Road to ONE:2nd 直前インタビュー(3) 工藤諒司「早くコロナが収まって、錦鯉を見に外に行きたいですね」|ABEMA格闘Ch.で4.17(金)19時~生中継
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Road to ONE:2nd sponsored by ABEMA(4月17日(金)19:00よりABEMA 格闘チャンネルで生中継)に出場する、工藤諒司(TRIBE TOKYO M.M.A)に、試合直前の心境を聞いた。
第3試合 MMA フェザー級(70.3kg) 5分3R
工藤諒司(TRIBE TOKYO M.M.A)
椿 飛鳥(トライデントジム)
工藤は青森県八戸市出身の26歳。極真空手を5歳から10年間学び、レスリングでは名門・国士舘大学に入学。大学卒業後、長南亮代表率いるTRIBEに加入し、プロ修斗で頭角を現す。昨年10月、今年2月のONE Warrior Seriesで外国人選手相手に2連勝。昨年10月の東京でのWarrior Seriesでは日本勢のトリを務め、関係者からの期待も高い。
対する椿飛鳥はABEMA「格闘代理戦争2nd」で青木真也から指導を受け、18年10月から上がったONE Warrior Seriesでは1敗のあと2勝。両者とも大会名通り「Road to ONE」にいる選手で、勝ったほうがONE本戦に大きく近づくだろう。
――新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、先週7日に政府から緊急事態宣言が出され、営業を自粛するジムが大半です。練習に影響は無かったですか?
工藤「ジム(=東京・練馬区のTRIBE)は休館して、一般の会員さんはいないんですけど、選手は集まって、しっかり練習できている感じです」
――いつも通りの顔ぶれと、いつも通りの練習濃度?
工藤「そうですね」
――出稽古は?
工藤「僕はしていなくて、TRIBEだけで練習しています」
――出稽古が多い選手とは違うので、その辺はまだ少し安心ですよね。
工藤「もちろんTRIBEでは必ず消毒して、手洗いやうがいもして、外に出る時はマスクをして、他の選手に迷惑をかけないよう気を付けています」
――ジムの外に出ての生活も気を付けないといけないですよね。お仕事は?
工藤「バイトしつつ練習に行っていて、そこは以前の試合の時と変わらないペースです。ただ、バイト先に出勤した時には必ず体温を測ったり、色々管理が厳しくなりました」
――体作りは順調ですか?
工藤「体重も落ちやすいので、減量も苦ではないです。日本の修斗と計量のシステムが違いますけど、ONEのほうが僕的には合っているかなと思いますね」
――工藤選手は昨年10月、今年2月と、ONE Championshipのトライアウト「ONE Warrior Series」で外国人選手相手に2連勝しました。ルールや計量のシステムもONEの本戦と同じで、このスタイルにもある程度慣れているかと思います。2試合で得たものはいかがですか?
工藤「確実に技術と経験値はアップしているんじゃないかと思いますね。前回の試合もそうですけど、ボクシング技術を強化していました」
――前回は右アッパーや右ハイがいいタイミングで出ていましたね。クリーンヒットも多かったんですけど、相手のイ・ミンヒュク(韓国)が、かなり打たれ強くて、判定にはなりました。
工藤「試合で上手く出せて、終わった後はちょっとうれしかったですね。ただ倒しきれなかったのが残念です」
――そしてONE本戦への道・3戦目となる今回ですが、オファーを受けた気持ちは?
工藤「自分もそこまで時間があるというわけじゃないので、ある試合はやりたいです。前回から2カ月弱のスパンですけど、怪我も無いですし、それぐらいのスパンならやりたいと思いました」
――このコロナの影響で大会がほとんど中止になる状況だと、なおさら次の試合も目途が立たないですしね。コロナに対し、どういう気持ちで構えていますか?
工藤「3月に試合が決まったあたりは、色んな大会が中止になり、どうなるのか不安はあって。でも、やって欲しい気持ちもあって。どうなってもいいよう、しっかり準備はしてきました」
――ONE Warrior SeriesとRoad to ONEで3連勝になれば、本戦も見えて来ると思います。
工藤「あともう1歩、もう2歩、ぐらいに来ているのかなと思います」
――今回の相手、椿飛鳥選手の印象は?
工藤「3年前のアマチュア修斗の関東選手権で戦って(※決勝で工藤が椿に勝利)、あの時は自分はレスリングばっかりで終わりました。最近の椿選手の試合も見ていますけど、当時組んだ彼の印象が残っています。彼も成長しているでしょうし、それ以上に僕も成長している自信があります」
――椿選手的には格上に挑む感じかと思います。
工藤「一発大きいのを狙って来る感じがあって、そこをもらわず油断せず戦えば、負けることは無いかなと思います。今は特に負けられないんで、きっちり勝ちたいですね。今回は一本かKOのフィニッシュまで持って行きたいです」
――今回は無観客大会で、ファンの方もABEMAで見ます。
工藤「今、自粛モードが続いて、色んな人がストレスが溜まって、落ち込んでいると思うので、ABEMAで試合を見てもらって、元気出してもらえたらうれしいです」
――同門の後藤丈治選手も同じ大会に出ますね。
工藤「一緒に練習していて、彼も滅茶苦茶調子が良さそうですね。一緒に勝ちたいです」
――試合が終わったら一息つきたいでしょうけど、コロナの影響で制限は続きますから、趣味の錦鯉を見に行くのも難しいですよね。
工藤「早くコロナが収まって、錦鯉を見に外に行きたいですね(笑)」◆◆◆
https://www.youtube.com/watch?v=BNkbBLavgBo
(工藤は錦鯉の愛好家で、自身のYoutubeチャンネルには錦鯉の動画や、旅先での写真撮影の様子をアップしている。格闘技要素はゼロで、多くのユーチューバー格闘家とは一線を画す世界を突き進む)
■ 工藤諒司のアカウント Twitter:@ryoji_kudo Instagram:@ryoji_kudo.43
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対戦カード
※ONE Championshipのルールを採用
第6試合 メインイベント グラップリング(判定無し) ライト級(77.1kg) 10分1R
青木真也(EVOLVE MMA/元ONEライト級王者)
世羅智茂(CARPE DIEM/IBJJFアジア柔術選手権2017黒帯フェザー級準優勝)
第5試合 セミファイナル ムエタイ 72.5kg契約 3分3R
緑川 創(Monster Guns/WKBA世界スーパーウェルター級王者、元新日本キックウェルター級王者)※藤本ジムから所属変更
西川大和(西川道場)
第4試合 MMA バンタム級(65.8kg) 5分3R
祖根寿麻(ZOOMER/元修斗環太平洋バンタム級王者)
後藤丈治(TRIBE TOKYO M.M.A)
第3試合 MMA フェザー級(70.3kg) 5分3R
工藤諒司(TRIBE TOKYO M.M.A)
椿 飛鳥(トライデントジム)
第2試合 グラップリング(判定無し) フェザー級(70.3kg) 10分1R
宮田和幸(BRAVE)
田中路教(フリー/元PXCバンタム級王者)※チーム・アルファメール・ジャパンから所属変更
第1試合 ムエタイ ストロー級(56.7kg) 3分3R
HIROYUKI(Monster Guns/新日本キックバンタム級王者)※藤本ジムから所属変更
ポン・ピットジム(タイ/PITジム/元オームノーイ・フライ級8位)
概要
大会名 Road to ONE:2nd sponsored by ABEMA
日時 2020年4月17日(金)開始・19:00 ※4月12日から開催日時変更
中継 ABEMA 格闘チャンネル
チケット 無観客で開催
お問い合わせ サステイン 03-3788-3042 http://www.shooto-mma.com/