K-1 12.13 両国国技館:K-1復帰&PURGE TOKYO移籍初戦、芦澤竜誠と才賀紀左衛門が公開練習。芦澤「前と気持ちが180度ぐらい違う」、才賀「昔以上になれる自信がある」
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K-1 12月13日(日) 両国国技館大会で島野浩太朗と対戦する芦澤竜誠、卜部弘嵩と対戦する才賀紀左衛門が11月24日、新宿区のPURGE TOKYOで公開練習を行なった。そのレポートがK-1 JAPAN GROUPから届いた。両選手とも久々のK-1で、矢口哲雄代表のPURGE TOKYOに移ってからの初戦という点で共通する。(写真:(C)K-1)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
島野浩太朗(菅原道場/元Krushスーパー・フェザー級王者)
芦澤竜誠(PURGE TOKYO/元INNOVATIONフェザー級王者)※K-1ジム総本部チームペガサスから所属変更
58.5kg契約 3分3R(延長1R)
卜部弘嵩(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級(60kg)王者)
才賀紀左衛門(PURGE TOKYO)
芦澤竜誠が“愛の戦士”に変貌を遂げた!?「今回の試合で愛を見せたい。見ている人に愛を届けたいっす。そうすれば絶対に愛が返ってくる」
公開練習では2分1Rのパンチのミット打ちを披露した芦澤だが、今回の島野との試合は約1年半ぶりの復帰戦となる。インタビューの中では、休んでいた1年半の間の自身の成長を強調。「練習はただやるだけじゃ意味ないと思ったっすね。意味あることをやらないといけない。その意味あることが分かったんで、だからがんばれる」と、練習にも集中して取り組んでいる様子だ。
特に変化したところを「マインドっすね。心、気持ち」と語った芦澤。本人曰く「180度ぐらい違います」とのことで「例えば、道端で喧嘩売られても、前までは『なんだこの野郎!』とかなったんですけど、『俺、お前らにかまってる暇ないわ』って。本気でそう言えるようになったっす。前までは本気でやってないから、それ言えないですよ」と、格闘技に対しての本気度が以前とは違うようだ。
かと言って、大人しくなったわけではない。対戦相手の島野に関しても、「あれはいい男ですよ。いい男なのはわかってるんで、めちゃくちゃいい試合になりますよ。男同士の」と褒め称えつつも、「島野選手と俺、16歳の時にセミプロみたいな試合でやってるんですよ。俺、全然小さかったのにやったんですよ。まあ、普通に俺が勝ったんですけど、だから俺と島野選手の勝負は決まってるんですよ」と、勝負に対しては自信満々だ。
また今回の試合では、「愛を見せたいっすよ。見ている人に愛を届けたいっす。そうすれば絶対に愛が返ってくるんで。」と語る芦澤。一度引退する前は、「俺の試合だし、俺が勝ったら俺が一番うれしいし、俺が負けたら俺がどん底落ちるし、みんな関係ねえ」と思っていたそうだが、「今は本当にチケットを買ってくれる人とか、生中継を見てくれる人にも愛を届けたいっす。でも、届くんですよ」と、大きな心境の変化もあった。
「3連敗中だけど、それでもついてきてくれたファンの人にやっと恩返しができる」。感謝の気持ちを胸に、“愛の戦士”に変貌を遂げた芦澤がK-1での再スタートを切る。
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才賀紀左衛門、約9年ぶりのK-1参戦で進化した姿を見せる!「年齢はあくまで数字としか思っていない。娘に『パパ、カッコいい!』って思ってもらえる試合をしたい」
これが2011年9月以来、約9年ぶりのK-1復帰戦となる才賀は、公開練習でパンチのミット打ちを2分1R披露。試合後はインタビューに応じ「やっぱりちゃんと打撃のトレーナに教えてもらって練習できてるんで、動きとかも全然変わりますよね」と、PURGE TOKYOでの練習に手応えを感じていることを告白した。
ここ2年間はあまり練習に打ち込める環境を作ることができなかった。しかし、PURGE TOKYOの矢口哲雄トレーナーに出会ったことで全てが変わった。「格闘技で自分の納得いかないものは嫌なんで、そう考えた時に自分の周りでしっかりとしたトレーナーというか、技術もそうですし、格闘技は特にメンタルスポーツだと思うんで、そのへんのサポートしてもらえるのは、この日本の中やったら、間違いなく矢口先生しかいないと思った」と才賀。矢口トレーナーに絶大な信頼を寄せて、「自分のメンタル、気持ちの部分でも格闘技に対して集中できる環境を作ってもらえますね」と、復帰戦に向けて万全の体制を整えた。
年齢では30歳を超えた才賀だが「昔に戻したいというより、昔以上になれる自信がある。昔のままやったらダメやと思ってるんで、昔の自分をドンドンドンドン超えていきたい。年齢は僕はあくまで数字としか思ってなくて、メイウェザーがデラホーヤを倒した年齢が31か32だったでしょ? 年齢がいったらいったでベテランの考えもあるし、体のことを勉強してないやつが年齢のことをごちゃごちゃ言うだけ。勉強してるやつは30歳ぐらいでも全然どうってことないですよ」とキッパリ。
「僕も若い時にK-1に出て、相手に対しておっさんやなんやって言うて、倒したりもして。あの時より今の時代のほうが、体の技術もそうやし、メンタル面、フィジカル面、治療の面、栄養の面でもそうですけど、全てに対してあの時より今のほうがアスリートの寿命はドンドン伸びている。逆にこの年齢、30いくつになったおじさんが、若い子をお仕置きしてやりますよ」と新世代との対戦ものぞむところだ。
今回の対戦相手の弘嵩に関しては「やっぱ強いですよね。トータルファイターと言うか、僕らの階級でチャンピオンでもおかしくない」と評価。しかし、その弘嵩を倒せば、目標とするものにグーンと近づくという目算も持っている。「しっかり勝って、すぐタイトルマッチさせてもらうという気持ちはありますね。最短でベルトが欲しい」と、狙うはK-1王座であることを断言。「とりあえず僕がチャンピオンになって、もっともっと沸かしてやりますよ」と、自信たっぷりに語った。
その一方で、リングに上がるモチベーションとなっているのは一人娘の存在だ。離婚を経験し、現在シングルファーザーとして子育てにも奮闘している才賀だが、「シングルでもこんだけ立派なお父さんになれると証明したい」と宣言。「娘にはずっとパパカッコいいなって思ってもらえるようにしないとなと。人それぞれモチベーションはあると思うんですけど、僕は本当に家族のことしか考えてないんで」と、娘にカッコいいパパであることを証明するため、復帰戦の勝利と最短距離でのベルト獲得を目指す。
K-1 12.13 両国国技館:卜部弘嵩、才賀紀左衛門に全局面で勝つ「1年ぶりの復帰戦で不安もあるし、楽しみでもある。しっかり仕上げて、いいパフォーマンスを見せたい」
K-1 12.13 両国国技館:木村“フィリップ”ミノル「昨年の両国大会を上回る、非情な倒し方をしたい」×アビラル・ヒマラヤン・チーター「僕にはネパールの戦闘民族の血が流れている」
対戦カード
K-1 WORLD GPライト級(62.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
林 健太(FLY SKY GYM/王者)※初防衛戦
ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/挑戦者、Krush同級王者、元WPMF世界スーパーライト級王者)
スーパー・ウェルター級(70kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/PURGE TOKYO/K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者)※K-1ジム五反田チームキングスから所属変更
アビラル・ヒマラヤン・チーター[Abiral Himarayan Cheetah](ネパール/志村道場/HEATミドル級(70kg)王者)
スーパー・ウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
和島大海(月心会チーム侍)
藤岡裕平(九州ジム・VLOS)
スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/Krushスーパー・ライト級王者)
大和哲也(大和ジム/K-1 WORLD MAX -63kg日本トーナメント2010優勝、元WBCムエタイ世界&Lion Fight世界スーパーライト級王者、元NJKFライト級王者)
スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
不可思(クロスポイント吉祥寺/元KNOCK OUT・WPMF日本・REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王者、元RISE・Bigbangライト級王者)
鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス/元Krushスーパー・ライト級王者)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
朝久泰央(朝久道場)
蓮實 光(パラエストラ栃木)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
大沢文也(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER)
瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
村越優汰(湘南格闘クラブ/元K-1 WORLD GPフェザー級(57.5kg)王者、元RISEバンタム級(55kg)王者)
山本直樹(優弥道場)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
島野浩太朗(菅原道場/元Krushスーパー・フェザー級王者)
芦澤竜誠(PURGE TOKYO/元INNOVATIONフェザー級王者)※K-1ジム総本部チームペガサスから所属変更
58.5kg契約 3分3R(延長1R)
卜部弘嵩(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級(60kg)王者)
才賀紀左衛門(PURGE TOKYO)
フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス/元Krushバンタム級(53kg)王者)
亀本勇翔(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Bigibangスーパーバンタム級(55kg)王者)
スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
佐々木洵樹(POWER OF DREAM/元Krushバンタム級(53kg)王者)
璃明武(K-1ジム総本部チームペガサス)
◆プレリミナリーファイト
95kg契約 3分3R
植村真弥(ウィラサクレック・フェアテックス幕張/元WMC日本ヘビー級王者)
メイサム・エシギ [Meisam Eshgi](イラン/士魂村上塾)※メイサム・ドラゴン 改め
スーパー・フェザー級 3分3R
聖也(ウィラサクレック・フェアテックス西川口)
北村夏輝(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
フェザー級 3分3R
秀樹(レンジャージム)
稲垣澪(K-1ジム大宮チームレオン)
53kg契約 3分3R
倉田永輝(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
豊田優輝(B.W/K-1カレッジ2019 -60kg優勝)
フェザー級(57.5kg) 3分3R
梅田将成(KFG URAWA/第235回、237回新空手道東京大会K-2トーナメント軽量級優勝)
松山勇汰(TEAM TOP ZEROS/K-1甲子園2020 -60kg優勝
概要
大会名 K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K-1冬の大一番~
日時 2020年12月13日(日) 開場・13:00 プレリミナリーファイト開始・未定 本戦開始・15:00
会場 両国国技館
中継 AbemaTV(生中継)、GAORA(生中継)
チケット料金 ロイヤルシート 100,000円 アリーナSRS席 60,000円 アリーナRS席 35,000円 アリーナS席 18,000円(完売) 桝席2名掛け 38,000円(1名あたり19,000円) 桝席1名掛け 20,000円 2FスタンドS席 18,000円(完売) 2FスタンドA席 10,000円(完売) ※当日500円アップ ※小学生からチケットが必要
チケット販売 チケットぴあ イープラス ローソンチケット K-1.SHOP グッドルーザー(03-6450-5470) K-1ジム各店舗
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/contact/