RISE 11.17 両国国技館:引退戦の清水賢吾「自分の中でベストバウトにならないぐらい、速攻でマイティ・モーを倒す
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
センチャイムエタイジム
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Cygaems presents RISE 129(11月17日(土) 両国国技館)でののマイティ・モー戦がラストマッチとなる清水賢吾の直前インタビューが、RISEクリエーションから届いた。
――引退試合が近づいてきました。最終調整はいかがですか。
清水 今回最後の試合ということでしっかり準備して調整出来ています。対戦相手がマイティ・モー選手なのでモチベーションを保ったまま練習出来ているので凄くいい感じです。
――引退を決意したのはいつですか。
清水 今年初めぐらいには年内に引退しようと何となく決めていて、6月に(“Strek”バダ・)フェルダオス選手に1RKO負けしたことで決意が更に固まりました。自分の中で限界、これ以上やっても上がり目はないなと感じたので、6月が終わった時点で残り2試合やって引退しようと決めました。
――9月のフェルダオス選手との再戦ではRISEヘビー級タイトルを懸けてリベンジ&王座2度目の防衛にも成功しました。初対戦時と比べてフェルダオス選手の印象は違いました?
清水 正直強くなっていると感じました。向こうは若いですし、ちゃんと仕上げてきたんだなというのは序盤に感じました。
――初対戦時に清水選手は秒殺KO負けして、短いスパンでの再戦は正直厳しい相手だと思っていました。そこできっちりと勝った。現役続行の手応えはなかったのでしょうか。
清水 一度負けている相手ですが、以前の自分だったら、あのレベルの選手とやったらKO出来ていたと思います。再戦では5Rまで行ってギリギリの判定で勝ったことで、自分の中で改めて限界だと思ってしまいました。初対戦時、ファーストコンタクトで相手の攻撃の強さを感じられず、大丈夫だと思いましたが、倒されてしまったことで、打たれ弱くなったとも感じました。
――身体的に落ちていると感じることも多いのでしょうか。
清水 絶頂期と比べて躍動感、スピードが落ちました。あと練習の段階で以前よりも動きが悪いと感じます。練習が終わっても疲れは凄くありますし、どうしても練習量が少なくなり、自分でもいい動きが出来ていないとずっと感じていました。
――今回の相手モーについてはどういう印象がありますか。
清水 K-1全盛期に出ていた頃はとてつもない攻撃力、パンチを持っていましたよね。昔K-1が好きで良く見ていたので、その時の選手と戦えるなんて光栄ですし、気持ちが高ぶります。
――まさか対戦するとは思わなかったのでは?
清水 そうですね。モー選手がまだ現役だということも知らなかったので、オファーを聞いたときはビックリしました。今は韓国のROAD FCを主戦場にしてMMAファイターとして現役バリバリでやっているようですね。(下動画はROAD FCで戦うモー)
――最近のモー選手のMMAの試合も見て動きの確認もされたのでしょうか。
清水 僕は元々相手の映像を観ないので特に気にしていません。昔のモー選手のイメージで戦います。
――どういう試合になりそうですか。
清水 モー選手の一発が重いので、いかにもらわずに蹴りで削っていくかという戦いになるかと思います。
――期待している清水選手の逆転KO負けが見られないと。
清水 いつもの感じでパンチをもらうと逆転する前に終わってしまいますからね(笑)。最後は圧倒的な力を見せて勝ちたいと思います。
――選手生活でやり残したことはないですか?
清水 自分の中で悔いはないので、最後の最後で負けて悔いを残さないように、最後もきっちりと勝って終わらせたいですね。
――引退前にピーター・アーツ選手、ジェロム・レ・バンナ選手とやりたいとも言われていました。
清水 出来ればやりたかったですけど、モー選手もK-1のレジェンドファイターなので、やれるだけで光栄です。
――過去に対戦した選手で、もう一度やっておきたかった選手はいないですか?
清水 2回負けてしまった上原誠選手です。別の団体に行って引退してしまったので実現しないまま終わりました。(編集部注:上写真は13年3月17日の初代RISEライトヘビー級(90kg)王座決定戦で2度目の対戦をしたときの様子。判定1-2で上原が勝利した)
――34戦やられてベストバウトは何ですか。
清水 高萩(ツトム)選手とやって(2011年2月27日)、最後に右ハイキックでKOした試合ですね。それとルイス・モライス戦(2016年3月26日)ですね(下写真)。試合序盤で目の骨を折られてしまって、二重に見える状態のままずっと戦って最後まで粘って勝ち切ったのが自分の中で大きかったです。
――次のモー戦をベストバウトにしたいとは?
清水 自分の中でベストバウトにならないぐらい速攻で倒そうと思います(笑)。本当に一発ももらわずに倒します。
――それぐらい自信になる技も磨いていると。
清水 そうですね。当日を楽しみにしていて下さい。
――キック引退後は極真の方の選手生活は続けられるんでしょうか?
清水 指導者としては続けますが、7年前の第10回世界大会を最後にもう試合をしていません。
――RISEヘビー級戦線をずっと支えてきた清水選手が引退すれば、ヘビー級戦線は選手が育っていないので厳しい状況になりますね。
清水 若くていい選手が育ってくれれば良かったんですけどね。那須川選手をはじめ軽量級でいい選手がたくさん出てきているのでそこで盛り上げていってもらいたいです。
――極真の後輩でキック転向しても通用するような選手はいませんか?
清水 絶対に自分よりも強くなる可能性のある選手は何人もいます。もし本人がキック転向を希望すれば、自分が伝えられることを伝えて全力でサポートします。
――最後にファンにメッセージをお願いします。
清水 RISEに出場して12年。長い間、応援していただきありがとうございました。僕は引退しますが、これからもRISEの応援をよろしくお願いします。
■Cygames presents RISE129 イベント情報
☆前日公開計量のお知らせ
◆日 時:11月16日(金) 入場 11時45分 ~/計量開始 12時00分~
◆会 場:P.A.R.M.S(パセラリゾーツ AKIBA マルチエンターテインメント7F)
◆住 所:〒101-0021 東京都千代田区外神田1-1-10
◆交 通:JR秋葉原駅電気街口より徒歩3分
◆H P:https://www.pasela.co.jp/shop/akiba_multi/map/
◆ほ か:入場無料、計量後に記者会見を予定しています
☆大会当日のタイムスケジュール
・13:00~ 当日券発売開始
・14:00~ ロビー開場/グッズ購入可能
・15:00~ 客席開場
・15:10~ オープニングファイト開始
・15:30~ 本戦開始
☆一夜明け会見のお知らせ
◆日 時:11月18日(日) 入場 11時15分 ~/会見開始 11時30分~
◆会 場:第一ホテル両国・清澄の間
◆住 所:〒130-0015 東京都墨田区横網1-6-1-5F
◆交 通:都営地下鉄大江戸線 両国駅 A1出口直結
JR総武線両国駅東口・西口より徒歩約6分
◆H P:http://www.dh-ryogoku.com/access/index.html
◆ほ か:入場無料
対戦カード
第13試合 メインイベント RISE World Series 57kg契約 3分3R(延長1R)
那須川天心(TARGET/Cygames/RISE世界フェザー級(57.15kg)王者、ISKAオリエンタルルール世界バンタム級(55kg)王者)
内藤大樹(ストライキングジムAres/RISE DoA -57kgトーナメント2017優勝、元シュートボクシング日本スーパーバンタム級(55kg)王者)
第12試合 セミファイナル RISE World Series 59kg契約 3分3R(延長1R)
裕樹(ANCHOR GYM/RISEスーパーフェザー級(60kg)2位、元同級・ライト級・スーパーライト級王者)
ロッタン・ジットムアンノン(タイ/ルンピニー認定スーパーフェザー級1位、ラジャダムナン同級1位)
第11試合 清水賢吾 Final Match ヘビー級 3分3R(延長1R)
清水賢吾(極真会館/RISE&シュートボクシング日本ヘビー級王者)
マイティ・モー(米国/エリートMMAアカデミー/ROAD FC無差別級王者、K-1 WORLD GP 2007 in HAWAII 優勝)
第10試合 RISE World Series 57.5kg契約 3分3R(延長1R)
工藤政英(新宿レフティージム/RISEフェザー級(57.5kg)王者)
志朗(BeWELLキックボクシングジム/ISKAムエタイ世界バンタム級(55kg)王者)※KICK REVOLUTIONから所属表記変更
第9試合 体重調整中 3分3R(延長1R)
イ・ジン(韓国/2018 IKMFジュニアフェザー級王者)
篠塚辰樹(TEAM TEPPEN/RISEフェザー級(57.5kg)4位)
~休憩~
第8試合 第7代RISEバンタム級(55kg)王座決定戦 3分5R(無制限延長R)
鈴木真彦(山口道場/RISE 1位、WBCムエタイ日本バンタム級王者&ホーストカップ日本バンタム級(55kg)王者)
結城将人(TEAM TEPPEN/RISE 3位)
第7試合 第2代RISEウェルター級(67.5kg)王座決定戦 3分5R(無制限延長R)
“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館/RISEウェルター級(67.5kg)2位、J-NETWORKウェルター級王者、極真会館2018全日本ウェイト制軽量級(70kg)優勝)
渡部太基(TEAM TEPPEN/元WPMF日本ウェルター級&Krush -67kg王者)※ゴールデングローブから所属変更
第6試合 RISE World Series フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
イグナシオ・カプロンチ(アルゼンチン/ドージョー・セルピエンテ/RISEフェザー級(57.5kg)2位、WKN世界57kg級王者)
スアキム・PKセンチャイムエタイジム(タイ/PKセンチャイジム/プロムエタイ協会スーパーバンタム級王者、元ルンピニー&7ch王者)
第5試合 RISE World Series 64kg契約 3分3R(延長1R)
秀樹(新宿レフティージム/RISEライト級(63kg)2位、K-1 ULTIMATE VICTOR REVOLUTION FINAL -65kgトーナメント2017優勝)
パン・ジュヤン[Pan Jiayun](中国)
第4試合 66.5kg契約 3分3R
HIROYA(TRY HARD GYM/元Krushスーパー・ライト級(65kg)王者)
内村洋次郎(イングラム/パンクラス・フェザー級(65.8kg)12位)
第3試合 ライト級(63kg) 3分3R(延長1R)
北井智大(チームドラゴン/RISE 3位)
白鳥大珠(TEAM TEPPEN/RISE 4位、元WPMF日本スーパーフェザー級王者)
第2試合 女子46kg契約 3分3R
百花(魁塾/ミネルヴァ・アトム級王者)
那須川梨々(TEAM TEPPEN)
第1試合 女子47kg契約 3分3R
平岡 琴(TRY HARD GYM/極真会館2014全日本女子選手権軽量級優勝)
樋田智子(リアルディール)
オープニングファイト スーパーライト級(65kg) 3分3R
森香津眞(チームドラゴン/RISING ROOKIES CUP 2018スーパーライト級優勝、K-1カレッジ2016 65kg級優勝)
TAIRA(智恵塾/TeamS.A.C)
概要
大会名 Cygaems presents RISE 129
スケジュール 2018年11月17日(土) ロビー開場&物販開始・14:00 客席開場・15:00 オープニングファイト開始・15:10 本戦開始・15:30
中継 GYAO!(無料生配信) スカイA(Part1 12/14(金) 19~21時/Part2 12/22(土) 21~23時)
チケット料金 VIP席 50,000円(完売) SRS席 20,000円 RS席 10,000円(完売) マス席 9,000円(完売) 2階A席 8,000円(完売) 2階B席 7,000円 2階C席 5,000円(完売) ※当日券は各500円アップ。13時より販売 ※未就学児は保護者膝上に限り無料
チケット販売 チケットぴあ ローソンチケット イープラス CNプレイガイド キョードー東京
お問い合わせ RISEクリエーション 03-5319-1860 http://www.rise-rc.com/ http://www.facebook.com/rise2003/