Bellator 12.3 コネチカット:堀口恭司、セルジオ・ペティスのベラトール・バンタム級王座挑戦が正式決定「ベルト取りに行きます!!」
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Bellator MMA 272(12月3日(日本時間4日(土))米国コネチカット州アンカスビル:モヒガンサン・アリーナ)で、セルジオ・ペティスのベラトール・バンタム級王座に、元同王者で現RIZIN同級王者の堀口恭司が挑戦することになった。5分5Rで争われる。
堀口は19年6月のベラトール・ニューヨーク大会でベラトール・バンタム級王者・ダリオン・コールドウェルに判定勝ちし、日本人初のベラトール王者となる。だがその後、右膝の状態が悪化し、8月の朝倉海戦でキャリア初のKO負けを喫すると、10月に右膝の前十字靭帯を断裂し、半月板も損傷し、全治10か月と診断され、RIZINとベラトールのベルトを返上した。
昨年9月のベラトール王座決定戦でフアン・アーチュレッタがパトリック・ミックスに判定勝ちし王者となったが、今年5月の初防衛戦では、セルジオ・ペティスが判定勝ちした。ペティスは元UFCライト級王者・アンソニー・ペティスの弟。13年から19年にUFCに上がり、ブランドン・モレノ、ジョセフ・ベナビデスらに勝利し、フライ級1位まで上昇したことがある。昨年1月からベラトールに参戦し、バンタム級に階級を上げ、アルフレッド・カシャキャンとリッキー・バンデハスに連勝後、アーチュレッタを下し王者となった。試合後のインタビューでRIZIN王者・堀口とのダブルタイトルマッチを要求していた。(下動画)
堀口は2本のベルトを返上後、昨年大晦日のRIZINで復帰し、RIZINバンタム級王者の朝倉海に1R TKO勝ちし王座を奪還した。コロナ禍の影響で居住する米国から日本に戻るのが難しいことから、米国で定期開催されるベラトールに本格参戦することを9月に発表。その際にも「RIZINからベラトールに単純に移籍するのではなく、RIZINのベルトを持ち、RIZINバンタム級王者としてベラトールに乗り込みたい」とコメントしていた。
堀口はベラトールからペティスとのタイトルマッチが発表されると「試合が決まりました。ベルト取りに行きます!!」とツイートした。その後、自身のYouTubeチャンネルにコメント動画をアップ。堀口はペティスについて「動きはキックボクシング主体ですね。打ち合うんじゃなく、隙を見てカウンターを入れたりとか。でも自分ももらっているので、そういうところにチャンスがあるのかなと思っているので、もっと煮詰めて攻略したいです」と話し、「自分の不甲斐ない怪我でベルトを返しちゃったので、次もベルトを取り返して、そこからまたベラトールとか、日本のRIZIN、もうどんどん格闘技を盛り上げたいので、ぜひ楽しみに観ててください」とも話した。
RIZINの榊原信行CEOは「堀口恭司がRIZINバンタム級王者として、Bellatorバンタム級王者に挑む機会を設けてくれた、スコット・コーカー代表には改めてお礼を申し上げたい。そして今回の堀口恭司の挑戦は、ここから始まるRIZINとBellatorの画期的な取り組みの序章にすぎません。ここから、それぞれの団体の威信をかけた戦いが繰り広げられることになるでしょう。どうぞみなさまご期待ください」との談話を発表。ベラトールのコーカー代表も「チャンピオンvsチャンピオンが組まれる時はいつだって格別なイベントになる。セルジオ・ペティスと堀口恭司がBellatorの世界タイトルをかけて12月3日に戦う事を大変嬉しく思う。RIZINとの強い絆があるからこそ過去にも数々のビッグファイトを組むことができ、2022年以降も継続されていく事だろう」とRIZINとの交流継続をアピールしている。
ベラトールの大会はベラトールの公式YouTubeでも生配信されているが、RIZINは「日本での視聴環境に関しては確定次第、お知らせいたします」と発表している。(追記:U-NEXTでの生中継が決定している。U-NEXTは10月のRIZIN LANDMARKも放送していた。)