INNOVATION 3.13 コンベックス岡山：OFG着用 53kg 肘有り1DAY4人トーナメントに花岡竜、HIROYUKI、平松侑、MASA BRAVELYが参戦。加藤有吾×壱・センチャイジムほか決定

　INNOVATION認定 第8回 岡山ジム主催興行（3月13日（日）コンベックス岡山）の対戦カードが発表された。14年9月28日の第1回より年1回ペースで開催されてきた岡山ジム主催興行シリーズ。恒例の賞金トーナメントだが、今年は4選手参加、53kg契約、肘有り、首相撲無制限、3分3R（延長1R）、そしてオープンフィンガーグローブ着用の形式で行われる。
　参加メンバーはKNOCK OUT＆INNOVATION王者の花岡竜、元新日本キック2階級王者のHIROYUKI、岡山ジムのエース・平松侑、大分在住でM-1等4冠のMASA BRAVELY。
　高校3年生の花岡は1月9日のNO KICK NO LIFEで石井一成を圧倒し番狂わせを起こしたばかり。試合後には「RISEの（53kg）トーナメントに出ていた人は片っ端からやりたい」と話しており、今回は存在感をより一層高める絶好の機会となる。同じく好調のHIROYUKIとは20年10月に引き分けており、両者の再戦があるかが気になるところだが、組み合わせは前日計量後に抽選で決定する。決勝戦が大会のメインイベントとなる。
　OFGマッチは薄いグローブで殴り合う側面が日本では注目されがちだが、ONE ChampionshipのOFGムエタイでは、少しつかみ方の変わる首相撲からの肘や膝や崩しの攻防も見応えがあり、蹴り足キャッチからの攻撃もしやすくなる。花岡、HIROYKIらのスピードとテクニックが今回のルール設定の中でどう変化し、新たな可能性を示すか楽しみだ。

「53kg賞金トーナメント ZAIMAX MUAYTHAI オープンフィンガールール」選手紹介（プレスリリースより転載）

石井一成（左）を圧倒した花岡竜

◆花岡　竜（橋本道場／KNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級王者、INNOVATIONフライ級王者）

今年1月9日、NO KICK NO LIFEのニューピアホール興行で純キックボクシングルールで頭抜けた実績を残すスーパーチャンピオン、石井一成を大番狂わせのユナニマスデシジョンで下した“平成最後の怪物”花岡竜が軽量級最強説を引き継いでのサプライズチャレンジ、過激なワンデイトーナメントに挑みます。
最高級のスピードとテクニックは、危険なオープンフィンガーグローブとどうシンクロするのか？
2022年、轟音を立てて花開いた花岡伝説のクライマックスは、ここに極まるのかもしれません。

◆HIROYUKI（RIKIX／元新日本バンタム級＆フライ級王者）

天才肌のハイセンスが関係者感では早くから知られていたHIROYUKIが、このところ急激に実績を追いつかせています。
近々の試合、1月9日のNO KICK NO LIFEでは、レジェンドファイター、藤原あらしに飛びヒザ蹴りで3RKO勝ち。
2020年10月29日には、NO KICK NO LIFEで花岡竜と判定1-0（1ポイントはHIROYUKI）ドロー。（上写真）
今、最も注目を集める花岡が参加する過激なこのトーナメントで優勝すれば、一気に日本キックボクシング界の顔となることでしょう。

◆平松　侑（岡山ジム／INNOVATIONバンタム級王者）

前回の岡山ジム主催興行、2021年1月17日、INNOVATIONバンタム級王座決定戦に臨み、地元の応援を力に白幡裕星に競り勝って待望の初戴冠を果たした平松は、多くのベルトを巻いた先輩達に続いて現在の岡山ジムエースの看板を背負っていいます。
そんなエースが自主興行の一大企画に満を持しての参戦。
タイ人トレーナーの英才教育で培ってきた高等技術以上にモチベーションの熱が大きな力となりそうです。

◆MASA BRAVELY（BRAVELY GYM／M-1バンタム王者、WPMFインターナショナル＆スック・ワンキントーン・スーパーフライ王者、元WMC日本同級王者）

九州の雄群、BRAVELY GYMの看板4冠王者、MASAは、花岡やHIROYUKIに実績こそ遅れを取るものの、このトーナメントのダークホースとして十分な資質を持つ好ファイター。
仲山大雅など高名なトップどころを撃破した得意のミドルキックは、過激なトーナメントルールとどう噛み合うか？
メンタルの強さは、これまでの試合を見るだに十分であることが伺えるだけに更なる大物食いが期待されます。

その他の決定対戦カード

セミファイナル　INNOVATIONフライ級王者決定戦　3分5R（延長1R）
スダ456（BRING IT ON PARAESTRA AKK）
平松　弥（岡山ジム）

70kg契約（肘無し）　3分3R
剛王（TEAM GOH→）
高木覚清（RIKIX）

55.5kg契約　3分3R
加藤有吾（RIKIX）
壱・センチャイジム（センチャイムエタイジム）

スーパーフェザー級　3分3R
葵拳士郎（マイウェイジム）
翔貴（岡山ジム）

INNOVATIONスーパーバンタム級王座次期挑戦者決定戦　3分3R（延長1R）
元山祐希（武勇会）
MASAKING（岡山ジム）

ウェルター級　3分3R
滝口幸成（キング・ムエ）
太聖（岡山ジム）

スーパーフライ級　3分3R
希羅（MSJキックボクシングジム）
風太（岡山ジム）

72kg契約（肘無し）　3分3R
TAKUYA（ナックルズGYM）
馬木樹里（岡山ジム）

58.5kg契約（肘無し）　3分3R
颯大（米子ジム）
白鳥光希（正道会館KCIEL）

52kg契約（肘無し）　2分3R
亜々斗（キックボクシングジム井上道場）
長棟匠政（岡山ジム）

※選手の獲得タイトル、ランキング情報は後日追記します

概要

大会名　JAPAN KICKBOXING INNOVATION 認定 第8回 岡山ジム主催興行
日時　2022年3月13日（日）　12:30開場　13:00開始予定
会場　コンベックス岡山・大展示場（岡山市北区大内田675番地）
チケット料金　全席指定8,000円（席が埋まり次第立見）
チケット販売　出場選手・所属ジム
お問い合わせ　岡山ジム　086-441-5563　http://okayamakickboxing.blog.jp