Road to ONE:2nd 直前インタビュー(2) 緑川創「変わらず、ラジャダムナンのベルトが第1ですね」|ABEMA格闘Ch.で4.17(金)19時~生中継
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Road to ONE:2nd sponsored by ABEMA(4月17日(金)19:00よりABEMA 格闘チャンネルで生中継)に出場する、緑川創(Monster Guns/WKBA世界スーパーウェルター級王者)に、試合直前の心境を聞いた。
第5試合 セミファイナル ムエタイ 72.5kg契約 3分3R
緑川 創(Monster Guns/WKBA世界スーパーウェルター級王者、元新日本キックウェルター級王者)
西川大和(西川道場)
――緑川選手がデビュー時から在籍した目黒の藤本ジムが1月いっぱいで閉鎖し、2月からは後輩のHIROYUKI選手と「Monster Guns」という新チームで行動をすることになりました。先ほどインタビューしたHIROYUKI選手は、小野寺力さんの(東京都大田区の)RIKIXを中心に練習していると話していましたが、緑川選手の今の練習状況はいかがですか?
緑川「僕もRIKIXと、(神奈川県相模原市の)TRY HARD GYMでノップ(=タイ人のノッパデッソーン・トレーナー)と練習して、内山高志さんのボクシングジム(=新宿区のKODラボ)にも行って、あとはフィジカルトレーニングに行っています」
――新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、緊急事態宣言が政府から出され、営業を自粛するジムも増えています。練習に影響は無かったですか?
緑川「時間帯とか人も、最小限でやるようにしていて、あとはお互いにマスクしたりとかですね。プライベートではなるべく人のいるところに行かなかったり、細心の注意を払っています」
――今回は初めてのONE Championshipのルールでの試合で、対応はいかがですか?
緑川「最初、話をもらって1週間ぐらい考えました。リングじゃなく金網の中で戦うことはそんなに思わないんですけど、ボクシンググローブじゃなくて、オープンフィンガーグローブになることに抵抗があるというか。自分の手も痛めそうなんで」
――緑川選手のパワフルなパンチだとなおさらですよね。
緑川「でも僕のパンチなら相当効くとは思うので、無理に思いっきり振らないで、ちゃんとリラックスして振りたいです」
――今回の相手の西川選手はいかがですか?(上動画は昨年9月のシュートボクシングで元SB日本スーパーウェルター級王者・坂本優起に勝利した西川)
緑川「なんか、ガチャガチャしていますよね(笑)。総合格闘技の選手なので、普通のキックボクサーとは違って、タイミングがよくわからない動きなので、それに付き合わないようにして、僕のペースを崩さず戦いたいです。でも普通にやれば問題無い相手だと思います」
――元々、緑川選手は3月20日のRISEで、過去に日菜太、城戸康裕を下しているサモ・ペティと戦う予定でしたが、大会が中止となっていました。相当な強敵を迎えることを想定して練習していましたよね。
緑川「それに向けて1月からずっとやっていたので、中止になった時は残念でした」
――ペティ戦が流れ、モヤモヤしていたころで、今回のオファーが来たと。
緑川「ありがたいです」
――Road to ONEですから、将来的にONEというのも多少は?ONEと契約しているアンディ・サワーに勝った実績もアピール材料かと思います。
緑川「そうですね。世界の強い選手とやりたいのはありますし」
――ただ階級的に70kgを越えると、タイ人じゃなくヨーロッパの選手が中心ですよね。
緑川「みんな馬鹿デカいんで、そうなると厳しいのかなって」
――そうは言っても、ONEに限らず、世界中の格闘技の大会が無い状況になってしまいましたが、一選手としてどういった気持ちですか?
緑川「本当、今回試合をさせてもらえるのはうれしいですし、次に試合がいつできるかわからないので、ここでしっかり勝って、次につながる第一歩にしたいです」
――第一歩というと、新しいチーム「Monster Guns」をHIROYUKI選手と作られての初戦です。
緑川「2人とも一緒に同じ大会に出させてもらって、ありがたいですし、世の中がこんな状況なので、応援してくれる人達も勇気や元気を与えられたらなと思います」
――まだ世の中がこんな状況ではありますが、第二歩以降のことは、何か考えていますか?
緑川「変わらず、ラジャのことが第1ですね」
――昨年6月のBOM横浜文体大会でラジャダムナンの王座に2度目の挑戦をしましたが、判定負けに終わりました。元々、キックボクシング発祥の藤本ジムも打倒ムエタイが原点ですから、ムエタイ2大タイトルのうちの一つ、ラジャのベルトを目指すことは変わらないと。
緑川「負けたままじゃ終わりたくないんで、獲りたいです」◆◆◆
■ 緑川創のアカウント Twitter:@tsukuru5102 Instagram:@tsukuru5102
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対戦カード
※ONE Championshipのルールを採用
第6試合 メインイベント グラップリング(判定無し) ライト級(77.1kg) 10分1R
青木真也(EVOLVE MMA/元ONEライト級王者)
世羅智茂(CARPE DIEM/IBJJFアジア柔術選手権2017黒帯フェザー級準優勝)
第5試合 セミファイナル ムエタイ 72.5kg契約 3分3R
緑川 創(Monster Guns/WKBA世界スーパーウェルター級王者、元新日本キックウェルター級王者)※藤本ジムから所属変更
西川大和(西川道場)
第4試合 MMA バンタム級(65.8kg) 5分3R
祖根寿麻(ZOOMER/元修斗環太平洋バンタム級王者)
後藤丈治(TRIBE TOKYO M.M.A)
第3試合 MMA フェザー級(70.3kg) 5分3R
工藤諒司(TRIBE TOKYO M.M.A)
椿 飛鳥(トライデントジム)
第2試合 グラップリング(判定無し) フェザー級(70.3kg) 10分1R
宮田和幸(BRAVE)
田中路教(フリー/元PXCバンタム級王者)※チーム・アルファメール・ジャパンから所属変更
第1試合 ムエタイ ストロー級(56.7kg) 3分3R
HIROYUKI(Monster Guns/新日本キックバンタム級王者)※藤本ジムから所属変更
ポン・ピットジム(タイ/PITジム/元オームノーイ・フライ級8位)
概要
大会名 Road to ONE:2nd sponsored by ABEMA
日時 2020年4月17日(金)開始・19:00 ※4月12日から開催日時変更
中継 ABEMA 格闘チャンネル
チケット 無観客で開催
お問い合わせ サステイン 03-3788-3042 http://www.shooto-mma.com/