ONE Championship 11.13 シンガポール:箕輪ひろば×リト・アディワン 公式インタビュー届く。猿田洋祐と佐藤将光からの談話も
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
神楽坂 江戸川橋 クラミツムエタイジム
立ち技最強、ムエタイを究める!16周年、選手コース開設。ジュニア、女子クラスも。今ならスタート月会費0円!
ONE Championshipはシンガポール・インドア・スタジアムで事前収録した「ONE: INSIDE THE MATRIX III」の模様を、11月13日(金)夜9時30分よりABEMA等で配信する。この大会でONE初参戦を果たす箕輪ひろば(総合格闘技道場STF/修斗ストロー級世界王者)と、対戦相手でONEストロー級5位のリト・アディワンのインタビュー、そしてONEで活躍中で同じく修斗出身の猿田洋祐と佐藤将光からのメッセージがONEから届いた。(写真:(C)ONE Championship)
ONE Championship 11.13 シンガポール:箕輪ひろば、ONE初戦はラカイのクラッシャー・アディワン戦「勝てればトップ戦線に食い込める」|手塚裕之、渡米~教師時代振り返る映像公開
箕輪ひろば
――初めにONEと契約したことについてのお気持ちをお聞かせください。
箕輪 純粋にONEと契約できたことは嬉しいです。もちろん、ONEのベルトを目指していますが、修斗の王者として“どれだけ修斗の王者が強いのか”というのを試されていると感じています。だから、特別“ONEチャンピオンシップだから”という気持ちではなく、“修斗の王者だからどこに行っても強いんだ”というのを証明したいと思っています。
――ONEデビュー戦、初めての海外での試合です。今の気持ちは?
箕輪 いつもと違う感覚です。これが、プレッシャーなのか、楽しみでワクワクしているのか分からないのですが、試合に向けて集中してやっていこうと思います。
――相手のリト・アディワンについてどんな印象をお持ちですか?
箕輪 完成されていないファイターだと思います。まだまだ、伸び代のある、これからも伸びていく選手だと思います。それでも、どの選手も彼のような選手とは戦いたくないと思うのではないかなという感じです。一撃を持っていて、極める力も持っている選手だから。今回、デビュー戦でリト選手を当ててもらって(ONEに)期待されているのか嫌われているのかってちょっと疑問に思いましたが、期待されていると思うことにしています。(笑)
――リト・アディワンの強みは何だと思いますか?
箕輪 完成されていないのに、あそこまで強いのは一つの強みだと思います。野獣のような?パワーのある選手を「野獣」と表現しているのではなく、闘争本能にあふれている選手だなと思うので、僕の言葉では彼のことを「野獣」と表現します。めちゃくちゃ振ってくるし、めちゃくちゃ極めてくる。良い意味でネジが飛んでいる選手だなと思います。
――今回の試合に向けてどのような準備をしていますか?
箕輪 色が強い選手には徹底的な王道スタイル(基本)で勝つか、相手よりも強い色で勝つしかないと思っています。僕は、基本の選手だと思われているかもしれませんが、もしかしたら今回はリト選手よりも濃い色を試合で出して、勝つかもしれないです。例えば、彼が打撃で来るなら寝技かもしれないし。これまで僕が見せていない部分で勝つしかないと思っています。
――最後にファンへメッセージをお願いします。
箕輪 相手がびっくりするような秘策を用意しています。これまでに見たことのない箕輪ひろばを見る事が出来ると思うので、楽しみにしていて下さい。
リト・アディワン
――久しぶりの試合に臨みますが、今の気持ちをお聞かせください。
アディワン 再び試合をできること、好きなことを続けられること、とても嬉しく思います。
――ONEで連勝の勢いを保つことはどれだけ重要に思いますか?
アディワン 連勝の流れをキープすることは、とても重要なことです。なぜなら、ONEでの自分の知名度を上げていくただ一つの方法だと思うから。
――ONEデビュー戦でも印象的な試合で、インパクトを残していますよね。この流れをどう維持していきますか?
アディワン 練習で頑張り続け、成長を止めないことで維持するしかないと思います。そうして、サークルに入る度に自分が成長した姿を、またファンが見たいと思うパフォーマンスを披露できる。ONEの中で最高の選手の一人になりたいなと思います。
――相手の箕輪ひろばについてどんな印象をお持ちですか?
アディワン 箕輪選手は良いファイターだと思います。若くてハングリーのある選手。寝技も得意。だけど自分は、チャンピオンになることを目指してこの試合に臨むつもりです。
――この試合に向けてどんな準備をしていますか?
アディワン 全て面で準備をしていますが、相手は柔術が得意そうなので、その対策もきちんとしています。ですが、彼ができることではなく、自分が出来ることにもっと集中し、それを磨いて来ました。
――タイトル戦線に立つまでにあと何勝する必要があると考えていますか?
アディワン 現状、(ランキングで)トップ5には入っているので、あと数試合だとは思っていますが、ONEが決めることなので、それに任せたいです。
――現王者のジョシュア・パシオが、このままストロー級で実績を残していくのであれば、階級を変えることも考えますか?
アディワン 今は、この階級で戦うことだけを考えているので、まだ何も言えないです。それは、この先に決めればいいと思っています。
――立ち技、寝技の両方のスキルをONEで披露しています。ファンに期待して欲しいことは何ですか?
アディワン 毎回、サークルに入る度に、自分の最高のパフォーマンスで盛り上がる試合を見せるので期待していて欲しいです。
――チームラカイの期待の星と呼ばれています。それについてはどう思いますか?
アディワン そう呼ばれているのはとても嬉しいです。これからも頑張り続けて、周りの期待に応えていきたいと思います。
猿田洋祐
――リト・アディワンについてどんな印象をお持ちですか?
猿田 チームラカイの選手の中で最もアグレッシブな戦いをする印象があります。フィニッシュする力はONEストロー級で一番かもしれません。野生的で闘争心溢れる試合が魅力だと思います。
――箕輪 ひろばについてどんな印象をお持ちですか?
猿田 自分の次に修斗世界王者になった選手で、子どもの頃から修斗を始め、打撃、レスリング、グラップリングをバランス良く出来る選手です。フィニッシュする力も強いと思います。
――同じ修斗出身の選手、かつ、同じ階級で戦う箕輪選手をどのように見ていますか?
猿田 箕輪選手とは以前に試合をした事があるのですが、若くて成長するスピードが早いので、将来日本を代表するMMAファイターになると思います。自分がチャンピオンになれば、今後戦う事があるかもしれませんね。
――ご自身にとってONEデビュー戦はどんな思い出がありますか?
猿田 2週間前に試合が決まり急いで準備したり、初めての海外での試合で大変だったと思います。ただ、デビュー戦で元王者アレックス・シウバに勝った事で世界中の人からSNSでメッセージを貰った記憶はあります。たくさんの人に自分を知って貰う良いきっかけになった試合です。
――今回のリトvs箕輪の試合をどのように予想しますか?
猿田 リト選手はいつも通りアグレッシブにスタンドでもグラウンドでも戦って来ると思います。特に試合前半は強いと思うので箕輪選手は耐えながら、粘り強くグラウンドで勝負しに行く展開を予想します。勝敗予想は、リト選手の2RKO勝ちです。
佐藤将光
自分のONEデビュー戦の時は、これで自分という選手が、修斗のチャンピオンがどの程度か評価されると思ってやっていました。ONEはフィジカル等、一個どこか抜き出ている選手が多い印象でした。打投極混ぜて自分の得意なところでやっていけばいけると、絶対通用するんだと自信を持って戦いました。正直、初戦からリト・アディワンは中々の強豪をぶつけてきたなと思います。勝てば一気に上がるチャンス。何よりのまれず、存分に自分のパフォーマンスを出して欲しい!欲を言えばその上で、勝ってほしい。ファイト!!
対戦カード
第5試合 メインイベント MMA バンタム級 5分3R
ケビン・ベリンゴン(フィリピン/1位、元王者)
ジョン・リネカー(ブラジル/5位)
第4試合 MMA 64kg契約 5分3R
ジェへ・ユスターキオ(フィリピン/元フライ級王者)
ソン・ミンジョン(韓国)
第3試合 MMA ウェルター級 5分3R
手塚裕之(ハイブリッドレスリング山田道場/パンクラス・ウェルター級王者)
ムラド・ラマザノフ(ロシア)
第2試合 MMA ミドル級 5分3R
ファン・ロン(中国)
ユーリ・シモエス(ブラジル)
第1試合 MMA ストロー級 5分3R
リト・アディワン(フィリピン/ONE 5位)
箕輪ひろば(総合格闘技道場STF/修斗ストロー級世界王者)