シュートボクシング 4.11 後楽園ホール:山田彪太朗「ツインズで安本晴翔選手をハサミ打ちしていくストーリーを作る」×魁斗「安本選手はまたやらないといけない相手」

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SHOOT BOXING 2026 act.2(4月11日(土)後楽園ホール)で対戦する山田彪太朗と魁斗のインタビューがシュートボクシング(SB)協会から届いた。
第9試合 メインイベント 58kg契約 3分3R(無制限延長R)
山田彪太朗(シーザージム/SB日本フェザー級(57.5kg)王者)
魁斗(立志會館/SB日本フェザー級4位、HOOST CUP日本フェザー級王者)
山田ツインズの兄・彪太朗は昨年4月、過去1勝1敗の川上叶に判定勝ちしSB日本フェザー級王座を初防衛。8月にはタイ人のデウンに判定勝ち。11月のS-cupフェザー級(58kg)トーナメントでは一回戦でジョシュー・アブサロンに判定勝ち、準決勝でサタントンに判定勝ちしたが、消耗が激しく、決勝では安本晴翔に2Rに3ダウンを奪われTKO負け。連勝が12で止まり、優勝には届かなかった。
魁斗は23年8月には安本晴翔に判定勝ちした実績があり、昨年は4月大会でアンゲロス・ヤクミスに勝利し3連勝中だったが、6月のS-cupフェザー級前哨戦で山田ツインズの弟・虎矢太に1R TKO負け。11月のS-cupのリザーブマッチに出場し、ソエブ・ベンテビシュに1R TKO勝ち。今年2月大会ではフェザー級5位の内藤凌太に判定勝ちした。
山田彪太朗「ツインズで安本選手をハサミ打ちしていくようなストーリーを作っていきたい」
―― 昨年11月のS-cup世界フェザー級トーナメントは準優勝に終わりました。
彪太朗 正直言って、自分のやりたいパフォーマンスができなかったというか、試合前から自分の体と心がうまく噛み合わなかったところがあって、いろいろ反省や悔いが残る試合になってしまいました。
―― やはりプレッシャーも大きかったですか?
彪太朗 そうかもしれないですね。大舞台でベストパフォーマンスを出せなかったことは自分の弱さでもあるので、言い訳とかは何もないんですけど、今の状態でやれれば、もっと違った展開になったのかなとか、いろいろと思うところはあるので未だに悔しいですね。
―― 一回戦のフランスのジョシュー・アブサロン選手はタフなボディで結構スタミナをロスしたように見えました。
彪太朗 そうですね。アブサロン選手もだいぶ強かったです。打たれ強くて体も大きかったですよね。正直なところ、一回戦目が終わってめっちゃ疲れてしまい、なかなか回復がし切れない状態で準決勝に臨み、そこでさらに削られてしまった感じでした。
―― 準決勝のサタントン選手はムエタイのテクニシャンタイプだっただけにやりづらそうでした。
彪太朗 サタントン選手は攻撃力があるわけじゃないんですけど、絶妙に上手くて、なんとか僕が3R目の投げでシュートポイントを取ることができてギリギリ生き残ることができました。
―― 決勝戦までに6R戦っていて、スタミナやダメージはどうだったんですか?
彪太朗 決勝前はスタミナも疲労もありましたし、痛いところもあったんですけど、準決勝より逆に決勝戦の前の方がリラックスはできてたかなと思います。
―― 準決勝で虎矢太選手が安本晴翔選手に1RKO負けしてどういう心境だったんですか?
彪太朗 虎矢太と決勝戦で山田ツインズ対決することが目標でもあったので、『虎矢太が先に負けちゃったか……』と思ったんですけど『もうちょっと安本選手を削ってから負けてくれよ、もう1Rは粘ってくれよ』って(苦笑)。虎矢太が負けたショックはありましたが、すぐに気持ちを切り替えて決勝戦に臨んだんですけど、安本選手は間違いなく虎矢太に勝ってイケイケで来るだろうなとは思ってましたね。
―― 決勝戦前には虎矢太選手から何かアドバイスはあったんですか?
彪太朗 僕のコンディションがあまり良くないことを虎矢太は分かっていたので、それを含めて「こうした方がいいんじゃないか」「安本選手はあっちの足を痛めているぞ」といったアドバイスを踏まえて作戦を立てて臨みました。
―― 結果、キャリア初のKO負けでしたけど、今振り返ると?
彪太朗 完全に負けちゃいましたね。安本選手の勢いもすごかったですね。言い訳というか、負け惜しみと言われてもいいんですけど、実際、安本選手と戦いながらも、これは強い、これは勝てないなと思うような相手ではなかったんです。本当に自分がもうちょっといい動きができたら、何とかなっていたし、僕が勝っていたと思います。
―― トーナメントが終わって山田ツインズの2人はどういった過ごし方をしたんですか。
彪太朗 僕は結構ダメージがあったので、ガッツリ練習を休んでダメージ、体の疲労も抜いた期間を結構作ったんですけど、虎矢太はトーナメントで2試合やっても計2R分しかやってないので、「いつもの試合より俺は戦った時間は少ないんだ」と言って、ノーダメージだと言い張ってました(笑)。
―― 今までにないぐらい落ち込みもありました?
彪太朗 ヤバかったですね。プロキャリアで負けたのが4回目だったんですけど、この1敗はちょっと重みが違ったというか。安本選手が勝ってRISE勢が盛り上がっているのも正直ムカつくし、安本選手がベルトを巻いているのも悔しいし、トーナメントを振り返っても正直、僕が主役みたいなところはあったと思うので、ここを俺は取れなかったか……って結構落ち込みましたね。
―― 虎矢太選手とは、これからまた頑張っていこうといった掛け声はあったんですか?
彪太朗 ありましたね。負けちゃったのはしょうがないし、山田ツインズはこんなもんじゃないよねって。さらにいいストーリーができたと思って、ここから安本選手を二人でハサミ打ちしていくようなストーリーを作っていきたいと思っています。
―― では二人とも安本選手へのリベンジを目標に?
彪太朗 安本選手としては、S-cupを制覇してるからやりたくないと思ってるかもしれないので、二人でいろんな相手をバチバチに倒して目の前に踊り出てやろうかなと思ってます。RISEのリングに乗り込んででも追い込んでいきたいと思っていますが、海人選手の次のエースとして今後のSBを支えていくのは山田ツインズでありたいし、SBの大会を盛り上げるのも使命なので、そこを調整しながら全てを取り返したいですね。
―― 前回2月大会では笠原三兄弟がSBのリングを盛り上げたわけですけど、どう見てました?
彪太朗 すごい良い試合を笠原三兄弟がしてくれて、2026年にシュートボクシングの良い波が来てるので、ここでさらに波に乗れるようなそういう試合をしなきゃいけないなと思ってます。
―― 笠原三兄弟よりも盛り上げる自信は?
彪太朗 盛り上げたいですね。笠原兄弟が良い試合をしてくれたことで、めちゃめちゃいい刺激になってるので、ここで俺たちもっていう気持ちは強いですね。
―― 今回、再起戦の相手としては魁斗選手という難敵が用意されたわけですけど、意外にも初対決なんですね。
彪太朗 そうですね。昔から知ってる選手で、ディフェンスとかいろいろな技術が巧いなとずっと思っている選手なんで、そういうところを注意しています。ただ、虎矢太が去年に魁斗選手を1RKOしているので、どうしても比べられると思うんです。僕も1R目から倒しに行こうかなと思ってます。
―― 虎矢太選手から何かアドバイスはありました?
彪太朗 ありました。ここではまだ言えないんですけど、具体的なアドバイスもらって、今は虎矢太のアドバイスもしっかり聞きながら対策を立てている感じです。
―― では、虎矢太選手よりも短い時間で倒す可能性は?
彪太朗 虎矢太とはファイトスタイルが違うのですが、早いラウンドで倒します。いろんな作戦があるので楽しみにしてもらえれば。もちろん早くKOできるのは一番いいのですが、また違った虎矢太にはできない魅せ方も見せていきたいなと思っています。
―― 魁斗選手を研究する上で、虎矢太すげえなって思うことはありました?
彪太朗 ありましたね。なんであれで倒せるんだろうとか。虎矢太は僕が持ってないものを持ってるので、虎矢太だからこそ倒せたところは正直あると思いますね。魁斗選手は魁斗選手で、山田ツインズ2人に揃って負けるわけにはいかないと思っていると思います。しかも僕は今チャンピオンじゃないですか。僕は別にタイトルを懸けても良かったんですけど、ここで僕を倒せば次は絶対タイトルマッチになるなと思ってると思うので、めちゃめちゃ気合いは入ってると思いますよ。
―― 安本選手に勝っている魁斗選手だけに、安本選手へのリベンジに向けてもいいアピ―ルになると思いますか?
彪太朗 そうですね。ここで外国人選手とやるより、実力が分かりやすい日本人選手と決まったのは僕の中ではいいカードだな思います。今回、僕がメインなのでド派手なインパクトを残したいなと思っています。
―― SBエースの座も狙えますか?
彪太朗 もちろん狙っていきます。やっぱり彪太朗は凄いな。次を任せられるなって。いろんな試合内容、パフォーマンスもいろいろ含めて、2026年は意識を変えていこうかなと思ってます。
―― 今年はどういった戦いをしていきたいですか。
彪太朗 2026年は人のために戦いたいですね。これからも自分のために戦うんですけど、やっぱり人のために戦うことによって、もう一歩踏み出せるというか、自分一人じゃ出せないパワーが出せるなとこの前のS-cupで思ったので、そういったところを見せていきたいですね。感動するような試合を見せていきます。まずは、次の再起戦。今までの山田彪太朗ではない、真・山田彪太朗を見せたいと思っているので、ぜひ楽しみにしていてください。
魁斗「安本選手はまたやらないといけない相手」
―― 前回2月に対戦した内藤凌太選手は戦前の予想通り、タフな相手でしたね。
魁斗 前回の試合前は最後の調整があまり上手くいかなくて、1R目に調子がおかしいなと思って試合中にガス欠したことで思うような動きができませんでした。
―― 最後の調整が上手くいかなかったというのは、減量の調整で失敗したんですか?
魁斗 そうですね。いつも水抜きはそんなに大きな幅でしないんですけど、それで最後の調整がうまくいかず、ちょっとしんどかったなと。でもそれ以上に、内藤選手の何が何でも勝つという気持ちや執念が強かったと思いました。
―― 今回、同階級の現チャンピオンの山田彪太朗選手と対戦することになりました。
魁斗 ここで勝てばタイトルマッチまで行けると僕は思っていて、僕にとってはメリットしかない試合かなと。彪太朗選手にとっては僕に勝っても特に何もない試合だと思うんですけど、今、SBのランカーたちが安本晴翔選手に負けてしまっている中で僕だけが安本選手に勝っている状況なので、僕に勝てば安本選手に向けてもいいアピ―ルになるんじゃないかなと思ってます。
―― 彪太朗選手には選手としてどういった印象がありますか。
魁斗 兄弟で喋るのは上手だなとは思ってます(笑)。トークでは僕は圧倒的に負けてるなと。ファイターとしての印象は強いと思いますけど、僕が勝ちます。弟の虎矢太選手とやって僕がKO負けしていることで、対策は十分に立ててくると思うんですけど、そんな長い時間も戦ってないし、参考にする試合にならなかったと思うので、特に気にしてないです。
―― 彪太朗選手のどの辺りに強さを感じるんですか。
魁斗 昨年のS-cupの試合とかも見たんですけど、虎矢太選手は倒せる選手で、彪太朗選手は巧くて、まとめるのが上手な印象があります。双子とはいえ、人間が違うので弟とは全く別の選手が来ると思っていて、彪太朗選手は別に相性が悪い相手ではないと思っているので、全てを飲み込みにいく気迫で攻めたいですね。
―― 彪太朗選手が言うには、魁斗選手は山田ツインズ2人に揃って負けるわけにはいかないのでかなりの意気込みで来るんじゃないかと。
魁斗 そうですね。山田兄弟というよりも、そもそも誰にも負けたくないので絶対に勝ちにいきます。勝って彪太朗選手のタイトルも次に狙いたいですね。昨年6月に虎矢太選手にキャリア初のKO負けしたことはかなり悔しいですし、負けた相手には全員にリベンジしたいのでタイトルを獲ってからもう一回やり返しにいきます。今、SBのフェザー級は山田ツインズがやっぱり中心になってると思うので、僕がしっかり上にいってそのイメージも崩したいとも思ってます。
―― 海人選手がSBを卒業して、同じ名前の魁斗選手としてはどうSBを盛り上げていきたいですか。
魁斗 海人君はSBだけでなく、70kgという階級の立ち技界の中心に立っています。僕も団体内だけにとどまらず、国内のフェザー級を盛り上げていけるような中心に立っていく人物になりたいと思っているので、そこを目指してやっていきます。今のフェザー級といったら安本選手なので、そこの位置に僕も上がっていかないといけないと思っていて、まずはSBのタイトルを獲って、そこから以前のように他団体のリングにも積極的に出て、強さを見せていきたいですね。
―― 安本選手に勝てるのは俺しかいないという自信もありますか?
魁斗 相性的には、一番僕が行けるんじゃないかなとは思ってます。僕がフェザー級最強だと証明するためには、安本選手はまたやらないといけない相手だと思ってますし、もう一回やってまた勝ちたいですね。まずは次の彪太朗戦で必ず勝ってタイトルマッチにつなげます!
対戦カード
第9試合 メインイベント 58kg契約 3分3R(無制限延長R)
山田彪太朗(シーザージム/SB日本フェザー級(57.5kg)王者)
魁斗(立志會館/SB日本フェザー級4位、HOOST CUP日本フェザー級王者)
第8試合 セミファイナル 58kg契約 3分3R(無制限延長R)
山田虎矢太(シーザージム/SB日本フェザー級(57.5kg)3位、元SB日本スーパーバンタム級(55kg)王者)
ペク・ソンボム(韓国/チームホン/韓国キックボクシング58kg級王者)
第7試合 シュートボクシング日本ライト級(62.5kg)王座決定戦 3分5R(無制限延長R)
手塚翔太(Sublime guys・GONG-GYM坂戸/1位)
基山幹太(BELLWOOD FIGHT TEAM/3位)
第6試合 スーパーウェルター級(70kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(無制限延長R)
都木航佑(キャピタルレイズ fighting GlaNz/SB日本スーパーウェルター級王者)
吉瀧 光(KING LEO/DEEP☆KICK 65kg 1位)
第5試合 56kg契約 3分3R(無制限延長R)
笠原直希(シーザージム/SB日本スーパーバンタム級(55kg)王者)
ジュン・スンジュン(韓国/Kookje University/韓国キックボクシング55kg級王者)
第4試合 オープンフィンガーグローブマッチ(肘有り) スーパーライト級(65kg) 3分3R(無制限延長R)
樋沼朝光(RIKI GYM)
山口裕人(道化倶楽部/元WPMF世界スーパーライト級暫定王者)
第3試合 52kg契約 3分3R(無制限延長R)
片山 魁(TEAM FOREST/SB日本バンタム級(52.5kg)1位)
サンチャイ・TEPPENGYM(タイ/TEAM TEPPEN/元ラジャダムナン認定ミニマム級王者)
第2試合 スーパーバンタム級(55kg) 3分3R(無制限延長R)
野村勇人(GONG-GYM坂戸/SB日本スーパーバンタム級4位)
濱田 海(TIA辻道場)
第1試合 オープンフィンガーグローブマッチ 61kg契約 3分3R(無制限延長R)
梅原規祥(リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)
工藤悠矢(秀晃道場/アマチュアSB 2025-60kg全日本王者)
概要
大会名 SHOOT BOXING 2026 act.2
日時 2026年4月11日(土)開場・17:00 オープニングファイト開始・未定 本戦開始・17:30
会場 後楽園ホール
中継 U-NEXT(2,189円/月)
チケット料金 VIP席 20,000円 SRS席 15,000円 RS席 10,000円 S席 7,000円 A席 5,000円 ※当日券は各500円UP ※小中学生シート2,000円を当日のみ販売予定(前売券完売の場合は販売中止)
チケット販売 チケットぴあ イープラス
お問い合わせ シュートボクシング協会 03-3843-1212 https://shootboxing.org/










