K-1 3.20 代々木第一:復活WORLD MAX、試合順発表。トリを務める和島大海「オウヤンに負けた次の日の朝、川で寝てたら、なんでこんな晴れてんねんってムカついて…」
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K-1 WORLD MAX 2024(3月20日(水/祝)代々木競技場第一体育館)の試合順が発表された。
本戦は22試合で、3部構成となっている。第1部には卜部功也の復帰戦、玖村将史・朝久裕貴の国際戦、ぱんちゃん璃奈×平岡琴の他団体勢対決など、多様な試合が並ぶ。
第2部ではK-1 vs. RISE対抗戦の5試合が置かれ、大将戦は軍司泰斗×門口佳佑のフェザー級王者対決となった。
第3部はK-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメント・開幕戦8試合に、クルーザー級と女子フライ級のタイトルマッチがサンドイッチされるような編成となっている。
全22試合のトリを務めることになった、和島大海(月心会チーム侍/元K-1スーパー・ウェルター級王者)のインタビューがK-1 GROUPから届いている。
和島大海、王座陥落からのリベンジへの道!「もっと強くなった姿を見せたい」
3月20日(水・祝)に国立代々木競技場第一体育館で開催の「K-1 WORLD MAX」の「K-1 WORLD GP 2024 -70kg世界最強トーナメント開幕戦」で、“美しき人狼”ダリル・フェルドンク(オランダ/Fight Team Ringer)と対戦する和島大海(月心会チーム侍)が、決戦前のインタビューに応じた。
和島は昨年7月大会で、5年前に敗れているジョーダン・ピケオーを相手に2度目の防衛戦を行い、2RKO勝利で王座防衛とリベンジを果たした。12月のオウヤン・フェンとのK-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級タイトルマッチは2RKO負けを喫し、王座から転落。今回が再起戦となる。
対するフェルドンクは、端正な顔立ちとアグレッシブなファイトスタイルから“美しい人狼”と呼ばれているオランダの強豪ファイター。ヨーロッパのキックボクシング団体『Enfusion』(エンフュージョン)の元ライト級(-70kg)王者で、11勝のうち7KOと高いKO率を持っている。とくに左フックが強く、パンチの回転の速さで相手のガードを弾くパワーが持ち味。
――昨年末は、オウヤン・フェン選手とのタイトル防衛戦で敗れてしまいました。試合映像は見ましたか?
和島「はい。自分で確認しました」
――敗因の分析は。
和島「分析もしましたし、ホント何回も見たんですけど、ちょっと調子乗っちゃいましたね」
――調子に乗った?
和島「自分の持ち味というか、一番の武器がやっぱ蹴りだったと思うんですけど、メインっていうのもありましたし、地元でメインでタイトルマッチなので、どうしても倒したくてパンチで勝負してしまったっていうのが敗因かなと思います」
――オウヤン・フェン選手の強さは、どこに感じましたか?
和島「本当に強い選手だと思うんですけど、正直強いっていうよりは上手いというか、すごく研究されてというか、やりにくいっていう印象が強かったですね」
――では、調子に乗ってなければ勝てる要素は十分あったと。
和島「そうですね、もう一回やれば、絶対勝てると思います」
――その中で自分のウイークポイントに気づかされたことはありますか?
和島「自分のスタイル的には、やっぱりもっと蹴って確実に仕留めるってタイプだったと思うんですけど、本当にずっとKOが続いてて本当に調子乗っちゃったって感じですね」
――かなり落ち込んでましたか?
和島「めちゃくちゃ落ち込みましたね。もうずっと落ち込んでました」
――SNSでも、安保瑠輝也選手が「和島でも負けるんや」とコメントしていましたが、こうした書き込みを見て心にグサッと来たりしましたか。
和島「グサッときた…、いやでももう負けたこと自体でもう無でした。周りの声が本当聞こえないぐらい落ち込んでたんで、周りの声がほとんど入ってこなかったぐらいの状態です」
――そこから、どのくらいで立ち直ってきたのでしょうか。
和島「どれくらいですかね。徐々にですけど、まあ割とすぐ吹っ切れたかもしれないです」
――それは何か落ち込んでいてもしょうがないみたいな、切り替えがあったということですか?
和島「切り替えもありましたし、負けた次の日の朝、何かこう川で寝てたんですよね。で、空を見上げてて何にも曇ないぐらい晴れてて、何かそれにむかついてちょっと頑張ろうって思いました(笑)」
――ムカついた?
和島「なんで、こんな晴れてんねんと思って。こっちはこんな落ち込んでるのに、なんでこんな晴れてんねんと思って。もう一回やろうかなみたいな感じですかね。そこでもう一回頑張るって思ったんですけど。まあ立ち直ったのは徐々にですけど、そんな感じですかね」
――練習を見てもらっている吉鷹弘トレーナーには、試合直後に何か言われましたか?
和島「色々言われましたけど、もう一回やったらいいぐらいの感じですね。負けたけど、ここで終わりじゃないみたいな。そういった感じで励ましてもらって。もう一回ベルト獲りに行くようにみたいな感じです」
――今回K-1 WORLD MAXの復活もありますが、新たな目標みたいなものは、ご自分の中で芽生えてきましたか?
和島「新しくというか、チャンピオンの時でもやっぱり世界最強を目指してたので、そこは変わらず。それでベルトも取り返して世界最強っていうのが変わらず目標です」
――ああいう負け方をしたからこそ、少し強くなれたみたいな部分もあるんじゃないですか。
和島「格闘技の怖さっていうのもやっぱり改めて思いましたし、もう一度這い上がっていこうって、その駆け出しの頃じゃないですけど、もう一回挑戦していこうっていうメンタルになれて本当そこは良かったなと思います」
――一回戦の相手は、ダリル・フェルドンク選手ですが、オウヤン・フェン選手もエントリーしてきました。
和島「正直に言うとワンマッチでやりたいっていうのはありますね。2020年にトーナメントを一回経験してるんですけど、やっぱし結構しんどいっていうのと、できれば、そのトップクラスの選手とはワンマッチでやりたいなって思います」
――トーナメントは、かなり過酷でしたか。
和島「結構キツかったですし、自分のスタイル的にも倒しに行くっていうよりは、やっぱ3ラウンドかけてきっちり倒すっていう感じなので、トーナメントになるとちょっとしんどいなっていうのはありますね。でも、トーナメントしんどいって言っても、出るって決めたからには、やっぱり絶対勝ちたいんで頑張ります。前回負けた時もすごい応援してくださってる方達が、もう自分より悔しがってたりとか泣いてる方もいたり、そういう顔も見たくないんで、その応援してくださってる人達のためにも勝ちたいです」
――悔しい負けを知って、自分なりにリセットして3月20日を迎えると思います。どんな新しい和島大海を見せたいですか?
和島「僕、結構負けてるんですけど、負けてからベルトもリベンジで獲っています。今回も、ただで負けるっていうのはやっぱ悔しいんで、もっと強くなった姿を見せたいと思います」
対戦カード
第22試合 K-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメント・開幕戦 3分3R(延長1R)
和島大海(月心会チーム侍/元K-1スーパー・ウェルター級王者)
ダリル・フェルドンク[Darryl Verdonk](オランダ/ファイトチーム・リンガー/元Enfusionライト級(70kg)王者)14戦11勝(7KO)3敗/27歳
第21試合 K-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメント・開幕戦 3分3R(延長1R)
オウヤン・フェン(中国/天津阿福ファイトクラブ/CFP/K-1スーパー・ウェルター級王者)
パスカル・シュロス[Pascal Schroth](ドイツ/マーシャルアーツアカデミー/WKU世界スーパーウェルター級&ミドル級王者)73戦52勝(32KO)17敗3分1NC/30歳
第20試合 K-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメント・開幕戦 3分3R(延長1R)
ウマール・セマタ[Umar Semata](ウガンダ/タイガームエタイ/元WBCムエタイ世界スーパーミドル級暫定王者)76戦40勝(10KO)30敗6分/36歳
中島 玲(フリー/元プロボクシング日本スーパーウェルター級暫定王者)
第19試合 K-1 WORLD GPクルーザー級(90kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
シナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY/王者)※初防衛戦
リュウ・ツァー(中国/唐山文旅驍騎ファイトクラブ/CFP/挑戦者、K-1無差別級トーナメント2023優勝)
第18試合 K-1 WORLD GP女子フライ級(52kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
アントニア・プリフティ(ギリシャ/ファイトクラブ・ガラツィ/セオファヌス・エリートチーム/王者)※初防衛戦
☆SAHO☆(闘神塾/挑戦者、S1女子世界&日本バンタム級王者、WMC日本女子&元ミネルヴァ・スーパーバンタム級王者)
第17試合 K-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメント・開幕戦 3分3R(延長1R)
ストーヤン・コプリヴレンスキー[Stoyan Koprivlenski](ブルガリア/マイクスジム/GLORYライト級(70kg)2位、MAX FIGHTライト級(70kg)王者)26戦19勝(6KO)7敗/29歳
カスペル・ムジンスキー[Kacper Muszynski](ポーランド/アルミア・ポルコビツェ/MFC・IRON FIGHTER・WFMCポーランド・WKSFポーランド-70kg級王者)24戦22勝(10KO)1敗1分/26歳
第16試合 K-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメント・開幕戦 3分3R(延長1R)
ゾーラ・アカピャン[Zhora Akopyan](アルメニア/グリディンジム/RCC Fair Fightウェルター級王者、FEA WGPライト級王者)32戦28勝(9KO)4敗0分/26歳
タラス・ナチュック[Taras Hnatchuk](ウクライナ/ロッタトリ・ミラノ/ISKA世界ライトミドル級(72.5kg)王者、WAKO-PROインターコンチネンタル・ミドル級(75kg)王者)25戦22勝(11KO)2敗1分/24歳
第15試合 K-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメント・開幕戦 3分3R(延長1R)
ダビッド・キリア[Davit Kiria](ジョージア/チーム・キリア/元GLORYライト級(70kg)王者、クンルンファイト70kg World Maxトーナメント2019優勝)78戦52勝(18KO)16敗/36歳
タナンチャイ・シッソンピーノン[Thananchai Sitsongpeenong](タイ/シッソンピーノンジム/RWSスーパーウェルター級トーナメント2023優勝、WBCムエタイ世界同級王者、元WMC世界・オムノーイ・プロムエタイ協会ウェルター級王者)98戦77勝(19KO)20敗1分/22歳
第14試合 K-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメント・開幕戦 3分3R(延長1R)
デング・シウバ[Dengue Silva](ブラジル/スクアドン・タイ・ブラジル/SFT COMBAT -70kg級王者)42戦38勝(23KO)4敗/30歳
璃久[りく](HIGHSPEED GYM)
~休憩~
第13試合 K-1 vs. RISE対抗戦 フェザー級(57.5kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス/K-1フェザー級(57.5kg)王者、同級世界最強決定トーナメント2022優勝、元Krushバンタム級王者、K-1甲子園2016 -55kg優勝)
門口佳佑(EX ARES/RISEフェザー級(57.5kg)王者)
第12試合 K-1 vs. RISE対抗戦 女子45.5kg契約 3分3R(延長1R)
菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/K-1女子アトム級(45kg)王者、元Krush同級王者)
宮﨑小雪(TRY HARD GYM/RISE QUEENアトム級(46kg)王者)
第11試合 K-1 vs. RISE対抗戦 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
江川優生(POWER OF DREAM/元K-1&Krushフェザー級(57.5kg)王者)
常陸飛雄馬(TARGET SHIBUYA/RISEスーパーフェザー級(60kg)2位)
第10試合 K-1 vs. RISE対抗戦 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
兼田将暉(RKS顕修塾/RKS&ACCELフェザー級王者、元RKSスーパーフェザー級王者、元HEATキックライト級王者)
戸井田大輝(TOP LEAD GYM/MA日本スーパーバンタム級王者)
第9試合 K-1 vs. RISE対抗戦 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
松山勇汰(TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO/K-1甲子園2020 -60kg優勝)
原口アンドレイ(TEAM TEPPEN)
~休憩~
第8試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
卜部功也(ALONZA ABLAZE/元K-1ライト級&スーパー・フェザー級王者、K-1スーパー・フェザー級世界最強決定トーナメント2016優勝、元ISKA世界ライト級王者)
鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス/元Krushスーパー・ライト級王者)
第7試合 56kg契約 3分3R(延長1R)
玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス/元Krushスーパー・バンタム級王者)
ルカ・チェケッティ[Luca Cecchetti](イタリア/キック&パンチ・ミラノ/WAKO世界バンタム級&フェザー級王者)
第6試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
朝久裕貴(朝久道場/元WLF武林風-60kg世界王者、K-1スーパー・フェザー級王座決定トーナメント2022準優勝)
レミー・パラ[Remi Parra](フランス/カルカリアス/WAKO PRO K-1ルール世界スーパーライト級(62.2kg)王者、元IKBOムエタイ世界62kg級王者)
第5試合 ウェルター級 3分3R(延長1R)
宇佐美秀メイソン(カナダ/Battle Box/ISKAインターコンチネンタル・ウェルター級暫定王者)
白須康仁(PROTAGONIST/元WMAF世界スーパーウェルター級王者、元MA日本ウェルター級王者)
第4試合 女子47.5kg契約 3分3R(延長1R)
ぱんちゃん璃奈(フリー/元KNOCK OUT-BLACK女子ミニマム級(47.5kg)&アトム級(46kg)王者)
平岡 琴(TRY HARD GYM/RISE QUEENアトム級(46kg)2位)
第3試合 スーパー・ヘビー級(+100kg) 3分3R(延長1R)
クォン・ジャンウォン[Kwon Jangwon](韓国/チョンハク・ムエタイジム/元MAX FCヘビー級王者)
安藤優介(猛者連 team OGRE/元IKCヘビー級王者)
第2試合 64kg契約 3分3R(延長1R)
大沢文也(ザウルスプロモーション/元Krushライト級(62.5kg)王者)
友尊[ゆたか](TEAM K/BLUE DOG GYM/元NJKFスーパーフェザー級王者)
第1試合 バンタム級(53kg) 3分3R(延長1R)
壬生狼一輝(力道場静岡/元Krushバンタム級王者)
大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER/元Krushフライ級王者、K-1甲子園2021 -55kg優勝)
プレリミナリーファイト第3試合 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R
村田健悟(ALONZA ABLAZE)
嶋 拓実(K-1 GYM横浜infinity)
プレリミナリーファイト第2試合 ライト級(62.5kg) 3分3R
龍之介(K-1 GYM HIKARIMACHI TEAM BEAST/RKSフェザー級王者)
上野空大[くうと](kickboxing gym SHINYUUKI+)※K-1ジム大宮チームレオンから所属変更
プレリミナリーファイト第1試合 95kg契約 3分3R
木村太地(TEAM RHAPSODY/Bigbangヘビー級王者)
藤倉 悠(ポゴナ・クラブジム)
概要
大会名 TRHD presents K-1 WORLD MAX 2024
日時 2024年3月20日(水/祝) 開場・11:30(予定) プレリミナリーファイト開始・未定 本戦開始・13:00
会場 国立代々木競技場第一体育館 [HP]
中継 ABEMA(生放送|無料)GAORA(生放送17:00~/3月25日 (月) 19:00~27:00)
チケット料金 ロイヤル 100,000円 アリーナSRS 60,000円 アリーナRS 35,000円 アリーナS 18,000円 スタンドS 18,000円 アリーナA 10,000円 スタンドA 10,000円 スタンドB 7,000円 ※当日500円増し ※小学生からチケットが必要
チケット販売 チケットぴあ イープラス ローソンチケット K-1.SHOP グッドルーザー K-1ジム各店舗 出場選手・所属ジム
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/contact/