K-1 1.24 代々木第一体育館:武尊、ボクシングトレーナーの指導で過去最強の拳に。「2020年は低くしゃがんだ1年。2021年は明るい夜明けが待っている」
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12月25日(金)東京・祐天寺にあるALONZA Fitness&Kickboxingにて、「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K’FESTA.4~」の[K-1スーパー・フェザー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]で挑戦者レオナ・ペタスと対戦する王者・武尊が公開練習を行った。(記事提供:K-1 JAPAN GROUP 写真:(C)K-1)
同ジムは卜部功也が今年2月にオープンしたジムで、武尊も所属するK-1 GYM SAGAMI-ONO KRESTと並行して通いながら練習を積んでいる。武尊は今秋にエディ・タウンゼント賞を受賞したこともあるボクシングの名トレーナー、藤原俊志トレーナーと契約。KRESTではミット打ちやスパーリングに励み、ALONZAでは藤原トレーナーにボクシングのパンチの特訓を受けている。
今回の公開練習で、武尊は藤原トレーナー相手に2分1Rのパンチのミット打ちを披露。11.3K-1福岡大会を欠場する原因となった左の拳でもパンチを打ち、順調に怪我の回復と調整が進んでいることをアピール。怪我した左拳を使わない状態が続いていたため筋力の低下も見られたが「今は左の拳で打つ練習を重点的にやっていて、試合までに120%まで持っていけると思う」と、過去最強の“左”に仕上げるつもりだ。
「K’FESTA.4」は、武尊にとって約10カ月ぶりの試合であり、怪我からの復帰戦、そして強敵・レオナとのK-1スーパー・フェザー級王座の防衛戦とプレッシャーの重なるリングとなる。レオナについて、「僕と試合が決まってから、レオナ選手も試合してないと思うし、特にイメージは変わらない」と語った武尊だが、何よりもタイトルマッチということにプレッシャーを感じている。
「対戦相手の恐怖じゃなくて、ベルトや自分の立場が奪われるという恐怖とずっと戦わないといけないので、今回もその恐怖と毎日戦っています」と、神経をすり減らす日々が続いている。そんな武尊の強力な援軍となっているのが藤原トレーナーの存在だ。
藤原トレーナーからは改めてパンチの基礎を学んだ。「今までは殴って倒すことを第一優先でやってきたんですけど、これから現役が長くなってくると怪我も増えてくるし、そういうところでも成長していければいいなと。そういう気持ちがあって、練習を見てもらっていますね」と指導を受けている理由を明かした武尊。
「キックボクシングの打ち方でもないし、ムエタイでもないし、ボクシングでもないし、自己流」という自身のパンチを、「良かった部分もあるんですけど、だからダメだった部分もあった」ということで改めて見直した。「今の僕流のパンチにプラスすべき基礎を加えるみたいな感じで練習させてもらっています」と、藤原トレーナーの指導の元、改良を加えているという。
特に重点的に教わっているのがポジショニングだ。「自分が一番攻撃を強く打てるポジションから動かないのが僕のスタイル」という武尊だが、それ以外のポジションからでもパンチを打つ練習を重ねているという。「今までワンパターンしかなかったのが、違うパターンからもまた攻撃を始められる」と、選択肢を増やし、戦いの幅に広がりを持たせるのが狙いのようだ。
武尊を指導している藤原トレーナーも、「さすがにレベルが高い。ボクシングの日本ランカーがよくできないことでも、パッとできたりすることもありますし、結構器用ですね」と、武尊の能力には太鼓判。また「パンチの質は重いですね。最近引くことを意識させてるので、キレも生まれてきてます。質としては“硬重い”ですね」と武尊のパンチへの評価も高い。「僕からはちょっと動けばいいポジションをとれるということを伝えたんで、より幅が広がって、攻撃は多彩になるかなと思います」と、自身の指導によりさらに戦いの幅を広げた状態でレオナ戦に送り出す。
今年の武尊は自粛の影響や怪我での欠場もあって、3.22「K’FESTA.3」でのペッダム・ペットギャットペット戦のみの1試合で終わった。「来年自分が高く跳ぶために、今年は低くしゃがんだ1年。夜明け前は暗闇なんで、そこから来年は明るい夜明けが待ってるんじゃないかなと思っています。2021年を最高の1年にするための2020年だったと思う」と、2020年を振り返った武尊。「来年は1月の試合に最高の形で勝って、そのあとは僕のことを応援してくれているファンの皆さんだったり、信じてついてきてくれる人たちに恩返しができる1年にできたらいいなと思っていますね」と、今年の悔しさを晴らすような1年にすることを誓う。
対戦カード
K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級(60kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/王者、元スーパー・バンタム級&フェザー級王者)※2度目の防衛
レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/挑戦者、Krush王者)
ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
安保瑠輝也(team ALL-WIN/元K-1 WORLD GPスーパー・ライト級(65kg)王者)
海斗(ポゴナ・クラブジム)
ヘビー級 3分3R(延長1R)
京太郎(フリー/元K-1ヘビー級(100kg)王者、元ボクシングWBOアジア太平洋・OPBF東洋太平洋・日本ヘビー級王者)※藤本京太郎 改め。角海老宝石ボクシングジムから所属変更
実方宏介(真樹ジムAICHI/Bigbangヘビー級王者)
クルーザー級(90kg) 3分3R(延長1R)
シナ・カリミアン(イラン/POWER OF DREAM/元K-1 WORLD GPクルーザー級王者)
谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
日本vsタイ・5対5・大将戦 ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
野杁正明(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元K-1 WORLD GPスーパー・ライト級(65kg)王者)
ヨードクンポン・シットモンチャイ[Yodkhunpon Sitmonchai](タイ/シットモンチャイジム/TOPKING WORLD SERIES 70kg級王者)
日本vsタイ・5対5・副将戦 56kg契約 3分3R(延長1R)
玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス/Krushスーパー・バンタム級(55kg)王者)
デンサヤーム・アユタヤファイトジム(タイ/アユタヤファイトジム/タイTrue4U CPトーナメント バンタム級 2018-2019優勝)
日本vsタイ・5対5・中堅戦 71kg契約 3分3R(延長1R)
藤村大輔(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
ガムライペット・パーンイーシップホック[Kamlaiphet Pran26](タイ/パーン26ジム)
日本vsタイ・5対5・次鋒戦 女子ミニマム級(48kg) 3分3R(延長1R)
高梨knuckle美穂(Y’ZD GYM/元Krush女子アトム級(45kg)王者)
ペッシーニン・ソー・プアントーン[Petchseenil Sor.Puangthong](タイ/ソー・プアントーンジム/IFMA世界&ナーイカノムトム・ムエタイ女子ミニマム級王者)
日本vsタイ・5対5・先鋒戦 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス/元NJKFバンタム級王者)
ジャオスアヤイ・ソー・デッチャパン(タイ/ソー・デッチャパンジム/第3代K-1フェザー級王座決定トーナメント2019準優勝、タイBBTVフェザー級8位)
スーパー・ウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
城戸康裕(谷山ジム/元Krush王者、K-1第2代同級王座決定トーナメント2017準優勝)
松下大紀(BELIEVE MAN)※K-1ジム川口TEAM SIRIUSから所属変更
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
篠原悠人(DURGA/元Krushスーパー・ライト級(65kg)王者)
西京佑馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Krushスーパー・フェザー級(60kg)王者)
スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/元Krushバンタム級(53kg)王者)
鬼山桃太朗(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/Bigbangスーパーバンタム級王者)
女子46kg契約 3分3R(延長1R)
MIO(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元シュートボクシング日本女子ミニマム級(48kg)王者)
山田真子(KINGS/元J-GIRLSアトム級王者、元プロボクシングWBO女子世界ミニフライ級王者)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
弘輝(team ALL-WIN)
龍華(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER/K-1甲子園2019・2020 -65kg優勝)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
TETSU(月心会チーム侍)
横山朋哉(リーブルロア)
【プレリミナリーファイト】
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R
利川和希(K-1ジム五反田チームキングス)
提髪和希(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1カレッジ2018 -60kg優勝)
スーパー・ライト級(65kg) 3分3R
稲垣 柊(K-1ジム大宮チームレオン)
清水卓馬(K-1ジム川口TEAM SIRIUS)
女子ミニマム級(48kg) 2分3R
ケイト・ウィラサクレック(ウィラサクレック・フェアテックス三ノ輪)
REONA(RIOT GYM)
フェザー級(57.5kg) 3分3R
倉崎昌史(GET OVER)
髙橋直輝(若獅子会館)
ライト級(62.5kg) 3分3R
羽鳥 仁(TEAM BARD)※ポンムエタイジムから所属変更
三宅祐弥(team ALL-WIN)
概要
大会名 K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4~
日時 2021年1月24日(日) 開場・11:00 プレリミナリーファイト開始・未定 本戦開始・13:00(予定)
会場 国立代々木競技場第一体育館
中継 ABEMA(生放送)、GAORA(生放送 1月24日(日)16:00~21:00/再放送 1月29日(金)18:00~25:30)
チケット料金 ロイヤルシート(特典付き) 100,000円 アリーナSRS 60,000円 アリーナRS 35,000円 アリーナS 18,000円(完売) スタンドS 18,000円 スタンドA 10,000円 スタンドB 8,000円 ※武尊応援シート、レオナ応援シート(スタンドB以外)も販売。武尊vsレオナ ポスターVer.のクリアファイル付き
チケット販売 K-1.SHOP
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/contact/