Krush 3.28 後楽園ホール:佐々木洵樹、バンタム級王座初防衛戦は晃貴に勝ったサンベル・ババヤンと
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Krush.112(3月28日(土) 後楽園ホール大会)の第1弾決定カード発表記者会見が1月31日に東京のGENスポーツパレスで行われた。会見のレポートがK-1 JAPAN GROUPから届いている。
バンタム級王者・佐々木洵樹、初防衛戦でK-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント3位のサンベル・ババヤンと激突!「インパクトを残して勝つ」(佐々木)vs「自分の怖さをリングで教えてやる」(ババヤン)
昨年11月のタイトルマッチで晃貴を下し、Krush参戦からわずか3戦でバンタム級王座に就いた佐々木洵樹。その初防衛戦の相手がアルメニアのサンベル・ババヤンに決定した。ババヤンは昨年6月のK-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメントに出場し、佐々木と同じく晃貴に勝利して海外勢で唯一準決勝進出を果たした。
K-1での試合後にも「自分はバンタム級がベストウェイトだ」と発言していたババヤンは、主催者を通じてのコメントで「自分の怖さをリングで教えたい」と豪語。いきなりのKrushタイトルマッチのチャンスを得てモチベーションも高い。
一方、初防衛で海外の強豪と対戦することになった佐々木も「初防衛戦ですが、今回も挑戦者の気持ちでババヤン選手を倒しに行きたい」と気合十分。武居由樹に続き江川優生もK-1王者となった少数精鋭のPODにあって「僕もチャンピオンになったのにジム内での自分の影が薄いので(笑)、今回でインパクトを残したい」と、K-1王者2人に劣らないインパクトを残したいと意気込んだ。
◆サンベル・ババヤン(コメント代読)
「Krushのタイトルマッチという最高の機会をもらえて、すごく嬉しく思っている。チャンピオンの佐々木は身長もあって、ボクシングの実績もある強い選手だが、すでに佐々木の研究の対策も進んでいる。自分の怖さをリングで教えたいと思う」
◆佐々木洵樹
「こういった防衛戦の機会を与えてくださって、本当にありがとうございます。去年チャンピオンになって初防衛戦という形ですけど、今回も挑戦者の気持ちでババヤン選手を倒しに行きたいと思ってます。応援よろしくお願いします。
(ババヤンの印象は?)ファイトスタイルも自分の好きな感じのアグレッシブな選手です。何となくなんですけど性格もすごい良さそうで。リングに立ったらかなりバチバチの打ち合いになると思います。良い選手だし、すごく強いと思います。(K-1でも活躍しているババヤンとの対戦オファーをもらってどう思った?)チャンピオンになってからも『ババヤンとどうですか?』とファンの人からも言われていて、試合が決まった時はもうやる気全開でずっと練習していました。K-1の舞台を経験したことも大きいキャリアになってると思うので、自分が勝って全部自分のキャリアにしていきたいですね。
(ボクシング時代に海外の選手と対戦した経験は?)ボクシングではタイ、フィリピン、韓国の選手とやってますが、アルメニアの選手はもちろん初めてです。ババヤン選手のファイトスタイルはずっと自分も動画を見てるので、やることは決まってます。(KOするイメージは出来上がっている?)タフな選手だからこそ、倒したら盛り上がるだろうし、倒すイメージも今は固まってます。これからあと2か月ないぐらいですが、イメージをしっかり固めてやっていきたいですね。
(ババヤンが『怖さを教える』と発言していたが?)相手の怖いところを見てみたいというのもあるし、相手の怖いところを見た後に、自分の怖いところを見せてやりたいですね。(ベルトは獲るより守る方が難しいとよく言われるが?)僕もPODに所属していて、チャンピオンになったんですけど、チャンピオンになった感じが今のところまだ全然していなくて…。いつも通り出来るかなと思いますね。PODには武居くんと江川くん、強いチャンピオンが2人いて、11月のK-1でも江川くんが凄いインパクトを残してK-1チャンピオンになって、自分の影がジム内でも薄いというか(苦笑)。そういう感じなんで、今回でちょっとインパクトを残したいです。
(その2人がK-1で活躍しているのは意識している?)そうですね。向こうは全く意識してないと思うんですけど、自分はむちゃむちゃ意識してます。(防衛戦に向けて強化しているところは?)新しく強化しているところがあるかと聞かれると、いつも通り練習している感じですが、自分は精神面で弱いところがあります。なので中盤・後半に行っても崩れないファイトスタイルで、淡々と倒しに行きたいですね。
(ボクシングから転向して課題の蹴りに対する対処は?)実感としてやっと対応出来てきたかなって。ジムでももちろんやられながらですけど、ちょっと実感は出来ています。今回の試合ももっともっと蹴りも出来るんだぞっていうところを見せたいですね。相手は蹴り中心の選手でもあるし、面白いと思います。(ババヤンの得意技でもある打ち合いの中でのハイキックも研究している?)そうですね。近いところからの蹴りの対応策はかなり研究してるし、その部分に関してかなり練習しています。
(防衛した後に喰ってやりたいK-1の選手は?)色々頭の中では自分でああしたい、こうしたいというのはもちろんあります。でも今回相手がババヤン選手に決まったんで、ババヤン選手をぶっ倒す気持ちで今は向かってます。(ファンのみなさんにメッセージは?)Krushバンタム級のチャンピオンになったんですけど、チャンピオンの中でも全然まだ知名度もないし、本当に誰だこいつは?って思われてると思います。今回の試合で本当にインパクト残して勝ちますんで、みなさん応援のほど、よろしくお願いします」
ベルト奪還を目指す晃貴にKrush2戦目の新鋭・吉岡ビギンが挑む!「どんな形でも勝ってベルトにアピールする」(晃貴)vs「挑戦権を獲得できるようにインパクトのデカい試合をする」(吉岡)
同日のタイトルマッチと同じバンタム級で晃貴vs吉岡ビギンの一戦が決定した。晃貴は昨年1月に萩原秀斗を下して初戴冠を果たすと、4月には隼也ウィラサクレックに勝利して、初防衛と同時にK-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメントの出場権を獲得。しかしトーナメント一回戦ではサンベル・ババヤンに敗れ、11月には2度目の防衛戦で佐々木洵樹に敗れて王座陥落。歓喜と挫折を同時に味わった一年となった。
対する吉岡は11月のKrush大阪大会でKrushデビュー戦を迎え、過去に晃貴に勝利している実力者・蒼士を延長戦の末に破る大金星を挙げ、Krush2戦目にして前王者と対戦するチャンスを掴み取った。
共にこの階級でも小柄ながら、アグレッシブなファイトスタイルを身上とする両者は「すごい盛り上がる試合になる」(吉岡)「激しい試合になる」(晃貴)とともに激戦を予想。
そのうえで「挑戦権を獲得できるようにインパクトのデカい試合をする」(吉岡)、「どんな形でも勝って、ベルトにアピールする」(晃貴)とベルトへの執念を燃やした。
◆吉岡ビギン
「今回K-1 JAPAN GROUPで2戦目という少ないキャリアの中で、バンタム級の頂点の景色を1度見ている晃貴選手と拳を交えることが出来て本当に嬉しく思います。(対戦相手の印象は?)自分もそうなんですけど、身長が低いのをものともせずに大きい選手にガツガツ行くプレッシャーとスピードとパワーがあって、すごく強い選手だなって印象があります。(両者共に一歩も引かないファイトスタイルだが、激しい試合になる?)すごく盛り上がる試合になると思うんで、そこは楽しみにしてほしいなと思います。
(前チャンピオンに勝てば、タイトルマッチまで最短で行けると思うが?)晃貴選手は前回ベルトを失った悔しさもあると思うんですけど、逆に僕にとってはそれがおいしいところがあるんで。そこはもうしっかり勝って、チャンピオンに挑戦出来るように頑張りたいと思います。
(ファンのみなさんへメッセージは?)今回K-1 JAPAN GROUP2戦目で、本当に強い晃貴選手と対戦させていただきます。ここはしっかり勝って、王者への挑戦権を獲得できるようにインパクトのデカい試合をして、そのままチャンピオンなれるように頑張りたいと思います。
それと試合とはちょっと関係なくなるんですけど、僕の試合の1週間前にALL-WINの代表である安保瑠輝也くんが『K’FESTA.3』で不可思選手とタイトルマッチということで、瑠輝也くんにはちっちゃい頃から可愛がってもらっていてお兄ちゃんみたいな存在です。そのお兄ちゃんがしっかりと盛り上げて防衛してくれると思うので、それも楽しみにしていただけたらなと思っています。僕の試合も瑠輝也くんの試合も、ぜひみなさん会場に足を運んでいただいて、生で応援していただけたらなと思っています。僕も瑠輝也くんも応援よろしくお願いします」
◆晃貴
「自分は前回ベルトを失って、今回は勝たないといけない試合だなと思っているので、どんな試合をしても必ず勝ちに行きたいと思います。(対戦相手の印象は?)ビギン選手は攻撃力もありそうな感じですし、テクニックもありそうな感じなので面白い試合になるんじゃないかなと思ってます。(両者共に一歩も引かないファイトスタイルだが、激しい試合になる?)そうですね、激しい試合になるんじゃないかなと思ってます。でも自分はどんな形でも勝ちたいです。
(ベルトを失ってからどんな気持ちで過ごしてきた?)ベルトを失って本当に悔しかったですね。早くベルトを獲り返したい気持ちで今は練習してます。練習は常にみんな以上にやる意識はしてますし、すぐにベルトを獲り返したいです。(この期間で変わったことは?)意識が変わりましたね。僕はK-1のトップファイターになりたいので、食事も意識するようになりました。
(ファンのみなさんメッセージは?)この試合しっかり勝ってインパクト残して、ベルトとK-1にアピール出来るように頑張ります。応援よろしくお願いします」
聖也vs提髪和希、本戦初出場の両者が対戦!「バチバチに打ち合って盛り上げる」(聖也)vs「前回倒して勢いがついているんで、今回も圧倒して倒す」(提髪)
共にKrush本戦初出場となる聖也と提髪和希がスーパー・フェザー級で激突。聖也はKrushはプレリミナリーファイトで1勝1敗の戦績で、前回は提髪と同門の三輪裕樹と激闘を繰り広げるも、惜しくも敗れた。提髪は昨年6月のKrushでプロデビューを果たすもKO負け。そこから2連勝と巻き返して本戦初出場に漕ぎつけた。
提髪は「前回倒して勢いがついているんで、今回も圧倒して倒します。先輩の三輪裕樹さんが倒せなかった相手なんで、先輩越えしてやります」とKO勝利と先輩越えを宣言。一方の聖也は「しっかり今回の試合に勝って、その後もKrushで活躍出来るような選手になりたい」と、この試合を飛躍のきっかけにしたいと語った。
◆提髪和希
「Krush初本戦なんで倒します。(対戦相手の印象は?)KRESTの先輩の三輪裕樹さんとやった試合しか見てないんで何とも言えないですけど、我慢強いなって感じですね。倒しがいがあります。(デビュー戦で敗れた後は2連勝だが、手応えは感じている?)自慢みたいになっちゃうんですけど、僕はアマチュアで負けたことがなくて、練習しなくても勝てるやって感じでデビュー戦を戦いました。そこでプロの厳しさを知って、僕も恐怖感と戦ってたんですけど、デビュー戦で負けてから試合に恐怖を感じるようになったし、その恐怖に克つために自分を追い込めるようになったことが成長につながっていると思います。
(2020年の目標は?)代理戦争に出ていた(橋本)実生とか(岡嶋)形徒、(倉田)永輝と常に一緒にいるんすけど、街を歩いててもあの3人だけばれるんですよ。僕は写真撮る係にされたりして(苦笑)。知名度が僕だけ圧倒的に少ないんで、今年は早くその知名度の差を埋められるように全勝でいってやろうと思ってます。(ファンのみなさんにメッセージは?)前回倒して勢いがついているんで、今回も圧倒して倒します。先輩の三輪裕樹さんが倒せなかった相手なんで、先輩越えしてやります」
◆聖也
「自分も今回がKrush初本戦で、また相手がKRESTなんですけど、バチバチに盛り上げてやっていきます。(対戦相手の印象は?)去年のK-1名古屋大会の試合を見て、テクニックもあるし若いし正直強えなと思いました。でもちゃんと練習して勝ちます。
(KREST勢との2連戦になるが?)正直こっちの手の内を分かってるだろうし、自分なんかテクニックがないんで怖いなっていう恐怖感があります。それはやっぱり試合までにしっかり練習で追い込んで、その恐怖感をなくして100%で臨んでいこうかなと思ってます。
(2020年の目標は?)とりあえず去年が1勝1敗なんで、まずはしっかり今回の試合に勝って、その後もKrushで活躍出来るような選手になりたいと思います(ファンのみなさんへメッセージは?)とりあえず3月28日、バチバチ打ち合って絶対勝つんで、盛り上げる試合するんでよろしくお願いします」
対戦カード
Krushバンタム級(53kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
佐々木洵樹(POWER OF DREAM/王者)※初防衛戦
サンベル・ババヤン(アルメニア/ブラック・ブル/挑戦者)
バンタム級(53kg) 3分3R(延長1R)
晃貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元王者)
吉岡ビギン(team ALL-WIN)
バンタム級(53kg) 3分3R(延長1R)
聖也(ウィラサクレック・フェアテックス西川口)
提髪和希(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
フェザー級(57.5kg) 3分3R
水津空良(優弥道場)
立基(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
女子アトム級(45kg) 3分3R
谷田美穂(K-1ジム大宮チームレオン)
加藤りこ(K-1ジム五反田チームキングス)
概要
大会名 Krush.112
日時 2020年3月28日(土) 開場・17:00 プレリミナリーファイト開始・未定 本戦開始・18:00
会場 後楽園ホール
中継 AbemaTV(全試合生中継)、GAORA(3月30日(月)19:30~24:00)
チケット料金 SRS席20,000円 RS席11,000円 S席9,000円 A席7,000円 ※当日座席券は各500円アップ ※小学生からチケットが必要です。
チケット販売 チケットぴあ イープラス ローソンチケット 後楽園ホール5F事務所 グッドルーザー(電話予約) K-1.SHOP
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/