K-1 3.21 さいたまスーパーアリーナ:卜部弘嵩「練習がハードすぎて皇治に何を言われても耳に入ってこない」。武尊との同門決勝への「覚悟」も語る
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
中野トイカツ道場
中野駅徒歩3分。平日7~23時、年中無休営業。入会金&月謝2ヶ月分無料!
3月2日(金)神奈川・K-1ジム相模大野KRESTにて、3月21日(水・祝)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K’FESTA.1~」の[K-1 WORLD GP第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント・一回戦/3分3R・延長1R]で皇治と対戦する卜部弘嵩が囲み取材を行った。(記事提供:K-1 JAPAN GROUP 公開練習写真:(C)M-1 Sports Media)
当初、スーパーファイトとして皇治と対戦を予定していた弘嵩。急遽試合そのものが第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント・一回戦として行われることになった。この日は公開練習として1分30秒のミット打ちを披露し「今は疲れも溜まってきていますが、僕は経験もあるので、しっかり休みをとりながら、練習では100%以上を出し切るように頑張っています」と現在の調整について語る。
質疑応答で弘嵩はスーパーファイトからトーナメントに変わったことでの練習内容の変更や同門の武尊がトーナメントに出場していることへの戸惑いを明かす一方、王座返り咲きのチャンスが巡ってきたことへ闘志を燃やしている。
「(スーパーファイトからトーナメントに変わって)まず同門で弟分の武尊が出ることが気になる部分でした。それと同時にトーナメントになってプランも変わってくるので、練習プランや試合プランを色々と考え直すところもあるな、と。ただスーパーファイトのままだったらタイトルマッチの前座で大会の中心ではなかった。それがトーナメントになったことで、新生K-1史上最大のビッグマッチの中心になることが出来て、選手としてうれしい気持ちがあります。
(王座返り咲きのチャンスが巡ってきたことについて)僕もそこを目指してやってきているし、だらだらと長く格闘技をやる気はない。常に厳しい道を選んでやっていきたい気持ちがあるので、今回のトーナメントはかなり険しい道ですけど、現役である以上は険しい道を進んでいきたいと思います」
対戦相手の皇治からは記者会見で挑発を繰り返された弘嵩だが「練習がハードで何を言われても全然耳に入ってこない。何とも思わないです」と一刀両断。トーナメント制覇のために「全てを高いレベルに持っていかなければいけない」と語った。
「(皇治)対策もしっかりしていますし、試合のプランも若干変更はありますけど、今はそこを調整している段階です。練習に関してはスーパーファイトの時よりも倍以上のトレーニングをしています。トーナメントはスタミナを使うので、試合と試合のインターバル中にどれだけ体力を回復させるかが大事です。そういう意味でスタミナ系の練習もかなり取り入れています。
今はその部分も自信もあるし、パワーもスピードも上げています。チャンスが来たら畳みかけないといけない。ディフェンス能力もそうだし、全部を高いところに持っていかないと厳しい。そうやって練習量はかなり上がっている。みなさんに約束できることは必ずいい試合を見せられるということです」
先月27日の会見で武尊は「ヒロ君に対しては…闘争心がないです。今から(弘嵩と戦うことを)考えていたらメンタルがもたないんで、もし決勝でやるとなったらその時に考えます」とコメント。過去にK-1のリングで卜部功也と兄弟対決を経験している弘嵩も「僕も兄弟対決を経験していますけど、経験しているからこそ、もう二度とやりたくないと思いました」と神妙に語りつつ「でもK-1を背負う=そういう試合もやるということ」と元K-1王者としての強い想いを語った。
「僕は準決勝もそうなんですけど、どの選手が上がってきてもいいように全部の選手を見ています。今は一回戦だけに集中していて、準決勝くらいまでを考えて、どちらが上がってきてもいいように対策をしています。決勝の相手は分からないですね。最後はお互いボロボロの状況で気持ちの部分が強くなると思います。
(武尊と戦う可能性があることについて)同門というか弟みたいなものなんで戦うことは辛いです。でもK-1を背負うってそういうことなんじゃないですかね。僕も兄弟対決を経験していますけど、経験しているからこそ、もう二度とやりたくないと思いました。あれほど仲間同士や兄弟同士、支えてくれているジムのみんなが悲しい顔をするのは…辛いです。でも僕はそれも覚悟して戦います」
最後に「トーナメントの出場選手の中でスーパー・フェザー級の頂点を知っているのは僕だけなんで、僕自身、自信があります。そのために練習して最高の状態に仕上げたいと思います。誰が来てもベストの自分でいい試合をして優勝したいと思っています。今の僕はそう言い切れる自信があります」と力強く語った弘嵩。もう一度、スーパー・フェザー級の頂点に立つことが出来るか?
対戦カード
◆K-1 WORLD GP 第4代スーパー・フェザー級(-60kg)王座決定トーナメント
一回戦(1) 3分3R(延長1R)
卜部弘嵩(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元K-1 WORLD GP同級王者)
皇治(TEAM ONE/ISKA K-1ルール世界ライト級王者)※S.F.Kから所属変更
一回戦(2) 3分3R(延長1R)
小宮山工介(K-1ジム北斗会館/元RISE王者、BLADE FC -61kg JAPAN CUP ’14優勝)
スアレック・ルークカムイ(タイ/STURGIS新宿ジム/REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王者、元ラジャダムナン認定フェザー級7位)
一回戦(3) 3分3R(延長1R)
武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1 WORLD GPフェザー級(-57.5kg)王者)
スタウロス・エグザコスティディス(ギリシャ/ナソス/メジロジム/ISKA・WAKO・WKBC世界王者)
一回戦(4) 3分3R(延長1R)
郷州征宜(K-1ジム総本部チームペガサス/Krush -60kg王者)
ティムール・ナドロフ [Timur Nadrov](ロシア/Club Vympel/ロシアW5 -60kg級世界王者)
リザーブファイト 3分3R(延長1R)
横山 巧(リーブルロア/K-1甲子園’16 -60kg準優勝)
大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
準決勝(1) 一回戦(1)勝者 vs. 一回戦(2)勝者
準決勝(1) 3分3R(延長1R) 一回戦(3)勝者 vs. 一回戦(4)勝者
決勝 3分3R(延長1R)
◆ワンマッチ
K-1 WORLD GPライト級(-62.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
ウェイ・ルイ(中国/大東翔クラブ/CFP/王者)※2度目の防衛戦
卜部功也(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/挑戦者、元スーパー・フェザー級(-60kg)王者)
K-1 WORLD GPスーパー・ライト級(-65kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
野杁正明(K-1ジムEBISU/王者)※初防衛戦 ※K-1ジムEBISU小比類巻道場から所属表記変更
大和哲也(大和ジム/挑戦者、K-1 WORLD MAX 2010 -63kg日本トーナメント優勝、元WBCムエタイ世界スーパーライト級王者、ライオンファイト同級王者)
K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級(-55kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
武居由樹(POWER OF DREAM/王者)※初防衛戦
久保賢司(K-1ジム五反田チームキングス/挑戦者、元RISEバンタム級(55kg)王者、元NJKFフライ級王者
K-1 WORLD GPウェルター級(-67.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
久保優太(K-1ジム五反田チームキングス/王者)※初防衛戦
メルシック・バダザリアン(アルメニア/ムエタイ・アメリカジム/挑戦者、中国WLF -67kg級世界王者)
K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級(-70kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
チンギス・アラゾフ(ベラルーシ/グリディンジム/王者)※初防衛戦
日菜太(クロスポイント吉祥寺/挑戦者、REBELS 70kg級王者)
K-1 WORLD GPヘビー級タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
アントニオ・プラチバット(クロアチア/アメノジム/王者)※初防衛戦
ロエル・マナート(オランダ/メジロジム・アムステルダム/挑戦者)
スーパー・ライト級(-65kg) 3分3R(延長1R)
ゲーオ・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/元K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者)
平本 蓮(K-1ジム総本部チームペガサス/K-1 WORLD GP初代ライト級(-62.5kg)王座決定トーナメント’17準優勝)
ウェルター級(-67.5kg) 3分3R(延長1R)
城戸康裕(谷山ジム/元Krush -70kg王者)
イッサム・チャディッド [Issam Chadid](スペイン/RGファイターズ/メジロジム)
ウェルター級(-67.5kg) 3分3R(延長1R)
木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/K-1ジム五反田チームキングス)※Team Philip/GSA/WSRから所属変更
平山 迅(ROYAL KINGS)※センチャイムエタイジムから所属変更
スーパー・ライト級(-65kg) 3分3R(延長1R)
中澤 純(TEAM Aimhigh/Krush -65kg王者、元INNOVATION&MA日本ウェルター級王者)
左右田泰臣(K-1ジム・シルバーウルフ/元RISE王者)
スーパー・バンタム級(-55kg) 3分3R(延長1R)
軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス/Krush -53kg王者)
登坂 匠(HALEO TOP TEAM)
女子-50kg契約 3分3R(延長1R)
KANA(K-1ジム・シルバーウルフ/Krush女子-50kg王者)
ポリナ・ペトゥホーヴァ [Polina Petukhova](ロシア/チュヴァシ共和国キックボクシング協会)
◆プレリミナリーファイト
スーパー・フェザー級(-60kg) 3分3R
闘士(池袋BLUE DOG GYM)
覇家斗(K-1ジム・ウルフ)
ライト級(-62.5kg) 3分3R
原 翔大(極真拳武會さいたま中央)
近藤魁成(大成会館/K-1甲子園’17 -65kg優勝)
ウェルター級(-67.5kg) 3分3R
加藤虎於奈(TEAM TOP ZEROS)※バンゲリングベイ・スピリットから所属変更
瑠久(K-1 GYM横浜infinity/K-1甲子園’17 -65kg準優勝)※K-1ジムYOKOHAMA TEAM TORNADOから所属名変更
ライト級(-62.5kg) 3分3R
佐野純平(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1カレッジ’17 -65kg優勝)
松村英明(K-1ジム・シルバーウルフ/AbemaTV「格闘代理戦争」-65kgトーナメント優勝)
概要
大会名 K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K’FESTA.1~
日程 2018年3月21日(月/祝) 開場・11:00 本戦開始・13:00 (本戦開始前にプレリミナリーファイトを予定)
中継 AbemaTV、GAORA(生中継)
チケット料金 スタンドB席6,000円
※ロイヤルシート100,000円 アリーナSRS席50,000円 アリーナRS席30,000円 武尊応援シート30,000円&12,000円 スイートバルコニー18,000円 アリーナS席15,000円 スタンドS席12,000円 スタンドA席8,000円は完売
※当日券は各500円アップ ※小学生からチケットが必要
チケット発売 チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット、ディスクガレージ、後楽園ホール5F事務所、フィットネスショップ水道橋店、K-1.SHOP グッドルーザー(電話予約)03-6450-5470 K-1ジム各店補
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/
大会特設サイト https://www.k-1.co.jp/k-1wgp/kfes1/