
ジョーダン・ピケオー(オランダ/マイクスジム/K-1 KRUSH FIGHTスーパー・ウェルター級(70kg)王者)
近藤魁成(大成会館/K-1甲子園2018 2017 -65kg優勝)
第14試合 ライト級(62.5kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
林 健太(FLY SKY GYM/K-1 WORLD GP王者)※K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/FSGから所属変更
金子大輝(K-1ジム大宮チームレオン/ラウェイAir KBZゴールデンベルト67kg級2017年王者)※Thut Ti Lethwei Clubから所属変更
第13試合 61kg契約 3分3R(延長1R)
皇治(TEAM ONE/ISKA K-1ルール世界ライト級王者)
川原誠也(パンクラスイズム横浜/元パンクラス・バンタム級(61.2kg)1位)
第12試合 K-1 WORLD GPクルーザー級(90kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
シナ・カリミアン(イラン/ウィラサクレック・フェアテックス・イラン/王者)※2度目の防衛戦
愛鷹 亮(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/挑戦者、Bigbangヘビー級王者)
第9試合 スーパー・ウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
城戸康裕(谷山ジム/元K-1 KRUSH FIGHT王者)
神保克哉(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
第8試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
山崎秀晃(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元K-1 KRUSH FIGHTスーパー・ライト級&ライト級(62.5kg)王者)
瑠久(K-1 GYM横浜infinity/K-1甲子園2017 -65kg準優勝)
第7試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元K-1 KRUSH FIGHTライト級(62.5kg)王者)
鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス/K-1 KRUSH FIGHTスーパー・ライト級王者)
第6試合 K-1 WORLD GPヘビー級タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
ロエル・マナート(オランダ/メジロジム・アムステルダム/王者)※初防衛戦
クリス・ブラッドフォード(オーストラリア/トップタイアー・ムエタイ/チーム・グレコ/挑戦者)
【プレリミナリーファイト】
第5試合 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R
大岩翔大(湘南格闘クラブ)
龍斗(K-1 GYM横浜infinity)
第4試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R
久保一馬(FIGHT CLUB 428)
佐野純平(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1カレッジ2017 -65kg優勝)
第3試合 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R
多久田和馬(K-1 GYM横浜infinity/K-1甲子園2018 -55kg優勝)
山脇魁斗(隆拳塾)
第2試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R
山浦力也(北斗会館浅科道場/K-1甲子園2018 -60kg優勝)
岡嶋形徒(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
第1試合 スーパー・ウェルター級(70kg) 3分3R
EITO(HALEO TOP TEAM)
石橋健太朗(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
概要
大会名 “K-1冬のビッグマッチ 第1弾 横浜”「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~よこはまつり~」
日時 2019年11月24日(日) 開場・11:00 プレリミナリーファイト開始・11:30 本戦開始・13:00 (本戦開始前に開会式。第6試合、第12試合の後に休憩)
会場 横浜アリーナ
中継 AbemaTV(全試合生中継)、GAORA(生中継 16:30~21:00/11月26日(火)17:30~25:00)
チケット料金 ロイヤル 100,000円 センターSRS 50,000円 センターRS 30,000円(前売り完売) センターS 15,000円(前売り完売) アリーナS 15,000円 アリーナA 9,000円(前売り完売) 2FスタンドA 9,000円(前売り完売) 2FスタンドB席 7,000円(前売り完売) 武尊応援シート(アリーナS) 15,000円 ※当日500円増し ※小学生からチケットが必要となります。
チケット販売所 チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット ディスクガレージ、フィットネスショップ水道橋店、後楽園ホール5F事務所、K-1.SHOP グッドルーザー(Tel.03-6450-5470) K-1ジム各店舗
お問い合わせ グッドルーザー Tel.03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/