K-1 12.4 エディオンアリーナ大阪:安保瑠輝也「自分はまだまだ成長できる。野杁選手とのタイトルマッチに近づく第1歩」×海斗「勝ち方はどうでもいいんで勝ちたい」
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K-1 12月4日(土) エディオンアリーナ大阪(府立体育会館)第1競技場大会でウェルター級で対戦する安保瑠輝也と海斗が公開練習を行った。そのレポートがK-1 JAPAN GROUPから届いている。(写真:(C)K-1)
安保瑠輝也、野杁正明へのリベンジに向けて静かに燃える!「この試合は圧倒的な力の差を見せて勝つ。今回は再び野杁選手にたどり着くための第一歩です」
和歌山・CLUB esにて、12月4日(土)エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第1競技場)で開催される「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~スーパー・ウェルター級&フェザー級ダブルタイトルマッチ~」の[スーパーファイト/K-1ウェルター級/3分3R・延長1R]で海斗と対戦する安保瑠輝也が公開練習を行なった。
9月20日、K-1横浜アリーナ大会の第2代K-1ウェルター級王座決定トーナメントに参戦した安保はアラン・ソアレスと松岡力をKOして決勝へ進出、念願だった野杁正明戦を実現させるもKO負けを喫し、惜しくも準優勝に終わった。トーナメント直後は肋骨にヒビなど、激戦のダメージがあったものの2週間後には練習を再開し「コンディションはいつもと変わらずベストな感じですかね。そんなに休んでないので(前回の試合前と)変わらずにこれているかなっていう感じです」と体調面での問題はなし。
「結果でいえば順風満帆な格闘技生活でないと思っていますけど、いろんな人を巻き込んでチャレンジ出来ていることに関して言えば良かったという風には思っています」と、敗戦から学ぶこともあり、再起戦に向けて気持ちを切り替えている。
約2カ月という短いインターバルでの再起戦は安保自らが望んだもの。結果的に野杁に敗れはしたものの、あのトーナメントで安保は強くなる手応えを掴んだという。
「野杁選手と決勝戦でやるというのをずっと言ってて、そこまでは筋書きどおり見えていて。自分的には勝てると思って挑んだ形だったんですけど結果的には負けてしまって、もちろん悔しい気持ちはありますし、勝てない相手じゃないというのはやってみてわかった。この試合も自分からお願いして、大阪で試合をさせてほしいと言ったんですけど、その理由は試合間隔を空けたくなかったからです。
僕も30戦ぐらいやっているんですけど、ケガだったりで試合に出られない時期もあって、試合間隔が空いちゃってるんですよね。逆に野杁選手は定期的に試合を重ねて、ベテランの域に達しているじゃないですか。そういう面も含めて自分はまだまだ成長できるというのを実感しています」
再始動の相手として用意されたのは海斗。当初、安保と海斗は1月に予定されていたK-1代々木大会で対戦が決まっていたものの大会が延期となり、安保の怪我もあり試合そのものが流れていた。
「大阪大会で試合がしたくて、用意された選手が海斗選手だったというだけで、この選手対して思うことは何ひとつないですね」と、海斗自体は一切眼中にないと言い切る安保。「攻撃力や爆発力的な部分でいえば良い選手やなって思います」と一定の評価はしつつ「自分も荒削りなところはあるんですけど、選手として自分と比べた時にすごく荒削りというか、まだレベル差はあると思います」と断言。「試合に対してモチベーションが低いわけじゃなくて、モチベーションそのものは高いです。ただトーナメント前の高揚感や『やってやるぞ』みたいな感じではなく、練習を積んでいるのでそれを出すだけ」と冷静に語った。
K-1 AWARDSでベストバウトにも選出された2度の山崎秀晃戦など、大阪大会に欠かせない選手となった安保だが「ホームだからどうとかそういうのはないんです。自分はどこに行こうが応援してくれる人たちがいるので」と大阪での試合に特別な意識はないという。
しかし、スーパー・ウェルター級とフェザー級のタイトルマッチ、そして木村”フィリップ”ミノルのK-1ラストマッチとテーマのある試合が並ぶ中で、自身の試合をただのスーパーファイトで終わらせるつもりはない。
「周りの試合に関しては何ひとつ気にしていないし、この試合は圧倒的な力の差を見せて勝つ。(海斗戦以降は)トーナメントに出られなかった選手ですけど、ウェルター級には近藤魁成選手がいるし、その先は外国人選手になるんですかね。そこと戦って野杁選手にタイトルマッチでたどり着きたい。今回はその第一歩です」。
再起に燃える安保が再び存在感を見せつけるか?
海斗、地元・滋賀で猛特訓 安保瑠輝也を倒して再浮上を狙う!「会見の時、そこでしばいたろかなと思った。勝ち方はどうでもいいんで勝つ」
滋賀・LEGEND GYMにて、12月4日(土)エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第1競技場)で開催される「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~スーパー・ウェルター級&フェザー級ダブルタイトルマッチ~」の[スーパーファイト/K-1ウェルター級/3分3R・延長1R]で安保瑠輝也と対戦する海斗が公開練習を行なった。
普段は所属している埼玉県のポゴナ・クラブジムで練習をしている海斗だが、今回は出身地の滋賀県に帰郷。地元で評判のLEGEND GYMで調整を続けている。「僕は地元が滋賀県なんですけど、強いジムなんでLEGEND GYMの会長に教えてもらいたいと思ってお願いしに来ました」と、自らこのジムの門を叩いたという。このLEGEND GYMで「ケツを叩かれないと出来ないんで、全部決めてもらってみんなでしんどい練習やっています」と、普段よりも厳しいトレーニングを積んでいるという海斗。「短時間で思いっきり追い込むんで、毎日くたばってます」と、自らを厳しい環境に置いて、安保との試合に備えている。
海斗は不良の祭典とも呼ばれるアマチュア格闘技イベントの「THE OUTSIDER」出場経験もある異色の経歴の持ち主。高いKO率で注目も集まっていたが、ここ最近は木村“フィリップ”ミノル、近藤魁成、寧仁太・アリに3連敗中だ。しかし、このLEGEND GYMに来てから、それまで勝てなかった部分の修正にも取り組んだ。「まだこっちに帰ってきてちょっとですけど、掴みかけてるんでこれから勝っていきます」と、地元で練習を積むことで気持ちも新たにしている。
今回の対戦相手の安保とは、本来は1月に予定されていた「K’FESTA.4」で対戦するはずだった。しかし、大会が延期となり、また安保の拳の負傷もあって、ようやくこの大阪大会のタイミングで実現した試合だ。「僕が出てないトーナメントでも準優勝しとったんで、そんな選手と当ててもらったんは嬉しいですね」と、改めて試合が決まった時の心境を吐露した海斗。自身も昨年3月「K’FESTA.3」の第3代K-1スーパー・ウェルター級王者決定トーナメントに出場しているが、一回戦で木村に敗北してしまった。「本来の階級は67.5kg(ウェルター級)なんで出たいなと思いましたね」と、自分の本来の階級のトーナメントにエントリーされずに悔しい思いもしたようだ。
だが、そのトーナメントで準優勝を飾った安保との対戦は、遅れを挽回し一気にタイトル戦線浮上も狙えるチャンスだ。直近の試合で3連敗していることもあり、「ホンマにチャンスやし、勝たなヤバいんで絶対に勝ちたいっすね。もう勝ち方はどうでもいいんで勝ちたいですね」と、なりふり構わず勝利を目指す。安保については「動きが速いですね。手足が長いし、速くて派手な技で倒しているイメージがありますね」という印象を持っているが、「パワーっすね。ゴリゴリ行こうと思っています」と、自身では安保よりも上と思っているパワーで対抗する考えだ。
安保と言えばYouTubeで自分のチャンネルを持つなど発信力のあるファイターの一人。カード発表記者会見でも海斗に対して挑発的な言動があった。「そこでしばいたろかなと思いましたね」と不快感を隠さない海斗。その後、SNSでも軽い挑発の応酬があったが、「『もっと煽って来いよ』みたいに言われたらやりにくいじゃないですか? お笑い芸人に面白いことを言ってって言っているようなもんなんで、下手くそやなと思って」と、安保の挑発の仕方にはダメ出しだ。海斗自身は「どうせやるので意味ないかなと思います」と、これ以上の挑発には応じず、リング上での決着に集中する。
また、滋賀県出身の海斗にとって、今回の大阪大会は準ご当地とも言うべき関西圏での試合だ。「応援はどこでも来てくれるんですけど、今回はすぐにチケットが売れちゃって、全然自分の手元にもなかったんですよ。関西全部から来てくれるし、来てくれる人がいっぱいいるんで負けたくないですね」と、地元の声援をバックに安保に立ち向かう。
「LEGEND GYMではまだ全然完成してないし、来年にはもっと強くなったところを見せられると思うんですよ。これからちょっと見といてくださいって感じですね。まだまだ強くなっていきます」と、さらなる進化の手応えも掴んでいる。安保戦はそのきっかけにしたい再スタートの試合。「チケット全然なくて来れない人もいっぱいいるんですけど、ABEMAやGAORAで僕が勝つところを見せるんで、携帯・テレビを見ながら吠えてください」と、復活の勝利をファンに届けることを誓っていた。
対戦カード
【本戦】
第17試合 Martial Arts body Design Presents 木村“フィリップ”ミノル K-1 FINAL K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級(70kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/PURGE TOKYO/王者、元Krushウェルター級王者)※初防衛戦
和島大海(月心会チーム侍/挑戦者)
第16試合 K-1 WORLD GPフェザー級(57.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
椿原龍矢(月心会チーム侍/王者、K-1甲子園2017 -55kg優勝)※初防衛戦
軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス/挑戦者、元Krushバンタム級王者、K-1甲子園2016 -55kg優勝)
第15試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
林 健太(FLYSKY GYM/元K-1ライト級(62.5kg)王者、元Bigbangスーパーライト級王者)
不可思(クロスポイント吉祥寺/元KNOCK OUT・WPMF日本・REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王者、元RISE・Bigbangライト級王者)
第14試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/元K-1&Krushライト級王者、元WPMF世界スーパーライト級王者)
西京佑馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Krushスーパー・フェザー級(60kg)王者、K-1甲子園2016 -60kg優勝)
第13試合 ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
安保瑠輝也(CLUB es/team ALL-WIN/元K-1スーパー・ライト級(65kg)王者)
海斗(ポゴナ・クラブジム)
~休憩~
第12試合 スーパー・ヘビー級(+100kg) 3分3R(延長1R)
石井 慧(クロアチア/チーム・クロコップ/2008年北京五輪柔道男子100kg超級金メダル、HEAT MMAヘビー級王者、元IGF同級王者)
RUI(K-1ジム福岡チームbeginning)
第11試合 サイクリー Presents 61.5kg契約 3分3R(延長1R)
レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO/元Krushスーパー・フェザー級王者)
マキ・チャーチャイ(タイ/真樹ジムAICHI/WMOインターナショナル・スーパーライト級王者、元ISKAムエタイ世界同級王者 元ラジャダムナン認定スーパーバンタム級3位)
第10試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
大和哲也(大和ジム/WMCインターコンチネンタル・ライト級王者、元WBCムエタイ世界&Lion Fight世界スーパーライト級王者、元WBCムエタイ日本&NJKFライト級王者、K-1 WORLD MAX -63kg日本トーナメント2010優勝)
大野祐志郎(ALL-WIN team 華王州)
第9試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
才賀紀左衛門(PURGE TOKYO)
玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス/元NJKFバンタム級王者)
第8試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
斗麗(WIZARDキックボクシングジム)
森坂 陸(エスジム)
第7試合 女子52.5kg契約 3分3R(延長1R)
☆SAHO☆(闘神塾/S1日本女子バンタム級王者、WMC日本女子スーパーバンタム級王者、元ミネルヴァ・スーパーバンタム級王者)
真優(月心会チーム侍)
~休憩~
第6試合 バンタム級(53kg) 3分3R(延長1R)
黒田斗真(K-1ジム心斎橋チームレパード/K-1バンタム級日本最強決定トーナメント2021優勝)
壬生狼一輝(力道場静岡/Krushバンタム級王者)
第5試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
大沢文也(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER)
弘輝(team ALL-WIN)
第4試合 クルーザー級(90kg) 3分3R(延長1R)
工藤勇樹(エスジム/KROSS×OVERヘビー級王者、元蹴拳ライトヘビー級王者)
谷川聖哉(K-1 GYM AGAMI-ONO KREST)
第3試合 女子ミニマム級(48kg) 3分3R(延長1R)
高梨knuckle美穂(Y’ZD GYM/元Krush女子アトム級(45kg)王者)
美伶(WARRIOR OSAKA)
第2試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
篠原悠人(DURGA/元Krushスーパー・ライト級(65kg)王者、K-1甲子園2015 -65kg優勝)
石田勝希(RKS顕修塾/MA日本&RKSスーパーライト級王者、K-1甲子園2009 -62kg 3位)
第1試合 73kg契約 3分3R(延長1R)
神保克哉(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
EITO(Respect All Fear None)
【プレリミナリーファイト】
第4試合 51kg契約 3分3R
山脇飛翼(K-1ジム心斎橋チームレパード/K-1甲子園2019 -55kg優勝)
大夢(WIZARDキックボクシングジム)
第3試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R
古宮 晴(昇龍會/K-1甲子園2021 -65kg優勝)
セルヒオ・ハノ(ボリビア/ブラジリアン・タイ)
第2試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R
石田龍大(POWER OF DREAM/K-1甲子園2019 -60kg優勝)※拳心會館から所属変更
小松貴哉(K-1ジム五反田チームキングス)
第1試合 ライト級 3分3R
梨緒弥[りおや](若獅子会館MATSUBARA/K-1カレッジ2019 -65kg優勝)
三宅祐弥(team ALL-WIN)
概要
大会名 K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~スーパー・ウェルター級&フェザー級ダブルタイトルマッチ~
日時 2021年12月4日(土) 開場・13:00 プレリミナリーファイト開始・13:30 本戦開始・15:00
会場 エディオンアリーナ大阪(府立体育会館)第1競技場
中継 ABEMA 格闘チャンネル(生放送)、GAORA(生放送)
チケット料金 ロイヤル 100,000円 アリーナSRS 60,000円 アリーナRS 35,000円(完売) アリーナS 18,000円(完売) スタンドS 18,000円(完売) スタンドA 10,000円(完売) ※当日500円増し ※小学生からチケットが必要
チケット販売 チケットぴあ ローソンチケット イープラス K-1.SHOP グッドルーザー K-1ジム各店舗
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/contact/