ONE Championship再開。ABEMA中継ゲストの平田樹「休んでいる暇はない。自分も早く試合がしたい」
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ONE Championship 7月31日 タイ・バンコク大会のABEMAの中継のゲスト解説を務めた平田樹(K-Clann)が放送終了後、この大会で勝利したスタンプ・フェアテックス(タイ)との対戦を熱望し、近況についても語った。
スタンプはムエタイをベースとし、ONEの女子アトム級(52.2kg)のムエタイとキックボクシングのタイトルをこれまで獲得。18年からMMAの試合も並行し、昨日のスニーサ・スリセン戦まで5戦全勝している。
平田は20歳。柔道をベースとし、18年のABEMAの「格闘代理戦争3rdシーズン」のトーナメントでMIO、古瀬美月ら3選手を下して優勝し、ONEとのプロ契約を獲得。昨年6月のONEでのプロデビューから2月の試合まで3戦全勝している。
スタンプは6月のONEの公式インタビューで「イツキは寝技がうまい。イシゲ・リカにも勝っているし。でもそれはリカが小さかったからだ。イツキと自分の試合になれば、すごく嬉しい。自分たちは両方とも全力でぶつかり合うだろう」とコメント。平田も呼応しているが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、海外への渡航が困難なため、実現は当面難しい状況だ。
スタンプは昨晩のスリセン戦で、序盤から蹴りと首相撲からの膝で追い詰めると、レスリング出身のスリセンのテイクダウンを封じ、最後は膝でダメージを与えてから、マウントパンチで1R TKO勝ちしている。ほとんどスリセンに何もさせないファイトを観ていた平田は「私なら投げられる。体がウズウズして来ます」と、これまでの試合とは目の色を変えて話し、試合後も「あまり(自分が対戦する場合の)参考にならなかったんじゃないですかね」「あんな相手じゃダメですね。自分がやらないと」と不満げにコメントした。
約5カ月ぶりのONEの本戦大会の放送終了後、平田はマスコミとのオンラインでのインタビューに応じ、「休んでいる暇はないなと思いました。自分も早く試合がしたいです」「お客さんがいることでモチベーションが上がりますけど、無観客でできるのは逆に今しかないので、無観客でもやってみたいです」「秋ぐらいまでには試合がしたいと思っているんですけど、いつでもできるよう体調管理していたいです」と、次戦の早期実現を熱望した。
記者から「数カ月前よりも顔が締まっていますね」と言われると「もっと褒めてください。皆さん絶対『平田樹が痩せてる』って記事書いてください」と上機嫌に答え、「今までは好きな時に好きなものを食べていたんですけど、これを食べたら太る、これだけ練習したんだからこんな悪い物食べちゃいけないって考え方に変わって、体、試合、練習のことを第一に考えるようになったら痩せましたね。周りからも体付きが変わったと言われたり、自分でもパンチも速くなったり、パワーもついたのがわかりますね。調子がいいので、早く試合がしたいです」と話した。取材の前日には自分の過去の試合映像を見返してモチベーションを高めており「試合できない時期、試合の感覚を思い出すのは自分の試合を見るしかないなと思って。自分の試合の動画を見ると心臓バクバクするんですよ」と楽しそうに話していた。
放送中も話していたが、スタンプ戦の感想について改めて聞くと「寝技ももうちょっと見たかったですね。相手が弱すぎて、あれだとスタンプが本当に強いのかわかりにくくて、参考にならなかったです」「最初から余裕な感じが見えました」とコメント。「自分とやる時はスタンプももっと打撃で来て、私の投げを警戒して、組まれたら離して、首相撲とかはしないと思います。とにかく私は自分の得意な寝技で仕留めるのは変わらないので、相手のペースより自分のペースで試合を進めたいです」と話した。
現実問題として、スタンプの早期実現は難しい状況。日本人対決への興味を尋ねると「はい。逆に日本人対決が無いので試合がしたいです。あまり同じ階級の選手がいないですけど」と答えていた。