K-1 3.20 代々木競技場第一体育館:軍司泰斗、RISE王者の門口佳佑戦で「負けたらベルト返上」。初のK-1×RISE女王対決、菅原美優「集大成見せる」×宮﨑小雪「すべて自分が優っている」
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2月2日(金)都内にて、3月20日(水・祝)に国立代々木競技場第一体育館で開催する『K-1 WORLD MAX』の対戦カード発表会見が行われ、K-1対RISEの5vs5対抗戦のラインナップが決定。また、同時に3月17日(日)東京体育館にて開催される『RISE ELDORADO 2024』の記者会見も行われ、K-1対RISEの5vs5対抗戦のカード、合わせて計10vs10の対抗戦カードが発表された。
会見には、Krushの宮田充プロデューサー、そしてRISEの伊藤隆代表が登壇。また、対抗戦に出場する20名が会見に並んだ。(記事提供:(C)K-1)
軍司泰斗、RISE王者の門口佳佑戦に覚悟表明「負けたらベルト返上。そのくらいの覚悟でやらないと勝てない」=3.20「K-1 WORLD MAX」
K-1vs.RISE対抗戦(-57.5kg契約/3分3R・延長1R)では第5代K-1 WORLD GPフェザー級王者の軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)が、RISE王者の門口佳佑(EX ARES)と対戦する。
軍司は、昨年9月にISKA世界王者のアンジェロス・マルティノスを判定で破り、現在8連勝中。今大会の開催発表記者会見では、第5代RISEフェザー級王者の門口佳佑にダブルタイトル戦を提案して話題になった。
対する門口は、他団体との対抗戦で負けなしのため“RISEの門番”とも呼ばれている。空手出身らしく華麗な足技を得意とし、23年3月にはK-1対抗戦で新美貴士に競り勝った。今回、再びK-1の前に立ちはだかる。
会見で軍司は「対抗戦に出たいと言ってきて、こうして組んでもらって、フェザー級トップの門口選手と戦います。今回は、フェザー級統一の最終章。勝って世界に行きたいと思っています」と覚悟を語った。
対する門口は「フェザー級統一の始まりは、僕がほぼやってきたんで。あと、僕からK-1に出たいと言ったんですけど、なんでK-1に出たいかというと、おいしい思いをされたら嫌やなと。僕が敵地に倒しにいくんで、と伝えさせてもらいました。死にもの狂いで最終章をとりにいく」とK-1へ乗り込むことを自ら志願したという。
相手の印象について軍司は「何が強いとかはないけど、気持ちですかね。対抗戦でも勝つ理由の一つかなと。そこを警戒しつつ勝ちに行きたいと思います。僕は、ベルトをかけて試合をしたかったんですけど、そこは大人の事情もあると思うんで。僕は、そのくらいの気持ちがあることを見せていきたい」と語り、門口は「身体がでかいので、フィジカルの差で苦戦するかもと思いました。あとK-1のベルトなんですけど、僕はいらないです。勝てばRISEの価値が上がるので」と答えた。
ダブルタイトル戦について宮田プロデューサーは「ルールの違いが出てくるのと、もし門口君が勝った場合は防衛義務が出てくる。僕は、そこまで軍司君がかけているのならば、負けたらベルト返上をすればいいと思います」と見解を示した。
RISEの伊藤代表は「自分はポジティブに考えていましたが、今、結論を聞いてそうなんだと思いました」と納得した様子だ。
ダブルタイトル戦は両団体の調整が必要になるため、簡単には実現できないということなのだろう。
また軍司は門口が対抗戦で強さを発揮してきた点について、「僕は対抗戦を一回もやっていないので、そこもリスペクトしています。その意味もあってベルトをかけたいと言ってきたんですけど、負けたらベルト返上も考えています。そのくらいの覚悟でやらないと勝てないと思っています」と覚悟を明かした。
門口は対抗戦に挑む気持ちを「RISEの代表で戦うというモチベーションを保っています。あとはRISEのベルトの価値を高めようと思って戦っています」とコメント。
最後に軍司は「これまで対抗戦でRISEに負けていることと、とくにフェザー級は負けているんで勝つことは当然のこととして、すごい試合を見せたいと思っています」とK-1の大将として盛り上げて勝つことを宣言した。
K-1とRISEの女王対決実現!菅原美優「集大成見せる」宮﨑小雪「すべて自分が優っている」=3.20「K-1 WORLD MAX」
K-1vs.RISE対抗戦(-45.5kg契約/3分3R・延長1R)では第2代K-1 WORLD GP女子アトム級王者の菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が、第2代RISE QUEENアトム級王者の宮﨑小雪(TRY HARD GYM)と対戦する。
菅原は昨年12月にルシール・デッドマンを判定で下し、海外強豪を撃破して5連勝中。対する宮﨑も、昨年は海外強豪に負けなしの3勝をマークし現在11連勝中と勢いに乗る。
会見で菅原は「今回の対抗戦はK-1の代表として、今までやってきた集大成のつもりで戦います」と意気込みを語り、宮﨑は「女子でRISEとK-1の対抗戦は、今回が初めて。RISEのチャンピオンに相応しい内容で勝って、本当の日本一になりたい。女子の試合かよと思っている人を後悔させる試合をします」と男子の試合とも戦う姿勢を見せた。
相手の印象について菅原は「ずっと見てきた選手で、オールマイティに何でもできて距離感もいい、尊敬している選手です。私が勝っているのは、身長とリーチくらい。でも成長する速度はあるんで、本番までにぜんぶ追い越せるようにがんばります」と評価した。
宮﨑は「ビジュアルがよくて、スタイルがよくて、キュンですというイメージ(笑)。でもリングに入ったら関係ないし、格闘技に関してはスピード、技術、フィジカル面すべて自分が優っている。自信しかないです」と自信満々に語った。
今回はRISEルールではなく、K-1ルール。クリンチ禁止(RISEは1回のみ可)になるが宮﨑は、「そんなにキャッチするタイプではないので問題ないとは思いますが、判定でギリギリの勝負になった時に、慣れていないRISEの選手が不利になる。明確にポイントを取っていくようにします」と差をつけることを意識するという。
「集大成を見せる」と決意を明かす菅原は、RISE女王の壁を超えることができるのか。注目の女王対決となる。
K-1 3.20 代々木第一:RISEとの対抗戦5試合決定。軍司泰斗×門口佳佑、菅原美優×宮﨑小雪、江川優生×常陸飛雄馬ほか
対戦カード
K-1 vs. RISE対抗戦 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス/K-1フェザー級(57.5kg)王者、同級世界最強決定トーナメント2022優勝、元Krushバンタム級王者、K-1甲子園2016 -55kg優勝)
門口佳佑(EX ARES/RISEフェザー級(57.5kg)王者)
K-1 vs. RISE対抗戦 女子45.5kg契約 3分3R(延長1R)
菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/K-1女子アトム級(45kg)王者、元Krush同級王者)
宮﨑小雪(TRY HARD GYM/RISE QUEENアトム級(46kg)王者)
K-1 vs. RISE対抗戦 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
江川優生(POWER OF DREAM/元K-1&Krushフェザー級(57.5kg)王者)
常陸飛雄馬(TARGET SHIBUYA/RISEスーパーフェザー級(60kg)2位)
K-1 vs. RISE対抗戦 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
兼田将暉(RKS顕修塾/RKS&ACCELフェザー級王者、元RKSスーパーフェザー級王者、元HEATキックライト級王者)
戸井田大輝(TOP LEAD GYM/MA日本スーパーバンタム級王者)
K-1 vs. RISE対抗戦 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
松山勇汰(TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO/K-1甲子園2020 -60kg優勝)
原口アンドレイ(TEAM TEPPEN)
概要
大会名 K-1 WORLD MAX
日時 2024年3月20日(水/祝) 開場・11:30(予定) プレリミナリーファイト開始・未定 本戦開始・13:00
会場 国立代々木競技場第一体育館 [HP]
中継 ABEMA(生放送|無料)、U-NEXT(生放送|2,189円/月)、GAORA(生放送17:00~/3月25日 (月) 19:00~27:00)
チケット料金 ロイヤル 100,000円 アリーナSRS 60,000円 アリーナRS 35,000円 アリーナS 18,000円 スタンドS 18,000円 アリーナA 10,000円 スタンドA 10,000円 スタンドB 7,000円 ※当日500円増し ※小学生からチケットが必要
チケット販売 チケットぴあ イープラス ローソンチケット K-1.SHOP グッドルーザー K-1ジム各店舗 出場選手・所属ジム
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/contact/