K-1 3.21 さいたまスーパーアリーナ:郷州征宜、耳の聞こえない子供たちに“ミニK-1教室”。スーパー・フェザー級王座決定トーナメントの「準決勝、決勝は日本人とやりたい」
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
OGUNI-GYM(オグニジム)
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3月3日(土)東京・K-1ジム総本部にて、3月21日(水/祝)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ「K’FESTA.1」の[第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント]に出場する郷州征宜が公開練習を行った。いつもとは趣を変え、今回、郷州はいつも応援に来てくれる耳の聞こえない子供たちをジムに招待。K-1のパンチやキックを子供たちに教え、体験してもらう「ミニK-1教室」を開催した。(記事提供:K-1 JAPAN GROUP 公開練習写真:(C)M-1 Sports Media)
(※今回の公開練習の動画は字幕付きとなっている)
郷州は5人の子供たちに、まずは構え方からパンチの打ち方、キックの出し方を指導。これまで指導をした経験がほとんどない郷州は「これで分かりますかね?」と、やや戸惑う様子も見せたが、教えられた子供たちは思い思いにパンチや蹴りを繰り出していく。こうした体験が全く初めてという子もいたが、楽しそうにシャドーを行った。
次はリングに場所を移し、グローブを着けてのミット打ち。1人ずつ、郷州が持つミットにワンツーや蹴りを打っていくが、早くもコツを掴んだか、いい音をさせる子供も現れ、郷州も「うまい、うまい!」「お、強い!」と誉めながら受ける。短い時間ではあったが、子供たちは普段できない体験にテンションアップ。郷州も子供たちとの交流に、試合に向けての新たなパワーを得ていたようだ。
指導を終えて、「普段、指導するということがないので、教えることの難しさを感じました。同時に、どうしたら楽しんでもらえるかを考えながらやりました」と振り返る郷州。「将来は自分でジムを開いて、同じ境遇の人たちにも気軽に来てもらえるようにしたいので、指導ももっと上手になりたいですね」と語った。
あと3週間弱に迫ったさいたま大会。当初、小宮山工介とのスーパーファイトが予定されていた郷州は、カード変更によりスーパー・フェザー級王座決定トーナメントにエントリーすることになった。しかしこの変更にも「ベルトを獲るチャンスがもらえてうれしいです。トーナメントになってもやることは同じで、目的は試合に勝つこと。モチベーションは上がっています」と、トーナメントに向けて意欲を示した。
1回戦の相手となる初来日のティムール・ナドロフについては、「戦績もいいし、映像を見たらパワーもある。外国人との対戦は初めてで不安もありますが、絶対に勝つだけ。パンチで勝負? いろんな技を使って勝つだけですね」と、未知数の相手に若干の不安を見せつつも、自信のほどを口にした。ナドロフが「俺のパンチで郷州を凍らせる」と言っていることが伝えられると、「凍らされるってどんな感じなんですかね? じゃあ逆に、僕が彼を凍り付かせます」と、“逆凍結宣言”も飛び出した。
同じブロックには武尊もエントリーしているが、「武尊選手は全部外国人とやりたいと言ってましたが、僕は準決勝、決勝は全部日本人とやりたいです。日本人選手たちで勝ち上がって、このトーナメントを盛り上げたい」と、武尊との直接対決、そして“武尊越え”にも言及。となると決勝は……「小宮山選手には以前に負けていますし、今回、最初は対戦する予定だったので、決勝でそのカードが実現してリベンジもできたら最高ですね」と、昨年夏に交通事故現場での人命救助で時の人となった小宮山とのヒーロー対決への思いを語った。
郷州にとって、K-1でワンデー・トーナメントに1回戦から出場するのは初めての体験。「やったことがないので不安もありますが、平本蓮選手などの経験者に聞いて万全に備えようと思っています。早く決着できれば一番ですが、一戦一戦、ワンマッチのつもりで全力でやらないと足元をすくわれると思います。全力で勝ちに行くだけですね」と、バチバチ宣言。
今回、ジムに来てくれた子供たちも含め、当日は同じ境遇の子供たちもたくさん応援に訪れる。「絶対に優勝する姿を見せたい。今回は世界トーナメントなので、世界中の同じ境遇の人たちに夢や希望を与えたい」と、スケールアップした舞台で自らもより大きな夢を実現することを誓った。強豪ひしめく過酷なワンデー・トーナメントを、郷州は制することができるか!?
対戦カード
◆K-1 WORLD GP 第4代スーパー・フェザー級(-60kg)王座決定トーナメント
一回戦(1) 3分3R(延長1R)
卜部弘嵩(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元K-1 WORLD GP同級王者)
皇治(TEAM ONE/ISKA K-1ルール世界ライト級王者)※S.F.Kから所属変更
一回戦(2) 3分3R(延長1R)
小宮山工介(K-1ジム北斗会館/元RISE王者、BLADE FC -61kg JAPAN CUP ’14優勝)
スアレック・ルークカムイ(タイ/STURGIS新宿ジム/REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王者、元ラジャダムナン認定フェザー級7位)
一回戦(3) 3分3R(延長1R)
武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1 WORLD GPフェザー級(-57.5kg)王者)
スタウロス・エグザコスティディス(ギリシャ/ナソス/メジロジム/ISKA・WAKO・WKBC世界王者)
一回戦(4) 3分3R(延長1R)
郷州征宜(K-1ジム総本部チームペガサス/Krush -60kg王者)
ティムール・ナドロフ [Timur Nadrov](ロシア/Club Vympel/ロシアW5 -60kg級世界王者)
リザーブファイト 3分3R(延長1R)
横山 巧(リーブルロア/K-1甲子園’16 -60kg準優勝)
大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
準決勝(1) 一回戦(1)勝者 vs. 一回戦(2)勝者
準決勝(1) 3分3R(延長1R) 一回戦(3)勝者 vs. 一回戦(4)勝者
決勝 3分3R(延長1R)
◆ワンマッチ
K-1 WORLD GPライト級(-62.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
ウェイ・ルイ(中国/大東翔クラブ/CFP/王者)※2度目の防衛戦
卜部功也(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/挑戦者、元スーパー・フェザー級(-60kg)王者)
K-1 WORLD GPスーパー・ライト級(-65kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
野杁正明(K-1ジムEBISU/王者)※初防衛戦 ※K-1ジムEBISU小比類巻道場から所属表記変更
大和哲也(大和ジム/挑戦者、K-1 WORLD MAX 2010 -63kg日本トーナメント優勝、元WBCムエタイ世界スーパーライト級王者、ライオンファイト同級王者)
K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級(-55kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
武居由樹(POWER OF DREAM/王者)※初防衛戦
久保賢司(K-1ジム五反田チームキングス/挑戦者、元RISEバンタム級(55kg)王者、元NJKFフライ級王者
K-1 WORLD GPウェルター級(-67.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
久保優太(K-1ジム五反田チームキングス/王者)※初防衛戦
メルシック・バダザリアン(アルメニア/ムエタイ・アメリカジム/挑戦者、中国WLF -67kg級世界王者)
K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級(-70kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
チンギス・アラゾフ(ベラルーシ/グリディンジム/王者)※初防衛戦
日菜太(クロスポイント吉祥寺/挑戦者、REBELS 70kg級王者)
K-1 WORLD GPヘビー級タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
アントニオ・プラチバット(クロアチア/アメノジム/王者)※初防衛戦
ロエル・マナート(オランダ/メジロジム・アムステルダム/挑戦者)
スーパー・ライト級(-65kg) 3分3R(延長1R)
ゲーオ・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/元K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者)
平本 蓮(K-1ジム総本部チームペガサス/K-1 WORLD GP初代ライト級(-62.5kg)王座決定トーナメント’17準優勝)
ウェルター級(-67.5kg) 3分3R(延長1R)
城戸康裕(谷山ジム/元Krush -70kg王者)
イッサム・チャディッド [Issam Chadid](スペイン/RGファイターズ/メジロジム)
ウェルター級(-67.5kg) 3分3R(延長1R)
木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/K-1ジム五反田チームキングス)※Team Philip/GSA/WSRから所属変更
平山 迅(ROYAL KINGS)※センチャイムエタイジムから所属変更
スーパー・ライト級(-65kg) 3分3R(延長1R)
中澤 純(TEAM Aimhigh/Krush -65kg王者、元INNOVATION&MA日本ウェルター級王者)
左右田泰臣(K-1ジム・シルバーウルフ/元RISE王者)
スーパー・バンタム級(-55kg) 3分3R(延長1R)
軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス/Krush -53kg王者)
登坂 匠(HALEO TOP TEAM)
女子-50kg契約 3分3R(延長1R)
KANA(K-1ジム・シルバーウルフ/Krush女子-50kg王者)
ポリナ・ペトゥホーヴァ [Polina Petukhova](ロシア/チュヴァシ共和国キックボクシング協会)
◆プレリミナリーファイト
スーパー・フェザー級(-60kg) 3分3R
闘士(池袋BLUE DOG GYM)
覇家斗(K-1ジム・ウルフ)
ライト級(-62.5kg) 3分3R
原 翔大(極真拳武會さいたま中央)
近藤魁成(大成会館/K-1甲子園’17 -65kg優勝)
ウェルター級(-67.5kg) 3分3R
加藤虎於奈(TEAM TOP ZEROS)※バンゲリングベイ・スピリットから所属変更
瑠久(K-1 GYM横浜infinity/K-1甲子園’17 -65kg準優勝)※K-1ジムYOKOHAMA TEAM TORNADOから所属名変更
ライト級(-62.5kg) 3分3R
佐野純平(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1カレッジ’17 -65kg優勝)
松村英明(K-1ジム・シルバーウルフ/AbemaTV「格闘代理戦争」-65kgトーナメント優勝)
概要
大会名 K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K’FESTA.1~
日程 2018年3月21日(月/祝) 開場・11:00 本戦開始・13:00 (本戦開始前にプレリミナリーファイトを予定)
中継 AbemaTV、GAORA(生中継)
チケット料金 スタンドB席6,000円
※ロイヤルシート100,000円 アリーナSRS席50,000円 アリーナRS席30,000円 武尊応援シート30,000円&12,000円 スイートバルコニー18,000円 アリーナS席15,000円 スタンドS席12,000円 スタンドA席8,000円は完売
※当日券は各500円アップ ※小学生からチケットが必要
チケット発売 チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット、ディスクガレージ、後楽園ホール5F事務所、フィットネスショップ水道橋店、K-1.SHOP グッドルーザー(電話予約)03-6450-5470 K-1ジム各店補
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/
大会特設サイト https://www.k-1.co.jp/k-1wgp/kfes1/