シュートボクシング 6.23 後楽園ホール:海人、中島弘貴との69kg肘無し戦は「ザカリア、チャムアトーン、チャドへのリベンジのためにも必要なこと」
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6月23日(日)東京・後楽園ホールにて開催されるシリーズ第三戦『SHOOT BOXING 2019 act.3』のメインイベントで第3代Krush-70kg級王者・中島弘貴(バンゲリングベイ・スピリット)と対戦するS-cup2018世界王者・海人(TEAM F.O.D)。4月のチャド・コリンズ戦で敗れ、今回の再起戦で海人はどのような戦い方を見せてくれるか。ヒジ打ちなし、69.0kg契約の試合に臨む理由とは!?(記事提供:シュートボクシング協会)
――まずは前回4月のチャド・コリンズ戦を振り返っていただきたいと思います。結果は判定負けでしたが、今ご自身ではどのように捉えてますか。
「全てのラウンドでポイントを相手に取られていたと思います。チャドは世界的に活躍されている選手だけあって強かったですね」
――敗因は何でしょう。
「僕の戦いで一番重要なことは攻撃のリズムを作ることなんです。それを作らせてもらえなかったことがいけなかったですね。今は自分のリズムで戦えるように、練習ではそこを重点的に意識しながらやっています」
――逆にご自身で手応えのあった攻撃はありました?
「返しのボディ打ち、ヒジ打ちは手応えがあったので、自分の技術などが足りなかったというわけではなかったと思います。ザカリア、チャムアトーン、チャドと3人もリベンジしなければいけない相手がいますが、いつでもリベンジマッチをやらせていただけるのであれば、順番にこだわわりはないです」
――次やればチャドに勝てるという手応えも感じたのでしょうか。
「負けてしまいましたが、勝てない相手ではないと思いました。チャドに限らず全員に勝つ自信はあります。チャド戦で頭をカットしたので対人練習は試合後2週間はやっていないのですが、2日後から走ったり、ミット打ちなどをして動き始めました」
――練習をすぐに再開するぐらい悔しさがあったと。
「そうですね。頭のカット以外のダメージは特になかったですし、休んでしまうとその悔しさで落ち込んでしまうので、すぐにでも練習してチャド戦で得たこと、身体で覚えていることを確認するために動きました」
――試合映像は見られました?
「何度も見て、自分のダメなところは気付けましたし、僕のヒジに対する防御、避け方などチャドの良いところもわかり、そういう技術も学ばせてもらったのでこれからパクっていこうと思いました」
――今回再起戦が決まり、他団体の上の階級、70kg級戦線で活躍していた中島選手が相手となりました。
「色んな団体で活躍していて、凄いメンバーが揃ったトーナメント(K-1 WORLD MAX 2010 -70kg Japan Tournament)で準優勝するなどの実績もあって、有名な選手なので以前から知っていた選手です。僕は体重を上げても67.5kgぐらいで中島選手は70kgの選手なので、今までに対戦は意識したことはないです。最初オファーを聞いた時は、まさかやるとは思っていなかったので驚いたのですが、やりたいと思ったのでお願いしました」
――2018年7月のRIZINでのウザ強ヨシヤ戦の時は70.0kg契約でしたが、今回は69.0kg契約となりました。
「70.0kgでやった時は相手選手も僕も大会開催ギリギリのところでのオファーだったので仕方なく70.0kg契約でやりました。今回は70.0kgの適正体重でやっている選手でパワー、体格差などが違ってくるのでそこは警戒しないといけないと思ってます。でもそこをいなせるテクニックが僕にはあるので対応していきます」
――現チャンピオンが対戦相手の階級に体重を合わせる例はほとんどないですよね。普段は65.0kgが適正体重の海人選手が、なぜここで体重を上げた試合に臨むのでしょう。
「中島選手が相手だから、というのが一番大きいです。あと、僕は65.0kgでとどまって試合をするつもりもないので、僕がやりたい相手であれば70.0kgでも挑戦したいと思っていますし、他団体で活躍していた元チャンピオンとSBのリングでやれるというのは僕にとってもいい挑戦になります。上の階級の選手の圧力への対応力は、3人へのリベンジのためにも必要なことでもありますし」
――今回は海人選手が得意とするヒジ攻撃が認められないルールになりました。
「それは特に問題はないですね。中島選手はずっとヒジ攻撃なしで戦ってきていますし、相手の土俵で勝つ方が僕の名前を上げられます。先々にザカリアとの再戦が組まれることがあれば、相手の希望を受けてヒジなしルールになる可能性も高いわけであって、僕はそこも見据えています。ちなみに練習では今はヒジを封印してやっています」
――ファンにメッセージをお願いします。
「4月大会では不甲斐ない姿を見せてしまったので6月大会ではメインイベンターらしくしっかり締めるので見ていて下さい」
対戦カード
第10試合 69kg契約 3分5R(無制限延長R)
海人(TEAM F.O.D/S-cup 65kg世界トーナメント2018優勝・SB日本スーパーライト級(65kg)王者)
中島弘貴(バンゲリングベイ・スピリット/元K-1 KRUSH FIGHTスーパー・ウェルター級(70kg)王者)
第9試合 59kg契約 3分3R(無制限延長R)
笠原弘希(シーザージム/SB日本フェザー級(57.5kg)王者)
内藤大樹(BELLWOOD FIGHT TEAM/SB日本フェザー級1位、元SB日本スーパーバンタム級(55kg)王者、RISE DoA -57kgトーナメント2017優勝)※ストライキングジムAresから所属変更
第8試合 63kg契約 3分3R(無制限延長R)
西岡蓮太(龍生塾/SB日本ライト級(62.5kg)王者)
増井侑輝(真樹ジムAICHI/MA日本ライト級4位)
第7試合 56kg契約(肘有り) 3分3R(無制限延長R)
笠原友希(シーザージム/SB日本スーパーバンタム級(55kg)1位)
小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺/WPMF世界スーパーバンタム級王者、ISKA K-1ルール世界バンタム級(55kg)王者)
第6試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(無制限延長R)
村田聖明(シーザージム/SB日本ライト級1位、元SB日本スーパーフェザー級(60kg)王者)
町田 光(橋本道場/WPMF世界スーパーフェザー級王者)
第5試合 63kg契約 3分3R(無制限延長R)
上田一哉(シーザージム新小岩/SB日本スーパーフェザー級(60kg)1位)
北井智大(チームドラゴン/RISEライト級(63kg)2位)
第4試合 ヘビー級 3分3R(無制限延長R)
斐也(チームドラゴン)
山田二世(IRON Boxing Gym)
第3試合 68.5kg契約 3分3R(無制限延長R)
村田義光(シーザージム)
鳥居 剛(夕月堂本舗)
第2試合 女子66kg契約 3分3R(無制限延長R)
未奈(秀晃道場/SB日本女子ライト級(63kg)1位)
キム・ジュヒョン(韓国/Ace gym)
第1試合 女子ミニマム級(48kg) 3分3R(無制限延長R)
MISAKI(グラップリングシュートボクサーズ/SB日本女子1位、元J-GIRLS王者)
パク・ユジン(韓国/MAX FCフライ級王者)
概要
大会名 SHOOT BOXING 2019 act.3
日時 2019年6月23日(日)開場・17:15 開始・17:30
会場 後楽園ホール
中継 AbemaTV
チケット料金 VIP席30,000円(完売) RRS席15,000円(完売) RS席10,000円 S席7,000円 A席5,000円 立見4,000円 ※当日券は各¥500UP ※U-18チケット1000円(18歳以下限定。要身分証提示)も当日販売
チケット販売 チケットぴあ イープラス 後楽園ホール シュートボクシング公式ネットショップ
お問い合わせ シュートボクシング協会 03-3843-1212 https://shootboxing.org/