K-1 7.17 福岡 一夜明け会見:ライト級新王者・朝久泰央「自分が一番強いということを世界中にもっと知らしめていく」。安保瑠輝也「ウェルター級のベルトは俺にしか似合わない」
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中野トイカツ道場
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7月18日(日)、「ECO信頼サービス株式会社 PRESENTS K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K-1ライト級タイトルマッチ~」福岡国際センター大会の一夜明け会見が行なわれた。(記事提供:K-1 JAPAN GROUP 写真:(C)K-1)
K-1 7.17 福岡国際センター:朝久泰央、ゴンナパーとの消耗戦制しK-1の頂点に。K-Jee、愛鷹亮を逆転KO。安保瑠輝也、完勝しウェルター級王座獲り宣言
新K-1ライト級王者・朝久泰央、世界に朝久最強を発信する!「地元の大会で、とても熱い試合ができた。最強のチャンピオンであるゴンナパー選手に勝って、ベルトを獲れたことがうれしい」
昨日メインイベントでゴンナパー・ウィラサクレックが持つK-1 WORLD GP ライト級王座に、挑戦した朝久泰央。2Rにゴンナパーに奥足ローを効かされたものの、3Rにヒザ蹴りを突き刺して反撃。試合が延長までもつれると、最後は力を振り絞って前に出た朝久がゴンナパーに競り勝ち、第5代K-1ライト級王座に就いた。
熱戦を制して遂にベルトを手中に収めた朝久は「地元の大会で、とても熱い試合ができてうれしく思う。最強のチャンピオンであるゴンナパー選手に勝って、こうして手元にベルトを持ってこれたことがとてもうれしい」と、あらためて喜びを表した。さらに兄の朝久裕貴が武林風WLF -60kg級のベルトを保持していることを踏まえ「K-1のチャンピオンになったことで自分もベルトを巻いて、少しは追いつけたかなと思う」と語った。
そして、理想の王者像として「K-1のベルトは最強の証だと思う。このベルトを巻いたチャンピオンということは、自分が一番強いということを世界中にもっと知らしめていかなくちゃいけない」と意気込みを見せた。
◆朝久泰央
「(試合の感想は?)昨日はたくさんの応援、ありがとうございました。福岡の地元の大会で、とても熱い試合ができて、とてもうれしく思ってます。その中で最強のチャンピオンであるゴンナパー選手に勝って、こうして手元にベルトを持ってこれたことをとてもうれしく思っています。押忍。(周囲の反響は?)反響はやっぱり大きかったですね。地元の友だちはもちろんなんですけど、日本全国の格闘技ファンのみんなや、世界中のK-1ファンのみんなからもメッセージいただいて、こんなに反響あるんだとうれしく思っています。
(帰ってからご家族でどのような話を?)母さんからは『ケガは大丈夫?』と言ってもらえて。あとは試合の日の流れとかですかね。計量を終えて一回家に帰って、次の日また試合当日、会場に向かう感じだったんですけど。試合当日のウォーミングアップとか、こういう出来事があったとか、ゴンナパーチャンピオンの蹴りはどうだったとか、そういった内容の話が多かったです。
(お兄さんからはどんな声が?)兄貴は自分が勝ったときよりもオマエが勝ったときのほうがうれしいってよく言ってくれるんですけど、心から喜んでくれてるのを感じました。兄貴もWLFという世界のベルトを持ってるんですけど、K-1のチャンピオンになったことで自分もベルトを巻いて、少しは追いつけたかなと思っています。
(お兄さんは今後、K-1に出ていくと宣言していたが、それをサポートしたい?)そうですね。自分がずっと日本で試合をしてきて、そろそろ兄貴も日本で試合がしたいと思うし、もっと大暴れしてくれると思うんで。9月の横浜大会ですかね、兄貴も出たいって言ってたので。そのときは兄貴がアピールしてたとおり、試合に出てもらって。自分はやる相手もいまははっきり言っていないと思うので、タローくんの公認キャラクター化に向けて、ちょっと自分もそっちのほうもサポートできたらなと思っています(笑)。
(朝久道場で朝久兄弟以外にプロを目指してる選手は?)いますね。チビッ子とか中学生とかもちろんいるんですけど、これからK-1アマチュアで実績を積んでいこうという選手が一人と、もういつでも戦えるっていう爆発力のある軽量級の選手がいるので。これからまた、そういった選手も朝久道場から大暴れしてくれると思ってます。
(そのためにもK-1王者であり続けて、朝久道場で東京にこれからも殴り込みをかけるような思いは?)殴り込みというか、そういった気持ちじゃなくて、なんていう言葉がいいかわからないですけど、朝久道場からガンガン、ブッこんでいきたいなと思ってますね。
(K-1チャンピオンとしてどんなチャンピオンになっていきたい?)K-1のベルトは最強の証だと思っています。このベルトを巻いたチャンピオンということは、自分が一番強いということを世界中にもっと知らしめていかなくちゃいけないと思うんで。そういったところのアピールと、やっぱりK-1の団体の公認のキャラクターがいないというのが、自分はずっと引っかかってる部分があるんで。これからは試合をするのであれば、スーパーファイトで65kgの選手とするか、K-1のタローくんコーナーで、そっちの宣伝活動をしていきたいなと思っています(笑)。
(来年も福岡大会を開催したい思いや、九州を盛り上げることについては?)やっぱり九州はとても熱い地方というか、興行になるのかなと思います。これはK-1さんであったり、冠協賛していただいてるECO信頼サービスさんであったり、そしてK-Jee選手がずっと引っ張ってきて、ここまで作り上げてきた大会だと思っています。中村プロデューサーもよく“100年続くK-1を”と言うんですけど、僕もそうなったらいいなと思っています。さすがに僕も100年は戦えないと思いますが(笑)、できるかぎりずっと参戦していきたいと思ってます。
(ファンにメッセージ)いつもたくさんの応援ありがとうございます。こうやってチャンピオンになれたのもみなさんの応援あってこそだと思うし、これからもみなさんに恩返しができるよう、ずっと勝ち続けていきたいと思ってます。またこれからも朝久兄弟とK-1の選手、みんなの活躍に注目していてください。俺自身、ずっと勝ち続けます。押忍!」
K-Jee、九州のK-1とクルーザー級は俺が引っ張る!「九州とクルーザー級を盛り上げるだけ盛り上げて、最後にまたチャンピオンに輝こうと思っている」
昨日のセミファイナルでは地元・九州出身で現在もK-1ジム福岡を拠点に活動する元K-1クルーザー級王者のK-Jeeが登場。愛鷹亮とK-1クルーザー級スーパーファイトで激突した。過去に2度対戦して1勝1敗の両者、1Rの立ち上がりに愛鷹の右フックで2度のダウンを奪われ、いきなり追い込まれたK-Jeeだったが、すぐさま立て直して左フックでダウンを奪い返す。そして2Rが始まると右ストレートでダウンを奪取。最後は左のローキックで2度目のダウンを奪い、逆転のKO勝利を飾った。
1Rからピンチに陥ったK-Jeeだったが、やはり地元開催の強みが生きた。「サポーターとか地元の背中を押してくれる人たちのことが、2回目に立ち上がる時に思い浮かんで力が湧いてきたというか、それで挽回できたのかなと思いました」とK-Jee。昨年はこの福岡大会でK-1クルーザー級王者になったが、3.28「K’FESTA.4 Day.2」日本武道館大会でシナ・カリミアンのリマッチを受けて陥落した。前王者という実績、そして今回の愛鷹戦でのKO勝利を考えれば、カリミアンとのリマッチという話も出てくるが、本人は今すぐのベルト奪回は考えていないという。
「去年クルーザー級で一番になったんですけど、結局クルーザー級という所がそこまでK-1では盛り上がっていない。盛り上がってない低い所で一番になっても低いまま」と語るK-Jeeが、まず一番に考えていることはこのクルーザー級という階級を盛り上げること。「クルーザー級を人気が出る階級にしていくことが必要。そういう意味でもすぐチャンピオンになるというところじゃない部分にも目を置いています」と、クルーザー級の盛り上げに力を注ぎたい意向のようだ。
そのため、7.24「Krush.127」後楽園ホール大会で開催される第2代Krushクルーザー級王座決定トーナメントにも、「クルーザー級の選手って技術がないんですよ。だから技術戦にならないんで、手で殴り合うしかないんですよね。自然と打ち合いになって、自然と面白くなるんですよ。このトーナメントは全部面白い試合になると思うし、階級を盛り上げてくれると思う楽しみなトーナメントです」と注目をしている。
また、「自分はこの街が好きなんで、好きな街と自分が好きな格闘技で街が盛り上がっていけるように。それと自分がやってきたことをドンドン後輩たちが超えていけるように、そういう環境作りのサポートとかしていけたらっていうのは、自分がやりたいことだからしていきたいなと思っています」と、福岡で活動する格闘家たちのサポートにもやる気満々。「この街とこの階級を盛り上げるだけ盛り上げて、最後にまたチャンピオンに輝こうと思っていますので、K-1福岡大会とクルーザー級に注目をお願いします」と九州でのK-1、そしてクルーザー級の牽引役としての強い自覚を持ちつつ、王座返り咲きを目指す。
◆K-Jee
「昨日は反省点がたくさん残った試合になって、結果的には良かったんですけど、ああいう立ち上がりは二度としないように気をつけていきたいと思います。(2回ダウンを奪われてから立て直すまではどういったことを考えながら戦っていた?)あん時は本当にサポーターとか地元の背中を押してくれる人たちのことが、2回目に立ち上がる時に思い浮かんで、昨日も(ECO信頼サービスの)樋口会長も言っていた魂っていう言葉が自分も心の中に響いていて、ここでやらんとと、みんなの顔が思い浮かんだ分、力が湧いてきたというか、それで挽回できたのかなと思いました。(逆転KOしてコーナーに登った時の心境は? ファンに向かって喜びを爆発させていたが?)ただただ嬉しくて、感情がそういう行動に出させたっていう感じです。
(2年連続での福岡大会開催だったが、これができたことは改めてどう考えている?)それは本当にK-1実行委員会の皆さんと、ECO信頼サービスの皆さんと、K-1ファンの皆さんの声とか、みんなの頑張りがあったから第2回もできて、無事に終えることができて、それは凄く嬉しいし、今回も大会も凄く盛り上がったと思うんで、3回目も4回目もやってほしいと思います。(ベルトを奪われてからはベルトには固執しないで格闘家としてやっていくと言っていたが、今後のキャリアはどう考えている?)去年クルーザー級で一番になったんですけど、結局クルーザー級という所がそこまでK-1で盛り上がってなくて、盛り上がってない低い所で一番になっても低いままなんですよね。
ということはクルーザー級という階級を盛り上げて、そこが高い所になった時に一番にならないと意味がないと思ったんで、まずは自分自身というか、人気が出るような階級にしていくことが必要だなと思って。それはベルトを一番に考えて戦う頃とは違ったんで、そういう意味でもすぐチャンピオンになるというところじゃない部分にも目を置いています。(Krushもクルーザー級でトーナメントが開催される。クルーザー級を盛り上げるという点では重要なトーナメントだと思うが?)そうですね。クルーザー級は絶対に外さないんですよ。面白いんですよ。それはクルーザー級の選手って技術がないんですよ。だから技術戦にならないんで、手で殴り合うしかないんですよね。自然と打ち合いになって、自然と面白くなるんですよ。まあ、それで試合を重ねていくと技術もついて、ちょっと色気づいた試合になり始めると面白くない試合も出てくるのかもしれないですけど、今のところそういう選手もいないし、このトーナメントは全部面白い試合になると思うし、階級を盛り上げてくれると思う楽しみなトーナメントです。
(福岡の若い選手を引き上げていく役割もやっていきたいという想いはある?)そうですね。自分はこの街が好きなんで、好きな街と自分が好きな格闘技で街が盛り上がっていけるように。それと自分がやってきたことをドンドン後輩たちが超えていけるように、そういう環境作りのサポートとかしていけたらっていうのは、自分がやりたいことだからしていきたいなと思っています。(ファンの皆さんへのメッセージは?)自分はこの街とこの階級を盛り上げるだけ盛り上げて、最後にまたチャンピオンに輝こうと思っていますので、K-1福岡大会とクルーザー級に注目をお願いします」
卜部功也、ジム代表として、会長として、選手として結果を残す!「僕が選手としてジムの子たちと一緒にいられる時間は決して長くない。彼らにいい影響を与えたいし、だからこそ結果も出したい」
第10試合で大沢文也と実に4度目の対戦に臨んだ卜部功也は、大沢を退けて判定勝ち。大沢は功也に対して「目標にしていた選手。ずっと再戦したかった」と発言していたが、功也にとっても、キャリア初期からKrushで切磋琢磨してきた大沢との試合は「文也くんとの初戦は新宿FACEで、そこからKrush(後楽園)で2戦やって、今回はK-1っていう舞台で戦って。同じ時代をずっと生きてきたファイターで、Krushの立ち上げの時から一緒に戦ってきたファイター。ライバルですけど、仲間のような気持ちもあるので勝ってうれしい」と特別なものだった。
現在は自らのジムを立ち上げ、プロ選手の育成もスタートした功也。「僕はジム代表で会長でもあるし、選手でもある。僕も選手として長くはできないと思っているので、選手として一緒にいられる時間は決して長くない。この期間にどれだけジムの子たちにいい影響を与えられるか?ということばかりを考えてます」と新たな心境でリングに立っていることを明かした。
◆卜部功也
「昨日は4度目の対決だったんですけど、文也くんとの初戦は新宿FACEだったので、そこからKrushで2戦やって、今回はK-1っていう舞台で戦って、本当に同じ時代をずっと生きてきたファイターで、Krushの立ち上げの時から一緒に戦ってきたファイターだったんですけど、ライバルですけど、仲間っぽい気持ちもあったりして、その中で勝てて本当に嬉しく思っています。
(試合の手応えは?)今回は手応えないですね(苦笑)。思った通りに動けなくて、気持ちとしては、倒しにいく姿勢は出せたかなとは思うんですけど、うまくコントロールできなかったですね。自分の頭と体がくっついていないというか、繋がっていないというか。そこら辺がちょっとバラバラだったかなっていう感じはします。
(大沢は左ストレートが見えにくいという話をしていたが)なるべくモーション、初動が見えないようにはずっと練習していました。その分硬さが出たり柔らかさが出なかったりとか、そういう部分がありました。あとは大沢選手のチームがよかったですね。それがやり辛かったです。相手のセコンドが『ローキック』とか技の名前を言わなくて、数字で全部言っていたんです。1とか2とか3でって。(いつもは)そういう部分で聞いたりして戦略を立てるんですけど、やり辛かったです。盗めなかったです。
(主宰するジムではプロ選手も募集していますが、背負うものができたという思いはある?)あります。今うちに来ているのが松谷桐と綺の兄妹なんですけど、僕がジム代表で会長でもあるし、選手でもあります。そんなに僕も選手として長くはできないと思っているので、選手として一緒にいられる時間は決して長くない。この期間にどれだけ彼ら・彼女らにいい影響を与えられるかなということばかりを考えてます。自分自身も研究してますし、今後僕のジムに来る選手たちのために、何かいいものを残したいと思っているので、今は研究しながらやってます。
(昨日はライト級のタイトルマッチがあったが、もう一度K-1王者を目指していきたい気持ちは?)スゴかったですね。やっぱりチャンピオンを目指したいとも思いますし、あとは一つのことっていうより、何かやるのもいいと思うんですよね。ジムをやりながらファイターをやってとか、そういうのが当たり前になってくると思うので、武尊もファイターをやりながら芸能活動をやって、いろんなビジネスもやってますし。
これからはそれが当たり前になると思うので、僕もファイターですけどジムもやって、何か新しい形を見せれたらなとは思います。だからこそ、あとは結果を残さなきゃなって。ジムの経営も選手としてもどっちもですけど、あとは来てくれた子をチャンピオンにさせるとか、全部同時にやろうと思ってます。(ファンのみなさんへのメッセージは)昨日は応援ありがとうございました。また気合いを入れて頑張るので応援よろしくお願いします」
安保瑠輝也、俺がK-1の顔になる!「“ウェルター級の安保瑠輝也”は強い。もっと練習を積んで“最強の安保瑠輝也”になります」
第9試合では10カ月ぶりの復帰戦かつ、ウェルター級に階級を上げて初の試合となる安保瑠輝也が、地元出身で今回がK-1初参戦の幸輝と対戦。1Rに幸輝の右ストレートでバランスを崩した安保だったが、すぐに立ち上がるとワンツーを突き刺して先制のダウンを奪う。さらに安保は左フックで連続ダウンを奪うと、最後はミドルキックを打ち込んで秒殺KO勝利を収めた。
復帰戦を快勝で飾った安保は「喜ぶのは昨日までで、今日からはウェルター級のベルトを獲るために過ごしていく」と早くも気持ちを切り替えている模様。ウェルター級転向初戦だったことについては「手術して治った右手でダウンも取れた。手応えはすごいあった」と振り返った。
ウェルター級は猛者揃いの激戦区となるが、安保は「課題はもちろんありますけど、いまのウェルター級の安保瑠輝也は強い。いまでも外国人、バチバチ俺はしばけると思ってる。それにおごらず、ちゃんとトレーニング積んで、もっと自信のある最強の安保瑠輝也になろうと思います。次のK-1の顔になるのは俺なんで」と、今後の活躍に期待を抱かせるコメントを残した。
◆安保瑠輝也
「(試合の感想は?)10カ月ぶりの復帰戦でしっかり倒すことができて、すごいホッとしてますけど、喜ぶのは昨日までで、今日からはウェルター級のベルトを獲るために過ごしていくんで。また、今日からバチッと切り替えてやっていくんで、お願いします。
(ウェルター級で試合をした手応えは?)早く倒しすぎちゃったんで、技術のアップとかパワーアップとかあんまり伝わらなかったと思うんですけど。まあ、最初のダウンはジャブ、ワンツーじゃなくてワンを打ってからワンテンポ、タイミングを動いてからのツーなんです。しかも(怪我が治った)右の拳。あれも手術して治った手なんで。それでダウンも取れてますし。パンチでゴリゴリに押し切らずに、最後に三日月蹴りを出せたのも、けっこう落ち着いてるって感じなので、手応えはすごいありましたね。
(幸輝がパンチで来たときにロープによりかかったが、そのときに前回の敗戦はフラッシュバックすることはなかった?)それは全然なかったです、当たってないんで。ただ、当たってなくてもヒザをついたらイメージは悪いですし、フラッシュダウンっていう制度があるんで。これは当たってないよってことですぐ蹴り返し、左フック打って。あれはべつに当たると思ってなくて、とりあえずダウンじゃないよってことをアピールするために打ちましたね。
(本格復帰して、これからどんな試合をしていきたい?)もちろん、倒せる選手が一番かっこいいと思うので、俺は。倒せる選手に俺はなります。かつ、ウェルター級のベルトは何度も言ってますけど、俺にしか似合わないんで。俺が必ず獲りますね。
(今後はトーナメントも考えられ、外国人選手の出場の可能性もあるが、自分に必要なものは?)課題はもちろんありますけど、いまのウェルター級の安保瑠輝也は強いんで。いまでも外国人、バチバチ俺はしばけると思ってるんで。それにおごらず、ちゃんとトレーニング積んで、もっと自信のある最強の安保瑠輝也になろうと思います。
(ファンにメッセージを)昨日はたくさんの応援ありがとうございました。ウェルター級のベルトを必ず獲って、次のK-1の顔になるのは俺なんで、期待してください。ありがとうございました」
和島大海、アビラル・ヒマラヤン・チーターを根性のローキックでKO!「僕の足が折れるか、アビラル選手の心が折れるか。最後は根性で蹴り続けた」
第8試合に登場した和島大海は、アビラル・ヒマラヤン・チーターとK-1スーパー・ウェルター級スーパーファイトで激突。1Rにアビラルの右ストレートでダウンを奪われたが、2Rからローキックを中心に試合を立て直し、3Rに左のローキックでダウンを奪い返す。そして、最後も左のローキックを炸裂させて、見事にアビラルからKO勝利を奪った。
最初にアビラルにダウンを奪われながらも、「そんなに効いたダウンっていう感じではなくて、1Rの最初のほうは距離感がつかめてなかったなという感じがあったんで、落ち着いて蹴って行こうと思っていました」と冷静さを保てたのが立て直せた要因と語った和島。その後は奥足のローキックを軸に攻めたが、自身の足もダメージを受けていた。
しかし「僕の足が折れるか、アビラル選手の心が折れるかみたいな感じで、足もメチャクチャ痛くて、最後は僕も根性で蹴っていたっていう感じです」と、気持ちでアビラルを倒し切った。これまでは接戦で勝利することがあまりなかったが、「最初にダウンを獲られて逆転っていうのも自信にも繋がりますし、厳しい試合でも勝てたというのも自信になりました」と精神的な成長も感じられたという。
「今なら木村選手に絶対勝てると思うし、昨日アビラル選手をしっかり倒し切ったんで、タイトルマッチを組んでほしいなと思っています」。アビラルは、自身が昨年敗れた現K-1スーパー・ウェルター級王者の木村“フィリップ”ミノルも倒し切れなかった相手。そのアビラルをKOしたことで、自信たっぷりに木村とのタイトルマッチを希望していた。
◆和島大海
「昨日はなんとか倒し切れたっていう感じで凄い良かったんですけど、試合も調子が良かったですし、練習の時から調子も良くて、1試合1試合しっかり成長できているというか、凄い自信もついてきて、今なら木村選手に絶対勝てると思うし、昨日アビラル選手をしっかり倒し切ったんで、タイトルマッチを組んでほしいなと思っています。(最初にダウンを奪われたが、その後はどんなことを考えながら戦っていた?)ダウンもそんなに効いたダウンっていう感じではなくて、1Rの最初のほうは距離感がつかめてなかったなという感じがあったんで、落ち着いて蹴って行こうと思っていました。
(奥足のローキックは試合前から狙っていた?)何パターンか用意はしていたんですけど、蹴り中心にというのが僕のファイトスタイルなんで、どこか当たりやすいところから攻めていこうという感じで、奥足のローキックが当たりやすかったんで、奥足のローキックで攻めたって感じです。(倒せるか倒せないかというギリギリの勝負だったと思うが、倒し切ったことについては?)倒し切ったのは本当に良かったなと。蹴ってて思ったんですけど、僕の足が折れるか、アビラル選手の心が折れるかみたいな感じで、僕の足もメチャクチャ痛くて、最後は僕も根性で蹴っていたっていう感じです。
(足が痛いという中で気持ちの勝負だったと思いますが、そこも含めてどこに成長を感じた?)接戦で勝つというのがあんまりなかったかなと。KOが多かったていうのもありますけど、最初にダウンを奪われて逆転っていうのも自信にも繋がりますし、厳しい試合でも勝てたというのも自信になりました。(ファンの皆さんへのメッセージは?)昨日は応援ありがとうございました。また頑張っていきますので、応援よろしくお願いします」
実方宏介、左ハイキックでド迫力の一撃KO勝利!「これから自分がスーパー・ヘビー級を盛り上げていく」
昨日の大会で最重量級の試合となった実方宏介と丸山公豊のスーパー・ヘビー級戦。1・2Rは互いに蹴りを繰り出すテクニカルな展開となったが、2R終了直前に実方が左ハイキックで丸山をなぎ倒し、丸山がタンカでリングを降りるという衝撃の結末を迎えた。
一夜明け会見ではフィニッシュになった左ハイキックは試合前から狙っていた技だったことを明かし、新設されたスーパー・ヘビー級を自分が引っ張っていくと力強い言葉で語った。
◆実方宏介
「昨日はたくさんの応援ありがとうございました。なんとか2R KOで勝つことができてよかったです。(左ハイキックは?)ずっと相手の動画を見て研究していて、手が下がるイメージがあったので、ずっと左ハイは狙っていました。どこのタイミングで狙おうかと思っていて、終盤2Rのほんとギリギリだったので、KOをできてよかったです。(自分のファイトスタイルについて)もともと蹴りを使って試合のペースを掴んでいく感じなので、今回もムエタイで勝ちたかったです。
(ハイで倒すまでの過程は)本当は右ローを当てて右のハイキックを当てようかなと思ったんですけど、思ったよりいい感じの距離を掴めて、左ミドルもずっと当たっていたので、最後2R終盤に目線を下に下げたら手も下がってくれたので、そのまま上に蹴って当てた感じです。
(今後のスーパー・ヘビー級について)3月に京太郎選手に負けて、その後に新設されたスーパー・ヘビー級で僕が一番最初の試合だったので、インパクトを残して重量級らしい派手な試合をしたかったです。ハイキックで倒せてインパクトを残せたかなと思うので、今後K-1やBigbangでスーパー・ヘビー級を自分が盛り上げていけたらいいなと思います。
(ファンのみなさんへのメッセージは?)改めて昨日はたくさんの応援ありがとうございました。スーパー・ヘビー級を自分が引っ張って行こうと思うので今後も応援よろしくお願いします。ありがとうございます」
西京佑馬、ライト級転向後2連勝も…判定勝利に反省の弁「今の自分には倒し切る能力が足りない。そこを詰めていけばいいところにいけると思う」
第6試合で地元・福岡県福岡市出身の竜樹と戦った西京佑馬は1Rから攻め立てるが、「ガードも高くて、何発かいいパンチも入ったと思うんですけど、結構打たれ強かったですね」と本人が語ったようになかなか決定打を与えられず。結局、3R終了間際に右のショートフックでダウンを奪い、判定勝ちとなった。
今回の試合では「レベルの差を見せる」とKOでの勝利に意気込んでいた西京だっただけに「求められていたのはKO勝利。自分含めて周りも納得のいく内容じゃなかったなっていう印象です」と、一夜明けても内容には不満げな様子。
ライト級に転向して2連勝を飾り、「プレッシャーをかけるというのができたかなっていうのと、あとはボディに散らす攻撃も自分的には良かったかなという印象です」と成長も実感できたが、「倒し切る能力が自分には全然足りない」と反省点を挙げていた。
この日はゴンナパー・ウィラサクレックvs朝久泰央のK-1ライト級タイトルマッチがメインイベントで行なわれ、朝久が新王者となった。この試合も見ていたという西京は「お互いの気持ちが凄い出てた試合でしたね。自分の昨日の内容じゃまだまだだと思うので、もっと頑張っていきたいと思います」と気を引き締める。「倒し切る能力とか詰めるところを詰めるっていうのができれば結構いいところまで行くと思うんで、そこを今後の練習で改善していきたいです」と、今回の試合でわかった課題の克服に努めながら、タイトル戦線浮上を狙う。
◆西京佑馬
「昨日は応援ありがとうございました。結果的には3Rでワンダウンを取ってそのまま判定で勝ったんですけど、多分求められていたのはKO勝利だったと思うんで、自分含めて周りも納得のいく内容じゃなかったなっていう印象です。(KOは逃したが、凄く印象に残っているファンもいると思う。今回の課題と良かった点は?)良かった点としてはプレッシャーをかけるというのができたかなっていうのと、あとはまあボディに散らす攻撃とかも自分的には良かったかなという印象です。でも、倒し切る能力が自分には全然足りないと思っているので、そこをこれから改善していけたらと思います。
(竜樹選手は蹴り中心でパンチで応戦する感じではなくて、倒しづらさもあったと思うが?)ガードも高くて、何発かいいパンチも入ったと思うんですけど、結構打たれ強かったですね。(ライト級のタイトルマッチを見ての感想は?)お互いの気持ちが凄い出てた試合でしたね。自分の昨日の内容じゃまだまだだと思うので、もっと頑張っていきたいと思います。
(今後K-1、Krushのトップ戦線に食い込んでいくためにどんなところを強化していきたい?)さっきも言ったんですけど、倒し切る能力とか詰めるところを詰めるっていうのができれば結構いいところまで行くと思うんで、そこを今後の練習で改善していきたいです。(兄の春馬選手から試合後に言葉は?)どうですかね? でも、最低限の仕事をしたんじゃないっていう感じですね(笑)。(ファンの皆さんへのメッセージは?)改めて昨日は応援ありがとうございました。これからももっともっと頑張っていくので、ご注目をよろしくお願いします」
山本直樹、SATORU成合に競り勝って連敗脱出!「3連敗は自分の中でありえない。何が何でも勝つという気持ちを出して戦った」
第5試合では、共に3.27「Krush.123」後楽園ホール大会でKO負けを喫している山本直樹とSATORU成合が再起を懸けて対戦。両者は1Rから激しい打ち合いを展開し、山本がパンチを効かせたものの、3Rに成合が猛攻。成合を振り切った山本が判定で勝利を収めた。
この勝利で連敗から脱出した山本は「SATORU選手は地元ということもあって、気合いすごかった。『これじゃヤバい!』と思って、自分も気持ちで前に出て、最後はなんとか勝つことができた」「3連敗は自分の中でありえない。そういうプレッシャーもあったんですけど、何が何でも勝つっていう気持ちを出しました」と振り返った。
激戦区のスーパー・フェザーにあって「自分はベルトしか見えてない」と言い切った山本。ここからどうタイトルマッチまでたどり着けるか?
◆山本直樹
「(試合の感想は?)試合前からの話になっちゃうんですけど、東京でフィジカルトレーニングを始めて、澤田トレーナーというすごいかたに自分の体重とか、身体の作りかたをしっかり見てもらって、体調万全に福岡まで出ることができました。福岡でも仲間にサポートしてもらったのですが、計量をちょっとミスってしまって。そういうちょっとのミスが自分のメンタルの弱さだなと思いました。試合までにはしっかりリカバリーして、最高の状態で試合に挑めたんですけど…。相手の攻撃が効いた部分もあって、倒しにいってやろうという気持ちが強すぎて、そのメンタルがやっぱりダメでしたね。
(競り勝てた要因は?)SATORU選手は地元ということもあって、気合いがすごくて。こちらの攻撃をもらっても効かなくて、カウンターを狙ってやろうと思ってたんですけど、ずっと攻撃が止まらなくて。『これじゃヤバい!』と思って、自分も気持ちで前に出て、最後はなんとか勝つことができました。そこは福岡までわざわざ足を運んでくれた、お客さんの気持ちが強かったですね。いつも応援してくれるみんなの気持ちのおかげで、最後は打ち勝つことができたんだと思います。
(連敗中でプレッシャーもあったと思うが、実際に勝つことができた心境は?)試合前に言わせてもらったんですけど、3連敗は自分の中でありえないんで。そういうプレッシャーもあったんですけど、勝っていかないと上にはいけないんで、何が何でも勝つっていう気持ちを出しました。(スーパー・フェザーはK-1の中でも激戦区だが、今後の目標は?)自分はベルトしか見えてないんで。そこにたどりつけるような試合内容にしないといけないと思ってるんで、次に向けてしっかり準備していきたいと思います。
(ファンのみなさんにメッセージを)昨日は会場まで足を運んでくださったみなさま、会場来れんかったけどたくさん連絡をいただいたみなさま、応援してくれたみなさま、画面越しで応援してくれたみなさま、本当にありがとうございました。そのおかげで勝つことができました。これからはしっかり結果残していくんで、これからも応援よろしくお願いします」
高梨knuckle美穂、MARIとのリマッチを制して更なる飛躍を誓う「もっとフィジカルもスタミナも全部強化して、女子ミニマム級=倒せる階級にしたい」
第4試合で拳を交えた高梨knuckle美穂とMARI。両者は3月のK-1武道館大会で対戦し、高梨が勝利したものの、延長判定までもつれる接戦だったこともあり、ダイレクトリマッチでの決着戦が組まれた。
約4カ月という短いインターバルでの再戦となったが高梨がコンパクトにパンチを当て、MARIの猛追をしのいで判定勝ちを収めた。一夜明け会見ではKOを逃したことに悔しさをにじませたが。K-1女子ミニマム級のベルト新設を望み、この階級の盛り上げを誓った。
◆高梨knuckle美穂
「昨日の試合は1、2Rは自分のペース・攻め方ができていたんですけど、3Rで守りに入っちゃって攻められなかったのが反省です。(戦った感想は?)1R最初に攻撃を仕掛けに行った時に動きもよかったですし、パンチも乗っていたので、すごい拳っていうか手応えを感じて“行けるな”って思っていました。
それで相手が嫌がっているのも分かっていて、効いてるのも分かっていたんですけど、3Rでもっと前に出れば倒せたなって思います。でもそれができなかったので、ちょっとまた悔しい気持ちがあります。
(今後は)どんな選手でもできれば。強い選手とやって、ベルトを新設してもらいたいです。(今後のミニマム級いついて?)今回ちょっと倒せなかったんですけど、次戦は必ず倒せるようにもっとフィジカルもスタミナも全部強化して、女子ミニマム級=倒せる階級にしたいと思います。 昨日は応援ありがとうございました。ミニマム級のベルトに近づけるよう頑張るので応援よろしくお願いします」
山田真子、地元・福岡で再起の勝利!MIOへのリベンジを目標に掲げる!「決まった試合を一試合一試合こなして、自分の階級で一番を取れるようにがんばりたい」
昨日の第3試合では、共に3月の「K’FESTA.4」でプロ初黒星を喫した山田真子とNOZOMIが対戦。1Rこそ互いに距離が遠かったものの、2Rに入ると山田が接近戦でフックをヒット。3RにもNOZOMIの踏み込みにパンチを合わせ、判定3-0で勝利を飾った。
山田は今回の勝利について「地元で不甲斐ない試合をしてしまった。内容はアレなんですけど、とりあえず勝てたんでホッとしてます」と反省を見せつつ、安堵の表情。自身が敗北を喫したMIOが、8月のKrushで菅原美優とKrush女子アトム級タイトルマッチに臨むことについて質問が飛ぶと、「昨日の試合の内容じゃ、何も言えないと思うんですけど、リベンジはしたいと思ってます。いつかやりたいですね」とMIOへのリベンジを掲げた。再起戦に勝利を収めた山田。今後のリベンジロードに注目が集まる。
◆山田真子
「(試合の感想は?)地元の試合ですごい不甲斐ない試合をしてしまったと思って、反省点しかない試合になっちゃったんですけど、練習に付き合ってもらってたJOKERジムの大沢文也選手とか、ほかにもたくさんの人たちが試合中とか声かけてくれたりして、すごく声援が聞こえてがんばれました。試合中に、ECO信頼サービス株式会社の樋口会長の『魂が強いほうが勝つけんね!』っていう博多弁バリバリの声が聞こえてきて(笑)。その声援で背中を押されたので、ありがとうございましたって言いたいです。
(黒星からの再起戦で、再起を飾ったいまの心境は?)とりあえず勝ててよかったって思います。ここで勝つのと負けるのじゃ、全然変わってくると思うので。内容はアレなんですけど、とりあえず勝てたんでホッとしてます。(K-1で戦っていく上で、今後の課題は?)もっと自分自身がスキルアップできるように、課題を言ったらキリがないくらいいっぱいあるんですけど。一試合一試合しっかり勝っていけるようにがんばりたいです。
(KrushでMIO選手と菅原美優選手のタイトルマッチがあるが、意識はしている?)菅原選手とは一回も試合したことないし、昨日の試合の内容じゃ、何も言えないと思うんですけど……(MIOに)リベンジはしたいと思ってます。いつかやりたいですね。(ファンのみなさんにメッセージを)昨日はたくさんの応援、ありがとうございました。これから決まった試合、一試合一試合こなしていって、自分の階級で一番取れるようにがんばりますんでよろしくお願いします」
寺田匠、髙橋直輝に判定勝利でプロ3連勝「少しでも早くタイトルマッチができるように次も勝つ。次はインパクトのあるKOを見せたい
第2試合で髙橋直輝とK-1フェザー級スーパーファイトで対戦した寺田匠。試合前はKO宣言もしていたが、倒し切ることができずに接戦の展開の末、3Rまで戦い抜き判定勝利を飾った。
K-1スーパーファイト初登場を初勝利で飾り、またデビューから3連勝と無敗記録を更新した寺田だが、思うようなファイトができなかったこともあり「試合前からKO宣言してんたですけど、ああいうドロドロな試合になってしまってすいませんでした」と、記者会見は謝罪から始まった。
「KOして、ちょっとマイクで言いたかったんですけど、昨日みたいな勝ち方じゃ」と、次に戦いたい意中の相手もいたようだが、それも封印。「次はまた決められた相手と戦って、インパクトのあるKOをして、タイトルマッチが少しでも早くできるように次もまた勝ちます」と出直しを誓った。
◆寺田匠
「試合前からKO宣言してんたですけど、ああいうドロドロな試合になってしまってすいませんでした。次また倒せるように頑張ります。(無敗記録は更新したが、今後の試合はどんな相手と戦いたいか? 今後のキャリアを含めてどう考えている?)KOして、ちょっとマイクで言いたかったんですけど、昨日みたいな勝ち方じゃ、次はまた決められた相手と戦って、インパクトのあるKOをして、タイトルマッチが少しでも早くできるように次もまた勝ちます。(倒し切るための課題や取り組んでいきたいことは?)昨日はちょっとパワーだけに頼っちゃってたんで、自分の技術のなさにも少し気づいたんで、技術を上げていこうかなと思います。(ファンの皆さんへのメッセージは?)昨日は期待に応えられるような試合じゃなかったんですけど、また次の試合、期待してもらえたらなと思います。昨日はありがとうございました」
不可思、福岡の地で再出発の勝利!「今回の試合は冷静に戦うことを意識した。目標は変わらずK-1のベルトを獲ること」
第1試合を自ら志願し、田村陽典を相手に立つ続けにダウンを奪ってKO勝利を収めた不可思。一夜明け会見では「勝って当たり前という試合だったと思うので、嬉しいという気持ちはなくて、とりあえずホッとした」と心境を語ると「今回の試合も頭は冷静に戦えるよう意識していた。最初にダウンを獲ったハイキックまでは力まずに戦えた」と短い試合時間ながらも収穫はあった。
次戦については9月K-1横浜アリーナ大会、12月K-1大阪大会への連続参戦も希望し「目標は変わらずK-1のベルトを獲ること」と王座奪取を目標に掲げた。
◆不可思
「昨日の試合はKOで勝って当たり前という試合だったと思うので、嬉しいという気持ちはなくて、とりあえずホッとしたっていう感じです。(昨日の試合で試したかったことは?)1Rで終わっちゃって、いろいろ試したかったんですけど、その中でもこれからやっていく課題も掴めたので、そこをしっかり次の試合に向けて練習していこうと思います。
(どんなことを意識していた?)前の試合が熱くなって、練習でやってきたこや作戦を忘れて殴り合いに行っちゃったので、今回の試合は作戦とかそういうものを最低限冷静に試合でできるように…という感じでやってきました。今回の試合も頭は冷静に戦えるよう意識してました。
(戦い方としては?)熱くなって力んで倒しに行かないで、蹴りとかパンチを全部使ってコツコツ戦うという感じです。最初にダウンを獲ったハイキックまではそう戦えていた感じだったんですけど、ダウンを取った後にやっぱり“倒したい”っていう気持ちが出てきちゃって、そこから力んじゃってよくなかったです。
(次の試合は?)気持ちとしては9月の横浜も12月の大阪も両方出たいぐらいの気持ちです。目標は変わらずK-1のベルトを獲ることです。K-1のベルトを獲るためにまだまだ頑張るので、応援よろしくお願いします」