シュートボクシング新設の賞金100万円「ベストアート賞」投げ・ダウンの応酬制した風間大輝が獲得
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シュートボクシング 4月12日 後楽園ホール大会での「ベストアート賞」に風間大輝が選出され、賞金100万円を獲得した。
ベストアート賞は、シュートボクシング(SB)協会・緒形健一代表が「格闘技はメンタル・フィジカル・テクニック・人生・命・魂、そのすべてを極限の精神状態で全身全霊をかけてぶつけ合い、高め合い、戦いが終われば心を通じて分かり合えるアート。そのアートを通じて世界中に夢や勇気や感動を伝えることが格闘家の使命」という想いで制定した賞で、1選手が選ばれる。今大会で新たに制定され、各大会ごとに選考が行われ、次回は6月22日の後楽園ホール大会が対象となる。(※ベストアート賞にふさわしい試合がない場合は選出なし)
第8試合 スーパーウェルター級(70kg) 3分3R(無制限延長R)
○風間大輝(橋本道場/SB日本スーパーウェルター級4位)
×竜也[たつや](CRISS-CROSS/SB日本ウェルター級(67.5kg)1位)
判定3-0 (平27-24/野畑27-25/津山26-25)
試合は1R終了間際、風間が右ストレートでダウンを奪う。2R、竜也が右ストレートでダウンを奪い返すが、その後、風間が右ストレートでダウンを奪い返す。3R、竜也が前方への投げでシュートポイント1を獲得し、さらにギロチンチョークでキャッチポイント1も獲得し、ポイントをイーブンとする。風間が首投げでシュートポイント1を奪い返し、点差を広げ終了。打撃だけでなく、SBルールで許される投げ技・関節技でも一進一退の攻防が繰り広げられ、シーザー武志SB協会会長も試合終了後、笑顔で拍手し、大会後の総括でも「一番シュートボクシングらしいのは風間と竜也。あれはお互いにすごい試合でしたね」と両者を称えていた。
選考の結果、勝者の風間がベストアート賞に選ばれた。風間はXに「今回、ベストアート賞を頂けて光栄です!俺が出場する大会は毎回取る気で行くんで今後もこの賞に恥じない試合をしていきます。この度はシュートボクシング協会様、師範はじめとする橋本道場の皆様、練習仲間、応援してくださった方々、全てに感謝します。ありがとうございました」と喜びと感謝のコメントを記している。
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