修斗 1.19 後楽園:新井丈が休養のフライ級で関口祐冬×安芸柊斗の暫定王者決定戦|新井はストロー級王座返上し12.29 大阪で田上こゆる×旭那拳の王者決定戦
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
リバーサルジム久喜WINGS
未経験者でも大丈夫!様々な年代の方がキック 柔術 MMA等を楽しくトレーニング!今なら入会金等無料!
新井丈(和術慧舟會HEARTS/修斗世界フライ級&ストロー級王者)がフライ級に専念するためストロー級王座を返上し、12月29日の大阪・GORILLA HALL大会で、田上こゆる(BLOWS/世界1位)と旭那拳(THE BLACKBELT JAPAN/2位)による第11代王者決定戦が行われることになった。5月の後楽園大会で両者が対戦し、田上が1R右ストレートからのパウンドでKO勝ちしており、両者試合を挟まず再戦する。
また、新井はフライ級王座も防衛できないことから、来年2024年1月19日の東京・後楽園ホール大会で関口祐冬(修斗GYM東京/世界1位)と安芸柊斗(MMA Zジム/世界2位)により暫定王者決定戦が行われる。
新井は昨年11月29日の後楽園大会での第9代フライ級チャンピオン決定戦で山内渉に3R KO勝ち。その後はRIZINで2戦し、昨年大晦日大会でヒロヤに2R TKO負けし、今年9月にはエンカジムーロ・ズールーに1R TKO負けしている。
プロ修斗のルールでは「チャンピオンはタイトル獲得後、原則として以後1年内毎にランキング1位の者と指名試合(防衛戦)を行わなければならない。1位の者が出場出来ない場合は、ISC、ならびにJSAはランキング上位の者から順次適確者を指名する。チャンピオンが正当な理由なくこれを履行しない場合、タイトルは剥奪され空位となる。正当な理由がある場合、当該階級において暫定王者が認定試合により決定される。その場合、正規王者は暫定王者のタイトル獲得後、原則として以後180日以内に王座統一戦を行わなければならない。正規王者が正当な理由なくこれを履行しない場合、タイトルは剥奪され暫定王者がチャンピオンとなる」と王座戦について決められている。
新井の戴冠から1年と1日経過した11月30日の後楽園大会で、プロ修斗を主催するサステインの広報の北森代紀氏は「新井選手の体調面を考慮いたしまして、年明けの開幕戦で暫定王者決定戦を行う運びとなりました」と説明し、1位の関口と2位の安芸による暫定王者決定戦を発表した。
ケージに登場した安芸は「みんなには『ホンマにこのカード?』と思われるかもしれないんですけど、関係ないんで、自分がベルトを巻いて、チャンピオンへの挑戦権をもらって、そこでも勝って統一したいです」と話した。
対する関口は「安芸君は尊敬する先輩・猿丸ジュンジと同じ弟子だと思っているから本当はやりたくないです」と話しつつ、「新井君は過去に箕輪ひろば選手が返上しないときに噛みついて煽り倒していたのを覚えています。なんで返上しないのか(サステインの)坂本(一弘)代表や北森さんに聞くんですけど、本人の口から聞きたいです」と、新井に呼びかけた。
するとケージに登場した新井は「正直、俺が決めることじゃないから、俺に聞かれてもってところではあるけど、修斗に愛がなければここに立ってないし、修斗にお前には用がないと言われたらもちろん従うまでなんだけど、修斗が暫定王者(決定戦)を組んだってのは、安芸柊斗と関口じゃまだ荷が重いってことじゃないですか」と説明し、立場の違いを強調した。
関口は「ニュアンス的には多分、新井君がやりたくないとかじゃなく、上の人から色んなコミュニケーションがあったのかなと思う。新井君は安芸君も自分も倒しているんで、自分らのことを弱いと思っているし、流れとしてここで暫定取って、新井君にもう一回挑戦するのが一番いいと思いました。本人の口から返上しない理由を聞けてスッキリはしたので、しっかり暫定取って新井君に挑戦したいです」と語り、今回の処遇を了承した。
新井は再びマイクを持つと「もちろん万全の状態でやるので関口君と安芸君には心配しないで戦って欲しいです。俺が戻った時には修斗のお客さんを心を震わせる熱い試合をします」と約束しつつ「修斗の価値を高めるためにRIZINに挑戦しましたけど、他団体の選手に2連敗して、修斗のケージに戻って来て申し訳ないと思っています」と話して頭を下げ「たくさんの人の期待を裏切りましたが、今はチャレンジャーとして新しい気持ちになれています。ギラギラした新井丈でケージに戻ってくる時までもう少しだけ待っていてほしいです。できれば今日怪我で欠場したSASUKE選手の防衛戦と同じ日に戦いたいです。SASUKE選手とは同じ日にデビューしてて。今の修斗を背負えるのは新井丈かSASUKEかでしょ。その2人で揃って防衛戦して、どっちがお客さんの心をつかめるのか、SASUKE選手と勝負したいです」と今後について語っている。