K-1 WORLD GP 3.10 さいたまスーパーアリーナ:武尊、対ムエタイは「意識し過ぎず」。卜部兄弟・野杁正明・佐々木大蔵、KREST勢が公開練習
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
中野トイカツ道場
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K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K’FESTA.2~(3月10日(日) さいたまスーパーアリーナ)に出場するK-1 GYM SAGAMI-ONO KREST勢が2月28日、公開練習を行った。ラジャダムナン認定フェザー級王者・ヨーキッサダーを迎え撃つ武尊は、対ムエタイでの準備や心構えについてコメント。1月にKRESTに新加入した野杁正明に、卜部功也は「練習の考え方とか姿勢とか、どんどん質問しています」と話す。武尊・卜部兄弟は1月の海外での練習成果も日本に戻ってからの練習に取り入れており、新しい刺激がKREST勢をどう変え、相乗効果を生んでいるかも、K’FESTA.2の注目ポイントの一つとなりそうだ。
第19試合 日本vs世界・7対7 59kg契約 3分3R(延長1R)
武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級(60kg)王者)
ヨーキッサダー・ユッタチョンブリー[Yodkitsada Yuthchonburi](タイ/ユッタチョンブリージム/ラジャダムナン認定フェザー級王者、ルンピニー同級1位)
◆武尊
(ヨーキッサダーのムエタイ対策について)対ムエタイを意識し過ぎず、色んな格闘技をミックスすることを突き詰めています。いい感じでイメージできています。
(ヨーキッサダーは150戦戦って、今まで一度もKOされたことが無いことをアピールしています)倒されたことの無い選手を倒すのは、これ以上にないモチベーションですね。
(武尊選手がデビュー前、タイのムエタイの名門・ゲオサムリットジムで練習していましたが、そのジムを選んだ理由はあったのですか?)K-1ルールでパンチが活かせるジムだと思ったからですね。僕のフックの打ち方はアヌワットさん(ラジャダムナンの4階級を制覇したパンチの名手)に教えてもらいました。見えにくくて、当たったら効くフックです。
(1月にはアメリカのドゥエイン・ラドウィック、リョート・マチダらの元で練習していましたが、その成果は?)作戦とかは言えないですけど、空手とMMAとボクシングのジムに行って、使える技を研究して、帰って来てから2か月、追い込んで身に着けて来た感じです。
(対ムエタイで負けられない思いが強いですか?)僕が負けたらムエタイよりもK-1が下という評価になってしまうので、そうならないようにという思いが、いいプレッシャーになって練習できました。
(同じ日に違うところで(RISEの)ビッグマッチが行われることは意識しますか?)それは無いですね。格闘技全体が盛り上がればいいだけで、そっちはそっちで盛り上げてもらって、こっちは僕がメインを勝って締めて『K-1最高』だなと思ってもらえる興行にしたいです。
第14試合 日本vs世界・7対7 ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
野杁正明(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元スーパー・ライト級(65kg)王者)※K-1 GYM EBISU FREE HAWKから所属変更
ジョーダン・ピケオー(オランダ/マイクスジム/Krushスーパー・ウェルター級(70kg)王者)
◆野杁
(KRESTに移籍して初戦ということは意識しますか?)色んな選手がいる最強のジムで、負けるとジムの価値が下がることは意識しますけど、自分自身の戦いとしてはそこまで意識していないです。
(練習環境はどう変わりましたか?)環境はだいぶ変わりましたけど、好きなようにやらせてもらっているので、練習自体で特に変わったところはないですね。厳しい練習のおかげで、最高のコンディションが作れていると思います。
(ピケオーを想定した練習は?)渡辺雅和さん(KRESTの代表)と多少相談はしましたけど、ミット打ちで真似してもらってとかは無いですね。最近はあんまり相手の対策をしなくなりました。映像も全然見ていないですね。自分がどう動くかを重視しています。
(テーマは?)倒すことですね。細かいことじゃなく、とにかく倒して勝つ。
(ピケオーは70kgから体重を落として来ます)パワーはあるかもしれないですけど、あるんじゃないか、ぐらいにしか考えていないですね。
(同じ日の久保優太×城戸康裕のタイトルマッチは意識しますか?)タイトルマッチよりも僕たちの試合のほうが注目されていると思います。どっちがチャンピオンになっても、待っとけって感じです。
(その先はスーパー・ウェルター級も制覇したい?)チンギス・アラゾフが王座を返上しましたけど、同い年ですし、フランスで僕が2回試合した時、どっちにもアラゾフが同じ大会に出ていて、日本でも話しかけてくれるので、彼とは縁がある気がします。日本のK-1でやってみたいですね。
第11試合 K-1 WORLD GPフェザー級(57.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
村越優汰(湘南格闘クラブ/王者)※初防衛戦
卜部弘嵩(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/挑戦者、元スーパー・フェザー級王者)
◆弘嵩
(対村越で勝ち方にこだわりはありますか?)こだわりはないですね。無理に倒そうとはせず、理想としては自然と立っているのが一番かなと思います。蹴りの破壊力では驚かすことができるんじゃないですかね。
(1月に武尊と一緒にアメリカに練習に行きましたが、その成果は?)テクニックで面白い発見がありましたね。色々しっくり来ているので、試合でも使おうかなと思いますね。
(弘嵩選手もリョート・マチダも空手がベースですので、自身の空手を見直すことができた?)リョートさんは伝統派空手で、僕はフルコンタクト空手で、流派は違うんですけど、踏み込み、足の使い方、間合いが勉強になりました。僕も空手の時はやっていたんですけど、キックボクサーになってからは右の構えだけでやっていたのが、両方の構えを臨機応変に使う方法も教えてくれて、刺激になりました。
(これまでも話されていますが、弟の功也選手、後輩の武尊選手と同じ日にチャンピオンになりたい?)そうですね。僕もあと2か月ちょっとで30歳で、先もそう長くは無いと思いますし、3人みんなでハッピーで終われるチャンスもラストなんじゃないかと思います。
(奥さん(モデルの高橋ユウさん)にもベルトを見せたい)もちろんですね。奥さんが僕のK-1の試合を初めて見に来た時(大雅戦)、タイトルを失っているんですよ。同じさいたまスーパーアリーナでチャンピオンに戻るところを見せたいですね。練習で疲れていても(ユウさんの存在が)凄くモチベーションになります。
第6試合 K-1 WORLD GPライト級(62.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
卜部功也(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/王者)※初防衛戦
林 健太(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/FSG/挑戦者)
◆功也
(1月にタイとシンガポールで練習した成果は?)ここでずっと練習していて、疑問に感じていた点を直せたと思います。
(友人の野杁選手がKRESTに加入しました)KRESTに野杁正明という存在はデカいですね。練習の考え方とか姿勢とか、どんどん質問しています。元々、野杁正明は格闘技界でも特別な存在だったので、そういう選手が入って来て、新しいテクニックも考えも吸収できて、刺激になっていますね。
(同門の林選手が今回の相手ですが、彼はここ1年、FLY SKY GYMに練習拠点を移しています。12月の大阪大会の世界最強決定トーナメントで優勝した彼に、以前との違いを感じましたか?)ボクシングジムに行ったり、フィジカルトレーニングに行ったり、ムエタイを習ったことで、急激に伸びた感じがあります。以前は漠然と戦っていたイメージでしたけど、ちゃんと攻撃の散らし方もできていて、凄くレベルアップしていますね。今まで一緒に練習してきた健太のことはあんまりイメージせず、林健太という一人の選手と戦うイメージしか今は無いです。
(12月の会見の時は少し同門意識がありましたが、今は?)その意識は無いですね。試合に入り込めている感じです。
(兄の弘嵩選手も勝って、2人でベルトを巻きたい?)たぶんこれがラストチャンスになると思うので、自分にとって重要な一日になりそうです。
(一度敗れているゴンナパーとは?)またやりたいですね。しつこく追いかけて戦いたいっていう感情じゃ無く、単純に、あの頃の自分に比べて、いまの自分がどこまでできるか確認したい感じですかね。
(ほかに戦いたい選手は?)3月14日でデビューして10年になるので、勢いのある若い選手ともやってみたいですね。(12月にゴンナパーにも勝っている)篠原悠人選手もいいですね。
第10試合 スーパーファイト スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Krushライト級王者)
安保瑠輝也(team ALL-WIN)
◆佐々木
(瑠輝也選手は挑発的なコメントを繰り返しています)瑠輝也選手には瑠輝也選手なりの思いがあるんでしょうけど、特に何も思わないですね。
(どういう気持ちで戦いたい?)ゴンナパーに負けた時もゲーオに負けた時も、相手を美化しすぎて自分の本来のものを見失っていた部分がありました。前回のゲーオ戦から変わった姿を見せたいですね。結果も大事ですけど、「楽しむ」というテーマを大事にしたいです。
(瑠輝也のトリッキーな蹴り技対策は?)正明がKRESTに入って来て、瑠輝也を真似して動いてもらうこともあるので、不安は無いですね。でも、どんなに対策しても試合になってみないとわからない部分があるので、意識しすぎないようにしています。
(瑠輝也へのメッセージをお願いします)うーん、そこは無いですね。3月10日のリング上で表現しましょう。挑発したら面白いんでしょうけど、自分はそういうタイプじゃないんで。
対戦カード
第19試合 日本vs世界・7対7 59kg契約 3分3R(延長1R)
武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級(60kg)王者)
ヨーキッサダー・ユッタチョンブリー[Yodkitsada Yuthchonburi](タイ/ユッタチョンブリージム/ラジャダムナン認定フェザー級王者、ルンピニー同級1位)
第18試合 日本vs世界・7対7 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
皇治(TEAM ONE/ISKA K-1ルール世界ライト級(61kg)王者)
ヤン・サイコ[Jan Szajko](ドイツ/キックボックステンペル/ISKA K-1ルール世界スーパーフェザー級(59kg)王者)
第17試合 日本vs世界・7対7 68kg契約 3分3R(延長1R)
和島大海(月心会チーム侍)
木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/K-1ジム五反田チームキングス/Krushウェルター級(67.5kg)王者)
第16試合 日本vs世界・7対7 女子51kg契約 3分3R(延長1R)
KANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/Krush女子フライ級(50kg)王者)
ヨセフィン・ノットソン(スウェーデン/オールスターズ・トレーニングセンター/IFMA世界女子フライ級王者)
第15試合 日本vs世界・7対7 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
芦澤竜誠(K-1ジム総本部チームペガサス)
ホルヘ・バレラ(スペイン/チーム・ジーザス・カベロ/WKL世界フェザー級王者、ISKA K-1ルール欧州フェザー級王者)
第14試合 日本vs世界・7対7 ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
野杁正明(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元スーパー・ライト級(65kg)王者)※K-1 GYM EBISU FREE HAWKから所属変更
ジョーダン・ピケオー(オランダ/マイクスジム/Krushスーパー・ウェルター級(70kg)王者)
第13試合 日本vs世界・7対7 スーパー・バンタム級(55kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
武居由樹(POWER OF DREAM/K-1 WORLD GP王者)
アレックス・リーバス(スペイン/チーム・ジーザス・カベーロ)
~休憩(約10分)~
第12試合 K-1 WORLD GPウェルター級(67.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
久保優太(K-1ジム五反田チームキングス/王者)※初防衛戦
城戸康裕(谷山ジム/挑戦者)
第11試合 K-1 WORLD GPフェザー級(57.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
村越優汰(湘南格闘クラブ/王者)※初防衛戦
卜部弘嵩(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/挑戦者、元スーパー・フェザー級王者)
第10試合 スーパーファイト スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Krushライト級王者)
安保瑠輝也(team ALL-WIN)
第9試合 スーパーファイト スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
左右田泰臣(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/元RISE王者)
松花征也(リバーサルジム横浜グランドスラム/元シュートボクシング日本王者)※MASAYA改め。シーザージムから所属変更
第8試合 スーパーファイト スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
小宮山工介(K-1ジム北斗会館/元RISE王者)
郷州征宜(K-1ジム総本部チームペガサス/元Krush王者)
第7試合 スーパーファイト スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/元Krushバンタム級(53kg)王者)
玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス/元NJKFバンタム級王者)
~休憩(約10分)~
第6試合 K-1 WORLD GPライト級(62.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
卜部功也(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/王者)※初防衛戦
林 健太(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/FSG/挑戦者)
第5試合 K-1 WORLD GPクルーザー級(90kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
シナ・カリミアン(イラン/ウィラサクレック・フェアテックス・イラン/王者)※初防衛戦
加藤久輝(ALIVE/挑戦者)
第4試合 スーパーファイト ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
大沢文也(TANG TANG FIGHT CLUB)
篠原悠人(DURGA/元Krushスーパー・ライト級(65kg)王者)
第3試合 スーパーファイト ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/Krush王者)
リュウ・ウェイ(中国/深圳争途格闘クラブ/CFP)
第2試合 スーパーファイト ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
近藤魁成(大成会館/K-1甲子園-65kg ’17 ’18 優勝)
瑠久(K-1 GYM横浜infinity/K-1甲子園-65kg ’17 準優勝)
第1試合 スーパーファイト フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
小澤海斗(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/元Krush王者)※K-1 GYM EBISU FREE HAWKから所属変更
覇家斗(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)
~開会式(13:00)~
プレリミナリーファイト第4試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R
FUMIYA(ポゴナ・クラブジム)
中野滉太(POWER OF DREAM)
プレリミナリーファイト第3試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R
友尊(TEAM K)
川口拓真(K-1ジム総本部チームペガサス)
プレリミナリーファイト第2試合 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R
森坂 陸(エスジム)
黒田勇斗(隆拳塾)
プレリミナリーファイト第1試合 53kg契約 3分3R
璃明武[りあむ](K-1ジム総本部チームペガサス)
吏羅[りら](K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
概要
大会名 K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K’FESTA.2~
日時 2019年3月10日(日) 開場・11:00 プレリミナリーファイト開始・11:30 本戦開始・13:00 (第6・12試合の後に休憩)
会場 さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ
中継 AbemaTV(全試合生中継) GAORA(生中継 15:00~21:30)
チケット料金 ロイヤルシート(特典付き) 100,000円(前売分完売) アリーナSRS席 50,000円(前売分完売) アリーナRS席 30,000円(前売分完売) スイートバルコニー 18,000円(前売分完売) アリーナS席 15,000円(前売分完売) スタンドS席 12,000円(前売分完売) スタンドA席 8,000円(前売分完売) スタンドB席 6,000円 ※武尊応援シートは完売 ※当日券は各500円アップ ※小学生からチケットが必要
チケット発売所 チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット、K-1.SHOP、ディスクガレージ、後楽園ホール5F事務所、フィットネスショップ水道橋本店、グッドルーザー(03-6450-5470)、K-1ジム各店補
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/