RISE 9.23 横浜 ぴあアリーナMM:那須川天心、RISEバンタム級王者・鈴木真彦と6年ぶり対戦。天心「スポーツはオリンピックだけじゃない」、鈴木「引っ繰り返したい」
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
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Cygames presents RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA(9月23日(木/祝) 横浜 ぴあアリーナMM)に出場する那須川天心の対戦相手が、鈴木真彦(山口道場/RISEバンタム級(55kg)王者)に決まった。
天心は2月のRISEの志朗戦以来7カ月ぶりの試合。以降は6月のRIZIN東京ドーム大会でボクシング形式の1対3のエキシビジョンマッチを行っていた。来年春でキックボクシングを引退しボクシングに転向する予定で、キックは鈴木戦、年末、来年春の残り3試合を予定している。
鈴木は15年8月のBLADEでの55kgトーナメント一回戦で天心と戦い、1R 1分46秒で2ダウン目を喫しKO負けし、天心は準決勝も決勝もKO勝ちし優勝している。鈴木は天心へのリベンジを目指し、昨年11月のRISE大阪大会での「RISE DEAD OR ALIVE 2020 -55kg ~那須川天心挑戦者決定トーナメント~」準決勝まで20連勝していたが、決勝で志朗に破れ、あと一歩のところで悲願の天心戦にたどり着けなかった。しかしその後も今年2月のRISEで溜田蒼馬に、7月の大阪大会でテーパリット・ジョウジムに勝利し2連勝中だ。
8月2日の東京での記者会見で、RISEの伊藤隆代表は「(世界的な新型コロナウイルス感染拡大の影響で)外国人の入国が厳しい中、相手が限られております。その中で鈴木真彦を提案しました。理由としては、志朗の次に那須川天心に戦うのが適任と思ったからです」と、マッチメイクの経緯を説明した。
だが鈴木に勝って天心戦を勝ち取った志朗は、このカード発表直後のツイートで「あのトーナメントの意味と価値が無くなっていく #コロナが全て悪い #誰も悪くない」と記し、複雑な心境を吐露している。
鈴木は「2015年8月1日にBLADEのトーナメントで那須川選手に負けてから、ずっとリベンジしたいと思って、ここまでやって来ました。去年のトーナメントで敗れた時は、もうあかんのかなって思ったんですけど、再戦の機会を頂き感謝しています。やるからには、那須川選手も残り3試合ということで、思いっきり盛り上がるような。6年前は何もできずに負けたんですけど、成長した姿を見せたいと思います」と意気込みを語った。
対天心の勝機はどこにある?という問いに鈴木は「試合やる前から負ける気持ちはどの選手も無いと思うんで、僕も一緒で、倒しに行こうと思っていますね」と回答。早い段階から行くか?という問いには「チャンスがあれば1Rから行きたいですけど、試合になってみないとわからないので楽しみにしてください」と答え「みんなどうせ負けるやろと思っているんでしょうけど、そこを引っ繰り返したいです」と話した。
6月のRIZINで天心が1対3のボクシングエキシをやることになる前、通常のキックルールのワンマッチが計画されていた。その時に鈴木にオファーがあったのかという質問に、鈴木は「オファーをいただきました」と答えたが、断った理由については「プライベートな諸事情もあって、コメントは控えさせていただきたいです」と話し、説明はしなかった。
天心は「キックの残り3試合となって、このタイミングでこの試合が組まれました。コロナウイルスの影響で海外の選手が来れないってことで、このカードになったと思うんですけど、やるからには思いっきり。前回同様、一緒の結末になると思うんで、そこは期待してもらったらうれしいです」と話した。
初対決以降の鈴木の成長を感じていたか?という質問に、天心は「そういった目では見ていなかったんで、何とも言えないです」と話しつつも、「志朗君以外には勝って、20連勝はしていたので、勢いはあると思います」と一定の評価。しかし鈴木が6月のRIZINの天心戦を断ったことに対しては「格闘家なので、試合が一番大事なんで。プライベートの事情があったのはわかるんですけど、試合よりも大事なことってあるのかな?って。僕の中では考えられないです」と苦言を呈した。
天心は「今回色々試したいことがあるので、みんなに見せたいです」「前の試合から半年間、ボクシングのテクニックを上げていますし、キックの練習もしていますし、ずっと仕上がっているような感じです。今まで見えていなかった部分もかなり見えていますし、また上の段階に行きたいです」ともコメント。
対・鈴木という意識はかなり薄い様子で、天心は「今回は相手どうこうじゃなく、色んな方に見てもらいたいなってのがあります。今、オリンピックが盛り上がっていますし、スポーツはオリンピックだけじゃないし、違う形で格闘技が見せられると思います。RISEの恩返しとして試合したい感じがあります。自分にとっても試合をしないと、感覚が途切れてしまうので。テレビとかメディアにも出ていますけど、なんでみんなが応援してくれているかというと、戦っているからで、格闘家だからこそファンが応援してくれるのであって、そこはブラさずやっていこうと、コンスタントに試合をして行こうというのが、昔からあります」と話した。
他にもスーパーライト級(65kg)・実方拓海(TSK japan/RISE 2位)vs. 伊藤澄哉(戦ジム/RISE 5位)が追加されている。
対戦カード
55kg契約 3分3R(延長1R)
那須川天心(TARGET/Cygames/RISE WORLD SERIES 2019 -58kgトーナメント優勝、RISE世界フェザー級(57.15kg)王者、ISKAフリースタイル世界フェザー級(57kg)王者、ISKAオリエンタル世界バンタム級(55kg)王者)
鈴木真彦(山口道場/RISEバンタム級(55kg)王者、元WBCムエタイ日本バンタム級王者、元ホーストカップ日本バンタム級王者)
RISE DEAD OR ALIVE -53kgトーナメント決勝 3分3R(最大延長2R)
RISE DEAD OR ALIVE -53kgトーナメント準決勝(2) 3分3R(延長1R)
風音(TEAM TEPPEN/RISEスーパーフライ級4位)
政所 仁(魁塾/RISEスーパーフライ級2位、WBKF世界スーパーフライ級王者)
RISE DEAD OR ALIVE -53kgトーナメント準決勝(1) 3分3R(延長1R)
大﨑一貴(OISHI GYM/RISEスーパーフライ級王者、元WMC日本&ルンピニー日本フライ級王者)
志朗(BeWELLキックボクシングジム/RISE DoA 2020 -55kgトーナメント優勝、ISKAムエタイ世界バンタム級王者)
スーパーライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
実方拓海(TSK japan/RISE 2位)
伊藤澄哉(戦ジム/RISE 5位)
出場予定選手
原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM/RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント優勝、元RISEライト級(63kg)王者)
白鳥大珠(TEAM TEPPEN/RISE WORLD SERIES 2019 -61kgトーナメント優勝、RIZIN Kick One Night Tournament(61kg/2021年)優勝、元RISEライト級(63kg)王者)
直樹(BRING IT ONパラエストラAKK/RISEライト級(63kg)王者、スック・ワンキントーン・スーパーライト級王者)
“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館/RISEウェルター級(67.5kg)王者)
概要
大会名 Cygames presents RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA
日時 2021年9月23日(木/祝) 開場・12:30 オープニングファイト開始・未定 本戦開始・14:00
会場 横浜 ぴあアリーナMM https://pia-arena-mm.jp/
中継 ABEMA(生中継)
チケット料金 VIP席100,000円 SRS席30,000円 RS席20,000円 アリーナS席15,000円 スタンドS席(2階)15,000円 スタンドA席(3・4階)9,000円 ※当日500円プラス ※未就学児は保護者膝上に限り無料
チケット販売 チケットぴあ イープラス 出場選手・所属ジム
お問い合わせ RISEクリエーション 03-5980-7409 https://www.rise-rc.com/