K-1 3.22 さいたまスーパーアリーナ:城戸康裕、紹介映像の笑いよりもベルト「ここは獲らないといけないトーナメント」
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
中野トイカツ道場
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3月11日(水)東京・K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフにて、3月22日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K’FESTA.3~」の[K-1 WORLD GP第3代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント・一回戦(3)/3分3R・延長1R]でミラン・ペイルスと対戦する城戸康裕が公開練習を行った。(記事提供:K-1 JAPAN GROUP 写真:(C)K-1)
開口一番「疲れました! 今日が試合前の追い込み最後なんですよ。身体が全然動かない!」とぼやいた城戸だが、この日は仕込みやネタは一切なし。公開練習のミット打ちでは手数こそ少ないものの、一瞬の隙を突いて倒すことをコンセプトに磨き上げてきた独特のスタイルを披露した。
2017年の第2代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント以来のトーナメントになる城戸は「何か今回が一番獲れそう」と予感している。その自信の裏にあるのが、前回のトーナメント決勝でチンギス・アラゾフと戦って以降、アラゾフを参考にしながらシルバーウルフの大宮司進代表と創りあげてきた現在のファイトスタイルだ。
「アラゾフ戦後のスタイルチェンジはデカいですね。彼(アラゾフ)のおかげで僕は技術が上がりましたし、技やスタイルもパクってます。僕、そういうの大好きなんで。(アラゾフをもじった)キドゾフ的には大分完成形が出来てきたんじゃないかな」。
記者会見では和島大海と一回戦で激突するニコラス・ラーセンをひたすら絶賛していた城戸だが、自身が対戦するミラン・ペイルスもラーセンに劣らぬ強豪。それは城戸も自覚しており、難敵だと認識しながらもペイルス攻略のイメージを語る。
「ペイルスも相当強いし…嫌! 相手を削ってくる感じがする。だからそこを何とかダメージを負わずに倒すのが理想ですね。実は欧米人って痛みに弱い感が、僕の長年の経験の中であるんですよ。日本人とかアジア人は痛くても頑張る。例えばローが効いても耐えるような精神が昔から日本人てあると思うんですよ。でも欧米人は無理と思ったらすぐ諦める傾向がある。僕がサニー・ダルベックを倒した時も『もう無理だよ』みたいな感じだったじゃないですか? そうやって気持ちを折るというか、そこを狙えば大分やりやすいんじゃないかと思います」
一回戦でペイルスを倒しても、次に待ち受けるのは和島かラーセン。城戸は「どう考えても俺の山きつくないすか(苦笑)?」と厳しいブロックに入ったことを嘆きながらも「でもそこを勝ち上がるところが良いのかなと思ってます」と珍しく前向き。そこには「魔裟斗さん以来、70kg(スーパー・ウェルター級)でK-1王者になるということが相当デカい」と偉大な先輩と同じ肩書に名を連ねることへの大きなモチベーションがある。
同ブロックの3選手は全員180cm越えで「体格的には厳しいトーナメント」だと睨んだうえで、脛の強化など怪我に対する耐性にも着手。「俺が準決勝で倒して勝ったら多分優勝しますね」と準決勝がトーナメント制覇への鍵だと位置づけている。
決勝の対戦相手について城戸は「反対ブロックは普通にミノル選手が上がってくるんじゃないですか?」と木村“フィリップ”ミノルとの再戦を予想しつつ、その上で「これは獲らないといけないトーナメント」と改めてベルト奪取への覚悟を語る。
毎回恒例の煽り映像についても既に撮り終わっている城戸。いつも試合より煽り映像の出来を気にすることが多い城戸だが、今回に限っては「(煽り映像よりも)勝っちゃえばそれが一番面白い」とトーナメントにかける想いを口にした。
さらに城戸は格闘代理戦争で魔裟斗が言い放った「俺の現役のときより命かけてやっているヤツはいない」という言葉に触れ、改めてトーナメントに臨む覚悟を語る……とか思いきや「僕が魔裟斗さんより命かけてるかって言われたら……絶対かけてないです。あの人はそれが出来たからカリスマなわけで」とキッパリ。
「今回のトーナメントに全てぶつけます。ぶつけますけど、それで駄目だったから、それで俺の格闘技人生は良かったとはならない。はい次!って気持ちを切り替えます(笑)」と仮にベルトを獲れなかったとしても格闘家のキャリアを終えるつもりはさらさらないようだ。
最後に「一回戦に負けてしまうと14時ぐらいに帰ってしまうことになるんで、21時ぐらいまで頑張ります!」と決勝進出をファンに約束した城戸。前回のトーナメントから創りあげてきた独自のファイトスタイルで茨のトーナメントを勝ち進み、魔裟斗以来の70kg・K-1王者という称号を手に入れることが出来るか?
対戦カード
フュディアルクリエーション Presents K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級(60kg)&ISKAオリエンタルルール世界ライト級(61kg) ダブルタイトルマッチ K-1ルール 60kg契約 3分3R(延長1R)
武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1 WGPスーパー・フェザー級王者)※2度目の防衛戦
アダム・ブアフフ[Adam Bouarourou](モロッコ/Multi Fight Boxing Academy/Team Samchaoui/ISKAオリエンタルルール世界ライト級王者、WKU世界&TAKEDOWN FCスーパーフェザー級王者)
K-1 WORLD GP ウェルター級(67.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
久保優太(サラバニアファミリー/王者)※K-1ジム五反田チームキングスから所属変更 ※3度目の防衛戦
ジョーダン・ピケオー(オランダ/マイクスジム/挑戦者)
株式会社 武州鳶 Presents K-1 WORLD GP スーパー・ライト級(65kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
安保瑠輝也(team ALL-WIN/王者)※2度目の防衛戦
不可思(クロスポイント吉祥寺/挑戦者、元KNOCK OUT・WPMF日本・REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王者、元RISE・Bigbangライト級王者)
K-1 WORLD GPクルーザー級(90kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
シナ・カリミアン(イラン/POWER OF DREAM/王者)※ウィラサクレック・フェアテックス・イランから所属変更 ※2度目の防衛戦
愛鷹 亮(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/挑戦者、Bigbangヘビー級王者)
K-1 WORLD GP 第3代スーパー・ウェルター級(70kg)王座決定トーナメント一回戦(1) 3分3R(延長1R)
海斗(ポゴナ・クラブジム)
木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/K-1ジム五反田チームキングス/Krushウェルター級(67.5kg)王者)
K-1 WORLD GP 第3代スーパー・ウェルター級(70kg)王座決定トーナメント一回戦(2) 3分3R(延長1R)
神保克哉(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
エダー・ロープス[Eder Lopes](ポルトガル/ジャジー・ファイト・クラブK.Oチーム/ISKA欧州同級王者、WKA世界72kg級王者)
K-1 WORLD GP 第3代スーパー・ウェルター級(70kg)王座決定トーナメント一回戦(3) 3分3R(延長1R)
城戸康裕(谷山ジム/K-1 WGP第2代王座決定トーナメント準優勝、元Krush王者)
ミラン・ペイルス[Milan Pales](スロバキア/ダイヤモンドジム・ジリナ/FKO-PROウェルター級王者)
K-1 WORLD GP 第3代スーパー・ウェルター級(70kg)王座決定トーナメント一回戦(4) 3分3R(延長1R)
和島大海(月心会チーム侍)
ニコラス・ラーセン[Niclas Larsen](デンマーク/チーム・ラーセン/WKU世界同級王者)
K-1 WORLD GP 第3代スーパー・ウェルター級(70kg)王座決定トーナメント リザーブファイト 3分3R(延長1R)
藤村大輔(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
小鉄(K-1ジム琉球チーム琉神)※K-1ジム目黒TEAM TIGERから所属変更
K-1 WORLD GP 第3代スーパー・ウェルター級(70kg)王座決定トーナメント準決勝(1) 3分3R(延長1R)
一回戦(1)勝者 vs. 一回戦(2)勝者
K-1 WORLD GP 第3代スーパー・ウェルター級(70kg)王座決定トーナメント準決勝(2) 3分3R(延長1R)
一回戦(3)勝者 vs. 一回戦(4)勝者
K-1 WORLD GP 第3代スーパー・ウェルター級(70kg)王座決定トーナメント決勝 3分3R(延長1R)
準決勝(1)勝者 vs. 準決勝(2)勝者
喧嘩道 Presents スーパー・バンタム級(55kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
武居由樹(POWER OF DREAM/K-1 WGP王者)
デンサヤーム・アユタヤファイトジム[Dansiam Ayothaya Fight Gym](タイ/アユタヤファイトジム/タイTrue4U CPトーナメント バンタム級 2018-2019優勝)
フェザー級(57.5kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
江川優生(POWER OF DREAM/K-1 WGP王者、元Krush王者)
ファク・スアレス[Facu Suarez](アルゼンチン/ピカンテ・ファイトクラブ/WGPキックボクシング世界60kg級王者)
ライト級(62.5kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
林 健太(FLYSLY GYM/K-1 WGP王者)
キム・フォーク[Kim Falk](スウェーデン/Drakstadens Kampsport/WBCムエタイ・スカンジナビア&WMCスウェーデン王者)
女子フライ級(52kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
KANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/K-1 WGP女子フライ級(52kg)王者)
グロリア・ペリトーレ[Gloria Peritore](イタリア/ライニ・クラン/ISKA女子世界53.5kg級王者)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
村越優汰(湘南格闘クラブ/元K-1 WGPフェザー級(57.5kg)王者、元RISEバンタム級(55kg)王者)
レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/Krushスーパー・フェザー級王者、中国英雄伝説アジア60kg級トーナメント2016優勝)
ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
野杁正明(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元K-1 WGPスーパー・ライト級王者)
ダビド・メヒア[David Mejia](スペイン/ヒムナシオ・フォルマス/ISKAフリースタイルルール世界ウェルター級(67kg)王者)
スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス/Krush王者)
金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/元Krushバンタム級(53kg)王者)
フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
小澤海斗(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/元Krush王者)
ジャオスアヤイ・ソー・デッチャパン[Jawsuayai Sor.Dechaphan](タイ/アユタヤファイトジム/K-1 WGP第3代フェザー級王座決定トーナメント準優勝、タイBBTV 8位)※ジャオスアヤイ・アユタヤファイトジム 改め
スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
山崎秀晃(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Krushスーパー・ライト級&ライト級(62.5kg)王者)
寺島 輝(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER)
61kg契約 3分3R(延長1R)
SATORU成合(K-1ジム総本部チームペガサス)
友尊(TEAM K/BLUE DOG GYM/元NJKFスーパーフェザー級王者)
クルーザー級(90kg) 3分3R
植村真弥(ウィラサクレック・フェアテックス幕張/WMC日本ヘビー級王者)
谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/真正会全日本ウェイト制重量級2017優勝、正道会館同2016準優勝、極真会館同2016 4位)※真正会から所属変更
スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R
璃明武(K-1ジム総本部チームペガサス)
龍斗(K-1 GYM横浜infinity)
ライト級(62.5kg) 3分3R
東本央貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
蓮實 光(パラエストラ栃木)
スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R
吏羅(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
“狂拳”迅 (WIZARDキックボクシングジム)
概要
大会名 K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K’FESTA.3~
日時 2020年3月22日(日) 開場・11:00 プレリミナリーファイト開始・未定 本戦開始・13:00
会場 さいたまスーパーアリーナ
中継 AbemaTV(全試合生中継)、GAORA(生中継 16:30~21:30)(録画放送 3/24(火)24:30~翌朝8:00) テレビ東京系6局ネット(3/29(日)16:00~17:15)
チケット料金 ロイヤル 100,000円 アリーナSRS 55,000円 アリーナRS席 35,000円(前売り完売) スイートバルコニー 20,000円(前売り完売) アリーナS 15,000円(前売り完売) スタンドS 15,000円(前売り完売) スタンドA 9,000円 スタンドB 7,000円 ※武尊応援シート スタンドAをK-1.SHOPで販売 ※当日500円増し ※小学生からチケットが必要
チケット販売 チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット、ディスクガレージ、フィットネスショップ水道橋本店、後楽園ホール5F事務所、K-1.SHOP グッドルーザー(Tel.03-6450-5470) K-1ジム各店舗
お問い合わせ グッドルーザー Tel.03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/