K-1 3.21 さいたまスーパーアリーナ:空位のスーパー・フェザー級王座争いは8人1DAYトーナメントに。武尊×スタウロス、小宮山工介×スアレックほか決定。武尊「僕は逆境の時ほど強い」
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K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K’FESTA.1~(3月21日(月/祝) さいたまスーパーアリーナ)で、K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級(-60kg)王座決定戦トーナメントが行われることになった。同王座は大雅が所有していたが、所属するTRY HARD GYMとK-1 JAPAN GROUPと契約トラブルが発生し、2月3日に大雅の王座はく奪と防衛戦中止が発表されていた。既に決まっていたこの階級の試合もトーナメントに組み込まれたり、相手が変わる等している。
一回戦(1) 3分3R(延長1R) ※既報カードが移行
卜部弘嵩(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元K-1 WORLD GP同級王者)
皇治(TEAM ONE/ISKA K-1ルール世界ライト級王者)
一回戦(2) 3分3R(延長1R) ※小宮山の相手が郷州から変更
小宮山工介(K-1ジム北斗会館/元RISE王者、BLADE FC -61kg JAPAN CUP ’14優勝)
スアレック・ルークカムイ(タイ/STURGIS新宿ジム/REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王者、元ラジャダムナン認定フェザー級7位)
一回戦(3) 3分3R(延長1R) ※武尊の相手が大雅から変更
武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1 WORLD GPフェザー級(-57.5kg)王者)
スタウロス・エグザコスティディス(ギリシャ/ナソス/メジロジム/ISKA・WAKO・WKBC世界王者)
一回戦(4) 3分3R(延長1R) ※郷州の相手が小宮山から変更
郷州征宜(K-1ジム総本部チームペガサス/Krush -60kg王者)
ティムール・ナドロフ [Timur Nadrov](ロシア/Club Vympel/ロシアW5 -60kg級世界王者)
リザーブファイト 3分3R(延長1R) ※既報カードが移行
横山 巧(リーブルロア/K-1甲子園’16 -60kg準優勝)
大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
準決勝(1) 一回戦(1)勝者 vs. 一回戦(2)勝者
準決勝(1) 3分3R(延長1R) 一回戦(3)勝者 vs. 一回戦(4)勝者
決勝 3分3R(延長1R)
2月7日の記者会見で、武尊は「カードが変わってしまって一番に考えたのは、ファンの方がガッカリしてしまうのが一番悔しいことなので、それより、もっと面白いなと思ってもらうには、トーナメントしかないと思いました。トーナメント向きの練習はしていなくて、色々考えるところもありましたし、先輩(弘嵩)も出ますし、最初は『辞退したい』という話をしたんですけど、最高の大会がファンの皆さんは見たいと思うので、命を賭けて全力で戦いたいと思います。3試合ともKOします」と決意表明。「(大雅欠場で)こうなったのは許せないことがあって、SNSでもこの件について『コメントしろ』とか言われていたんですけど、もう終わったことなんで、今は最高の大会にすることしか考えていないです。この決まったトーナメントで最高の大会にして、K-1最高だと伝えます」「昔から僕はこういう逆境の時ほど強いんで、過去最強の武尊を見せられると思います」とも話し、気持ちを切り替えようとしていた。
一回戦の相手、スタウロスは昨年9月のK-1で初来日し、大雅に1R KO勝ち。11月大会では小宮山工介に判定負けしている。スタウロスについて武尊は「前の王者の大雅をKOで倒しているので、そこが一番のモチベーションですね」と話し、スタウロスの「武尊との試合が事実上の決勝戦」とのコメントを聞くと「僕もそのつもりで行きます。倒すことしか考えていません」と話した。
反対ブロックには、武尊が上京した当時から公私共に世話になっている先輩・弘嵩もエントリーしている。弘嵩はインフルエンザのため会見を欠席したが「(武尊と)弟同然に過ごして来たので、これも宿命なのかなと思いながら複雑な気持ちでいます」等とのコメントを寄せた。
決勝に上がって来て欲しい相手について質問されると、武尊は「向こうのブロックのヒロ君(=弘嵩)に勝ち上がってほしい気持ちもありますけど、世界トーナメントなので、ムエタイのスアレックにも興味があります」とコメント。弘嵩は意識しつつも、トーナメントのバリューアップにも気を掛けていた。
その弘嵩と一回戦で戦う皇治は「ヒロやん(=弘嵩)は俺とやる前に倒れてるねんけど、一回戦ボコボコにしてやろうって感じです。元々長く戦うの好きちゃうし、タケポン(武尊)とやるために決勝まで行くのめんどくさいなあ」と関西弁でボヤきつつ「K-1のベルトとか興味ないけど、K-1で一番調子こいてるタケポンに決勝に上がって来てもらわな困る」と挑発を繰り返す。これを聞いていた武尊は「皇治が色々言っているんですけど、絶対に決勝上がって来ないです。もしマグレで上がってきたらアゴの骨折ってやります」とエキサイト。この会見に出たことで、武尊は新たな発奮材料を見つけた様子だった。
小宮山と郷州はワンマッチで戦う予定だったが、トーナメントではそれぞれK-1初参戦の外国人との試合に変更となった。小宮山と戦うスアレックは在日タイ人で、翔・センチャイジム、雷電HIROAKI、前口太尊を圧倒し、昨年は潘隆成と引き分け、9月には梅野源治に判定負け。11月には鈴木真治を下しREBELSのタイトルを獲得すると、日本語で「日本の有名な誰かと試合したいです。K-1とか色々、これから行きます」とアピールし、さっそく念願がかなった。K-1ルールは初だが、パンチとローを主体としたアグレッシブなスタイルは以前からK-1向きと評されており、ゲーオ、ゴンナパーに続くムエタイ旋風に期待がかかる。郷州と戦うナドロフは戦績17戦16勝(7KO)1敗・23歳・身長165cm。昨年、元IT’S SHOWTIME王者・セルジオ・ヴィールセンをKOしている。
◆スアレック「K-1に参戦できてうれしいです。ムエタイがナンバーワンだと証明します。決勝は誰と戦っても構わないです。武尊選手の名前は知っていますが、(140戦の)僕に比べれば子供ぐらいの経験しかないと思うので、間違いなく自分が勝ちます」
◆小宮山「郷州選手とは決勝で戦えればと思います。スアレック選手も強そうなので頑張ります。決勝はヒーロー対決で郷州選手ですね」
◆郷州「高校野球で(東海大甲府の部員として)甲子園に出た時はベスト4でしたが、夢の舞台のK-1では絶対に優勝を勝ち取りたいです。他の日本人は強くて尊敬できる選手ばかりです。日本人同士でバチバチに打ち合ってK-1を盛り上げたいです。私は耳が聞こえませんが、私が勝つことで世界中の同じ境遇の子供たちに 夢を与えたいです」
◆大岩「(トーナメントのリザーブファイトという枠になり)自分は持ってるな、って思います。かなり気合入っています。あのチェーン巻いてた選手が一番面白かったなと思わせる試合にしたいです」
◆横山「3月の大会に出られることだけでも嬉しかったんですけど、リザーブファイトでプラスアルファがついてきたので、しっかり勝って次につなげたいです」
また、プレリミナリーファイト・ライト級(-62.5kg)・佐野純平(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1カレッジ’17 -65kg優勝)vs. 松村英明(K-1ジム・シルバーウルフ/AbemaTV「格闘代理戦争」-65kgトーナメント優勝)も決定している。
◆松村「前回のトーナメント決勝同様しっかり倒します。実績のある人たちを押しのけ、自分が一番になったので、彼らのためにもしっかり頑張りたいです。(松村を「格闘代理戦争」で推薦し今も指導している)魔裟斗さんは既に佐野選手の映像を見ていて、ローの防ぎ方も教えてもらっています」
◆佐野「松村選手との対戦が決まって、とてもうれしかったです。やってやるしかないなって思っています。K-1カレッジで優勝して、母校の桜美林大学からも祝福していただいたので、大学を背負う思いがあるので、負けられないです。相手の動画を見ましたが、パンチのある選手だと思うので、まずは足を殺して、そこから顔につなげたいです」
対戦カード
◆K-1 WORLD GP 第4代スーパー・フェザー級(-60kg)王座決定トーナメント
一回戦(1) 3分3R(延長1R)
卜部弘嵩(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元K-1 WORLD GP同級王者)
皇治(TEAM ONE/ISKA K-1ルール世界ライト級王者)※S.F.Kから所属変更
一回戦(2) 3分3R(延長1R)
小宮山工介(K-1ジム北斗会館/元RISE王者、BLADE FC -61kg JAPAN CUP ’14優勝)
スアレック・ルークカムイ(タイ/STURGIS新宿ジム/REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王者、元ラジャダムナン認定フェザー級7位)
一回戦(3) 3分3R(延長1R)
武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1 WORLD GPフェザー級(-57.5kg)王者)
スタウロス・エグザコスティディス(ギリシャ/ナソス/メジロジム/ISKA・WAKO・WKBC世界王者)
一回戦(4) 3分3R(延長1R)
郷州征宜(K-1ジム総本部チームペガサス/Krush -60kg王者)
ティムール・ナドロフ [Timur Nadrov](ロシア/Club Vympel/ロシアW5 -60kg級世界王者)
リザーブファイト 3分3R(延長1R)
横山 巧(リーブルロア/K-1甲子園’16 -60kg準優勝)
大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
準決勝(1) 一回戦(1)勝者 vs. 一回戦(2)勝者
準決勝(1) 3分3R(延長1R) 一回戦(3)勝者 vs. 一回戦(4)勝者
決勝 3分3R(延長1R)
◆ワンマッチ
K-1 WORLD GPライト級(-62.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
ウェイ・ルイ(中国/大東翔クラブ/CFP/王者)※2度目の防衛戦
卜部功也(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/挑戦者、元スーパー・フェザー級(-60kg)王者)
K-1 WORLD GPスーパー・ライト級(-65kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
野杁正明(K-1ジムEBISU/王者)※初防衛戦 ※K-1ジムEBISU小比類巻道場から所属表記変更
大和哲也(大和ジム/挑戦者、K-1 WORLD MAX 2010 -63kg日本トーナメント優勝、元WBCムエタイ世界スーパーライト級王者、ライオンファイト同級王者)
K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級(-55kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
武居由樹(POWER OF DREAM/王者)※初防衛戦
久保賢司(K-1ジム五反田チームキングス/挑戦者、元RISEバンタム級(55kg)王者、元NJKFフライ級王者
K-1 WORLD GPウェルター級(-67.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
久保優太(K-1ジム五反田チームキングス/王者)※初防衛戦
メルシック・バダザリアン(アルメニア/ムエタイ・アメリカジム/挑戦者、中国WLF -67kg級世界王者)
K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級(-70kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
チンギス・アラゾフ(ベラルーシ/グリディンジム/王者)※初防衛戦
日菜太(クロスポイント吉祥寺/挑戦者、REBELS 70kg級王者)
K-1 WORLD GPヘビー級タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
アントニオ・プラチバット(クロアチア/アメノジム/王者)※初防衛戦
ロエル・マナート(オランダ/メジロジム・アムステルダム/挑戦者)
スーパー・ライト級(-65kg) 3分3R(延長1R)
ゲーオ・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/元K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者)
平本 蓮(K-1ジム総本部チームペガサス/K-1 WORLD GP初代ライト級(-62.5kg)王座決定トーナメント’17準優勝)
ウェルター級(-67.5kg) 3分3R(延長1R)
城戸康裕(谷山ジム/元Krush -70kg王者)
イッサム・チャディッド [Issam Chadid](スペイン/RGファイターズ/メジロジム)
ウェルター級(-67.5kg) 3分3R(延長1R)
木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/K-1ジム五反田チームキングス)※Team Philip/GSA/WSRから所属変更
平山 迅(ROYAL KINGS)※センチャイムエタイジムから所属変更
スーパー・ライト級(-65kg) 3分3R(延長1R)
中澤 純(TEAM Aimhigh/Krush -65kg王者、元INNOVATION&MA日本ウェルター級王者)
左右田泰臣(K-1ジム・シルバーウルフ/元RISE王者)
スーパー・バンタム級(-55kg) 3分3R(延長1R)
軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス/Krush -53kg王者)
登坂 匠(HALEO TOP TEAM)
女子-50kg契約 3分3R(延長1R)
KANA(K-1ジム・シルバーウルフ/Krush女子-50kg王者)
ポリナ・ペトゥホーヴァ [Polina Petukhova](ロシア/チュヴァシ共和国キックボクシング協会)
◆プレリミナリーファイト
スーパー・フェザー級(-60kg) 3分3R
闘士(池袋BLUE DOG GYM)
覇家斗(K-1ジム・ウルフ)
ライト級(-62.5kg) 3分3R
原 翔大(極真拳武會さいたま中央)
近藤魁成(大成会館/K-1甲子園’17 -65kg優勝)
ウェルター級(-67.5kg) 3分3R
加藤虎於奈(TEAM TOP ZEROS)※バンゲリングベイ・スピリットから所属変更
瑠久(K-1 GYM横浜infinity/K-1甲子園’17 -65kg準優勝)※K-1ジムYOKOHAMA TEAM TORNADOから所属名変更
ライト級(-62.5kg) 3分3R
佐野純平(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1カレッジ’17 -65kg優勝)
松村英明(K-1ジム・シルバーウルフ/AbemaTV「格闘代理戦争」-65kgトーナメント優勝)
概要
大会正式名称 K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K’FESTA.1~
スケジュール 2018年3月21日(月/祝) 開場・11:00 本戦開始・13:00 (本戦開始前にプレリミナリーファイトを予定)
中継 AbemaTV、GAORA(生中継)
チケット料金 スタンドA席8,000円 スタンドB席6,000円
※ロイヤルシート100,000円 アリーナSRS席50,000円 アリーナRS席30,000円 武尊応援シート30,000円&12,000円 スイートバルコニー18,000円 アリーナS席15,000円 スタンドS席12,000円は完売
※大雅応援シートは払戻を受付。K-1公式サイト参照。2/16(金)到着分まで
※当日券は各500円アップ ※小学生からチケットが必要
チケット発売 チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット、ディスクガレージ、後楽園ホール5F事務所、フィットネスショップ水道橋店、K-1.SHOP グッドルーザー(電話予約)03-6450-5470 K-1ジム各店補
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/
大会特設サイト https://www.k-1.co.jp/k-1wgp/kfes1/