ONE Championship 11.9 シンガポール:徳留一樹、緊急参戦。横田と朴光哲を下した20歳の新鋭と対戦。下石康太・上久保周哉も出場。AbemaTVで生中継
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ONE: HEART OF THE LION(11月9日(金) シンガポール・インドアスタジアム)に既報の下石康太(BLOWS)、上久保周哉(TRY.H studio)に続き、徳留一樹(パラエストラ八王子/パンクラス・ライト級7位・元王者)が参戦することになった。73kgのキャッチウェイトでクリスチャン・リー(シンガポール)と対戦する。大会の模様はAbemaTV 格闘チャンネルで19:00より生中継される。
パンクラスの元王者で、13~14年にはUFCでも4戦1勝3敗の経験もある徳留は、7月のクアラルンプール大会でONEに初参戦。元ONEフェザー級(70.3kg)王者のジャダンバ・ナラントンガラグの相手に抜擢されたが判定負けに終わっていた。10月26日のヤンゴン大会でONE 2戦目を行う予定だったが、対戦相手のエミリオ・ウルティアの負傷欠場で、試合が中止となっていた。
11月9日のシンガポール大会のメインイベントでは、地元の人気選手・アンジェラ・リーが、2階級制覇を目指し、1階級上の女子ストロー級王者・ション・ジンナン(中国)に挑戦する予定だったが、アンジェラが腰の負傷で欠場することが大会4日前の5日に発表された。バンタム級王者のビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル)と同級暫定王者のケビン・ベリンゴン(フィリピン)の王座統一戦がメインイベントに格上げとなると共に、アンジェラの穴埋めのような形で、アンジェラの弟・クリスチャン・リーと徳留の一戦が急きょ決まった。
クリスチャン×徳留は大会のセミメインイベントで、ジョルジオ・ペトロシアンよりも後という重要な位置に置かれ、徳留としては大きなアピールチャンスとなるが、ヤンゴンで戦う予定だったウルティアよりもクリスチャンは危険な相手だ。クリスチャンはシンガポールのイヴォルブMMAに所属する20歳。3年前にONEでプロデビューし9勝(5KO/4一本)3敗。去年12月に朴光哲(上動画)、今年3月に横田一則(下動画)に勝利し、5月にマーティン・ヌグエンのフェザー級王座に挑戦したが判定負けした。9月の上海でのエドゥアルド・ケリー戦も圧倒する展開だったが、1R中盤で反則負けとなっていた。今回はその無念を晴らすべく、また、姉の代役で大会を盛り上げるため、気合十分だろう。徳留もTwitterを見ると、10月26日の試合が無くなった後も、中身の濃い練習を続け、コンディションもバッチリな様子。既に徳留はシンガポール入りしている。
また、今大会と2日前の7日に行われる会見には、ONEと新たに契約したデメトリアス・ジョンソンとエディ・アルバレスの元UFC王者2人が来場することも発表されている。