ONE Championship 11.12放送 シンガポール:手塚裕之がアギラン・ターニに警告「彼は自分のような格闘家とは戦ったことがない」
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日本のノックアウト・アーティストである手塚裕之は、次の試合でビッグネームを倒すことで、ONEでのキャリアを一変させようとしている。 “ジャパニーズ・ビースト”こと手塚裕之は、ウェルター級世界タイトル挑戦者のアギラン・“アリゲーター”・ターニと対戦する。11月12日(金)に「ONE: NEXTGEN II」(シンガポール・インドアスタジアムで事前収録された大会)で行われるこの試合はキャッチウェイト方式だ。
(記事提供:ONE Championship)(大会の模様はABEMA格闘チャンネルにて12日(金)21:30より放送される)
世界レベルのレスリング能力を持つハイレベルなグラップラー、ターニと対戦する手塚は、今回の相手を好敵手と見なしている。
「実はグラップリングにも自信がありますし、チャンスがあれば、彼をテイクダウンしたいですね。グラウンドやパウンドも得意だと思っています。だから、打撃だけでなく、グラウンドの技術も含めて、自分のスキルをすべて見せたい」と手塚は最近のONEのインタビューで話した。
「彼はとてもタフですが、ストライカーとしては僕の方が優れていると思いますし、スタミナも勝っていますね。相手がガス欠になるまで、彼のボディを打ちたい。最終的にはノックアウトできたらいいですね。」
ターニは、敵をグラウンドに引き入れて倒すか、サブミッションを狙う。彼はキャリア11勝で、3つのノックアウトと5つのサブミッションを含む8つのフィニッシュを決めている。秋山成勲とジェフ・フアン戦での勝利は多くの注目を浴びた。また、元ONEウェルター級世界王者のベン・アスクレンとゼバスチャン・ カデスタムとも対戦している。
「彼は多くのタフガイと戦ってきたが、自分のようなタイプとは戦ったことがない。僕はユニークなファイターですから、彼は驚くんじゃないかな。」と手塚はターニにくぎを刺した。
現ONEウェルター級世界王者に君臨するのは、キルギスのキャムラン・アバゾフだ。2019年に前王者のカデスタムからタイトルを奪い、その後、タイトル防衛に成功している。 今回、手塚がターニを倒すことができれば、この階級のトップ選手たちに挑戦する絶好のポジションに立つことができるだろう。
「僕の左フックで。うまくいけば1ラウンドでフィニッシュできるかもしれませんが、実際に対戦してみないと分かりませんね。勝利することができれば、タイトルマッチをしたいと言えるでしょう」と語った。
「チャンピオンやゼバスチャン・ カデスタムのようなトップコンテンダーとの対戦を期待しています。カデスタムは元チャンピオンですよね?彼は良いストライカーなので、エキサイティングな試合になるでしょう。」
ONE: NEXTGEN II はONEスーパーシリーズの試合がメインイベントに組まれている。バンタム級トップのセーマペッチとONEデビュー戦となるリッテワダが対戦。そして、MMAではこのウェルター級の試合に加えて、フェザー級マッチ、タン・カイ対ユン・チャンミンの試合が行われる。