極真会館 4.20-21 武蔵野の森総合スポーツプラザ:秋の世界大会への切符を勝ち取るのは?20歳の南原健太・永吉美優ら意気込み語る
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国際空手道連盟 極真会館(館長/松井章奎)「2019 第36回全日本ウェイト制空手道選手権大会 / 2019 世界女子ウェイト制空手道選手権大会」(4月20日(土)21日(日)東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ)の記者会見が4月3日、本部直轄代官山道場で行われた。毎年春恒例の「国際親善空手道選手権大会」の中で行われる今大会。11月22日(金)~24日(日)に同会場で開催される、4年に1度の体重無差別の世界大会の予選も兼ねている。男子の全日本ウェイト制の各階級の優勝者・準優勝者には日本代表として世界大会出場権が与えられ、女子は今大会の結果が考慮される。世界大会を見据え、ロシア、カザフスタン、オーストラリア等海外からも多数の選手が参戦し、例年に増して過酷な争いが各階級で繰り広げられることになりそうだ。
階級は全日本ウェイト制(男子)が重量級(+90kg)、軽重量級(-90kg)、中量級(-80kg)、軽量級(-70kg)の4階級、世界女子ウェイト制が重量級(+65kg)、中量級(-65kg)、軽量級(-55kg)の3階級。昨年4月大会の男子重量級では南原健太(東京城北)が決勝でアントン・グリアエフ(ロシア)に敗れたが、今年も両者参戦し、決勝まで2人が進めば当たる構図となっている。19名中9名が外国人で、日本人にとっては過酷な戦いとなる。なお、昨年10月の体重無差別の全日本大会でベスト8に入った上田幹雄、鎌田翔平、荒田昇毅、髙橋佑汰の4選手は既に全世界大会の出場権を獲得している。
この日本人4強に続く実力者として期待されるのが20歳の南原(上写真)。日本人4強については「まだ差は感じますが、いずれ超えないといけない存在」と評し「今回は外国人が半数近くで、ここで負けるようでは世界大会でも活躍できないと思うので、全力で勝ち上がりたいです。過去の自分を超えられるよう、一日一日稽古を大切にしたいです」と意気込みを語った。決勝で当たる可能性のあるグリアエフについては「年も1個上でライバルだと思っています。3回戦って初めて戦った時は勝ちましたが、その後は2回連続で負けています。次に当たった時は勝つつもりで意識しています」と話した。
世界女子ウェイト制大会で特に注目されるのが、昨年10月の体重無差別の全日本女子大会で16年以来2度目の優勝を果たした20歳の永吉美優(城西世田谷東支部/上写真)だろう。「昨年の全日本大会では結果的に優勝できましたけど、反省の多く残る試合でした。対戦相手も反省点を突いて来ると思うので、反省を踏まえて練習をしてきました」「支部一丸で頑張りたいです。女子の無差別の世界大会で日本人はまだ優勝していないので、今回結果残して秋の世界大会に出場して優勝したいです」と意気込みを語った。
会見に出席した各選手の意気込みは以下の通り。
◆全日本ウェイト制大会 重量級 (写真左から西村、南原、星、山川)
西村界人(東京城北支部)「重量級は外国人が多数エントリーし、厳しいトーナメントですが、世界大会を見据えると、避けて通れない道だと思っています。学生時代はラグビーをやっていましたが、4年前に世界大会を見て、また空手をやろうと思ったので、世界大会に出たいです」
山川竜馬(東京城北支部)「外国人が多いトーナメントですが、優勝して日本代表をつかみ取りたいです。去年の全日本大会で荒田選手に当たらせてもらって、差を感じました。その差を埋めるための練習してきました。日本の4強に張り合える強さの外国人と今回戦えるので、彼らに勝って4強にも勝てるようにしたいです」
星龍之介(本部直轄浅草道場)「今大会は強豪外国人が多く出場しますが、優勝し、世界大会に出場したいです。4強との差はまだ歴然としてありますが、世界大会出場までに縮められればと思います」
◆全日本ウェイト制 軽重量級 (写真左から竹岡、安島、大澤)
安島喬平(茨城県常総支部)「前回(2015年)の世界大会は推薦枠で出させていただき、最初(2011年)に出た世界大会はウェイト制大会で優勝して出ることができました。3回目の今年も優勝して世界大会に出たいです。(30歳という年齢だと、4年に1度の世界大会で上を目指すラストチャンスという意識はありますか?)アキレス腱を断裂した後の前回の世界大会を集大成にするつもりでしたが、不完全燃焼だったので、ここまで続けてきて、今回がラストチャンスのつもりです。応援してくれる生徒や仲間に恩返しできる試合をしたいです」
竹岡拓哉(東京城西支部)「一つ一つ勝ちを重ねて優勝し、世界大会への切符をつかみたいです。(29歳という年齢だと、4年に1度の世界大会で上を目指すラストチャンスという意識はありますか?)ラストチャンスとは考えていませんが、もうこれからチャンスは多く訪れないと思うので、今ある空手しっかり出したいです」
大澤佳心(城西世田谷東支部)「優勝しか考えていません。やってきたこと信じて戦い、優勝して代表権を獲得したいです」
◆全日本ウェイト制 中量級 (写真左から亘、加賀、山上)
加賀健弘(東京城西)「世界大会の代表権を賭けた大事な試合です。100パーセントを出せるよう練習して優勝し、世界大会に臨みたいです」
山上大輝(東京城北)「去年の全日本大会で新人賞を獲得しましたが、チャレンジ精神を忘れず、今回優勝して、世界大会の代表権を必ず取りに行きます」
亘 和孝(東京城西)「今回は階級を上げての戦いで、強豪外国人もたくさん出ますが、その中で優勝して、世界大会への切符を勝ち取りたいです」
◆全日本ウェイト制 軽量級
奥寺勇輝(東京城西/上写真)「稽古してきたことを出し尽くして優勝したいです」
◆世界女子ウェイト制 軽量級
佐藤七海(城西国分寺支部/上写真左)今回は2連覇がかかっているので、気合を入れて去年以上に練習しています。無差別で優勝してこそ真の世界チャンピオンと言えると思うので、今回優勝し、11月の世界大会でも優勝したいです。
◆世界女子ウェイト制 軽量級
島田慧巳(本部直轄浅草道場/上写真右)私は中量級では体が小さい方で不器用ですが、だからこそ身につくことがあったと思うので、全力を出して優勝したいです。
大会概要
大会名 日本赤十字社 災害義援金チャリティー 2019国際親善空手道選手権大会(2019 第36回全日本ウェイト制空手道選手権大会、2019 世界女子ウェイト制空手道選手権大会 等を実施)
日時 2019年4月20日(土)・28日(日) 開場・AM 9:00(2日間とも)
会場 武蔵野の森 総合スポーツプラザ
チケット料金 無料
詳細 極真会館ホームページ http://www.kyokushinkaikan.org/ja/