ONE Championship 12.11放送 シンガポール:元王者ハガティー戦の内藤大樹「勝てば誰にも文句を言われずタイトルに挑戦できる」
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ONE Championship「ONE: BIG BANG II」(12月4日(金)収録、11日(金)21:30~ABEMA格闘チャンネルで放送 シンガポール・インドア・スタジアム)のメインイベントで、元ONEムエタイ・フライ級王者で現同級3位のジョナサン・ハガティー(英国)とムエタイルールで対戦する内藤大樹(BELL WOOD FIGHT TEAM/元シュートボクシング日本スーパーバンタム級(55kg)王者)のインタビューが、ONEから届いた。また、ONEの同階級に参戦しているMOMOTARO(OGUNI GYM)の試合予想コメントも届いている。(写真:(C)ONE Championship)
内藤はシュートボクシングで活躍後、昨年10月にONEデビューし、今年2月のサバス・マイケル戦まで3戦全勝。9月に自身のインスタグラムにて「Do you want to see this fight?(この試合観たい?)」との言葉を添えつつ、ハガティーと自身の写真を投稿し、対戦を希望していた。
ハガティーは現在23歳。18年5月にWBCムエタイ・インターナショナル・スーパーフェザー級王座を獲得。19年1月からONEに参戦し、ジョセフ・ラシリに判定勝ちすると、同年5月にサムエーに判定勝ちしONEのタイトルを獲得。ロッタンとの2度の王座戦ではいずれも敗れたが、現在もスーパーレック、パンパヤックに続く3位の座におり、内藤にとっては王座挑戦に向け大事な一戦となる。
内藤大樹
――準備状況は?
内藤 最後に試合したのが今年の2月で、そこから時間が空いた中で、今回相手がハガティーということで、誰が見ても(相手が)強いと分かる選手なのでモチベーションも高いです。ハガティーとはそろそろやるかなと思っていたので、とても楽しみです。
――コンディションや体調はいかがですか?
内藤 体調もずっと良くて、試合がない期間でもトレーニングはできることをずっとやっていたので、コロナ前と比べて変わりないし、むしろ強くなっているのではないかと思います。
――コロナ禍はプロ練をできていましたか?また、コロナ禍の前後で変わったことはありますか?
内藤 ずっとプロのメンバーと練習をできていました。試合のない期間で、自分自身を見つめ直すこともできたし、試合(の間隔)が空いたからこそできる練習、細かい練習や基礎練習ができたのでとてもコンディションが良いです。
――対戦相手を聞いた時、どんな気持ちでしたか?
内藤 ようやくきたか、じゃないですけれど、いよいよ現実に戦えるんだと思いました。もちろん、聞いたときは怖さもあったし、楽しみな心もあったし、いろんな感情が湧き上がってきました。
――相手の印象は?
内藤 何でもできる選手。技も綺麗だし、倒す力も持っているし、1人の選手としてリスペクトしています。良い選手だなと。ハガティーは気持ちが強いと思います。あとは、肘打ちがとても強い。良い選手なので警戒して戦わないといけないと思っています。
――自分にアドバンテージがあるとしたら?
内藤 世界的に見ても、ハガティーが有利という声が多いと思いますが、テクニックも一発の強さも全然負けていないと思うので、自分の実力を今回で証明できればと思います。
――これまで3戦3勝、周りからはどんな評価がありますか?
内藤 ONEに出るようになって以前よりも生き生きと戦っていると周りから言われます。金網でオープンフィンガーの方が合っているという声はよく聞きます。
――オープンフィンガーについては?
内藤 自分は、今の方は危ないし、危険だなと思う部分もありますが、今の方が楽しんで戦えています。自分でも生き生きと戦えて来ていると思うので、本来の自分の実力を出せるのではと思います。
――タフな相手をどのように追い込みますか?KOするとしたら武器はなんでしょう?
内藤 武器はパンチじゃないかと思いますが、今はなんでもできるので、パンチでも蹴りでも。正直どんな技でも倒せる自信はあります。しっかり、やるべきことをやり続けることができればと思います。散らかしとかは使わずに、集中していかに我慢して戦えるかだと思っています。
――この試合に勝った場合、次の目標は?
内藤 まずはこの一戦しか考えていませんが、この試合に勝てば誰にも文句を言われず、タイトルに挑戦できると思っています。今回は強敵のハガティーですが、しっかり結果を出してタイトル戦に繋ぎたいと思います。
――最後にこの試合で注目して欲しいところ、ファンにメッセージをお願いします。
内藤 細かい打撃の攻防を一つ一つ見て欲しいです。相手がハガティーということで自分自身が試されている戦いだと思っています。ONEで日本人が結果を出すのは難しいと思いますが、自分はそこで結果を残していきたいと思います。今回はしっかり結果で証明していきたいと思います。
MOMOTARO
――内藤大樹選手の印象について
MOMOTARO 対戦した事もあるので、彼の強さはわかります。なのでこの試合はとても楽しみです。彼の印象はクールで自分の気持ちをあまり口には出さないタイプなのかなと思いました。ですが、このONEの舞台でトップになろうとする気持ちがすごく伝わってくるので、練習姿勢なども含めて自分も見習わないといけないなと、彼には刺激をもらっています。
――一方で、ジョナサン・ハガティーの印象については、
MOMOTARO とても美しいムエタイをする選手だなと思います。だから多くの人達が彼の真似をしているのだと思います。長身から繰り出される肘はとても怖い印象があります。
――さらに、今回の試合について
MOMOTARO 最初はお互い様子見で始まりそうな気がします。 ミドルやローキックで距離を測りながら自分の距離を作って行くようなスタート。 ハガティー選手は思い切って肘を放って来る場面をよく見るので、そこで内藤君の得意なカウンターを合わせる事が出来れば、KO勝ちもあるのではないかと思っています。 内藤君が日本人の強さを証明してくれると思っています。
対戦カード
第6試合 ムエタイ フライ級 3分3R
ジョナサン・ハガティー(英国/3位、元王者)
内藤大樹(BELL WOOD FIGHT TEAM/シュートボクシング日本フェザー級(57.5kg)2位、元SB日本スーパーバンタム級(55kg)王者)
第5試合 キックボクシング ライト級 3分3R
ニキー・ホルツケン (1位)
エリオット・コンプトン(5位)
第4試合 MMA フェザー級 5分3R
山田哲也(タイガームエタイ)
キム・ジェウォン(韓国)
第3試合 キックボクシング ヘビー級 3分3R
エロール・ジマーマン
ラーデ・オパチッチ
第2試合 MMA ウェルター級 5分3R
アギラン・ターニ
タイラー・マクガイア
第1試合 MMA バンタム級 5分3R
アリ・モタメド
チェン・ルイ